JPS6028717A

JPS6028717A - 保護継電装置

Info

Publication number: JPS6028717A
Application number: JP58137163A
Authority: JP
Inventors: 湯木　勝; 南浮　泰造; 金子　精二; 上田　広
Original assignee: Kansai Electric Power Co Inc; Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Kansai Electric Power Co Inc; Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1983-07-27
Filing date: 1983-07-27
Publication date: 1985-02-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、直流送電線の保護継電装置に関するＯ従来、この種の装置として第１図に示すものがあった。

交直変換器１は直流リアクトル２．送電線３及び直流リ
アクトル４を介して交直変換器５に接続される。送電線
６は交直変換器１と５間を接続する帰線である。送電線
３０両端には直流変流器１，８が設けられ、その出力は
電流レベルを検出する検出回路９．１０に供給される。

検出回路９，１００検出信号は時限Ｔａのタイマ１１゜
１２に供給される。タイマ１１．１２は、検出信号が時
限Ｔａ以上１状態を継続したときに出力信号１１ａ、１
２ａをハイにしてアンド・ゲート１３゜１４の第１人力
及び伝送装置１５．１６に供給する。伝送装置１５．１
６は出力信号１１　ａ　、１２ａを相手端のアンド・ゲ
ート１４．１３の第２人力に伝送する。アンド・ゲート
’１３．１４は自端の出力信号１１ａ、１２ａと伝送装
置１６．１５から出力される受信信号１５ａ、１５ａ即
ち相手端の検出信号との論理積をとり、その結果をタイ
マ１７．１８に供給する。タイマ１７．１８は時限Ｔｌ
）を有し、アンド・ゲー）１３．１４の結果が時限Ｔｌ
）以上１を継続したときに故障の存在を表わす信号１７
ａ、１８ａを出力する。信号１７ａ。

１８ａは送電線３の送電を遮断する図示なしの遮断器の
動作信号となる。

第２図は第１図に示す回路の動作のタイミング図である
。いま、交直変換器１，５がそれぞれ順変換器、逆変換
器として働いているときに、時刻ｔｆで送電線３が地絡
したとする。送電線３の電流は地絡により増大し、直流
変流器７．８の出力信号７ａ、８ａは図示のようにレベ
ルＩＨ以上、ＩＬ以下となるので、タイマ１１．１２の
出力信号１１ａ、１２ａはハイ・レベルに変る。出力信
号１１ａ、１２ａは時限Ｔａ以上１を持続するので５時
刻ｔ１から伝送装置１６の伝送遅延時間を含む時間Ｔｃ
後にアンド・ゲート１３０入力条件が成立し、その出力
信号１３ａが時刻ｔ２でハイになる。更に時限Ｔｌ）後
の時刻ｔ３になると、タイマ１７は信号１７ａをハイに
する。

従来の保護継電装置は、以上のような構成を有するもの
で、送電線の電流が伺らかの原因で振動すると、それが
故障でない場合であっても故障があると判定をしてしま
い、保護動作の信頼性が低い欠点があった。

（３）この発明は、上記のような従来のものの欠点を除去する
ためになされたもので、送電線の両端において電流と電
圧を検出し、この電流が所定の範囲外となり、かつこの
電圧が所定値以下となる状態をまず判定し、更にこの状
態が所定時限継続するのが確認されたときに故障が存在
することを表わす判定信号を発生し、この判定信号によ
って送電線の保護動作を実行することにより、信頼性の
高い保護動作が得られる保護継電装置を提供することを
目的とする。

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第３
図において、第１図と同一符号は同一部分を示す。送電
線３０両端の電圧を検出するため。

直流変圧器１９．２０が送電線３．６間に接続され、そ
の出力は不足電圧を検出する検出器２１゜２２に供給さ
れる。検出器２１．２２の検出信号は時限Ｔｄのタイマ
２３．２４に入力され、その出力信号２３ａ、２４ａは
アンド・ゲート２５゜２６の第１人力に供給される。ア
ンド・ゲート２５゜ａ、１２ａが供給される。アンド・
ゲート２５゜２６の出力信号２５ａ、２６ａはアンド・
ゲート１３．１４及び伝送装置１５．１６に供給される
。

アンド・ゲー）１３．１４以下の構成は第１図のものと
同様である。

次に動作を説明する。送電線３が健全な状態では検出器
９，１０，２１．２２は全て検出信号を発生しないので
、最終段のタイマ１７．１８も信号１７ａ、１８ａを出
力することはない。

