JPS6028373B2 - 積層鉄心の製造方法 - Google Patents

積層鉄心の製造方法

Info

Publication number
JPS6028373B2
JPS6028373B2 JP53058498A JP5849878A JPS6028373B2 JP S6028373 B2 JPS6028373 B2 JP S6028373B2 JP 53058498 A JP53058498 A JP 53058498A JP 5849878 A JP5849878 A JP 5849878A JP S6028373 B2 JPS6028373 B2 JP S6028373B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
punched
station
punching
die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53058498A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54149820A (en
Inventor
孝 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP53058498A priority Critical patent/JPS6028373B2/ja
Publication of JPS54149820A publication Critical patent/JPS54149820A/ja
Publication of JPS6028373B2 publication Critical patent/JPS6028373B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気機器に使用する積層鉄心の製造方法に関す
るものである。
電気機器用の積層鉄心で溶接・クランプ或いはカシメ突
起による結合で構成される積層鉄心は、一般にプログレ
ツシブダイを使用して製造している。
そして打抜かれた抜板はプレス金型より取出された後、
脱炭焼錨或いは歪取り暁雛等のための熱処理が行われる
。続いて外径やスロット等を揃える工程や所定積層に積
んで取出すための定寸取出し工程とか、積層厚を測定す
るチェック工程を経て溶接等の結合工程を行って積層鉄
心が構成されるものであり、その工程は多種類を必要と
している。近時この工程を短縮してコストを低くするた
めに、抜板の緒定位層にカシメ用突起を形成し、ダィ内
にある先行の抜板とこれに続く後続の抜板を、上記した
カシメ用突起の形成により生じた孔へ後続の抜板の突起
の圧入により一体結合し、ダィ内における積層を可能に
した技術も開発されている。
この場合、積層厚を検知しないと途切れることなく連続
結合されることになる。そして従来積層の厚さは抜板の
枚数により計測されていた。しかしながら積層鉄心に使
用される電磁鋼板は、JIS規格によりその板厚は土1
0%の公差が許容されている。このため積層鉄心の積厚
寸法は最大で20%の偏差がある。ここで一般的な板厚
0.5肋の場合は、その厚さは0.45肋ないし0.5
5伽の範囲にあるので、例えば100枚を積層するとき
は標準では5仇ゆであるが、実際には45肋ないし55
肋の範囲にある。従ってプラス誤差のときは抜板がほぼ
1材女余分であり、またマイナス誤差では標準に対し5
柳不足するので、製品の精度および特性は劣化しかつ次
の製造工程における事故の原因となる。本発明はかかる
欠点を除去したもので、その目的は鉄Dの素材である鋼
板の厚さの許容誤差に関係なく、常に一定積層厚みを有
する積層鉄○を簡単且つ安価にして得ることができる積
層鉄心の製造方法を提供することにある。
以下本発明の詳細を一実施例である第1図ないし第3図
について説明する。
第1図において図示していない前ステーションで内径お
よびス。ット等が所定形状に打抜かれたストリップ材1
1は、突起形成ステーション12で詳細は後述するが一
定の時期のみ、ポンチ13により前記した内蓬やスロッ
ト等のない位置に突起14が数ケ所形成される。続いて
ストリップ材11は右方の最終ステーションである打落
しステーション15に送られ、ここで打落しポンチ16
により抜板17となってダィ18に打落される。上記し
たポンチ13は第2図に示すように、その下降はシリン
ダ19が前進するとそのピストンロッド19Aに固着し
たカム板20も前進するので、カム板20の斜面に接し
ているポンチ13も下降するのである。このようにスト
リップ材11はその最先のものは突起形成ステーション
12に送られると、ポンチ13がシリンダ19により下
降しストリップ材11には突起14が形成され、続いて
打落しステーション15で打落しポンチ16により抜板
17としてダィ18内に打落される。その後ストリップ
材11は突起14を形成することなく、打落しステーシ
ョン15で突起のない抜板21としてダィ18内に打落
される。この場合、ダィ18内に打落とされた突起14
のある抜板17の上に突起のない抜板21が打落とされ
積層される鏡に順次ダィ内下方に移動するようになって
いる。そして突起14のある抜板17の上に突起のない
抜板21が積層され、これらの積層厚みが所定厚に達す
ると、後述するセンサ34からの検出信号によりシリン
ダ19が作動しストリップ材に突起14が形成されるよ
うになっている。上記した抜板17および21がダィ1
8内で所定厚さになったときの検知を第3図により説明
する。
固定部材26には頭部にダイヤルA27を有するネジA
28が回転自在に取付けてあり、このネジA28にはナ
ットA29を固着した可動体30が連結されている。そ
して可動体3川こはダイヤルB31を有するネジB32
が回転自在に取付けてあり、ネジB32に螺合するナッ
トB33には、無接点スイッチである光電管やェヤセン
サ等の適宜なセンサ34が取付けてある。このセンサ3
4の作動面はダィ18の窓18Aに向っているので、ダ
ィ18内を突起のある抜板17が下降したときこれを検
知するようになっている。また可動体30の一側端部に
はダイヤルゲージ35が取付けられており、これは打落
しポンチ16と同一高さで、かつ、一体となって移動す
る捨てポンチ36の下面に接しているので、打落しポン
チ16の下面位置を検出する。
なおこのダイヤルゲージ35は、その移動量を電気信号
に変換可能な形式を使用すれば、打抜限高さの異常を検
知することも可能である。次に本発明について説明する
先ず準備段階において、ダィ18内部にあらかじめ被板
が隙間なく詰まっているのと同一状態になるように支持
リング(図示せず)、例えば突起のない抜板を積層.し
たもの、あるいは既に鉄心になったものを設ける。この
支持リングを設ける理由はダィ18内部が空の状態で打
