JPS6028853A - 物品の植毛方法 - Google Patents
物品の植毛方法Info
- Publication number
- JPS6028853A JPS6028853A JP13796183A JP13796183A JPS6028853A JP S6028853 A JPS6028853 A JP S6028853A JP 13796183 A JP13796183 A JP 13796183A JP 13796183 A JP13796183 A JP 13796183A JP S6028853 A JPS6028853 A JP S6028853A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- flocking
- piles
- colored
- nylon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は物品の植毛方法に関する。さらに詳細には、
物品の表面に耐光性と植毛加工性のいずれにもすぐれた
植毛を施すことができる物品の植毛に関するものである
。
物品の表面に耐光性と植毛加工性のいずれにもすぐれた
植毛を施すことができる物品の植毛に関するものである
。
ゴム製品、合成樹脂製品、金属製品等各種の物品の表面
に植毛を行う表面処理方法が公知である。
に植毛を行う表面処理方法が公知である。
これは極く短い合成繊維等の繊維を接着剤等を塗布した
物品の表面に、該繊維が物品表面に略垂直となる如く附
着せしめ、ビロード状ないし毛布状の外装表面とするも
ので、ＩＥＩ用品、什器、車輌部品等をはじめ広範囲の
物品に適用されている。この植毛処理の目的は、対象物
品の用途によって外観的美感、触感の向上、耐摩耗性、
保温性の付与等積々異なっているが、植毛施工の方法と
しては一般に静電植毛法が採用されている。これは前記
短繊維（パイルと呼ばれる）を帯電させてブース内で飛
昇せしめ、予め接着剤等を塗布して該ブース内に置かれ
（通常懸吊されることが多い）だ物品表面に附着せしめ
るものである。
物品の表面に、該繊維が物品表面に略垂直となる如く附
着せしめ、ビロード状ないし毛布状の外装表面とするも
ので、ＩＥＩ用品、什器、車輌部品等をはじめ広範囲の
物品に適用されている。この植毛処理の目的は、対象物
品の用途によって外観的美感、触感の向上、耐摩耗性、
保温性の付与等積々異なっているが、植毛施工の方法と
しては一般に静電植毛法が採用されている。これは前記
短繊維（パイルと呼ばれる）を帯電させてブース内で飛
昇せしめ、予め接着剤等を塗布して該ブース内に置かれ
（通常懸吊されることが多い）だ物品表面に附着せしめ
るものである。
上記植毛加工に使用される合成繊維パイルには、植毛加
工時の加工性（分散性、）１ξ列性、帯７ｊ（性等）、
製品使用時の耐光性、色調、光沢等の外観性、強度等の
特性を勘案して用途に応じた最適のものを選択すべきこ
とは当然であるが、現在一般に用いられるものとしては
ナイロンおよびポリエステルのパイルが主流をなしてい
る。
工時の加工性（分散性、）１ξ列性、帯７ｊ（性等）、
製品使用時の耐光性、色調、光沢等の外観性、強度等の
特性を勘案して用途に応じた最適のものを選択すべきこ
とは当然であるが、現在一般に用いられるものとしては
ナイロンおよびポリエステルのパイルが主流をなしてい
る。
上記のうちナイロンパイルは前記分散性、飛昇性、帯の
植毛加工性にすぐれており、植毛用パイルとして好まし
いものであるが、耐光性において劣っている欠点がある
。すなわち、ナイロンパイルの耐光性は、ＪＩＳ Ｄ
０２０５−１９７６ の試験方法によりウェザ−メータ
ー（耐候試験機）により試料を所定時間曝露した後の退
色の程度を基準となるグレースケール（無彩色スケール
）と比較する試験法によれば、８３℃Ｘ １５０時間の
曝露でグレースケール３程度であり、不充分である。
植毛加工性にすぐれており、植毛用パイルとして好まし
いものであるが、耐光性において劣っている欠点がある
。すなわち、ナイロンパイルの耐光性は、ＪＩＳ Ｄ
０２０５−１９７６ の試験方法によりウェザ−メータ
ー（耐候試験機）により試料を所定時間曝露した後の退
色の程度を基準となるグレースケール（無彩色スケール
）と比較する試験法によれば、８３℃Ｘ １５０時間の
曝露でグレースケール３程度であり、不充分である。
なお、この試験は上記パイルを用いて植毛を行った物品
光面について行ったもの（以下同じ）で、また上記グレ
ースケールの数字が高い（５に近い）程曝露による退色
の程度が少ない（明度が黒色に近い）ことを示すもので
ある。
光面について行ったもの（以下同じ）で、また上記グレ
