JPS6028992A - ペプチド及びこれを含有する抗精神分裂病薬剤 - Google Patents

ペプチド及びこれを含有する抗精神分裂病薬剤

Info

Publication number
JPS6028992A
JPS6028992A JP58133065A JP13306583A JPS6028992A JP S6028992 A JPS6028992 A JP S6028992A JP 58133065 A JP58133065 A JP 58133065A JP 13306583 A JP13306583 A JP 13306583A JP S6028992 A JPS6028992 A JP S6028992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peptide
met
phe
group
tyr
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58133065A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Yanaihara
矢内原 昇
Nobuo Sugiura
信夫 杉浦
Takashi Hiyama
檜山 隆司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amano Enzyme Inc
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Amano Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Pharmaceutical Co Ltd, Amano Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP58133065A priority Critical patent/JPS6028992A/ja
Priority to DK489683A priority patent/DK489683A/da
Priority to DE8383110768T priority patent/DE3366324D1/de
Priority to EP83110768A priority patent/EP0107860B1/en
Priority to US06/545,994 priority patent/US4517180A/en
Publication of JPS6028992A publication Critical patent/JPS6028992A/ja
Priority to US06/816,071 priority patent/USRE32534E/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なペプチド及びこれを含有する抗精神分裂
病薬に関する。
本明細書において、アミノ酸、ペプチド、保護基、活性
基、その他に関し略号で表示する場合IUPAC,IU
Bの規定或いは当該分野における慣用記号に従うものと
し、その例を次に挙げる。
但しアミノ酸などに関し光学異性体があり得る場合は、
L体、0体及び/又は01体を示すものとする。
Tyr・・・チロシン Met・・・メチオニン Gly・・・グリシン Trp・・・トリプトファン Asp・・・アスパラギン酸 Phe・・・フェニルアラニン Z・・・ベンジルオキシカルボニル基 3oc・・・tert−ブチルオキシカルボニル基Me
−・・メチル基 F3z・・・ベンジル基 O8u・・・コハク酸イミドオキシ基 5LIC・・−HoOCCH12CH2−GO−Glt
・・・HOOC−(CH2)s Co 一本発明のペプ
チドは新規であって、下記一般式%式% (1) 〔式中RはHOOC−A−CO−(Aは低級アま゛たW
はPhe又はNα−低級アルキル−Pheを夫々示す) 上記一般式(1)においてHOOC−A−C0−基にお
けるAで示される低級アルキレン基としては、例えばメ
チレン、エチレン、1−メチルトリメチレン、2−メチ
ルトリメチレン、トリメチレン、テトラメチレン、ペン
タメチレン、ヘキサメチレン等の炭素数1〜6のフルキ
レン基を例示することができる。Wで示されるNα−低
級アルキル−pheにおける低級アルキル基としては、
例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル1、tert−ブチル、ペンチル、ヘキ
シル等の炭素数1〜6のアルキル基を例示すカルボキシ
ル基の置換位置は、オルソ位、メタ位又はパラ位のいず
れであってもよい。尚以下、上記Nα−低級アルキル−
Pheについては、これ等各低級アルキル基の頭文字二
字をpheに付して表示するものとする。従って例えば
低級アルキル基としてメチル基を有するNα−低級アル
キル−PheはrMePheJと、またエチル基を有す
るそれはrEtPheJと表示する。
本発明のペプチドは、優れた中枢神経抑制作用を有して
いる。すなわち、本発明のペプチドは、メチルフエニデ
ート、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン又はメタアンフ
ェタミンの投与により誘発されるマウスの自発運動六進
作用に対して抑制作用を示し、マウスのアポモルフイン
による登撃行動やメタアンフェタミンによる雷同症を抑
制する。
またラットにおける定率強化スケジュール反応を抑制す
る作用を有し、ペンドパルビタール又はへロタン投与に
よるマウス麻酔時mt有意に延長する。更にラットのあ
る脳部位においてドーパミン代謝を六逸し、モノアミン
酸化酵素阻害剤であるバルギリンとし一ドーパ投与によ
って生じる興奮反応に対する試験や所WIL−ドーパ増
強試験において、本発明のペプチドはマウスのL−ドー
パ増強反応を抑制する。すなわち本発明のペプチドは抗
ドーパミン作用を有する。上記以外にも本発明ペプチド
は例えば体温下降作用、痙撃抑制作用、鎮痛作用等を有
している。特に本発明ペプチドは前記の中枢神経抑制作
用が顕著であり、従来の抗精神病薬では効果の見られな
い慢性患者の諸症状、特に自閉的な症状に対して有効で
ある。しかも副作用の点においても従来の抗精神分裂病
薬は動物実験においてカタレプシー惹起作用を発現する
のに対し、本発明のペプチドはカタレプシー惹起作用が
認められないことから、従来の抗精神分裂病薬の副作用
として同類となっている錐体外路性の副作用は発現しな
いと考えられる。従って本発明のペプチドは、精神分裂
病の治療薬として極めて有効である。
