JPS6028964B2 - タンパにおけるｖベルトとｖベルト車とをシールするための装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は「Ｖベルト伝動装置が地表突き固め板上に不動
に取り付けられたアンバランス式励振器を、機械の運動
方向で前記励振器に対してずらされて地表突き固め板に
対して弾性的に支持された支持体に配置されている駆動
モータと結合しており、更にＶベルトとＶベルト車とを
取り囲む、モー夕軸およびアンバランス軸用の開□を除
いてあらゆる側で閉じられた、保護ケーシングを有する
タンパにおけるＶベルトとＶベルト車とをシールするた
めの装置に関する。

Ｖベルトの耐用寿命をできるだけ長くするために、Ｖベ
ルトとＶベルト車をシールすることが必要とされている
。

何故ならばシールが行なわれていなければ前記Ｖベルト
は前記機械の作業時に巻き上げられるちり、砂および石
によって極めて早く損傷されるからである。前記形式の
装置のぱあし、の問題点は、保護ケーシング内のアンバ
ランス式励振器の駆動軸用の関口のシールにある。

何故ならば前記個所ではモータと振動板との弾性的な支
持に基づいて大きな相対運動が生ずるからである。前記
形式の装置の公知の構成は前記個所での大きな相対運動
の上述の問題を、アンバランス軸用の開口において保護
ケーシングとアンバランス式励振器との間で相対運動が
生じないように保護ケーシングをアンバランス式励振器
に不動に取り付けることによって回避することが試みら
れた。

前記措置は、振動上必要な配置のために、モータ軸と保
護ケーシングとの間で生ずる相対運動が小さいというこ
とに基づいている。しかしながらこのような構成は２つ
の大きな欠点を有している。即ち、モータ軸と保護ケー
シングとの間に残されたギャップのシールが不可能では
ないにしろ励振器におけるシールよりも著しく高価であ
りかつ複雑であるということ、更に振動部分に保護ケー
シングを固定しているために該保護ケーシングの耐用寿
命が振動によって著しく減少されるということにある。
本発明の課題は前記問題点を申し分なく解決することに
ある。

この議題は本発明によれば、保護ケーシングがモータ又
はモータを有する支持体を不動に取り付けれておりかつ
モータ軸が保護ケーシング内のモータ軸用関口をモータ
髄および保護ケーシングに対して相対運動不能なシール
を間挿してちりを通さないように貫通しているのに対し
て、アンバランス軸用の開口が少なくとも支持体と地表
突き固め板との間の振幅に相応する、アンバランス軸に
関係した半径方向の過剰寸法を有しておりかつ保護ケー
シングとアンバランス式励振器のケーシングとの間のシ
ールが保護ケーシング内の関口の外側でアンバランス麹
を取り囲むシールリングによって行なわれ、該シールリ
ングが保護ケーシング又は前記励振器のケーシングに不
動に取り付けられていてかつ保護ケーシング又は励振器
ケーシングとは反対側の自由端面でアンバランス軸に対
してほぼ直角な、励振器のケーシング又は保護ケーシン
グに設けられた平らな環状のシール面に、前記アンバラ
ンス軸と保護ケーシングとの間の相対的な振動運動のあ
らゆる状態で接触するようになっていることによって解
決された。

つまり本発明による装置のぱあし、シールのために従来
特に問題のあった、保護ケーシングとアンバランス軸と
の間の相対運動の大きな振幅がモ−タ麹と保護ケーシン
グとの間の相対運動を完全に行なえないようにしたため
にひいてはモー夕軸と保護ケーシングとの間でシールが
著しく簡単であるために許され、更に保護ケーシングと
アンバランス軸との間のシール個所における大きな相対
振動運動の問題が、保護ケーシングとアンバランス軸と
の間で生ずる相対振動運動の方向で滑動可能な、保護ケ
ーシングとアンバランス轍との間のシールによって申し
分なく解決される。

