JPS6028347B2 - 磁性トナ−の製造方法 - Google Patents
磁性トナ−の製造方法Info
- Publication number
- JPS6028347B2 JPS6028347B2 JP52121801A JP12180177A JPS6028347B2 JP S6028347 B2 JPS6028347 B2 JP S6028347B2 JP 52121801 A JP52121801 A JP 52121801A JP 12180177 A JP12180177 A JP 12180177A JP S6028347 B2 JPS6028347 B2 JP S6028347B2
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- JP
- Japan
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- magnetic toner
- magnetic
- resin
- toner
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁性トナーの製造方法に係り、ベヒクル樹脂を
溶かした溶液中に磁性金属の硫酸塩、塩化物等を一緒に
溶かし込み、この溶液から磁性材料及びべヒクル樹脂を
共沈析出させ、ベヒクル樹脂中に磁性材料を含有せしめ
る磁性トナーの製造方法に関する。
溶かした溶液中に磁性金属の硫酸塩、塩化物等を一緒に
溶かし込み、この溶液から磁性材料及びべヒクル樹脂を
共沈析出させ、ベヒクル樹脂中に磁性材料を含有せしめ
る磁性トナーの製造方法に関する。
従来、電子写真法としては米国特許第２，２９７，６９
１号明細書、特公昭４２一２３９１び号公報及び特公昭
４３−２４７４８号公報等、多数の方法が知られている
が、一般には光導電性物質を利用し、種々の手段により
感光体上に静電港像を形成し、次いで該潜像をトナーを
用いて現像し、必要に応じて紙等の転写材にトナー画像
を転写した後、加熱、圧力或いは溶剤蒸気などにより定
着し複写物を得るものである。
１号明細書、特公昭４２一２３９１び号公報及び特公昭
４３−２４７４８号公報等、多数の方法が知られている
が、一般には光導電性物質を利用し、種々の手段により
感光体上に静電港像を形成し、次いで該潜像をトナーを
用いて現像し、必要に応じて紙等の転写材にトナー画像
を転写した後、加熱、圧力或いは溶剤蒸気などにより定
着し複写物を得るものである。
静電潜像をトナーを用いて可視化する方法も、例えば米
国特許第２，８７４，０６３号明細書に記載されている
磁気ブラシ法、同２，６１＆ ５５２号明細書に記載さ
れているカスケード現像法及び同２，２２１，７７６号
明細書に記載されている粉末雲法及びファーブラシ現像
法等多数の方法が知られている。
国特許第２，８７４，０６３号明細書に記載されている
磁気ブラシ法、同２，６１＆ ５５２号明細書に記載さ
れているカスケード現像法及び同２，２２１，７７６号
明細書に記載されている粉末雲法及びファーブラシ現像
法等多数の方法が知られている。
これらの現像法などに用いられるトナーとしては、従来
、天然或いは合成樹脂中に染料、顔料を分散させた微粉
末が使用されている。更に、磁性トナーを用いて静電潜
像を現像する方法も米国特許第２，８４６，３３３号明
細書、同３，２３９，４６５号明細書等に記載されてい
る。これらの現像方法は磁性トナーを磁石を内蔵する金
属スリーブ上に配した磁気ブラシを用いて静蚕潜像を現
像するものである。磁性トナーは一般には樹脂、着色剤
及び磁性材料微粉末（フェライト粉、マグネタィト粉な
ど）を加熱溶融し混練後微粉砕して製造するか、樹脂溶
液中に磁性材料微粉末を分散した液を噴霧乾燥して製造
する方法が知られている。
、天然或いは合成樹脂中に染料、顔料を分散させた微粉
末が使用されている。更に、磁性トナーを用いて静電潜
像を現像する方法も米国特許第２，８４６，３３３号明
細書、同３，２３９，４６５号明細書等に記載されてい
る。これらの現像方法は磁性トナーを磁石を内蔵する金
属スリーブ上に配した磁気ブラシを用いて静蚕潜像を現
像するものである。磁性トナーは一般には樹脂、着色剤
及び磁性材料微粉末（フェライト粉、マグネタィト粉な
