JPS6028883A - 排水の処理方法 - Google Patents
排水の処理方法Info
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- JPS6028883A JPS6028883A JP13532883A JP13532883A JPS6028883A JP S6028883 A JPS6028883 A JP S6028883A JP 13532883 A JP13532883 A JP 13532883A JP 13532883 A JP13532883 A JP 13532883A JP S6028883 A JPS6028883 A JP S6028883A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は産業排水や都市下水中に含まれる各種の有機物
をオゾン酸化法、過酸化水素添加および紫外線照射法を
併用することにより迅速かつ効果的に炭酸ガスと水にま
で酸化分解し、処理後のスラッジの発生を極力抑える処
理方法およびその装置に関するものである。
をオゾン酸化法、過酸化水素添加および紫外線照射法を
併用することにより迅速かつ効果的に炭酸ガスと水にま
で酸化分解し、処理後のスラッジの発生を極力抑える処
理方法およびその装置に関するものである。
オゾン酸化法は酸化処理法の一つであるが、その最も大
きな利点は常温常圧における酸化力が他の酸化剤に比較
して著しく高いことであり、この強力な酸化力を利用し
て殺菌、脱臭、フェノールやシアン化合物の分解、鉄や
マンガンの酸化脱色等に利用されているが、有機物に対
するオゾンの酸化作用は選択的であるため、これら有機
物を炭酸ガスや水にまで完全に分解することは困難であ
り、低分子のアルコール、ケトン、飽和脂肪酸までの分
解で止まるため、これらが処理水中に残留することにな
る。このため、これまでにもオゾン酸化法による酸化力
を増すための試みとして、過酸化水素添加や紫外線照射
法との併用が行われている。すなわち、過酸化水素添加
によるオゾン酸化法においては、次式に示すように過酸
化水素と０１ ＋ Ｈ，ｏ、→ ＨＯ−＋ ＨＯ！−＋
ｏ。
きな利点は常温常圧における酸化力が他の酸化剤に比較
して著しく高いことであり、この強力な酸化力を利用し
て殺菌、脱臭、フェノールやシアン化合物の分解、鉄や
マンガンの酸化脱色等に利用されているが、有機物に対
するオゾンの酸化作用は選択的であるため、これら有機
物を炭酸ガスや水にまで完全に分解することは困難であ
り、低分子のアルコール、ケトン、飽和脂肪酸までの分
解で止まるため、これらが処理水中に残留することにな
る。このため、これまでにもオゾン酸化法による酸化力
を増すための試みとして、過酸化水素添加や紫外線照射
法との併用が行われている。すなわち、過酸化水素添加
によるオゾン酸化法においては、次式に示すように過酸
化水素と０１ ＋ Ｈ，ｏ、→ ＨＯ−＋ ＨＯ！−＋
ｏ。
オゾンの反応によって酸化性のラジカルであるＨＯ・が
生成する。このＨＯ・が排水中の有機物から水素を引き
抜き、その酸化分解反応を開始させることができる。ま
た、オゾンは紫外〜可視の光を吸収して反応性に富む酸
素原子と分子に解離することが知られており、照射光源
として低圧または高圧水銀灯を用いて紫外線照射を行う
と、次式に示ずｕ６＋ｈＶ→Ｏ，＋ ｏ’ ０彎＋Ｈ，Ｏ→２ＨＯ・ ように反応性に富む酸素原子２ が生成し、これが水と
容易に反応して酸化性のラジカルであるＨＯ・になる。
生成する。このＨＯ・が排水中の有機物から水素を引き
抜き、その酸化分解反応を開始させることができる。ま
た、オゾンは紫外〜可視の光を吸収して反応性に富む酸
素原子と分子に解離することが知られており、照射光源
として低圧または高圧水銀灯を用いて紫外線照射を行う
と、次式に示ずｕ６＋ｈＶ→Ｏ，＋ ｏ’ ０彎＋Ｈ，Ｏ→２ＨＯ・ ように反応性に富む酸素原子２ が生成し、これが水と
容易に反応して酸化性のラジカルであるＨＯ・になる。
本発明は、上述のような過酸化水素添加によるオゾン酸
化法ならびにオゾン酸化法と紫外線照射法との併用法が
ともにラジカルを利用して有機物の酸化分解を行うもの
であり、しかも酸化性のラジカルであるＨＯ・を生成す
ることに着目し、これらオゾン酸化法、過酸化水素添加
および紫外線照射法の３つの処理法を効率的に併用して
より効果的な有機物の酸化分解を行うために、同一反応
槽内でこれら３つの処理を同時に行うことを特徴とする
ものである。
化法ならびにオゾン酸化法と紫外線照射法との併用法が
ともにラジカルを利用して有機物の酸化分解を行うもの
であり、しかも酸化性のラジカルであるＨＯ・を生成す
ることに着目し、これらオゾン酸化法、過酸化水素添加