第４図に示すように送電線３に地絡事故が時刻１（で発
生した場合を説明する。この場合、直流変流器７，８の
出力信号７ａ、８ａは図示のようにレベルＩＨ以上、Ｉ
Ｌ以下に変化し、また直流変圧器１９．２０の出力信号
１９ａ、２０ａもレベルｖＬ以下に低下する。このため
、検出器９゜１０．２１．２２は検出信号を発生し、タ
イマ１１゜１２；２３．２４は出力信号１１ａ、１２ａ
；２３ａ　、２４ａを時刻ｔ□；ｔ２でそれぞれハイに
し。

アンド・ゲート２５．２６は出力信号２５ａ、２６ａを
ハイにする。アンド・ゲート２５．２６０出力信号２５
ａ、２６ａは伝送装置１５．１６を介して相手側のアン
ド・ゲー）１４．１３に遅延時間Ｔ。をもって伝送され
るので、アンド・ゲート１３．１４は時刻ｔ５で出力信
号１３ａ、１４ａをハイにする。従って、時限Ｔｂ後の
時刻ｔ、で、タイマ１７．１８は信号１７ａ、１８ａを
ノ１イにして送電線３の故障の発生を示し、これに従っ
て図示なしの遮断器は送電線３を保護するための動作を
実行する。

第５図は送電線３に故障としない一時的な異常が時刻ｔ
ｆから発生した場合の回路の動作を説明するタイミング
図である。この場合、直流変流器７．８の出力信号７ａ
、８ａはそれぞれレベルＴ１以上、−ＩＬ以下になり、
また直流変圧器１９．２０の出力信号１９ａ、２０ａは
レベル−ＶＬ以下になるが、その期間は第４図の場合よ
り短い。時刻ｔ□で前述と同じようにタイマ１１．１２
は出力信号ｉ１ａ、１２ａをハイにし、時刻ｔ２でタイ
マ２３゜２４、アンド・ゲート２５．２６は出力信号２
５ａ、２６ａをハイにする。しかし、時刻ｔ１１で検吊
器２１．２２の検出信号がローになるので、タイマ２３
．２４は時刻ｔｌｌから時限Ｔｄ後に出力信号２３ａ、
２４ａをローにする。このため、アンド・ゲー）２５．
２６の出力信号２５ａ、２６ａもローとなり、アンド・
ゲート１３．１４の第２人力即ち伝送装置１６．１５の
受信信号１６ａ。

１５ａはアンド・ゲー）１３．１４の第１人力即ちアン
ド・ゲー）２５．２６の出力信号２５ａ。

２６ａと一致せず、アンド・ゲート１３．１４は開かな
い。従って、タイマ１７．１８は信号１７ａ、１８ａを
出力しない。

なお、タイマ２３．２４の時限Ｔｄは、回路の安定な動
作を確保するためのものなので、上記実施例の長さに限
定されない。

以上のように、この発明によれば、送電線の両端におい
て電流及び電圧を検出し、この電流か所定の範囲を超え
、かつこの電圧が所定値以下のものとなる状態となり、
このような状態が所定時限継続するのが確認されたとき
に送電線に故障が存在することを表わす故障信号を発生
し、この故障（７）信号によって送電線の保護動作を実行するようにしたの
で、保護動作の信頼性を高めることができ、直流送電シ
ステムの信頼性を高めることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の保護継電装置の構成を示すブロック図、
第２図は第１図に示す装置の動作のタイミング図、第８
図はこの発明の一実施例による保護継電装置の構成を示
すブロック図、第４図及び第５図は第３図に示す装置の
動作のタイミング図である。８．６・・・送電線、９　、１０．２１．２２・・・検
出器、１１゜１２、１７．１８　、２８　、２４・・・
タイマ、１５．１６・・・伝送装置。なお、図中の同一符号は同一部分を示す。代理人　大　岩　増　雄（８）第　２　図第４図第５図１７ａ、１８ａ。２

Claims

【特許請求の範囲】

直流送電線の各端における電流が所定の範囲外となった
ときに検出信号を発生する電流検出器と、上記各端にお
ける電圧が所定値以下となったときに検出信号を発生す
る電圧検出器と、上記電流及び電圧検出器の全ての検出
信号の論理積をとる論理回路と、上記論理回路の出力信
号が所定時限継続しＴこときに故障の存在を表わす判定
信号を発生するタイマ回路とを備え、上記判定信号によ
り上記送電線の保護動作をするようにした保護継電装置
０