JPS5972931A - 直流送電線の保護装置 - Google Patents

直流送電線の保護装置

Info

Publication number
JPS5972931A
JPS5972931A JP18580782A JP18580782A JPS5972931A JP S5972931 A JPS5972931 A JP S5972931A JP 18580782 A JP18580782 A JP 18580782A JP 18580782 A JP18580782 A JP 18580782A JP S5972931 A JPS5972931 A JP S5972931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
discrimination
circuits
transmission line
polarity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18580782A
Other languages
English (en)
Inventor
後藤 輝雄
塚本 順一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP18580782A priority Critical patent/JPS5972931A/ja
Publication of JPS5972931A publication Critical patent/JPS5972931A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、直流送電線を地絡事故から保護する保護装
置に関する。
従来、この踵の装置として第1図に示すものがあった。
第1図において、第1の交流系統の母線1aは変圧器2
a13相全波ブリツジよりなる変換器3a、直流リアク
トル4 a %保護対象の直流送電線6、直流リアクト
ル4b、変換器3aと同一構成の変換器3b及び変圧器
2bを介して第2の交流系統の母線1bに接続される。
直流送電線6には帰線7が設けられ、変換器3 a 、
a b間を接続し、変換器3a側を接地している。また
、直流送電線60両端、即ち自端及び相手端には、その
電流を検出するための直流変流器6a及び5bが設けら
れ、その変流出力は入力回路B a s 8bに供給さ
れ、適当なレベルの検出信号に変換される。微分回路9
a、9bは入力回路B a % s bから検出信号を
入力し、その変化率からなる即ち検出信号を微分した微
分信号を判別回路10a、10bに供給する。判別回路
10a、10bは入力信号即ち微分信号が予め設定した
基準レベルに以上又は−に以下となったときに判別信号
及び微分信号の極性を示す極性信号を発生し、これを伝
送装置11a、11b及び比較回路12a、12bの第
1人力に供給する。伝送装置11a、11bは、その入
力信号を相互に伝送すると共に、受信した信号、即ち判
別回路10b、10aの判別信号を比較回路12a、1
2bの第2人力に供給する。
比較回路12a、12bは、例えば判別回路108%1
0bの極性信号間の排他的論理和の結果と、両者の判別
信号との論理積をとシ、この論理判定条件が満足したと
きに故障検出信号を出力し、図示なしの遮断器に供給し
、遮断動作を実行させる機能をもつ。
次に、第2図に示す動作の波形及びタイミング図を参照
して直流送電線が健全な場合の動作を説明する。この場
合には直流送電線6の直流電流圧は実質的に変化がない
ので、微分回路9a、ebは微分信号を出力せず、従っ
て比較回路12a112bは故障検出信号を出力するこ
とはない。
また、送電電力を増大させるために、時刻t。
から直流送電線6の直流電流を増大させ、入力回路8a
、8bの検出信号が第2図a、Cのように増大し始めた
場合は、微分回路9a、9bの微分信号が第2図す、d
のように時刻1o−jlで基準レベルKを超えたものと
なる。このため、判別回路IGa、10bは判別信号を
・・イにするが、それらの極性信号は同−論理レベルな
ので、比較回路12a、12bの論理判定条件は成立せ
ず、従って故障検出信号は出力されない(第2図e)。
逆に直流送電線6の直流電流を減少させた場合(第2図
の時刻t2以後)も時刻tO〜tlの場合と同様結果と
なる。
次に、直流送電線6に地絡事故が発生した場合を第3図
のタイミング図を参照して説明する。時刻toで直流送
電線6に地路事故が発生すると、直流変流器6a、6b
の直流電流、従って入力回路8a、8bの検出信号が第
3図a、Cに示すように時刻joから増大し始める。こ
のような変化のため、微分回路9a、ebは第3図す、
dのような波形の微分信号を出力し、前者は基準レベル
−に以上となり、後者は基準レベル−に以下となる。
このため、判別回路10a、10bは判別信号を出力す
ると共に、極性信号をそれぞれハイ、ローにするので、
比較回路12a、12bの論理判定条件が成立し、時刻
t6− tlでこれらよシ故障検出信号が出力され、直
流送電線6は地絡事故力≧ら保護される(簡単にするた
め送電を継続する状態で示す)。
しかし、従来の保護装置は、以上のように微分信号のレ
ベルを判定するための基準レベルK、−Kが直流送電線
6の電圧に関連されることなく、固定しているので、電
流指令値が変更された場合、送電を起動又は停止した場
合等においても微分信号が基準レベルに、−Kを超えれ
ば、判別信号を発生している。従って、雑音等圧より極
性信号が誤ったものとなると、それだけで比較回路12
a112bの論理判定条件が成立してし壕い、装置を誤
動作させることが生じる。この他、このような誤動作は
伝送装置10a、11bの伝送エラーによシ極性信号が
反転した場合にも生じ得る。
この発明は、上記のような従来のものの欠点を除去する
ためになされたもので、直流送電線の電流の変化率を判
定するための基準レベルをダイナミックに設定すること
によシ、送電線の電流指令値が変更された場合、送電が
起動又は停止した場合等において直流送電線の電流が変
化してもその変化率が基準レベルを超えないように制御
して判別信号の発生を抑制し、これによってたとえ極性
信号が雑音によって誤信号となっても容易に装置を誤動
作させないようにすることができ、信頼性を高めること
ができる直流送電線の保護装置を提供することができる