抜きを開始すると一番最初の抜板がダィ内で鏡斜しなが
ら落下することがあり、その上に後から打抜かれた抜板
が積層されて行くと糟層抜板はこじれてダィ内で詰まる
現象が生じるためである。この準備段階でダィ内に設け
られた支持リングはストリップ材の打抜きが開始され抜
板がダィ内に打落される毎に順次ダィ内下方に移動して
行き、最終的にはダィ下部より取出されるものである。
次にダイヤルゲージ35の0点は金型を変更すると、ポ
ンチ−やダイ高さも変化するのでダイヤルA27を調整
することにより行う。
積層鉄心になる抜板17および21の積層厚さは、ダイ
ヤルゲージ35の0点の基準位置からセンサ34の位置
までの距離である。先づ抜き始の抜板一枚は、シリンダ
19を作動させてポンチ13により突起14を、突起形
成ステーション12で成形させる。なおこの突起14は
打抜圧により押しつぶされないように数枚を成形させる
ことも可能である。この抜板は打落しステーション15
で打落しポンチ16によりダィ18内に突起14のある
抜板17として支持リング上に送られる。続いて突起の
ない抜板21が連続して打落しステーション15で打抜
かれ、ダイ18内に送られてくる。これにより支持リン
グ上で突起14により隙間6aを有する抜板17は、打
落しポンチ16によりダィ18内を下降する。そして第
3図に示すように、下側の抜板17とその上方の抜板2
1の合計の高さ日が所定厚さに達したとき、抜板17の
突起14による隙間6aをセンサ34が検知する。この
検出信号によりシリンダ19は作動してポンチ13を下
降させ突起成形ステーション12にあるストリップ材1
1に突起14を形成させる。この突起14を形成された
ストリップ材11は、打落しステーション15で抜板1
7として打落され以後上記と同機に処理される。なおこ
の所定厚さ川まダイヤルB31を調整することにより、
センサ34のダイヤルゲージ35の0点からの距離を変
更することにより希望の数値に設定することが可能であ
る。第4図および第5図は本発明の他の実施例を示した
もので、連続したカシメ突起を設けることも可能であり
カシメ突起結合方法により積層鉄心を構成する場合にお
いて、本発明の分離面で突起量の隙間を得る方法として
カシメ突起位置を、抜板51の所定積厚毎に交互に異つ
た位置に成形することにより適用可能である。
即ち今までポンチ52で成形させていたカシメ突起53
を、センサ34(図示せず、第3図参照)の信号により
シリンダ54を前進させ、カム55を介してポンチ52
とは異なる位置のポンチ56でカシメ突起57を形成す
ることにより、突起高さに相当する隙間6bを成形する
方法である。記載以外は前述した例と同一である。本発
明による積層鉄心の製造方法は上述したように構成した
ので、溶接或いはクランプ等で結合する積層鉄心につい
ては、多くの工程および設備が不要となり、結合するた
めの設備のみで積層鉄心を完成可能となる。
このための設備スペースが小さくコストも低くなり、積
層厚さは抜板の枚数を計数する方式でなく厚さそのもの
を測定するので精度も高い。またダィ内部に打落された
積層鉄心は各群の境目‘こ突起による間隙を存している
ので、ダイィ内部でも各群の積層鉄心を容易に区別する
ことができる。またカシメ突起結合方式においては、板
厚の許容差の累積による影響を受けることはなく、積層
厚さにバラツキのない積層鉄心を得ることが可能となっ
たので、安定した製品特性を得る等数々の利点を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示し、第1図
はプレス金型の一部縦断面図、第2図は第1図の0,0
線断面図、第3図は第1図の要部拡大図、第4図および
第5図は本発明の他の実施例を示し、第4図は第2図に
相当する断面図、第5図は第4図により突起を成形され
た抜板の側面図である。 12……突起形成ステーション、14……突起、15・
・・・・・打落しステーション、16・・・・・・打落
しポンチ、17,21,51・・・・・・抜板、18・
・・・・・ダイ、34……センサ。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 抜板を積層して構成される積層鉄心において、打落
    としてステーシヨンの打落としポンチにより同ステーシ
    ヨン下方のダイ内部に前記抜板を打落として積重ねるに
    際し、先ず前記打落としステーシヨンの前に設けた突起
    形成ステーシヨンにより突起を成形した抜板をダイ内部
    に打落とし、次いでこの突起のある抜板の上に突起のな
    い抜板をダイ内部の下方に順次送りながら積層して行き
    、その積層厚が所定値になつたことを前記突起のある抜
    板とその前の群の抜板との間に形成される間隙を無接点
    スイツチのセンサで検出し、その検出信号により前記突
    起成形ステーシヨンで突起を形成する処理を繰返し行な
    うようにより所定の積層厚の積層鉄心を得ることを特徴
    とする積層鉄心の製造方法。 2 抜板を積層して構成される積層鉄心において、打落
    としステーシヨンの打落としポンチにより同ステーシヨ
    ン下方のダイ内部に前記抜板を打落として積重ねるに際
    し、先ず前記打落としステーシヨンの前に設けた突起形
    成ステーシヨンによりカシメ突起を成形した抜板をダイ
    内部の下方に順次送りながら積層して行き、その積層厚
    が所定値になるとそのことを最下層部の抜板に有するカ
    シメ突起とその前の群の最上層部の抜板との間に形成さ
    れる間隙を無接点スイツチのセンサで検出し、その検出
    信号により前記突起形成ステーシヨンで前記カシメ突起
    位置とは異なる位置にカシメ突起を形成する処理を抜板
    が所定積層厚になる毎に交互に繰返して積層鉄心を得る
    ことを特徴とする積層鉄心の製造方法。
JP53058498A 1978-05-17 1978-05-17 積層鉄心の製造方法 Expired JPS6028373B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53058498A JPS6028373B2 (ja) 1978-05-17 1978-05-17 積層鉄心の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53058498A JPS6028373B2 (ja) 1978-05-17 1978-05-17 積層鉄心の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54149820A JPS54149820A (en) 1979-11-24
JPS6028373B2 true JPS6028373B2 (ja) 1985-07-04