ースケールの数字が高い（５に近い）程曝露による退色
の程度が少ない（明度が黒色に近い）ことを示すもので
ある。
一方ポリエステルパイルは、上記と同様のウェザ−メー
ターによる試験では同じく８３℃×１５０時間でグレー
スクール４程度を示し、耐光性にすぐれているが、空気
中の湿度を吸収する水分率が０．４〜０．５％と低い（
前記ナイロンパイルの場合は３．５〜５．０％である）
ことにより、静電植毛加工時に必要な分散性、飛昇性、
帯電性が不良であり、品質のすぐれた植毛表面を得難い
欠点がある。
ターによる試験では同じく８３℃×１５０時間でグレー
スクール４程度を示し、耐光性にすぐれているが、空気
中の湿度を吸収する水分率が０．４〜０．５％と低い（
前記ナイロンパイルの場合は３．５〜５．０％である）
ことにより、静電植毛加工時に必要な分散性、飛昇性、
帯電性が不良であり、品質のすぐれた植毛表面を得難い
欠点がある。
また繊維のヤング率が高いためパイルが折れ易く、ひつ
かき疵等の外観欠陥を生じ易い問題がある。
かき疵等の外観欠陥を生じ易い問題がある。
さら忙またポリエステルはその特性上反染（糸にする前
に染色してしまう）方式をとっているため、調色上の小
回りがきかないという問題点もある。
に染色してしまう）方式をとっているため、調色上の小
回りがきかないという問題点もある。
上記の如く、従来用いられている植毛用パイルはいずれ
も一長一短があり、充分満足し得る品質の植毛表面を得
られない欠点があった。本発明は上記の諸点に鑑み、こ
れらの欠点を解消して植毛加工性を低下させることなく
しかも耐光性のすぐれた植毛表面を得ることを意図して
なされたものである。すなわち本発明は、前記の如く物
品の表面に繊維パイルを接着せしめて植毛層を形成する
物品の植毛方法において、着色ナイロンパイルと着色ポ
リエステルパイルとを混合してなる植毛用パイルを使用
することを要旨とする。以下、実施例を掲げて本発明の
詳細な説明する。
も一長一短があり、充分満足し得る品質の植毛表面を得
られない欠点があった。本発明は上記の諸点に鑑み、こ
れらの欠点を解消して植毛加工性を低下させることなく
しかも耐光性のすぐれた植毛表面を得ることを意図して
なされたものである。すなわち本発明は、前記の如く物
品の表面に繊維パイルを接着せしめて植毛層を形成する
物品の植毛方法において、着色ナイロンパイルと着色ポ
リエステルパイルとを混合してなる植毛用パイルを使用
することを要旨とする。以下、実施例を掲げて本発明の
詳細な説明する。
ポリエステルパイルが前記の如く植毛加工性に劣るのは
、空気中の湿度を吸収する水分率が低（・ためであり、
パイル表面に空気中の水分が結露してべたつくことによ
りパイル同志が凝集し易く（分散性が不良）、静電植毛
時にノくイルの飛昇が悪くなることによるものである。
、空気中の湿度を吸収する水分率が低（・ためであり、
パイル表面に空気中の水分が結露してべたつくことによ
りパイル同志が凝集し易く（分散性が不良）、静電植毛
時にノくイルの飛昇が悪くなることによるものである。
そこで本発明においては上記の如く着色ナイロンノくイ
ルと着色ポリエステルパイルとを混合して植毛を行うも
ので、かくすることにエリ空気中の湿度を水分率（吸湿
性）の高いナイロンが吸収するので上記の如く結露によ
りべたつくようなことがなくなり、良好な飛昇性を維持
させて植毛加工を行うことができる。
ルと着色ポリエステルパイルとを混合して植毛を行うも
ので、かくすることにエリ空気中の湿度を水分率（吸湿
性）の高いナイロンが吸収するので上記の如く結露によ
りべたつくようなことがなくなり、良好な飛昇性を維持
させて植毛加工を行うことができる。
一方、ナイロンパイルの耐光性は前記の如く劣っている
が、ボリエステルノ（イルを混入すること九より耐光性
を改善することかできるのである。
が、ボリエステルノ（イルを混入すること九より耐光性
を改善することかできるのである。
本発明における着色ボリエステルノ（イルと着色ナイロ
ンパイルとの混合割合は、上記植毛加工性と耐光性の均
衡を勘案し、任意に選択し得ることは勿論であるが、種
々試験を行−った結果によれば約５０％＝５０％の混合
割合とすることが両特性のバランス土量も好ましく、す
ぐれた品質の植毛が得られることが確かめられた。
ンパイルとの混合割合は、上記植毛加工性と耐光性の均
衡を勘案し、任意に選択し得ることは勿論であるが、種
々試験を行−った結果によれば約５０％＝５０％の混合
割合とすることが両特性のバランス土量も好ましく、す
ぐれた品質の植毛が得られることが確かめられた。
上記の如く着色ナイロンノくイルと着色ポリエステルパ
イルの混合割合を５０％：５０％とした植毛用パイルを