上記一般式(1)で表わされる本発明ペプチドは、ペプ
チド合成に通常用いられる方法、具体的には、[′+f
 ペプチド(The PepNdes ) j第1巻(
1966年) (5chrjider and l u
hke著。
Academic Press、 New York 
、 Ll、 S、Δ、〕あるいは「ペプチド合成」 〔
東屋ら著、丸善株式会社(1975年)〕に記載される
如き方法に従い、たとえばアジド法、クロライド法、酸
無水物法、混酸無水物法、DCC法、活性エステル法(
P−ニドOフェニルエステル法、N−ヒドロキシコハク
酸イミドエステル法、シアノメチルエステル法等)、ウ
ッドワード試薬Kを用いる方法、カルボジイミダゾール
法、酸化還元法、DCC/アディティブ(HONB、H
OBt )法、固相法などにより製造できる。
通常一般式(1)のペプチドは、上記した一般のポリペ
プチドの合成法に従い、例えば末端アミノ酸に順次1個
づつアミノ酸を縮合させる所謂ステップワイズ法によっ
て、又は数個の7ラグメントに分けてカップリングさせ
ていく方法によって製造される。より詳細には上記ペプ
チドは、その結合の任意の位置で2分される2種のフラ
グメントの一方に相当する反応性カルボキシル基を有す
る原料と、他方の7ラグメントに相当する反応性アミノ
基を有する原料とを、ペプチド合成の常套手段で縮合さ
せ、生成する縮合物が保護基を有する場合、その保護基
を常套手段で脱離させることにより製造し得る。尚一般
式(1)のペプチドを製造する反応工程でアスパラギン
酸を用いる場合、これは通常保護しておくのが望ましい
場合が多く、最終工程では、通常ペプチドの構成アミノ
酸残基の少なくとも一つが保護された保護ペプチドから
すべての保護基を脱離する。
また上記一般式(1)のペプチドの合成反応工程では、
反応に関与すべきでない官能基は、通常の保護基により
保護され、反応終了後、該保護基は脱離される。更に反
応に関与する官能基は通常活性化される。これ等各反応
方法は公知であり、それに用いられる試薬等も公知のも
のから適宜選択し得る。
アミノ基の保a−とじては、例えばZ、3oc、ter
t−アミルオキシカルボニル、イソボルニルオキシカル
ボニル、p−メトキシベンジルオキシカルボニル、2−
クロル−ベンジルビオキシカルボキシル、アダマンチル
オキシカルボキシル、トリフルオロアセチル、フタリル
、ホルミル、0−ニトロフェニルスルフェニル、ジフェ
ニルホスフィノチオイルなどが挙げられる。カルボキシ
ル基の保護基としては、例えばアルキルエステル(例メ
チル、エチル、プロピル、ブチル、tert−ブチルな
どのアルキルエステル基)、ベンジルエステル、p−ニ
トロベンジルエステル、p−メトキシベンジルエステル
、p−クロルベンジルエステル、ベンズヒドリルエステ
ル、カルボベンゾキシヒドラジド、tert−ブチルオ
キシカルボニルヒドラジド、トリチルヒドラジド等が挙
げられる。
カルボキシル基の活性化されたものとしては、例えば対
応する酸クロライド、酸無水物又は混合酸無水物、アジ
ド、活性エステル(ペンタクロロフェノール、p−ニト
ロフェノール、N−ヒドロキシサクシンイミド、N−ヒ
トOキシベンズトリアゾール、N−ヒドロキシ−5−ノ
ルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド等とのエステ
ル)等が挙げられる。尚ペプチド結合形成反応は、縮合
剤例えばジシク0へキシルカルボジイミド、カルボジイ
ミダゾール等のカルボジイミド試薬やテトラエチルピロ
ホスフイド等の存在下に実施し得る場合もある。
本発明の一般式(1)で表わされるペプチドは、そのN
末端にアシル基(Suc、 Glt、 Pht等)が位
置し、α−7ミノ基がマスクされたものであり、かかる
ペプチドはより好ましくは、予め前記各種方法に従い一
般式 %式% (3) (式中R及びWは前記に同じ) で表わされるペプチドを合成した後、これを硫酸エステ
ル化反応させてTyr基をTVr(SOsH)基とする
方法により製造するのがよい。すなわちこの最終段階で
硫酸エステル化反応を行なう方法によれば、前記各種方
法に従いまイ保護基を有する中間物質を製造後、これに
硫酸エステル化反応を行ない、引き続き脱保護反応、更
にアシル化反応、ペプチド鎖延長反応を行なう方法に比
し、硫酸エステル結合の分解を最少に抑え、副生物を少
なくする利点があり、より高い収率と高純度の製品を収
得できる利点がある。
上記硫酸エステル化反応は、それ自体既に公知であり、
通常の硫酸化反応試薬、例えばピリジン−無水硫酸複合
体(H,C,Re1tz et al、、J。
Ai、ChatSoc、、68 .1031 (194
6) )を用いて行なうことができる。より具体的に例
えば上記一般式(3)のペプチドをジメチルホルムアミ
ド、ピリジン等の不活性溶媒に溶解し、これに約10倍
量のピリジン−無水硫酸複合体を添加し反応させる方法
によって行なわれる。反応は最初低温で行ない、その後
室温にて15〜20時間行なうのが好ましい。
かくして得られる一般式(1)で表わされる本発明ペプ
チドは、通常の方法に従い脱塩・精製することができる
。該精製方法としては、例えばDEAE−t−ルロース
等のイオン交換クロマトグラフィー、セファデックスL
H−20,セファデックスG−25等の分配クロマトグ
ラフィー、0DS−シリカゲル等の逆相クロマトグラフ
ィー、シリカゲル等の順相クロマトグラフィー、島速液
体クロマトグラフィー等を例示することができる。
また特公昭58−22474号公報に示される方法、す
なわち硫酸エステル化反応液を濃縮し、その残渣にメタ
ノール、ブタノール、エタノール、ジメチルホルムアミ
ド、水等の溶媒及びカルシウム、亜鉛等の二価金属水溶
性塩の水溶液を加えて、ペプチドアミドスルフェートエ
ステルを二価金属塩として安定化し、同時に未反応ピリ
ジン−無水硫酸複合体より生ずる硫酸を不溶性の1il
Il二価金属塩として沈澱除去した後、精製する方法も
硫酸エステルの安定化及び副反応防止のため好適な方法
である。
また本発明の一般式(1)で表わされるペプチド中、W
がNa−低級アルキル−Pheであるペプチドの製造の
ための対応するNa−置換アミノ酸は、例えば以下の如
くして製造することができる。
即ち該アミノ酸はNa−保護アミノ酸、例えば7−Ph
e−OH等を適当なりラウンエーテルの存在下に、水素
化カリウム、水素化ナトリウム等と反応(約O℃、1時
間前後)させ、次いで得られる反応物に適当なハロゲン
化アルキル、例えば沃化メチル、沃化エチル等を反応(
約O℃、30分前後滴下後、2日間撹拌)させることに