以下、この発明の一実施例を第4図について説明する。
第4図圧おいて、第1図と同一符号は同一部分を示す。
直流送電線6の自端及び他端には直流電圧を検出するた
めの直流変圧器i3a、13bが接続され、その2次回
路は入力回路14a114bの入力に接続される。入力
回路14a、14bは直流変圧器13a、13bの出力
電圧を適当なレベルの検出信号に変換して判別回路15
a115bに供給する。判別回路15a、15bは微分
回路ea、obから微分信号も入力されておシ、微分信
号の極性を判別して極性信号を発生すると共に、入力回
路14a、14bの出力信号を基準レベルに、−にとし
て微分信号がレベルに以上又は−に以下となったときに
判別信号をハイにして出力する。この惨性信号及び判別
信号は比較回路12a、12b及び伝送装置1.1a、
11bに入力される。
次に、第5図に示す動作のタイミング図を参照して動作
を説明する。直流送電線6が健全で平常運転されている
場合は、直流送電線6を流れる直流電流が安定している
ので、微分回路9a、9bから微分信号が出力されず、
従って比較回路12a、12bから故障検出信号が出力
されることはない。
次に直流電流の増加を時刻t1で指令すると、直流送電
線6の電流、従って入力回路8a、8bの検出信号が第
5図a、Cに示すように増大するので、微分回路9a、
9bは第5図す、dに示すような正極性の微分信号を出
力する。しかし、入力回路14a、14bは第5図す、
dに示すように十K、−Kを内容とし、微分信号より絶
対値が大きい検出信号を判別回路15a、16bに入力
するので、判別回路15a、15bは判別信号を出力せ
ず、従って比較回路12a、12bも故障検出信号を出
力しない。
その後、時刻t2で直流電流の減少を指令すると、直流
送電線6の電流、従って入力回路13a、 8bの検出
信号が第5図a、Cに示すように減少するので、微分回
路9a、9bは第5図す、dに示すような負極性の微分
信号を出力するが、入力回路14a、14bは第5図a
Xbに示すように微分信号以上及び以下となる一定レベ
ルの検出信号を判別回路15a、15bに入力するので
、判別回路15a、15bは判別信号を出力せず、従っ
て比較回路12a、12bも故障検出信号を出力しない
ここで、直流送電線6に地絡事故が発生した場合を第6
図のタイミング図を参照して説明する。
時刻txで地絡事故が発生すると、直流変流器5a、5
bを介する直流送電線60両端の直流電流、従って検出
回路8a、8bの検出信号が第6図a、Cの実線で示す
ように時刻t1からそれぞれ増太し、減少をする。同時
に、直流送電線6の電圧を示す入力回路14a、14b
の検出信号も第6図a、Cの点線で示すように時刻t1
から減少をし始める。このため、判別回路15a、15
bの基準レベルに、−にも第6図す、dの点線のように
絶対値を低下させるので、実線で示す微分信号と交叉す
ることになシ、判別回路15a、1sbは時刻t2〜t
3で判別信号と、微分信号の極性を示す極性信号を出力
する。この判別信号及び極性信号は直接及び伝送装置1
1a、11bを介して比較回路12a、12bにそれぞ
れ入力されるので、前記論理判定条件が成立し、比較回
路12a、12bは故障検出信号を時刻t2〜t3で第
6図eに示すように出力する(簡単にするため送電を継
続する状態で示す)。
以上のようにこの発明によれば、直流送電線の電流の変
化率を判定するための基準レベルをその電圧に従ってダ
イナミックに設定するようにしたので、応動速度を低下
させることなく、信頼性の高い装置が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の保護装置のブロック図、第2図及び第3
図は第1図に示す保護装置の動作の波形及びタイミング
図、第4図はこの発明の一実施例による保護装置のブロ
ック図、第5図及び第6図は第4図に示す保護装置の動
作の波形及びタイミング図である。 1a、1b−・・母線、 3a、ab”・変換器、6・
・・直流送電線、  Ba、9b、14a、14 b 
・・・入力回路、  9a、9b・・・微分回路、  
10a11 Qb、15a、15b・・・判別回路、 
 11a、11b・・・伝送装置、12 all 2 
b・・・比較回路。 なお、図中の同一符号は同一部分を示す。 代理人   為  野  信  −(ほか1名)■  
1  図 第  2  ■ 第  5  図 手続補正書(自発) 特許庁長官殿 1゛ 事件0表′Jゞ    1・Y願昭57−185
807号2、発明の名称 直流送電線の保護装置 3、補正をする者 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 明細書第4貞第15行に「基準レベル−・K」とあるの
を「基準レベル十K」と補正する。 165−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 直流送電線の両端から検出された電流の変化率を導出す
    る微分回路と、上記変化率の絶対値が上記両端から検出
    された電圧に従って変化する基準レベルよシ大きくなっ
    たときに上記変化率の極性を示す極性信号と共に判別信
    号を出力する判別回路とをそれぞれ上記両端に対応して
    備え、上記両端の判別回路の各極性信号及び判別信号に
    より所定の論理判定条件が満足されたときに上記直流送
    電線を保護するための保護動作信号を発生する比較回路
    を備えた直流送電線の保護装置。
JP18580782A 1982-10-20 1982-10-20 直流送電線の保護装置 Pending JPS5972931A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18580782A JPS5972931A (ja) 1982-10-20 1982-10-20 直流送電線の保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18580782A JPS5972931A (ja) 1982-10-20 1982-10-20 直流送電線の保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5972931A true JPS5972931A (ja) 1984-04-25