用いてゴム製品表面の植毛を行（・、前記のウェザ−メ
ーターによる試験を行った結果を従来のナイロンノ（イ
ルのみの場合およびポリエステルパイルのみの場合の試
験結果と比較して示したものが次表であり、ナイロンは
４００時間でグレースケール２程度に低下するが、本発
明によれば３．５と低下の度合を少なくすることができ
、所要の植毛性能を満足させることができた。
イルの混合割合を５０％：５０％とした植毛用パイルを
用いてゴム製品表面の植毛を行（・、前記のウェザ−メ
ーターによる試験を行った結果を従来のナイロンノ（イ
ルのみの場合およびポリエステルパイルのみの場合の試
験結果と比較して示したものが次表であり、ナイロンは
４００時間でグレースケール２程度に低下するが、本発
明によれば３．５と低下の度合を少なくすることができ
、所要の植毛性能を満足させることができた。
このように本発明によれば植毛加工性を低下させること
なく耐光性のすぐれたイ■毛製品を得ることができる。
なく耐光性のすぐれたイ■毛製品を得ることができる。
また、原染ボリエステルノ（イルの色調をナイロンパイ
ル（後染）で調節すること力ｔでき、植毛の色調調節が
容易にできる効果もある。
ル（後染）で調節すること力ｔでき、植毛の色調調節が
容易にできる効果もある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 物品の表面に繊維パイルを接着せしめて植毛層を形
成する物品の植毛方法において、着色ナイロンパイルと
着色ポリエステルパイルとを混合してなる植毛用パイル
を使用することを特徴とする物品の植毛方法。 ２ 植毛用パイルの着色ナイロンパイルと着色ポリエス
テルパイルとの混合比を重量比で略５ｏ％：５０％とす
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の植毛
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13796183A JPS6028853A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 物品の植毛方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13796183A JPS6028853A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 物品の植毛方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6028853A true JPS6028853A (ja) | 1985-02-14 |
Family
ID=15210767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13796183A Pending JPS6028853A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 物品の植毛方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6028853A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0466162A (ja) * | 1990-07-05 | 1992-03-02 | Kongo Furotsukingu Kk | 柩の内外側に接着する植毛シートの製造方法 |
| JPH06198803A (ja) * | 1992-11-16 | 1994-07-19 | Mitsubishi Electric Corp | 金属装飾パネル、その製造方法及び転写形塗装シート |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP13796183A patent/JPS6028853A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0466162A (ja) * | 1990-07-05 | 1992-03-02 | Kongo Furotsukingu Kk | 柩の内外側に接着する植毛シートの製造方法 |
| JPH06198803A (ja) * | 1992-11-16 | 1994-07-19 | Mitsubishi Electric Corp | 金属装飾パネル、その製造方法及び転写形塗装シート |
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