より収得される。また上記Nα−置換アミノ酸中、置換
基がメチル基である化合物は、例えばアミノm(Pl+
e)とベンズアルデヒドとの反応により得られるシッフ
塩基を適当な還元剤例えばNa BH4等で処理し、N
−モノベンジルアミノ酸とした後、これに蟻酸及びホル
ムアルデヒドを作用させ、パラジウム触媒等を用いた水
素添加接触還元反応を行なうことによっても収得するこ
とができる。(P。
Quitt et al、、l−1elv、Chim、
Acta、、 46 。
327 (1963)参照〕。
斯くして得られる一般式(1)のペプチドは、必要によ
り医薬的に許容され得る塩、例えばナトリウム、カリウ
ム等のアルカリ金属塩、カルシウム等のアルカリ土類金
属塩、トリエチルアミン、アンモニウム等のアミン塩等
とすることができる。
本発明の上記一般式〈1)で表わされるペプチド又はそ
の塩を有効成分とする抗精神分裂病薬剤は、通常公知の
製剤的担体と共に製剤組成物の形態とされる。担体とし
ては使用形態に応じた薬剤を調製するのに通常使用され
る充填剤、増量剤、結合剤、付湿剤、崩壊剤、表面活性
剤等の希釈剤あるいは賦形剤を例示できる。
上記抗精神分裂病薬剤の投与単位形態としては各種の形
態を治療目的に応じて選択できる。その代表的なものと
しては錠剤、乳剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤
、カプセル剤、坐剤、注射剤(液剤、懸濁剤等)、軟膏
剤、0腔投与剤等、好ましくは坐剤、注射剤、鼻腔投与
剤等を例示できる。錠剤の形態に成型するに際しては、
担体として例えば乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ
糖液、尿素、デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、結
晶セルロース、ケイ酸等の賦形剤、水、エタノール、プ
ロパツール、単シロップ、ブドウ糖、デンプン液、ゼラ
チン溶液、カルボキシメチルセルロース、セラック、メ
チルセルロース、リン酸カリウム、ポリビニルピロリド
ン等の結合剤、乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、
カンテン末、ラミナリア末、炭酸水素ナトリウム、炭酸
カルシウム、ツウイン、ラウリル硫酸ナトリウム、ステ
アリン酸モノグリセリド、デンプン、乳糖等の崩壊剤、
白糖、ステアリン、カカオバター、水素添加油等の崩壊
抑制剤、第四級アンモニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリ
ウム等の吸収促進剤、グリセリン、デンプン等の保湿剤
、デンプン、乳糖、力・オリン、ベントナイト、コロイ
ド状ケイ酸等の吸着剤、精製タルク、ステアリン酸塩、
ホウ酸末、マク0ゴール、固体ポリエチレングリコール
等の滑沢剤等を使用できる。乳剤の形態に成形するに際
しては、担体として例えばブドウ糖、乳糖、デンプン、
カカオ脂、硬化植物油、カオリン、タルク等の賦形剤、
アラビアゴム末、トラガント末、ゼラチン、エタノール
等の結合剤、ラミナリア、カンテン等の崩壊剤等を使用
できる。更に錠剤は必要に応じ通常の剤皮を施した錠剤
例えば糖衣錠、ゼラチン被包錠、腸溶被錠、フィルムコ
ーティング錠あるいは二重錠、多層錠とすることができ
る。
坐剤の形態に成形づるに際しては、担体として例えば、
ポリエチレングリコール、カカオ脂、高級アルコール、
高級アルコールのエステル類、ゼラチン、半合成グリセ
ライド等を使用できる。注射剤として調製される場合に
は液剤、乳剤及び懸濁剤は殺菌され且つ血液と等張であ
るのが好ましく、これら液剤、乳剤及び懸濁剤の形態に
成形するのに際しては、希釈剤としてこの分野に於いて
慣用されているもの例えば水、エチルアルコール、プロ
ピレングリコール、エトキシ化イソステアリルアルコー
ル、ポリオキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキ
シエチレンソルビツ1〜、ソルビタンエステル等を使用
できる。なおこ−の場合等歪性の溶液を11製するのに
充分な量の食塩、ブドウ糖あるいはグリセリンを薬剤中
に含有せしめてもよく、また通常の溶解補助剤、緩衝剤
、無痛化剤、保存剤等を更に必要に応じて着色剤、保存
剤、香料、風味剤、甘味剤等や他の医薬品を本発明薬剤
中に含有せしめてもよい。
本発明の抗精神分裂病薬剤中に含有させるべき一般式(
1)のペプチド又はその塩の岳は特に限定されず広範囲
に適宜選択されるが、通常全組成中1〜70!ffi%
とするのがよい。
また上記抗精神分裂病薬剤は、その使用に際し特に制限
はなく各種形態に応じた方法で投与される。例えば錠剤
、乳剤、液剤、v3濁剤、乳剤、顆粒剤及びカプセル剤
の場合には経口投与され、注射剤の場合には単独である
いはブドウ糖、アミノ酸等の通常の補液と混合して静脈
内投与され、さらに必要に応じて単独で筋肉内、陵内、
皮下若しくは腹腔的投与され、坐剤の場合には直腸内投
与される。またの腔投与剤の場合には内腔に投与される
本発明の抗精神分裂病薬剤としての投与量は使用目的、
症状等により適宜選択され、通常一般式(1)のペプチ
ド又はその塩を1日当り約4μQ〜2 mQ/ kQ程
度含有する製剤組成物を目的に応じて1〜2週間に1回
又は1日に3〜4回に分けて投与すればよい。 二 以下、本発明ペプチドの製造例を実施例として挙げる。
尚各個におけるアミノ酸で光学異性体があり得る場合は
、すべて1体を示すものとする。
実施例°1− 8ue−Tyr(SO3H) −Met−Guy−Tr
p −Met−Ali+1−Me Phe−NH2の製
造(1) Me Phe−NH2の合成 この方法はクイツト(P、 Quitt)らの方法(H
elv、Chim、Acta、46.327 (196
3) )に従って行なった。即ち、Phel 6.50
(0,1モル)を2N NaOH水溶液50r、Qに溶
解し、これに水冷下ベンズアルデヒド10.1−を添加
し、約10分間撹拌して液を均一とした。
得られる反応液にNa BH,1,141Jを、15℃
以下に保ちつつ、中口ずつ添加し、30分間撹拌した。
更にベンズアルデヒドとNa BHzの添加量をそれぞ
れ上記の半白にして、上記操作を3回繰り返した。反応
液を2詩間撹拌した後、エーテルで洗浄し、水槽を水冷
下、IN HCQで中和し、析出した沈澱を枦取乾燥し
た。ジメチルホルムアミド(DMF)50四−メタノー
ル20〇−より再結晶して、Na−ベンジル−フェニル
アラニン(Bz−Phe)20.73o (収率81.