Family

ID=13086077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53058498A Expired JPS6028373B2 (ja) 1978-05-17 1978-05-17 積層鉄心の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6028373B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104218744A (zh) * 2014-09-23 2014-12-17 徐红耀 适用于定子片铆扣点的加工工装

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1982003491A1 (en) * 1981-03-31 1982-10-14 Hara Yoshihumi Iron core laminate manufacturing apparatus
JPS58105533A (ja) * 1981-12-16 1983-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd トランス用鉄心の製造法
JPS60186009A (ja) * 1985-02-04 1985-09-21 Mitsubishi Electric Corp 積層鉄心の突起部形成装置
JPS6188747A (ja) * 1985-10-11 1986-05-07 Mitsubishi Electric Corp 積層鉄心の製造方法
TW408314B (en) 1997-08-22 2000-10-11 Kenwood Corp Supporting structure of floating chassis of disc apparatus
EP3514925A1 (de) 2018-01-18 2019-07-24 voestalpine Automotive Components Dettingen GmbH & Co. KG Verfahren zum verbinden von blechteilen zu blechpaketen
JP7256317B2 (ja) * 2018-03-07 2023-04-11 株式会社三井ハイテック 積層鉄心の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104218744A (zh) * 2014-09-23 2014-12-17 徐红耀 适用于定子片铆扣点的加工工装

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54149820A (en) 1979-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI427896B (zh) 軸向氣隙型電動機用定子鐵心之製造方法
EP0942287B1 (en) Sensor ring and method of making the same
JPS6028373B2 (ja) 積層鉄心の製造方法
CN112803683B (zh) 一种转子铁芯的压实检测一体机及压实检测方法
JPH04365801A (ja) 渦巻状焼結部品のプレス成形装置
JPH0612943B2 (ja) 積層鉄心製造装置
KR100872830B1 (ko) 차량용 톤휠의 제조방법 및 장치
JP2011101464A (ja) 積層鉄心の製造方法及びその製造装置
JPS6118332B2 (ja)
JP5893366B2 (ja) 積層鉄心の製造方法
JPH0639596A (ja) アンダーカット部を有する粉末成形品の製造方法および装置
JPH02501905A (ja) 多層の成形板を製造するためのプレス工具
JPH0573080B2 (ja)
JPH0236331B2 (ja)
EP1228856A2 (en) Powder compacting tool
JP2560550Y2 (ja) 回転子用スキュー積層鉄心とその製造用金型装置
JP2001105045A (ja) 積層固着品
US20040047939A1 (en) Thermoforming tool
JPH0549218A (ja) 回転電機用積層鉄心の製造方法
JPH0260202B2 (ja)
JPS58138526A (ja) 金型装置
JP2002015931A (ja) 差厚積層鉄心の製造方法および製造装置
JPH11342432A (ja) プレス金型による鉄心のプレス方法
JPS61172627A (ja) プレス金型
JPS598457B2 (ja) 積層鉄心製造装置