更に本発明の実施例では、励振器のケーシングがアンバ
ランス軸を取り囲む、シールリングをちりを通さないよ
うに受容するための閉じたみぞを端面側に有しておりか
つ環状のシール面が保護ケーシングに設けられれている
。

次に図示の実施例につき本発明を説明する。

第１図で概略的にのみ図示されたタンパは従釆のように
、地表突き固め板１と、該地表突き固め板１上に不動に
配置されたアンバランス式励振器２５と、前記地表突き
固め板１に対して弾性的に支持された支持体３とを有し
、該支持体３には不動に取り付けられた駆動モータ４並
びに案内Ｕ字形部材５が属する。駆動モータ４の軸とア
ンバランス式励猿器２５のアンバランス軸２１とはタン
パの運動方向に対してほぼ直角にのびている。駆動モー
タ４からアンバランス軸２１を駆動するためにＶベルト
伝動装置が設けられており、該Ｖベルト伝動装置は駆動
モータ４の鼠又はアンバランス軸２１：こ設けられたそ
れぞれ１つのＶベルト車と、該Ｖベルト車を介して案内
されるＶベルト６とから構成されている。Ｖベルト伝動
装置は保護ケーシング２，３によって保護されている。
保護ケーシング２３は駆動モータ４又は該駆動モータ４
を有する支持体３に不動に固定されている。モータ軸は
該モータ軸用に保護ケーシング２３内に設けられた開口
（図示せず）を貫通しかつ保護ケーシング２３に対して
、モータ軸と保護ケーシング２３との間に差し込まれた
周知の構造形式の不動シールを介してちりを通さないよ
うにシールされている。駆動モー夕４又は支持体３に保
護ケーシング２３が不動に取り付けられているために保
護ケーシング２３はアンバランス軸２１に対して相対的
に矢印２２（第２図参照）で示された振動運動をタンパ
運転時の地表突き固め板１と支持体３との間の振動運動
に相応して行なう。

前記振動運動は保護ケーシング２３内へのちりの侵入を
同時に阻止した上で第２図で詳細に図示された本発明に
よる構成によって可能にされる。第２図によれば次のよ
うな大きな半径方向の過剰寸法を有するアンバランス軸
２１用の閉口２０が示されている。

即ち、該開口２０が支持体３に固定されひいては空間内
でわずかに運動する保護ケーシング２３に対して相対的
な矢印２２の方向で行なわれるアンバランス軸２１の振
動運動を許すような過剰寸法を有しており、この‘まあ
し、開口の壁とアンバランス軸２１とが接触することは
ない。閉口２川まアンバランス軸２１に対してほぼ直角
な、保護ケーシング２３に設けられた平面状のシール面
２４によって取り囲まれている。前記シール面２４には
アンバランス式励振器と固定的に結合されたシールリン
グが常時接触し、該シールリングは例えば弾性的な材料
から形成されるか又はばね力又は類似のものによっても
シール面２４に接触させられる。シールリング２６はア
ンバランス軸を有利には同０的に取り囲みかつ該アンバ
ランス鞠から次のような半径方向の間隔を有している。
即ち、保護ケーシングとアンバランス軸２１との間の相
対的な振幅が最大のだあいでも前記シールリング２６が
保護ケーシングに面した端面によって常に円形状に接触
するような、つまり予期される最大の振幅の‘まあし、
でも関口がアンバランス軸に対して半径方向でシールリ
ング２６の端面側のシール面を越えることがないような
間隔を有している。図示の実施例のぱあし、、同時にア
ンバランス鞠２１用の軸受け２８を励振器ケーシング３
０内で固定している挿入体２７によって励振器ケーシン
グ３０と協働してみぞ２９を形成しており、該みぞ２９
内にシールリング２６が挿入されている。