Family

ID=16177228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18580782A Pending JPS5972931A (ja) 1982-10-20 1982-10-20 直流送電線の保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5972931A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5972931A (ja) 直流送電線の保護装置
JPS5851722A (ja) 直流送電線の保護装置
JPS5976117A (ja) 直流送電線の保護装置
JPS60109726A (ja) 連系装置
JPS5970120A (ja) 保護継電装置
JPH0118644B2 (ja)
JPH0132733B2 (ja)
SU945937A1 (ru) Устройство дл защиты сборных шин электростанции и подстанции
JPS5959013A (ja) 電流差動保護継電装置
JPH0125290B2 (ja)
JPS6361855B2 (ja)
JPS5963920A (ja) 直流送電用中性線の地絡事故検出装置
JPS59149718A (ja) 直流線路保護装置
JPS6147024A (ja) キヤパシタバンク保護装置
JPS58148618A (ja) 地絡保護装置
JPS61227638A (ja) 電力変換装置
JPS61199417A (ja) 変化幅過電流継電装置
JPH0118645B2 (ja)
JPS6066625A (ja) 直流送電系統の保護方法
JPS6016820B2 (ja) 直流送電線の保護継電装置
JPS6277821A (ja) 交直変換装置の保護方法
JPS62138017A (ja) 脱調検出継電装置
JPS60257715A (ja) 送電線充電電流の補償方法
JPS6028717A (ja) 保護継電装置
JPS58123621A (ja) しや断器制御方法