JPS6028569Y2 - 尖鋭発熱体 - Google Patents

尖鋭発熱体

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JPS6028569Y2
JPS6028569Y2 JP13675579U JP13675579U JPS6028569Y2 JP S6028569 Y2 JPS6028569 Y2 JP S6028569Y2 JP 13675579 U JP13675579 U JP 13675579U JP 13675579 U JP13675579 U JP 13675579U JP S6028569 Y2 JPS6028569 Y2 JP S6028569Y2
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JP
Japan
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heating element
sharp
heating
wire
outer cylinder
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Expired
Application number
JP13675579U
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English (en)
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JPS5655631U (ja
Inventor
芳一 吉田
Original Assignee
世紀技研株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂射出成形機に用いられる尖鋭発熱体に
関する。
この種の尖鋭発熱体は、射出成形機のキャビティに通ず
るゲート部分を局部的に加熱して該部分で冷却固化した
ゲートを閉じている合成樹脂を瞬時に溶融してゲートを
開き、射出成形操作により溶融樹脂をキャビティ内に射
出して成形することができるので高精度のランナーレス
射出成形機などに広く利用されている。
しかもこの尖鋭発熱体は略々砲弾型の形状を備え、従来
ではニクロム線のごとき発熱線を先端に突設して射出成
形サイクルに同期させて間歇的に発熱させるようになっ
ている。
しかしながら、この発熱線を露出させた構造の尖鋭発熱
体は、ガラス繊維入りの合成樹脂などの射出成形を行う
と樹樹脂流によって発熱線が摩滅する虞れがあり、長期
の使用に耐え得ない。
そこで本考案の出願人はさきに、この不都合を解決する
ため、露出する発熱線を補強する先端チップを被着した
発熱体装置を実開昭52−157527号(実開昭54
−84364号)の考案として開発したが構造が複雑で
加工が難かしく安価量産に適しない。
したがって、最近では第1図のように発熱体本体イと一
体的に加工製作された先端尖鋭部口内に直状二つ折のニ
クロム線を発熱源へとして臨ませ構造を簡単にして廉価
量産を図っている。
しかしながら、この構成は確かに発熱体本体イど先端尖
鋭部口とが一体化された構造で今までにない大きな特徴
を見出できるが内蔵される発熱源への構造および発熱効
果に問題があり発熱線が露出した従来構造のものに比し
稍々効果が劣るという欠点があった。
本考案は成上の点に着目して威されたもので、発熱源が
内蔵された形式で、しかも発熱、熱伝導の優れた新規な
合皮樹脂射出成形機に用いられる尖鋭発熱体を得るにあ
る。
すなわち、本考案の特徴とするところは、ニクロム線を
熱線とし、これをコイル状に捲装して細長状の発熱体と
し発熱部分を逓増して発熱量を十分増大できるようにし
て発熱体本体の先端尖鋭部への熱伝導を促がし且つ発熱
効果を増大できるようにした合皮樹脂射出成形機などに
用いる尖鋭発熱体を提供するにある。
以下に、本考案の一実旋例を図面と共に説明する。
1は耐熱性金属、たとえばステンレス鋼などで加工成形
された金属外筒で、外表面を酸化皮膜処理により絶縁性
を附与させてあり、全体として砲弾型形状の発熱体本体
Aを形威し、その先端に一体的な先端尖鋭部2を形成し
ている。
3は金属外筒1の内側中空部で、アルミナなどの絶縁物
4を充填して絶縁効果と熱伝導効果が良効となるように
形威しである。
5は金属外筒1の内側中空部3の先端尖鋭部2に近接し
て金属外筒1の中心軸上に沿って穿った縦孔、6は該縦
孔5内に嵌着される発熱体である。
しかして、該発熱体6は細長状のアルミナパイプ7に発
熱線8をコイル状に捲装すると共に捲装された発熱線8
の表面にガラス質9を被着して縦孔5内に嵌挿できる大
きさとする。
また発熱体8の一方は、アルミナパイプ7内に挿通させ
て後方に導出させ、リード線10とジヨイント部11に