挿入体２７は保護ケーシング２３の近くまで達する延長
部２７ａを有し、該延長部２７ａはシールリング２６を
内側から支えかつ保護ケーシングとアンバランス式励振
器との間の相対的な振動を受けてシールＩＪングが不都
合に変形することを防止する。第２図に類似した、保護
ケーシング２３内へのモータ軸案内範囲における構成部
材の断面図については省略する。

何故ならば前記範囲では支持体又はモータケーシングに
保護ケーシングを不動に取り付けているためにモータ軸
と保護ケーシングとの間でモータ軸に対して半径方向の
相対的な振動運動が生じることはなくひいては公知の市
販のシールをモータ軸と保護ケーシソグとの相互のシー
ルのために使用できるからである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもであって、第１図はタン
パに取り付けられた装置の側面図、第２図は保護ケーシ
ング内へのアンバランス軸の案内部に隣接する構成部材
の断面図であり、このぱあし、保護ケーシングとＶベル
トとは横断面図でかつアンバランス励振器はＶベルト車
と共に縦断面図で図示している。 １・・・・・・地表突き固め板、３・・・・・・支持体
、４・・・駆動モータ、５・…・・案内Ｕ字形部村、６
……Ｖベルト、２０…・・・開□、２１・…・・アンバ
ランス軸、２２・・・・・・矢印、２３・・・・・・保
護ケーシング、２４・・・・・・シール面、２５・・・
・・・アンバランス式励振器、２６・・・・・・シール
リング、２７・・・・・・挿入体、２７ａ・・・・・・
延長部、２８・・・・・・軸受け、２９・・・・・・み
ぞ、３０．．・・・・励振器ケーシング。 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ Ｖベルト伝動装置が地表突き固め板上に不動に取り
   付けられたアンバランス式励振器を、機械の運動方向で
   前記励振器に対してずらされて地表突き固め板に対して
   弾性的に支持された支持体に配置されている駆動モータ
   と結合しており、更にＶベルト車とＶベルトを取り囲む
   、モータ軸およびアンバランス軸用の開口を除いてある
   ゆる側で閉じられた保護ケーシングを有するタンパにお
   けるＶベルトとＶベルト車とをシールするための装置に
   おいて、前記保護ケーシング２３がモータ４又はモータ
   ４を有する支持体３に不動に取り付けられておりかつモ
   ータ軸が保護ケーシング２３内のモータ軸用開口をモー
   タ軸および保護ケーシング２３に対して相対運動不能な
   シールを間挿してちりを通さないように貫通しているの
   に対して、アンバランス軸２１用の開口２０が少なくと
   も支持体３と地表突き固め板１との間の振幅に相応する
   、アンバランス軸２１に関係した半径方向の過剰寸法を
   有しておりかつ保護ケーシング２３とアンバランス式励
   振器２５のケーシング３０と間のシールが保護ケーシン
   グ２３内の開口２０の外側でアンバランス軸２１を取り
   囲むシールリング２６によつて行なわれ、該シールリン
   グ２６が保護ケーシング２３又は前記励振器のケーシン
   グ３０に不動に取り付けられていてかつ保護ケーシング
   ２３又は励振器のケーシング３０とは反対側の自由端面
   でアンバランス軸２１に対してほぼ直角な、励振器のケ
   ーシング３０又は保護ケーシング２３に設けられた平ら
   な環状のシール面２４に、前記アンバランス軸２１と保
   護ケーシング２３との間の相対的な振動運動のあらゆる
   状態で接触するようになつていることを特徴とするタン
   パにおけるＶベルトとＶベルト車とをシールするための
   装置。 ２ 前記励振器のケーシング３０がアンバランス軸２１
   を取り囲む、シールリング２６をちりを通さないように
   受容するための閉じたみぞ２９を端面側に有しておりか
   つ前記環状のシール面２４が保護ケーシング２３に設け
   られている特許請求の範囲第１項記載のタンパにおける
   ＶベルトとＶベルト車とをシールするための装置。