および紫外線照射法の３つの処理法を効率的に併用して
より効果的な有機物の酸化分解を行うために、同一反応
槽内でこれら３つの処理を同時に行うことを特徴とする
ものである。
以下本発明による有機物の処理方法を添付の図面に基づ
いて説明する。第１図は本発明による反応槽の平面図、
第２図は反応槽の上部断面図、第３図は反応槽の下部断
面図である。第１図において（１）は同筒状の反応槽で
あり、上部には過酸化水素水添加装置（７）が設置され
ており、下部には紫外線ランプ用の電源（９）に接続さ
れた紫外線ランプ（８）および散気装置α０）が設置さ
れている。この紫外線ランプ（８）および散気装置叫の
設置方法は、第３図に示されるように、中心部に紫外線
ランプ（８）があり、この同心円状に４個の散気装置α
Ｏ）が設置されたものである。オゾン化ガスはオゾン発
生機（ロ）および流量調節装置Ｃ１１）により濃度およ
び流量を調整された後、微細な細孔を有する散気装置０
Ｑにより処理水中に散気され、処理水と接触しながら上
昇し、排気口０８）から反応槽糸外へ排出され、ガス吸
収塔（１４）を通って大気中に排出される。処理に際し
て、反応槽上部の原水入口（２）から処理原水の一定量
を反応槽中に満たし、これと同時に過酸化水素水を過酸
化水素添加装置（７）より一定濃度となるように処理水
中に添加し、処理液の一部は循環ポンプ（６）を備えた
循ＩＪＩ系路（５）により循環しなから）適宜試料採取
口（４）より処理水を採取し性状を把握しつつ処理を行
い、処理後の溶液を下部の処理水出口（３）から取り出
すものである。
いて説明する。第１図は本発明による反応槽の平面図、
第２図は反応槽の上部断面図、第３図は反応槽の下部断
面図である。第１図において（１）は同筒状の反応槽で
あり、上部には過酸化水素水添加装置（７）が設置され
ており、下部には紫外線ランプ用の電源（９）に接続さ
れた紫外線ランプ（８）および散気装置α０）が設置さ
れている。この紫外線ランプ（８）および散気装置叫の
設置方法は、第３図に示されるように、中心部に紫外線
ランプ（８）があり、この同心円状に４個の散気装置α
Ｏ）が設置されたものである。オゾン化ガスはオゾン発
生機（ロ）および流量調節装置Ｃ１１）により濃度およ
び流量を調整された後、微細な細孔を有する散気装置０
Ｑにより処理水中に散気され、処理水と接触しながら上
昇し、排気口０８）から反応槽糸外へ排出され、ガス吸
収塔（１４）を通って大気中に排出される。処理に際し
て、反応槽上部の原水入口（２）から処理原水の一定量
を反応槽中に満たし、これと同時に過酸化水素水を過酸
化水素添加装置（７）より一定濃度となるように処理水
中に添加し、処理液の一部は循環ポンプ（６）を備えた
循ＩＪＩ系路（５）により循環しなから）適宜試料採取
口（４）より処理水を採取し性状を把握しつつ処理を行
い、処理後の溶液を下部の処理水出口（３）から取り出
すものである。
次にこの処理装置を用いて処理した実施例を示すことに
する。供試排水としてエチレングリコ−７−・１００
ｐｐｍ水溶液を用いた０オゾンを生成するために使用し
た原料ガスは酸素であり、生成されたオゾン化ガスの流
量は５１廓ｓ濃度は１９ ｍｇ／７ である。過酸化水
素は含有率３１％の過酸化水素水の七のを使用し、処理
原水に対して５００ ｐｐｍとなるように添加した。紫
外線ランプは短波長型のものを使用した。処理は３時間
行い、Ｔｏｏ（全有機炭素）の除去率をもって処理の指
標とした。この処理方法の効果を比較する意味で、過酸
化水素添加によるオゾン酸化法、オゾン酸化法と紫外線
照射法との併用法、ならびにオゾン酸化法および紫外線
照射法を併せて行った。その処理結果を第１表に示す。
する。供試排水としてエチレングリコ−７−・１００
ｐｐｍ水溶液を用いた０オゾンを生成するために使用し
た原料ガスは酸素であり、生成されたオゾン化ガスの流
量は５１廓ｓ濃度は１９ ｍｇ／７ である。過酸化水
素は含有率３１％の過酸化水素水の七のを使用し、処理
原水に対して５００ ｐｐｍとなるように添加した。紫
外線ランプは短波長型のものを使用した。処理は３時間
行い、Ｔｏｏ（全有機炭素）の除去率をもって処理の指
標とした。この処理方法の効果を比較する意味で、過酸
化水素添加によるオゾン酸化法、オゾン酸化法と紫外線
照射法との併用法、ならびにオゾン酸化法および紫外線
照射法を併せて行った。その処理結果を第１表に示す。
第１表
この表に示されるように、オゾン酸化法および紫外線照
射性単独ではＴｏｏ除去が全く見られなかったのに対し
て、過酸化水素添加によるオゾン酸化法およびオゾン酸
化法と紫外線照射法との併用法では有機物の脱炭酸ガス
化によりＴｏｏの減少が見られているが、さらにオゾン
酸化法に過酸化水素を添加し併せて紫外線照射を行うこ
