JPS591782Y2 - トピ−ド内に段付カ−トリッジヒ−タを組込んだホットランナ−金型 - Google Patents
トピ−ド内に段付カ−トリッジヒ−タを組込んだホットランナ−金型Info
- Publication number
- JPS591782Y2 JPS591782Y2 JP10735279U JP10735279U JPS591782Y2 JP S591782 Y2 JPS591782 Y2 JP S591782Y2 JP 10735279 U JP10735279 U JP 10735279U JP 10735279 U JP10735279 U JP 10735279U JP S591782 Y2 JPS591782 Y2 JP S591782Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torpedo
- cartridge heater
- tip
- hot runner
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、射出成形用ホットランナ−金型に係り、ト
ピード内に段付カートリッジヒータを組込んだホットラ
ンナ−金型に関するものである。
ピード内に段付カートリッジヒータを組込んだホットラ
ンナ−金型に関するものである。
一般に、射出成形用のホットランナ−金型は、第1図に
示すように、ノズルタッチ1より注入された樹脂がマニ
ホールド2の通路を通り、トピード3を介して成形品4
を成形する金型5a、5b内に射出されるように構成さ
れている。
示すように、ノズルタッチ1より注入された樹脂がマニ
ホールド2の通路を通り、トピード3を介して成形品4
を成形する金型5a、5b内に射出されるように構成さ
れている。
このとき注入された樹脂の先端温度が胴部と先端とでは
極度に差があり低下して固化することによる弊害を防ぐ
ために、上記トピード3の全周を均一な温度に保持して
おくものである。
極度に差があり低下して固化することによる弊害を防ぐ
ために、上記トピード3の全周を均一な温度に保持して
おくものである。
しかしながら従来のトピード3に挿入されているカート
リッジヒータ6は、第2図に示すように外形が棒状体で
あり、トピード3の全長に亘って温度勾配を一定に保持
することができず、トピード3の先端部の温度が、射出
完了時に極度に低下して、樹脂の固化によりゲートシー
ル現象をひき起すために、射出成形不良をきたす欠点が
あった。
リッジヒータ6は、第2図に示すように外形が棒状体で
あり、トピード3の全長に亘って温度勾配を一定に保持
することができず、トピード3の先端部の温度が、射出
完了時に極度に低下して、樹脂の固化によりゲートシー
ル現象をひき起すために、射出成形不良をきたす欠点が
あった。
すなわち、射出成形時におけるホットランナ−金型のゲ
ート部は、製品4の射出成形時に高温状態に保持され、
射出成形終了と共に注入された樹脂をゲートシールする
ために所定の温度まで低下させることが望しいものであ
るが、従来のトピード3ではカートリッジヒータ6の挿
入深さに制限があり、トピード3の先端部まで挿入でき
ず、従ってゲート部であるトピード3の先端部の温度制
御ができないものであった。
ート部は、製品4の射出成形時に高温状態に保持され、
射出成形終了と共に注入された樹脂をゲートシールする
ために所定の温度まで低下させることが望しいものであ
るが、従来のトピード3ではカートリッジヒータ6の挿
入深さに制限があり、トピード3の先端部まで挿入でき
ず、従ってゲート部であるトピード3の先端部の温度制
御ができないものであった。
この考案は、上述した欠点を改善するためになされたも
のであり、トピード先端部まで温度勾配を均一に保持す
ると共に、製品の成形を安定化させることを目的とした
トピード内に段付カートリッジヒータを組込んだホット
ランナ−金型を提供するものである。
のであり、トピード先端部まで温度勾配を均一に保持す
ると共に、製品の成形を安定化させることを目的とした
トピード内に段付カートリッジヒータを組込んだホット
ランナ−金型を提供するものである。
以下、この考案による実施を第3図ないし第4図を参照
して具体的に説明する。
して具体的に説明する。
第3図は、この考案による一実施例であり、トピード3
の先端部までカートリッジヒータ10を挿入するために
カートリッジヒータ10におけるケーシング11の先端
部には段付小径部11 aを形成し、このケーシング1
1及び先端部の段付小径部11 aの内部には、内径に
応じてコイルを2〜4個に区分した状態で小径の発熱部
12及び大径の発熱部132〜13nが挿着される。
の先端部までカートリッジヒータ10を挿入するために
カートリッジヒータ10におけるケーシング11の先端
部には段付小径部11 aを形成し、このケーシング1
1及び先端部の段付小径部11 aの内部には、内径に
応じてコイルを2〜4個に区分した状態で小径の発熱部
12及び大径の発熱部132〜13nが挿着される。
上記小径の発熱部12及び大径の発熱部13 a〜13
nは、リード線を小径用リード線14と大径用リード
線15とに分離して電源を供給し、射出成形時に樹脂の
ゲート部先端温度を高温に、また射出成形完了時のゲー
ト部先端温度を所定の低温にするなど、成形機信号及び
タイマー等で温度制御を行なうようになっている。
nは、リード線を小径用リード線14と大径用リード
線15とに分離して電源を供給し、射出成形時に樹脂の
ゲート部先端温度を高温に、また射出成形完了時のゲー
ト部先端温度を所定の低温にするなど、成形機信号及び
タイマー等で温度制御を行なうようになっている。
すなわちカートリッジヒータ10の本体岨鮭の径より小
さい径の先端部まで加熱できるようにすると共に、この
先端部の小径部の温度を適度に低下させたりすることが
できるように構成されている。
さい径の先端部まで加熱できるようにすると共に、この
先端部の小径部の温度を適度に低下させたりすることが
できるように構成されている。
また、第4図はこの考案による他の実施例であり、トピ
ード3にカートリッジヒータ10を挿入せず、カートリ
ッジヒータ20のケーシング21をトピードの外形形状
に成形すると共に、このケーシング21の内径は、先端
部に小径の段付21 aを形成する。
ード3にカートリッジヒータ10を挿入せず、カートリ
ッジヒータ20のケーシング21をトピードの外形形状
に成形すると共に、このケーシング21の内径は、先端