ど）を加熱溶融し混練後微粉砕して製造するか、樹脂溶
液中に磁性材料微粉末を分散した液を噴霧乾燥して製造
する方法が知られている。
前者の方法は磁性微粉末の樹脂中への均一な分散が困難
であり、かぶりの増大、画像濃度の低下の原因となる。
であり、かぶりの増大、画像濃度の低下の原因となる。
また、粉砕法では粒度分布が広くなり分級する必要があ
り、樹脂と磁性材料の硬度、腕さなどの違いによって各
粒度の組成が一定せず厳密な分級を必要とする。更に、
粉砕法では磁性トナー表面に磁性材料が露出するので絶
縁性磁性トナーを製造するのが困難である。後者の方法
は磁性材料の比重が相当に大きいために常に均一組成の
分散、頃霧がむずかしく、好ましい粒度で均一な組成の
磁性トナーを製造することは困難である。
り、樹脂と磁性材料の硬度、腕さなどの違いによって各
粒度の組成が一定せず厳密な分級を必要とする。更に、
粉砕法では磁性トナー表面に磁性材料が露出するので絶
縁性磁性トナーを製造するのが困難である。後者の方法
は磁性材料の比重が相当に大きいために常に均一組成の
分散、頃霧がむずかしく、好ましい粒度で均一な組成の
磁性トナーを製造することは困難である。
本発明は上甑の如き欠点のない磁性トナーの製造方法を
提供するものである。
提供するものである。
また、本発明は極めて微細な磁性材料を樹脂中に均一に
分散することのできる磁性トナ−の製造方法を提供する
ものである。
分散することのできる磁性トナ−の製造方法を提供する
ものである。
更に、本発明は簡単に組成が均一で球状の絶縁性磁性ト
ナーを製造する方法を提供するものである。
ナーを製造する方法を提供するものである。
更に、本発明は粒度の制御が簡単に行なえ、粒度が揃っ
ておりほとんど分級も必要としない磁性トナーの製造方
法を提供するものである。
ておりほとんど分級も必要としない磁性トナーの製造方
法を提供するものである。
本発明は磁性材料とべヒクル樹脂を櫨梓下で英次析出さ
せ、均一に微細磁性材料を樹脂中に分散させる磁性トナ
ーの製造方法にある。
せ、均一に微細磁性材料を樹脂中に分散させる磁性トナ
ーの製造方法にある。
即ち、ベヒクル樹脂と磁性金属の硫酸塩、塩化物などを
共通溶媒に適度な濃度で溶解し、この溶液から樹脂、磁
性材料を共擁させるものである。
共通溶媒に適度な濃度で溶解し、この溶液から樹脂、磁
性材料を共擁させるものである。
使用する樹脂、磁性金属塩、共通溶媒などは本発明の製
造方法に適合するように選択すればよい。例えば、硫酸
第一鉄及び／または硫酸第二鉄の水溶液に、酸性水溶液
可溶でアルカリ性で析出する樹脂を溶解し、次いでＮＨ
４０日，ＮａＯＨ，ＫＯＨなどでｐＨ９〜１２に燈拝し
ながら調整するとＦｅ３０４（マグネタィト）の微粉末
と樹脂のゲル化物が生成する。このゲル化物を炉別し、
更に水で洗浄すると球状の磁性トナーが得られる。特に
、混合溶液を加温し、ポンプで空気を吹き込みながらア
ルカリを添加しｐＨ９〜１２とすると特に好ましい磁性
トナーが得られる。本発明の製造方法に適した樹脂濃度
は樹脂の種類及び溶媒などによって異なるが一般には１
〜１仇Ｗ％程度が好ましい。
造方法に適合するように選択すればよい。例えば、硫酸
第一鉄及び／または硫酸第二鉄の水溶液に、酸性水溶液
可溶でアルカリ性で析出する樹脂を溶解し、次いでＮＨ
４０日，ＮａＯＨ，ＫＯＨなどでｐＨ９〜１２に燈拝し
ながら調整するとＦｅ３０４（マグネタィト）の微粉末
と樹脂のゲル化物が生成する。このゲル化物を炉別し、
更に水で洗浄すると球状の磁性トナーが得られる。特に
、混合溶液を加温し、ポンプで空気を吹き込みながらア
ルカリを添加しｐＨ９〜１２とすると特に好ましい磁性
トナーが得られる。本発明の製造方法に適した樹脂濃度
は樹脂の種類及び溶媒などによって異なるが一般には１
〜１仇Ｗ％程度が好ましい。
また、磁性金属塩も一般には０．１〜３ｍｏｌ／その割
合で用いればよい。磁性金属塩としてはＦｅ，Ｎｉ，Ｃ
ｏ等の硫酸塩、塩化物などが用いられるが、硫酸第一鉄
、硫酸第二鉄の水溶液から析出されるマグネタィトが磁
性トナーの磁性材料として最適である。また、本発明に
用いられる樹脂としては、酸性可溶性でアルカリ性で析
出する樹脂が好ましい。
合で用いればよい。磁性金属塩としてはＦｅ，Ｎｉ，Ｃ
ｏ等の硫酸塩、塩化物などが用いられるが、硫酸第一鉄