2%)を得た。
111250〜253℃ [α]D=+20.2° (C=1.0.2NNa O
H) 元素分析値(C+ e H+ v NO2として)CH
N 計算値(%) 75.27. 6.71. 5.49測
定値(%) 75.19. 6.67、 5.50上記
Bz −Phel 2.77Qに、11m116.8−
及び37%ホルムアルデヒド15.0−を加え、加熱3
!流したく110℃、4時間)。反応液を放冷後、減圧
濃縮し、残渣に水を加えて析出した沈澱を枦取し、更に
熱水200−より再結晶してN−ベンジルーN−メチル
・フェニルアラニン(Bz −Me Phe)12.8
6g (収率95.5%)を得た。
m1214〜215℃ [α]D=−8.7° (C=1.0.2NNa OH
) 元素分析値(C+ 7 H+ o NO’2として)C
HN 計算値(%) 75.81. 7.11. 5.20測
定値(%) 75,78. 7,05. 5.15上記
BZ −Me Phel 2.6ectを、酢酸120
−及びIN HG947−に溶解し、10%パラジウム
−炭素触ts5.0!lIを加えて、水素′接触還元を
行なった(室温8時間)。触媒を枦去後、炉液を減圧l
縮し、エタノール(50回)−エーテル(500絨)よ
り結晶化してMephe7.93++ (収率94.1
%)を得た。
mp225℃ [αID =+49.3° (C−1,1NNa OH
) 元素分析値(C+ o H+ 3 NO2として)CH
N 計算値(%) 67.02. 7,31. 7.82測
定値(%) 66.87. 7,41. 7.68上記
Me Phe7.88o (0,044モル)を、メタ
ノール中、−20〜−30℃に冷却し、塩化チオニル5
.76gをゆっくり滴下し、〒混で一晩撹拌後、減圧a
mし、メタノール−エーテルより結晶化させてMe P
he OCH3(塩酸塩)9.67Q@:得た。
5p143〜145℃ [αID−+16.4° (C−2、H2O)元素分析
値(C+ LH+ s NO2CQとして)CHN 計算値(%) 57,52. 7.02. 6.10測
定値(%) 57.37. 7.18. 6.16該メ
チルエステル9.19oをメタノールに溶解させ、ドラ
イアイス−エタノール冷却下、アンモニアガスを1時間
通気し、密栓した後、室温で2日間静置した。次いで溶
媒を減圧留去し、残漬をエーテルより結晶化させてMe
Phe−N825.72(+を得た(収率80.2%)
e+p155〜157℃ [α]D=+28.6° (C−1、メタノール)元素
分析値(C+。H+ t N20として)CHN 計[I(%) 67.39. 7.92. 15.72
測定値(%) 67.83. 7.99. 15.68
(2) Z−Asp(OBz ) Me Phe−NH
2の合成 Z−Asp(OBz )−0H16,08oをテトラヒ
ドロフラン(THF)50−に溶解させ、−20℃に冷
却し、これにN−メチルモルホリン4.95mg+及び
イソブチルクロロホルメイト5.941110を添加し
、生成した混合酸無水物を、上記(1)で得たMe P
he−NH25,34Qのジメチルホルムアミド(DM
F)50mQ (t−リエチルアミン4.2四を含む)
溶液中に添加し、0℃で30分、次いで室温で1時間撹
拌した。溶媒を減圧留去し、残渣に酢酸エチル300I
Il12を加えて抽出し、1N−クエン酸、飽和食塩水
、飽和炭酸水素ナトリウム溶液及び飽和食塩水(それぞ
れ300m12.3回)で順次洗浄し、有機層を無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去後、残渣をクロロ
ホルム50mQに溶解させ、シリカゲルカラム(4X2
8Cml)クロマトグラフィーで精製した。
得られた分画を減圧濃縮し、メタノール−水より結晶化
させてZ−Asp(OBz ) −Me Phe −N
H911,99g (収率77.2%)を得た。
■p 131〜133℃ [αID−−91,1° (C=1、DMF)元素分析
値(・C2o H3+ Ns Os”として)CHN 計算値(%) 67.30. 6.04. 8.12測
定値(%) 67.38. 6.23. 8.05(3
) Boc−Met−Asp−Me Phe−N+2の
合成 上記(2)T−またZ−Asp−Me Phe−N+2
6.450 (0,0125モル)を、1N塩酸12.