部に小径の段付21 aを形成する。
上記トピードの外形形状に成形したケーシング21の内
部には、内径に応じて小径の発熱部12及び大径の発熱
部113a〜13 nを挿着し、上記各発熱部12及び
13 a〜13nにはそれぞれリード線が接続されてい
る。
部には、内径に応じて小径の発熱部12及び大径の発熱
部113a〜13 nを挿着し、上記各発熱部12及び
13 a〜13nにはそれぞれリード線が接続されてい
る。
以上詳述したように、この考案によるカートリッジヒー
タを使用したホットランナ−金型は、ノズルタッチより
マニホールドの通路及びトピードを介して注入される樹
脂をゲート部、すなわちトピード外周の先端部において
一定温度に保持すると共に、射出成形時にはトピード先
端部を高温に、射出成形完了時には先端部温度をゲート
シールする程度に低下させるなどして製品の成形を安定
化するものである。
タを使用したホットランナ−金型は、ノズルタッチより
マニホールドの通路及びトピードを介して注入される樹
脂をゲート部、すなわちトピード外周の先端部において
一定温度に保持すると共に、射出成形時にはトピード先
端部を高温に、射出成形完了時には先端部温度をゲート
シールする程度に低下させるなどして製品の成形を安定
化するものである。
従って従来のカートリッジヒータを使用した金型に比し
て、ゲート部の温度制御が容易に行ない得るので、樹脂
の固化による極度のゲーI・シール現象が起らず、製品
の精度が向上するなどの改善がなされるものである。
て、ゲート部の温度制御が容易に行ない得るので、樹脂
の固化による極度のゲーI・シール現象が起らず、製品
の精度が向上するなどの改善がなされるものである。
第1図はホットランナ−金型の要部断面図、第2図は従
来の実施例を示すトピードの断面図、第3図はこの考案
による一実施例を示すトピードの断面図、第4図はこの
考案による他の実施例を示すカートリッジヒータの断面
図である。 1・・・・・・ノズルタッチ、2・・・・・・マニホー
ルド、3・・・・・・トピード、4・・・・・・成形品
、5a、5b・・・・・・金型、10・・・・・・カー
トリッジヒータ、10 a・・・・・・本体、11・・
・・・・ケーシング、11 a・・・・・・段付小径部
、12・・・・・・小径の発熱部、13 a〜13 n
・・・・・・大径の発熱部、14・・・・・・小径用リ
ード線、15・・・・・・大径用リード線。
来の実施例を示すトピードの断面図、第3図はこの考案
による一実施例を示すトピードの断面図、第4図はこの
考案による他の実施例を示すカートリッジヒータの断面
図である。 1・・・・・・ノズルタッチ、2・・・・・・マニホー
ルド、3・・・・・・トピード、4・・・・・・成形品
、5a、5b・・・・・・金型、10・・・・・・カー
トリッジヒータ、10 a・・・・・・本体、11・・
・・・・ケーシング、11 a・・・・・・段付小径部
、12・・・・・・小径の発熱部、13 a〜13 n
・・・・・・大径の発熱部、14・・・・・・小径用リ
ード線、15・・・・・・大径用リード線。
Claims (1)
- カートリッジヒータを使用して昇温せしめる先端小径の
トピードにおいて、該トピード内に嵌挿するカートリッ
ジヒータを、上記トピード先端まで極力挿入するため、
上記トピードの外形変化に追随して、先端を本体より小
径の段付に形成し、上記カートリッジヒータ内部には本
体及び先端の段付小径部に適合した別個の発熱体を挿着
し、上記トピードを大径の発熱部及び小径の発熱部に分
けて昇温させるよう構成したことを特徴とするトピード
内に段付カートリッジヒータを組込んだホットランナ−
金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10735279U JPS591782Y2 (ja) | 1979-08-03 | 1979-08-03 | トピ−ド内に段付カ−トリッジヒ−タを組込んだホットランナ−金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10735279U JPS591782Y2 (ja) | 1979-08-03 | 1979-08-03 | トピ−ド内に段付カ−トリッジヒ−タを組込んだホットランナ−金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5626227U JPS5626227U (ja) | 1981-03-11 |
JPS591782Y2 true JPS591782Y2 (ja) | 1984-01-19 |
Family
ID=29339983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10735279U Expired JPS591782Y2 (ja) | 1979-08-03 | 1979-08-03 | トピ−ド内に段付カ−トリッジヒ−タを組込んだホットランナ−金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591782Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58135085U (ja) * | 1982-03-08 | 1983-09-10 | 日立マクセル株式会社 | テ−プカセツト収納ケ−ス |
JPS58140567U (ja) * | 1982-03-13 | 1983-09-21 | 日立マクセル株式会社 | テ−プカセツト収納ケ−ス |
CA1230457A (en) * | 1984-05-25 | 1987-12-22 | Gellert, Jobst Ulrich | Injection molding nozzle probe and stack molding apparatus |
JPS6158711A (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-26 | Shigeru Tsutsumi | 尖鋭発熱体 |
-
1979
- 1979-08-03 JP JP10735279U patent/JPS591782Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5626227U (ja) | 1981-03-11 |
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