、硫酸第二鉄の水溶液から析出されるマグネタィトが磁
性トナーの磁性材料として最適である。また、本発明に
用いられる樹脂としては、酸性可溶性でアルカリ性で析
出する樹脂が好ましい。
例えば、ポリビニルピリジン及びその共重合体、４ービ
ニルピリジンー２ーエチルヘキシルアクリレート共重合
体（８０／２０）、４−ビニルピリジンー２−ビニルピ
リジンーアクリロニトロル共重合体（２１／６０／２０
）、４ービニルピリジンーメチルメタクリレート共重合
体（７０／３０）、４−ピニルピルジンージメチルアミ
ノエチルメタクリレート共重合体（６０ノ４０〜４０ノ
６０）、５ーメチルー２−ビニルピリジンーメチルメタ
クリレート共重合体（７０／３０）、５−メチル−２ー
ビニルピリジンージメチルエチルメタクリレート共重合
体（６０／４０）、６ーメチルー２ービニルピリジン−
２ーェチルヘキシルアクリレート共重合体（８０／２０
）、ポリビニルイミダゾール、ポリビニルアミン、ポリ
ビニルアニリン等が好ましく使用できる。本発明の製造
方法によって得られる磁性トナーは極めて微細な磁性材
料が均一に樹脂中に分散されており、粒度も翻っており
、球状でもあるからかぶりが極端に少なく、濃度の高い
鮮明な画像が得られる。また球状の絶縁性磁性トナーが
得られるので現像トナー像を紙などに極めて鮮明に転写
することができる。以下本発明を実施例により具体的に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではなく
、樹脂と磁性材料を溶液中より共沈することによって磁
性トナ−を得る方法はすべて本発明に含まれるものであ
る。
ニルピリジンー２ーエチルヘキシルアクリレート共重合
体（８０／２０）、４−ビニルピリジンー２−ビニルピ
リジンーアクリロニトロル共重合体（２１／６０／２０
）、４ービニルピリジンーメチルメタクリレート共重合
体（７０／３０）、４−ピニルピルジンージメチルアミ
ノエチルメタクリレート共重合体（６０ノ４０〜４０ノ
６０）、５ーメチルー２−ビニルピリジンーメチルメタ
クリレート共重合体（７０／３０）、５−メチル−２ー
ビニルピリジンージメチルエチルメタクリレート共重合
体（６０／４０）、６ーメチルー２ービニルピリジン−
２ーェチルヘキシルアクリレート共重合体（８０／２０
）、ポリビニルイミダゾール、ポリビニルアミン、ポリ
ビニルアニリン等が好ましく使用できる。本発明の製造
方法によって得られる磁性トナーは極めて微細な磁性材
料が均一に樹脂中に分散されており、粒度も翻っており
、球状でもあるからかぶりが極端に少なく、濃度の高い
鮮明な画像が得られる。また球状の絶縁性磁性トナーが
得られるので現像トナー像を紙などに極めて鮮明に転写
することができる。以下本発明を実施例により具体的に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではなく
、樹脂と磁性材料を溶液中より共沈することによって磁
性トナ−を得る方法はすべて本発明に含まれるものであ
る。
実施例 １
上記の混合溶液を６ぴ０に加溢し、１分間ェアポンプで
空気を吹き込み、ビューレットよりＮ比ＯＨ水溶液を＆
ｈｌ／分の割合で損梓しながら添加し、母１１に調整し
たところマグネタィトを核としたゲル化物が形成された
。
空気を吹き込み、ビューレットよりＮ比ＯＨ水溶液を＆
ｈｌ／分の割合で損梓しながら添加し、母１１に調整し
たところマグネタィトを核としたゲル化物が形成された
。
次に、このゲル化物を１０その純水で洗浄し、４０℃で
５時間乾燥することによって粒度５〜１０〆の球状の絶
縁性磁性トナーが得られた。
５時間乾燥することによって粒度５〜１０〆の球状の絶
縁性磁性トナーが得られた。
この磁性トナーのみを磁石を内部に有する金属スリーブ
に配し静電港像を現像したところカプリのない鮮明な画
像が得られた。また転写紙にコロナ転写したが極めて良
好な転写性を示した。次に、比較のためにマグネタィト
粉末（戸田工業製）と４ービニルピリジンポリマーを練
肉・粉砕後分級して得られた粒度５〜１０ムの磁性トナ
ーを用いて同様に静露潜像を現像した。
に配し静電港像を現像したところカプリのない鮮明な画
像が得られた。また転写紙にコロナ転写したが極めて良
好な転写性を示した。次に、比較のためにマグネタィト
粉末（戸田工業製）と４ービニルピリジンポリマーを練
