JPS6028839Y2 - 紙製リングパツキン - Google Patents

紙製リングパツキン

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JPS6028839Y2
JPS6028839Y2 JP1977178805U JP17880577U JPS6028839Y2 JP S6028839 Y2 JPS6028839 Y2 JP S6028839Y2 JP 1977178805 U JP1977178805 U JP 1977178805U JP 17880577 U JP17880577 U JP 17880577U JP S6028839 Y2 JPS6028839 Y2 JP S6028839Y2
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JP
Japan
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cross
paper
ring
inner circumferential
padskin
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JP1977178805U
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JPS5499944U (ja
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喬 島谷
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は紙製リングパツキンの改良に関するものであ
る。
音響機器におけるスピーカーに使用される紙製リングパ
ツキンとして、従来実公昭41−22576号公報や、
特公昭41−150汚公報に開示されているように、素
材紙シートを接着剤を介層させて多重層に巻回腰これを
筒状の紙管に形成してこれを輪切り状に切断したものが
一般的である。
しかし、この従来のものは前記輪切り切断に際し、この
切断は紙管の軸心に対し直角に行なうため、作成された
リングパツキンの直径方向の断面形状は正方形乃至矩形
(長方形)を呈しており、これが実際の被締結物間に介
装されて使用した場合、その接触面の気密性が末だ不充
分であり、これが音響機器の場合に致命的な欠陥とされ
、更に気密性の優れたものが要望されていた。
本考案は前記技術背景に鑑み、かかる問題点を解消する
ため、従来の前記リングパツキンの特に直径方向の断面
形状を工夫したもので、その要旨とするところは、適宜
厚さの紙シートを接着剤を介層させて筒状に巻成してこ
れを輪切りしてなるリングパツキンにおいて、その平行
する上下面には内周側から外周側に僅か下方傾斜するテ
ーパー面に形成することにより直径方向の断面形状をほ
ぼ平行四辺形とされた点にある。
以下本考案の図示実施例について詳述する。
第1図は本考案のリングパツキンの平面図であり、第2
図は第1図の直径方向の断面拡大図であり、このバッキ
ングは従来公知の手段によって巻威された紙管を素材に
するものである。
即ち適宜厚さの紙シート1を接着剤2を介層させて筒状
の紙管に巻威し、それを輪切り状の切断して得る。
本考案はこのさい第2図の断面図に示す如く、その断面
形状を、その平行する上下面3,3′には内周側から外
周側に下方傾斜する僅かなテーパー面に形成することに
より直径方向の断面形状をほぼ平行四辺形とされている
ちなみに前記テーパー面はその勾配の度合は限定するも
のでないが、図示のような実施例において、一例として
リング幅が約2咽で、直径が65mmのものに対しては
、3/10咀度の緩勾配により後述するような顕著な効
果を奏する。
なお本考案の実施例ではパツキンの断面形状において、
内周面4の上下端に突縁5,5を形成しであるため、該
内周面4は凹面4′となっている。
次に上記実施例のリングパツキンの使用状態における作
用効果を説明する。
波線着物間にパツキンを介入状態で締着すると、パツキ
ンは下面3′の外周コーナーと上面3の内周突縁5部分
に相対向する反対方向の力が作用し、その結果巻層され
た紙シート1間の接着剤2層で僅かずつずれを起し乍ら
その平行上下面3,3′が平担面となるまで変形し、そ
の結果上下面3,3′は被締着物との対向面と完全に密
着する。
そしてこのさいパツキンには旧状に復しようとする力が
常に内在している結果、クッション効果と共に良好な気
密性を保持できる。
なお実施例ではパツキン内周面4には、該内周面4の上
下端に突縁5,5を形成するようにして曲成された凹面
4′を有するものであるため、これを波線着物間に介装
しつつ、かつその外周面に嵌挿せしめて使用した場合、
パツキン全体が半径方向に適度のクッション性を発揮し
つつ波線着物外周面に対してその内周面が上下突縁5.
5で線状に圧接される良好なシール作用が得られ、もの
上下面3,3′のみならずその内周面4においても優れ
た気密性を保持できるものである。
本考案は、上記のように適宜厚さの紙シートを接着剤を
介層させて筒状に巻成してこれを輪切りしてなるリング
パツキンにおいて、その平行する上下面に内周側から外
周側に僅か下方傾斜するテーパー面に形成することによ
り直径方向の断面形状をほぼ平行四辺形とされているた
め、このパツキンを波線着物間の介装して上下より締着
した際、前記平行四辺形断面が長方形断面となるまで変
形し、その結果内部に旧状に復元しようとする力が内在
し、これが優れたクッション効果を発揮すると共に良好
なシール効果を発揮して気密性を保持し、従来のこの種
リングパツキンの欠点を解消したものとしてその実用的
価値は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のリングパツキンの平面図、第2図は
拡大断面図である。 1・・・・・・紙シート、2・・・・・・接着剤、3・
・・・・・上面、3′・・・・・・下面、4・・・・・
・内周面、4′・・・・・・凹面、5・・・・・・突縁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 適宜厚さの紙シート1を接着剤2を介層させて筒状に巻
    威してこれを輪切りしてなるリングパツキンにおいて、
    その平行する上下面3,3′には内周面から外周側に僅
    か下方傾斜するテーパー面に形成することにより直径方
    向の断面形状をほぼ平行四辺形とされたことを特徴とす
    る紙製リングパツキン。
JP1977178805U 1977-12-26 1977-12-26 紙製リングパツキン Expired JPS6028839Y2 (ja)

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JP1977178805U JPS6028839Y2 (ja) 1977-12-26 1977-12-26 紙製リングパツキン

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JPS5499944U JPS5499944U (ja) 1979-07-14
JPS6028839Y2 true JPS6028839Y2 (ja) 1985-09-02

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ID=29189627

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4122576Y1 (ja) * 1964-11-24 1966-11-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4122576Y1 (ja) * 1964-11-24 1966-11-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5499944U (ja) 1979-07-14

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