5四を含むメタノール200−中で、10%パラジウム
−炭素触媒2.2gを用いて水素接触還元した(室温、
6時間)。触媒を枦去後、溶媒を留去して得た脱保護ジ
ペプチドに、13oc−Met−OH3,74gを上記
(2)と同様にして縮合反応させた(0℃で10時間、
40℃で1分間、室温で20分間撹拌)。反応液を減圧
濃縮し、酢酸エチル抽出後、メタノール−エーテルより
結晶化させて、3oc−Met−AS+)−Me Ph
e −N+24.50Q (収率68.8%)を得た。
11094〜96℃ [α]D= 75.76 (C=1.DMF)元素分析
値(C2t Ha s Nt 07 Sとして)CHN 計算値(%) 54,95. 8.92. 10.68
測定値(%) 54.85. 6.7’l、10.26
(4) Boc−Trp−Met−Asp−Mcphe
−N+2の合成 上記(3)で得た3oc−Met−Asp−Me Ph
eNH21,73G (0,0033モル)にエタンジ
チオール0.2−を含むトリフルオロ酢酸5鵬を加え、
空温で30分間放置後、無水エーテル100−を加えて
析出固体をIP取乾燥した。
上記で得た脱保護トリペプチドをD M F 50 y
Aに溶解し、これにトリエチルアミン0.46+l11
2を加えて中和し、更にBoa−Trp−O3u 1.
99Gを添加し、室温で−@撹拌した。反応液を減圧濃
縮し、残渣に1N−クエン酸を加えて固化させ、水洗後
、エタノールより結晶化させて[3oc −T rl)
−Met−ASD−Me Phe−N+21 、54(
1(収率65.6%)を得た。
s+p138〜140℃ 元素分析値(C35HL6Ns Os Sとして)CH
N 計算値(%) 59.14. 6.52. 11.82
測定値(%) 59.01. 6.49. 12.06
(5) Boc−Met−Gly−Trp−Met−A
sp−MePhe−NH9!の合成 上記く4)で得た13 oc −T rp −M et
 −A S9−Me Phe−N+21 、20(1(
1、7ミリモル)を、上記(4)と同様にしてトリフル
オロ酢酸を用いて脱保護した。
一方Boc−Met−Gly NHNH20,8179
のDMF20ml?溶液を一20℃以下に冷却し、これ
に6N HCQ−ジオキサン2.13mQ及び亜硝酸イ
ソアミル0.361Qを添加してアジド化合物とした。
更にトリエチルアミン1.75m1l)を添加して中和
した混液を、上記脱保護テトラペプチドとトリエチルア
ミン0.24−のDMF20−溶液に移し、−20℃で
2時間及び4℃で17時間降拌し得られた反応液に、上
記(4)と同一処理を行なうことにより、B oc −
M et −G ly −”rrp−vet Asp 
Me Phe−N+2o、97Q(収率63.5%)を
得た。
mp134〜136℃ 元素分析値(Ca 2H5s N80+ o 32とし
て) I−IN 計算1(%) 5G、11. 6.50. 12.46
測定値(%) 55.95. 6.47. 12.43
(6) Boc−Tyr−Met−Gly−Trp−M
et −A!ill−Me Phe−N+2の合成上記
(5)で得たB QC−M et −G +y−T r
D−Met−ASII−Me Phe−N+20.88
!J(0,98ミリモル)と、B oc −T、yr−
OS uO,74Qとを、上記(4)と同様にして綜合
反応させ、得られた生成物をメタノール−エーテルより
再結晶してB QC−T Yr −M et −G n
−M et −ASp−Me Phe N+20.89
0 (収率85.5%)を得た。
5p145〜147℃ 元素分析値(Cs + He 7 N+101282と
して) CHN 計算値(%) 57.67、 6.36. 11.87
測定値(%) 57.43. 6.17. 11.61
(7) Suc−Tyr−Met−Gly−Trp−M
et−ASI)−Me Phe −N H,!の合成上
記(6)で得たB oc−T yr−M et−G 1
y−7rp Met−ASI)Me Phe−NH20
,89(1(0,84ミリモル)を、エタンジチオール
0.2舗及びアニソール0−4−の存在下トリフルオロ
酢酸3−に溶解させ、室温で30分間放置した。次いで
無水エーテル100−を加えて析出する固体を計数乾燥
した。これをトリエチルアミン0.121Qを含むDM
F20mQに溶解させ、氷冷下、無水コハク1!0.1
68oを添加し、4℃で17時間撹拌後、溶媒を減圧留
去し、残漬を1N−りiン酸にて固化させ、水洗後、メ
タノール−エーテルより結晶化させてS uc −T 
yr −M et −Gly 7rp 1ylet A
sp−Me Phe−NH20,68Q (収率70.
8%)を得た。
ff111143〜145℃ 元素分析値(C5o He a H901s S2とし
て) CHN 計算値(%) 56.54. 5.98. 11.87
測定値(%) 56.31. 6.19. 11.89
(8) 5uc−TVr(SO3H)−Mej−Gly
−Tr+)−Met−Asp−Me phe−NH2の
合成 上記(7)で得たS uC−T Vr−M et−G 
IV−’rrp Met−ASD [e Phe NH
20,57Q(0,5ミリモル)を、DMF13鵬及び
ピリジン1−に溶解させ、水冷下ピリジンー無水硫酸複
合体(アルドリッチ社製)0.800 (5,0ミリモ
ル)を添加し、0℃で30分間、次いで室温で17時間
撹拌した。反応液を減圧濃縮し、残漬に0.05M*I
!アンモニウム水溶液50請を加え、アンモニア水でp
Hを8.5に調製し、この溶液をDEAE−セルロース
カラム(4X12cm、ブラウン社製)クロマトグラフ
ィーにより精製し、0.05M炭酸アンモニウム−炭酸
水素アンモニウム緩衝液(1)88.5)1.59で吸
着、洗浄後、0.3M−同am液(D H8,5)2Q
で溶出させた。波長278n11の紫外線吸光度を測定
し、該当する両分を集め、溶媒を濃縮し、凍結乾燥を繰
返してS’uc−TVr(SOs H) −vet−G
ly −”rrp 1ylet ASD 1yle P
he NH237410(収率65.5%)を得た。得
られたペプチドを以下「ペプチドA」と称する。
元素分析値(C5o Ha s No Ot e Ss
 ・NH3・4H20として) CHN 計算値(%) 48.77、 5.52. il、37
測定値(%”) 48.55. 5.6B、11.55
戒分解によるアミノ酸分析値 ASI3 1.02 (1)、Gly 0099 (1
)lVN3t−1,92(2)、TYr 1.06 (
1)赤外線吸収スペクトル分析 105ocl−’に硫酸エステルに特異的なピークが認
められる。
実施例3 Suc−TVr(SOa H) vet−Gly 、T
rp−Mej−ASD−Phe−NH2の製造(1) 
BOC−TVr−Met−GIV−Trll−Met−
Asp−Phe−NH2の合成 り OC−M et−G IV−T rl)−M et
−A SD−P he−NH2(110195〜197
℃、[α]D=−30,00(C=lDMF)、元素分
析値(C4+ Hs s No O+ o 82として
)、計算値(%) C55,64,1−16,38,N
12.66 、測定値(%)C55,85,H6,55
,N12.54 : M、 A、 0ndettiet
 al、、Journal of the Ameri
canChemical 5ociety、92. 1
95(1970)参照)の14.1611 (0,01
6モル)を、エタンジチオール0.4WIJ及びアニソ
ール0.8mGを含むトリフルオロ酢酸30戒で処理し
く室温、30分間)、無水エーテル300mGを加え、
析出固体を計数乾燥した。得られた脱保護へキサペプチ
ドをDMFloo−に溶解し、水冷下、トリエチルアミ
ン2.24−を添加し、更に30C−TVr−08u 
12.48Ωを加えて、室温で一晩撹拌した。溶媒を減
圧留去し、残渣に1Nクエン酸を加えて固化させ水洗後
、メタノール1oo−より結晶化させてB OC−T 
Vr −M et −G +y −T rp−Met−
Asl)−Phe−NH211,8811(収率70.