肉・粉砕後分級して得られた粒度５〜１０ムの磁性トナ
ーを用いて同様に静露潜像を現像した。
これらのデータ−を下表に示す。＊但し、転写前の感光
体の濃度である。
体の濃度である。
実施例 ２
実施例１において、ＦｅＳ０４をＮｉＳ０４に代えた以
外は実施例１と同様に行なった。
外は実施例１と同様に行なった。
この磁性トナーの性能は下表の如くである。実施例 ３
実施例１において、ＦｅＳ０４をＣＯＳ０４に代えた以
外は実施例１と同様に行なった。
外は実施例１と同様に行なった。
この磁性トナーの性能は下表の如くである。実施例 ４
実施例１において、ＮＨ４０日の添加割合を公ｈｌ／分
に変えて同様に行なったところ磁性トナーの粒度は３〜
７ｒであった。
に変えて同様に行なったところ磁性トナーの粒度は３〜
７ｒであった。
このトナーの性能は実施例１のトナーとほぼ同機であっ
た。実施例 ５ 実施例１において、ポリマーを４ービニルピリジンージ
メチルアミノェチルメタクリレート共重合体（６０／４
０）、（有機合成薬品工業製，商品名Ｅ４臥）に変えて
他は全く同様に実施した。
た。実施例 ５ 実施例１において、ポリマーを４ービニルピリジンージ
メチルアミノェチルメタクリレート共重合体（６０／４
０）、（有機合成薬品工業製，商品名Ｅ４臥）に変えて
他は全く同様に実施した。
得られた磁性トナーの性能は実施例１のトナーとほぼ同
様であった。実施例 ６ 実施例１において、ポリマーをポリビニルィミダゾール
に変えて他は全く同様に実施した。
様であった。実施例 ６ 実施例１において、ポリマーをポリビニルィミダゾール
に変えて他は全く同様に実施した。
Claims (1)
- １ 磁性金属塩とベヒクル樹脂とを含む溶液からｐＨを
調整することにより磁性材料とベヒクル樹脂とを共沈析
出させることを特徴とする磁性トナーの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52121801A JPS6028347B2 (ja) | 1977-10-11 | 1977-10-11 | 磁性トナ−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52121801A JPS6028347B2 (ja) | 1977-10-11 | 1977-10-11 | 磁性トナ−の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5454640A JPS5454640A (en) | 1979-05-01 |
| JPS6028347B2 true JPS6028347B2 (ja) | 1985-07-04 |
Family
ID=14820251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52121801A Expired JPS6028347B2 (ja) | 1977-10-11 | 1977-10-11 | 磁性トナ−の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6028347B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0259383B2 (ja) * | 1983-10-13 | 1990-12-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58166358A (ja) * | 1982-03-26 | 1983-10-01 | Mita Ind Co Ltd | 湿度依存性の改良された磁性トナ− |
-
1977
- 1977-10-11 JP JP52121801A patent/JPS6028347B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0259383B2 (ja) * | 1983-10-13 | 1990-12-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5454640A (en) | 1979-05-01 |
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