より接続すると共に他方は発熱体6の後方から導出して
同様に他のリード線12とジヨイント部13と接続する
14は金属外筒1のほぼ中央に位置して絶縁筒体15の
外周に捲装させた加熱ヒーターであって、金属外筒1の
外周部を加熱して発熱できるようになっている。
しかして、上記実実部例で示される発熱体本体Aは、合
成樹脂射出成形機などの装置に配設し、金属外筒1は、
たとえばランナ一部に臨ませて、該部に貯溜する溶融樹
脂の保温加熱に役立たせると共に先端尖鋭部2はゲート
のゲートランドに臨ませてゲート部を局部的に加熱でき
るようにするものである。
また、一対のリード線10.12には射出成形機の射出
成形操作に関連して、間歇的に加熱することにより先端
尖鋭部3を間歇的に加熱させることができる。
本考案は成上の構成になるので、発熱体6は一対のリー
ド線10.12に通電するこにより発熱線8は発熱し発
熱体本体Aの先端尖鋭部2に熱が伝わり、該部2が外部
に対して発熱状態をする。
しかして発熱線8はアルミナパイプ7の外周に密接して
捲装しであるのでその発熱量は大きく先端尖鋭部2への
熱伝導は迅速である。
また発熱線8の外周はガラス質9でコーティングしであ
るので耐火、耐熱性が高く、すこぶる耐久性が大きい。
かくして、先端尖鋭部2の発熱体は、その周囲の固化樹
脂を瞬時に溶融し、たとえばゲートの溶融開口を行うこ
とができる。
つぎに、発熱体8への通電を解けば先端尖鋭部2は冷却
し、これにより周囲の溶融樹脂は瞬時に固化腰たとえば
ゲートを閉じることができる。
本考案によれば発熱体が発熱線をコイル状に捲装した構
造を備えて発熱体本体の先端尖鋭部に近接した縦孔内に
歇着してであるので熱効率よく伝わり通電操作による発
熱体の発熱作用を応答性よく実部できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の尖鋭発熱体の一例を示す一部切欠側面図
、第2図は本考案に係る尖鋭発熱体の一実施例を示す一
部切欠側面図、第3図は同上の発熱体の要部の拡大側面
図である。 1・・・・・・発熱体本体Aの金属外筒、2・・・・・
・先端尖鋭部、5・・・・・・縦孔、6・・・・・・発
熱線8をコイル状に捲装した発熱体、10,12・・・
・・・リード線、11.13・・・・・・ジヨイント部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 砲弾型形状を備えた発熱体本体の金属外筒に先端尖鋭部
    を一体に設け、該先端尖鋭部に近接して金属外筒内側の
    中心軸上に縦孔を穿ち発熱線をコイル状に捲装した発熱
    体を嵌着し該発熱体の発熱線の両端をジヨイント部を介
    して一対のリード線と連結して成る尖鋭発熱体。
JP13675579U 1979-10-04 1979-10-04 尖鋭発熱体 Expired JPS6028569Y2 (ja)

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JP13675579U JPS6028569Y2 (ja) 1979-10-04 1979-10-04 尖鋭発熱体

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JPS5655631U JPS5655631U (ja) 1981-05-14
JPS6028569Y2 true JPS6028569Y2 (ja) 1985-08-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021100864A (ja) * 2014-07-22 2021-07-08 インテグリス・インコーポレーテッド コンプライアンス材料による成形フッ素ポリマー破壊シール

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JPH048347Y2 (ja) * 1985-01-29 1992-03-03
JPS62140385A (ja) * 1985-12-16 1987-06-23 三理株式会社 尖鋭発熱体
US4755126A (en) * 1986-01-08 1988-07-05 Fast Heat Element Manufacturing Co., Inc. Plastic injection molding system with multiple tip torpedo heater

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JPS5655631U (ja) 1981-05-14

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