8%)を得た。
mp183〜187℃ [(Z]D−−25,8° (C−1、DMF)元素分
析値(C5o Hs 5Ncr O+ 2 S2 トシ
て) CHN 計算値(%) 57.29. 6,25. 12.03
測定値(%) 57,09. 6,38. 11.96
酸分解によるアミノ酸分析値 ASD 1.03 (1)、Gly 0.9+3 (1
)Met 1.87 (2)、 TVr 1.05 (
1)phむ 1.00(1) (参考文献:M、 Bodanszky et al、
、Journalof Medicinal chea
istry、2−Ω−く 8 ) 。
1047 (1977))。
(2) Suc−Tyr−Met−Gly−Trp−M
et−A SD −P he −N H2の合成上記(
1)で得た保護へブタペプチド 4.193o (4,0ミリモル)を実施例1の(7)
と同様にして、無水コハク酸0.801++と反応させ
、得られた生成物をメタ4−ル50前より再結晶して、
S LIC−T Vr −M et −G +y−T 
rD−Met−ASD−Phe−NH22,98!If
 (収率71.1%)を得た。
aIp 196〜197℃ [α]D−−30.2° (C=1、DMF)元素分析
値(Ca 9 He + NQ 01382 ・H2O
として) HN 計算値(%) 55.20. 5.96. 11.82
測定値(%) 55.19. 5.99. 11.63
(3) Sue−TVr(SO3H)−Met−Gly
−T rD M ej −A Sp −P lie N
 H2の合成上記(2)で得た3 uc −T yr 
= M et −G Iy −TrD Met ASD
 Phe−N822.100 (2ミリモル)をDMF
50−及びピリジン511flに溶解さ「、水冷下ピリ
ジンー無水硫酸複合体3.18(+ (20ミリモル)
を添加し、0℃で30分間、次いで室温で17時固撹拌
した。得られた反応液を実施例1の(8)と同様にCて
、DEAE−セルロースカラム(5x15cm)クロマ
トグラフィーにより精製し、凍結乾燥品として1.69
9a (収率75.3%)の5uc−Tyr(S−Os
 H) −Met−GIV Trp−Met−ASp−
phe−NH2を得た。このペプチドを以下「ペプチド
B」と称する。
[α]D−−23.3’ (C−1,1NNHs) 元素分析w1(CtoHe+N90+sS3”NH3・
4H90として) HN 計算−値(%) 47,68. 6,12. 12.4
8測定値(%) 47,94. 5.83. 12.3
8酸分解によるアミノ酸分析値 Asp 1.03(1)、GIV O,99(1)Me
t 1.98 (2)、Tyr 1.00 (1)Ph
e O,99(1) 赤外線吸収スペクトル分析: 1050c「1実施例3 Glt−TVr(SO3H)−Met−Gly−Trp
−Met−ASI) Phe−NH2の製造(1) G
lt−TVr−Met−GIV−Trl)−Met−A
SD −Phe −N H2の合成 実施例2の(1)で得られた保護へブタペプチド4゜1
93g (4,0ミリモル)を、無水グルタルalo、
913gを使用して、実施例1の(7)と同様な操作に
より反応させた。得られた生成物をメタノール5011
1111より再結晶して、Glt−丁yryet−GI
V Trp Met−ASII Phe−NH23,0
6o (収率72.0%)を得た。
園p 186〜188℃ [α]D=−26.3’ (C=1、DMF)元素分析
1itl(CsoHs3NoO+382・H2Oとして
) CHN 計粋値(%) 55.59. 6.06. 11.67
測定値(%) 55.89. 6.13. 11.32
(2) Glt−TVr(SOa H)−Met−Gl
y−TrE)−Met−Asp−Phe−NHzの合成
上記で得たG It −T yr −M et −G 
Iy −T rp −Met−ASD−Phe−NH2
2,66(1(2,5ミリモル)を、DMF63−及び
ピリジン6、311111に溶解させ、水冷下ピリジン
ー無水硫酸複合体3.98a (25ミリモル)を添加
し、0℃で30分間、次いで室温で17時間撹拌した。
得られた反応液を実施例1の(8)と同様にしてDEA
E−セルロースカラム(5X16Cm)り0マドグラフ
イーにより精製し、凍結乾燥品として1.8B2Q (
収率65.9%)のGlt−TVr(503H) Me
t−Gly−TrEl−vat−ASD−phe−’N
H2を得た。このペプチドを以下「ペプチドC]と称す
る。
[αID−−21,66(C=1.1NNHL) 元素分析値(Cs o He 3NGI O+ 6Sa
 ・NHs ・4H20として) CHN 計算値(%) 48.77、 6,06. 11.37
測定値(%) 48.92. 5.7g、11.43酸
分解によるアミノ酸分析値 AS+1 1.04 (1)、Gly O,98(1)
Met 1.99 (2>、Tyr 1,00 (1)
Phe 1.00 (1) 赤外線吸収スペクトル分析: 1050cm−’実施例
4 Pht−TVr(SOs H) −Met−GIV−T
rl)−Met ASEI Phe NH2の製造(1
) Pht−TVr−Met−GIV−TrD−Met
−ASD Phe−NHeの合成 実施例2の(1)で得られた保護へブタペプチド4.1
9311 (4,0ミリモル)を、実施例1の(7)と
同様にして無水フタル酸i、’+s5゜を用いて反応さ
せた。得られた生成物をメタノール50m+より再結晶
して、p h6− Tyr −M et −Gly T
rD−Met−ASD Phe NHI! 3.14g
 (収率71.6%)を得た。
mp180〜182℃ 元素分析1!(Cs s Hs + No O+ a 
Be ・H2Oとして) CHN 計算値(%) 57.13. 5.70. 11.31
測定値(%) 57.27. 5.93. 11.11
(2) Pht−TVr(S()sH) vet−Gl
y−”rrp−Met−ASD−Phe−NH2(D合
成上記で得たP ht−T yr −M et−G l
y −T rp−Met ASD Phe NH22,
192g (2,0ミリモル)を、DMF50−及びピ
リジン5−に溶解させ、水冷下ピリジンー無水硫酸複合
体3.18o (20ミリモル)を添加し、0℃で30
分間、次いで室温で17時間撹拌した。得られた反°方
液を実施例1の(8)と同様にしてDEAE−セルロー