とにより、より一層のＴｏｏ除去効果が得られた。これ
は、過酸化水素が次式に示すように紫外線照射によりＨ
，Ｏ，十ｈｖ→ Ｈ，Ｏ＋ Ｏ’ ０藁 ＋Ｈ，Ｏ→ ２ＨＯ・ 活性化され、量化性のラジカルＨＯ・が生成され、この
効果が加わったものと思われる。
射性単独ではＴｏｏ除去が全く見られなかったのに対し
て、過酸化水素添加によるオゾン酸化法およびオゾン酸
化法と紫外線照射法との併用法では有機物の脱炭酸ガス
化によりＴｏｏの減少が見られているが、さらにオゾン
酸化法に過酸化水素を添加し併せて紫外線照射を行うこ
とにより、より一層のＴｏｏ除去効果が得られた。これ
は、過酸化水素が次式に示すように紫外線照射によりＨ
，Ｏ，十ｈｖ→ Ｈ，Ｏ＋ Ｏ’ ０藁 ＋Ｈ，Ｏ→ ２ＨＯ・ 活性化され、量化性のラジカルＨＯ・が生成され、この
効果が加わったものと思われる。
以上１本発明によるオゾン酸化法、過酸化水素添加およ
び紫外線照射法の同時併用処理により、産業排水あるい
は都市下水などの排水中に含まれる有機物を効率よく酸
化分解することができ１しかも脱炭酸ガスによる完全分
解のため処理後の汚泥の発生が全く見られず、非常に有
効な処理方法である。
び紫外線照射法の同時併用処理により、産業排水あるい
は都市下水などの排水中に含まれる有機物を効率よく酸
化分解することができ１しかも脱炭酸ガスによる完全分
解のため処理後の汚泥の発生が全く見られず、非常に有
効な処理方法である。
第１図は本発明による反応槽の平面図、第２図は反応槽
の上部断面図、第３図は反シロ槽の下部断面図である。
の上部断面図、第３図は反シロ槽の下部断面図である。
Claims (1)
- （１） 産業排水や都市下水などの排水中に含まれる各
種有機物を酸化し分解除去するに際して、過酸化水素水
添加装置、紫外線ランプおよび散気装置を備えた反応槽
に排水を満たし、過酸化水素水を一定量加えた後、紫外
線を照射しながら同時にオゾン化ガスを散気装置から散
気して酸化処理を行う処理方法。 ω） 産業ｔＪｔ水や都市下水などのｔＪ［水中に含ま
れる各種有機物を酸化し分解除去する装置において、反
応槽の上部に過酸化水素水添加装置を設置し、反応槽の
底部に紫外線ランプおよび微細な細孔を持つ散気装置を
設置した処理装＠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13532883A JPS6028883A (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | 排水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13532883A JPS6028883A (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | 排水の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6028883A true JPS6028883A (ja) | 1985-02-14 |
| JPS6128395B2 JPS6128395B2 (ja) | 1986-06-30 |
Family
ID=15149190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13532883A Granted JPS6028883A (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | 排水の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6028883A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62176595A (ja) * | 1986-01-28 | 1987-08-03 | Ebara Infilco Co Ltd | 用廃水中の有機物の除去方法 |
| JPS62254895A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-06 | Nishihara Environ Sanit Res Corp | 低級脂肪酸または低級アルコ−ルを主成分とする溶液の処理方法 |
| JPS62282689A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-08 | Nippon Denki Kankyo Eng Kk | 排水の処理方法 |
| JPH02184393A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-07-18 | Ultrox Internatl | 水中における有機化合物の酸化方法 |