スカラム(5x15cm)クロマトグラフィーにより精
製し、凍結乾燥品として1.3440 (収率57.1
%)のP 1lt−T Vr(SOs H) Met−
Gly Trp−Met−ASE) −phe−NHa
を得た。このペプチドを以下「ペプチドDJと称する。
[α]り−−26.6° (C=1.1NNHs) 元素分析値(Cs s Hs + NQ 016S3・
NHs ・4H20として) CH’N 計算値(%) 50.31. 5,73. 11.07
測定1i11(%) 50.48. 5.36. 11
.15酸分解によるアミノ酸分析値 Asp 1.07(1)、Glv 1.00(1)Me
t 1.99 (2)、Tyr O,99<1)Phe
 O,99(1) 赤外線吸収スペクトル分析: 1050ar’以下本発
明ペプチドにつき行なった薬理試験例を挙げる。
〔薬理試験I〕
ラットにおける定率強化スケジュール20(FR20)
反応・に対する作用 この試験は通常の方法(Ahlenius S、 an
dEnael J、、Eur、 J、 Pharm、、
Vo115゜187〜192 (1971))により行
なわれた。
即ち予め、ウィスター系雄性ラット(体重240〜32
0g)をスキナーボックスくバイオメゾイカ社製、ボッ
クス内レバーを押すと、餌が与えられるように作成され
たボックス)に入れ、餌の取得法を学習馴化し、安定し
たFR20反応を示すラットを1群4匹からなる群に分
けた。
供試化合物の所定量を含む生理食塩水<1mM−の炭酸
水素ナトリウムを含有する)の0.111111/10
0oを各群ラットに夫々皮下注射(対照群には上記炭酸
水素ナトリウム含有生理食塩水のみを投与)し、投与1
5分後、試験ラットなスキナーボックスに入れ、20分
間に何回餌を取得するを計数し、対照群ラットの取得し
た回数を100として、各供試化合物投与群における餌
取得回数が50となる投与量をめ、これをEDsoil
とした。得られた結果を供試化合物毎に下記第1表に示
す。
第 1 表 上記第1表より、本発明ペプチドは、CCK−8に比し
、より生鰻の投与で、ラットにおける定率強化スケジュ
ール20反応を一抑制することが判る。この反応は抗精
神分裂病薬で特異的に抑制されることが知られており、
従ってこのことから本発明ペプチドが抗精神分裂病作用
を有することが確認できる。
C薬理試験■〕 メチルフエニデート投与により誘発される運動l亢進に
対する抑制作用 ICR系雄性マウス(体重24〜30g)を、1群10
匹づつの群に分け、各群マウスにメチルフエニデート1
0m<1/に!Jと共に各供試化合物の夫々所定量を1
1Ω/−の炭酸水素ナトリウムを含む生理食塩水溶液の
形態でそれぞれ0.112/10Q皮下投与し、投与1
時間後の試験動物の運動量亢進を観察した。運動量°亢
進の測定は、小°動物運動J12+1定装詔(動物が動
くことにより重心を変化させてマイクロスイッチを作動
し、これにより、運動量を測定する装置、日薬理誌、7
4.629〜639 (1978)参照)を用いて行な
った。
対照群として供試化合物無添加群を作成し、その運動1
i1六進の測定結果を100とし、各供試化合物投与群
の結果が50となる供試化合物濃度をめ、これをEDs
o値とした。得られたEDs。
値を下記第2表に示す。
第 2 表 上記第2表より、本発明ペプチドはいずれもCCK−8
に比し、強い運動懲A進の抑制作用を示すことが明らか
であり、殊にペプチドA、B及びCは上記抑制効果が非
常に顕著であることが判る。
〔薬理試験■〕
アポモルフインによる登伊行動に対する効果ddv系雄
性マウス(体重20〜30g)を用い、一群10匹とし
て実験を行なった。直径2IIIIlの棒を1゛0−1
の間隔で垂直にはりめぐらした直径12C−1高さ14
c■の円筒形の個別ケージにマウスをいれ2時間放詣し
た。各供試化合物の所定量を含む生理食塩水(1MmQ
の炭酸水素ナトリウム含有)又は対照群として上記生理
食塩水のみの夫々0.1111Q/10(+を各群マウ
スに皮下投与し、その30分後にアスコルビン酸を含有
する生理食塩水溶液の形態のアポモルフイン0.75a
Mkoを皮下投与した。アポモルフイン投与#a10分
、15分、20分、25分、30分、35分及び40分
目からそれぞれ1分間各試験動物の行動を観察し、この
7回の観察結果を下記スコアに従い評価し、得られたス
コアを合計した。尚試験はすべて防音室内で行なった。
スコア O:四肢とも床につけている 1:前肢を棒にかけている 2:三本以上の肢5が棒にかかつているまた統計学的処
理にはスチューデントのt試験を使用した。結果を下記
第3表に示す。
第 3 表 上記第3表より本発明ペプチドは、いずれもCCK−8
に比し有意に登賭行動を抑制することが明らかである。
(以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 一般式 %式% C式中RはHOOC−A−CO−(Aは低級アまたWは
    Phe又はNα−低級アルキル−pheを夫々示す) で表わされるペプチド及びその塩。 ■ 一般式 %式%) (式中RはHOOC−A−CO−(Aは低級アまたWは
    phe又はNα−低級アルキル−pheを夫々示す〕 で表わされるペプチド又はその塩を有効成分として含有
    することを特徴とする抗精神分裂病薬向。
JP58133065A 1982-10-27 1983-07-20 ペプチド及びこれを含有する抗精神分裂病薬剤 Pending JPS6028992A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58133065A JPS6028992A (ja) 1983-07-20 1983-07-20 ペプチド及びこれを含有する抗精神分裂病薬剤
DK489683A DK489683A (da) 1982-10-27 1983-10-25 Fremgangsmaade til fremstilling af peptider
DE8383110768T DE3366324D1 (en) 1982-10-27 1983-10-27 Peptides, process for preparing the same and psychodepressant compositions containing the same