| US5244570A (en) * | 1991-05-06 | 1993-09-14 | Champion International Corporation | Apparatus for treating wastewater |
| JPH0679266A (ja) * | 1992-09-07 | 1994-03-22 | Ebara Infilco Co Ltd | ごみ埋立地浸出汚水のｃｏｄ除去方法 |
| EP0627269A1 (de) * | 1993-06-01 | 1994-12-07 | ECO-TECH UMWELTTECHNOLOGIE GmbH | Verfahren zum Aufbereiten verunreinigter Böden, Schlämme od.dgl. |
| US5470480A (en) * | 1994-05-09 | 1995-11-28 | Eka Nobel, Inc. | Process for treating waste water effluent |
| JP2000202471A (ja) * | 1999-01-11 | 2000-07-25 | Ebara Corp | 内分泌撹乱物質もしくは発ガン性物質を含有する汚水の処埋方法及び処理装置 |
| KR100500374B1 (ko) * | 2002-10-08 | 2005-07-12 | (주)원진 | 진공펌프를 이용한 고농도 폐수처리장치 및 방법 |
-
1983
- 1983-07-25 JP JP13532883A patent/JPS6028883A/ja active Granted
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62176595A (ja) * | 1986-01-28 | 1987-08-03 | Ebara Infilco Co Ltd | 用廃水中の有機物の除去方法 |
| JPS62254895A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-06 | Nishihara Environ Sanit Res Corp | 低級脂肪酸または低級アルコ−ルを主成分とする溶液の処理方法 |
| JPS62282689A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-08 | Nippon Denki Kankyo Eng Kk | 排水の処理方法 |
| JPH02184393A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-07-18 | Ultrox Internatl | 水中における有機化合物の酸化方法 |
| US5244570A (en) * | 1991-05-06 | 1993-09-14 | Champion International Corporation | Apparatus for treating wastewater |
| JPH0679266A (ja) * | 1992-09-07 | 1994-03-22 | Ebara Infilco Co Ltd | ごみ埋立地浸出汚水のｃｏｄ除去方法 |
| EP0627269A1 (de) * | 1993-06-01 | 1994-12-07 | ECO-TECH UMWELTTECHNOLOGIE GmbH | Verfahren zum Aufbereiten verunreinigter Böden, Schlämme od.dgl. |
| US5470480A (en) * | 1994-05-09 | 1995-11-28 | Eka Nobel, Inc. | Process for treating waste water effluent |
| JP2000202471A (ja) * | 1999-01-11 | 2000-07-25 | Ebara Corp | 内分泌撹乱物質もしくは発ガン性物質を含有する汚水の処埋方法及び処理装置 |
| KR100500374B1 (ko) * | 2002-10-08 | 2005-07-12 | (주)원진 | 진공펌프를 이용한 고농도 폐수처리장치 및 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6128395B2 (ja) | 1986-06-30 |
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