EP83110768A EP0107860B1 (en) 1982-10-27 1983-10-27 Peptides, process for preparing the same and psychodepressant compositions containing the same
US06/545,994 US4517180A (en) 1982-10-27 1983-10-27 Peptides, process for preparing the same and psychodepressant compositions containing the same
US06/816,071 USRE32534E (en) 1982-10-27 1986-01-03 Peptides, process for preparing the same and psychodepressant compositions containing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58133065A JPS6028992A (ja) 1983-07-20 1983-07-20 ペプチド及びこれを含有する抗精神分裂病薬剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6028992A true JPS6028992A (ja) 1985-02-14

Family

ID=15096009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58133065A Pending JPS6028992A (ja) 1982-10-27 1983-07-20 ペプチド及びこれを含有する抗精神分裂病薬剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6028992A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62148778A (ja) * 1985-12-24 1987-07-02 鹿島建設株式会社 免震構造と非免震構造の複合構造物
JPS62228100A (ja) * 1985-12-19 1987-10-06 アストラ・アーベー 硫酸エステル基を有するペプチド
JPH0517025U (ja) * 1991-08-23 1993-03-05 幸作 中野 耐震用基礎構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62228100A (ja) * 1985-12-19 1987-10-06 アストラ・アーベー 硫酸エステル基を有するペプチド
JPS62148778A (ja) * 1985-12-24 1987-07-02 鹿島建設株式会社 免震構造と非免震構造の複合構造物
JPH0517025U (ja) * 1991-08-23 1993-03-05 幸作 中野 耐震用基礎構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4499081A (en) Peptide compounds
JPH0229080B2 (ja)
EP2427475B1 (en) High penetration prodrug compositions of peptides and peptide-related compounds
JPS62500594A (ja) 生物学的活性キサンチン誘導体
NO317990B1 (no) Celleadhesjonsinhibitor samt farmasoytiske sammensetninger inneholdende denne
JPS61189298A (ja) 新規オリゴペプチジルアルギニノール誘導体
JPH06501950A (ja) 環状ペプチド、その調製法およびその薬理組成物としての使用
JP2001504453A (ja) 改変カンプトテシン誘導体からの複合糖質(20―o―結合)
ES2361921T3 (es) Inhibidores duales antitrombóticos que comprenden un residuo de biotina.
HU199879B (en) Process for producing hexapeptides and pharmaceutical compositions comprising same as active ingredient
US7060678B2 (en) Peptides comprising furanoid sugar amino acids for the treatment of cancer
US4517180A (en) Peptides, process for preparing the same and psychodepressant compositions containing the same
JPS6028992A (ja) ペプチド及びこれを含有する抗精神分裂病薬剤
JPH0390098A (ja) 薬理学的活性ペプチドおよびそれを含有する製薬的製剤
CN104974221A (zh) 二肽及三肽类蛋白酶体抑制剂及其制法和药物用途
JPS5951935B2 (ja) 新規なペプチドおよびその製造法
EP0156063A2 (en) Hypoglycaemic tetrapeptides
US4559360A (en) Cysteine derivatives, a process for their preparation, and pharmaceutical compositions which contain them
CN107619428A (zh) 鸟氨酸与门冬氨酸二肽化合物的酰化衍生物及其应用
JPS5858342B2 (ja) ドパミン誘導体およびドパミン誘導体を含有する医薬
EP0758342A1 (de) Neuer peptidischer wirkstoff und dessen herstellung
JP2714425B2 (ja) ポリペプチド
JPS5978151A (ja) 新規ペプチド及びこれを含有する抗精神分裂病薬剤
JP4493891B2 (ja) エキノカンジンの新誘導体、それらの製造方法及びそれらの抗菌剤としての使用
JPS62501147A (ja) ヒト白血球エラスタ−ゼのアミノ酸阻害剤及びペプチド阻害剤