JPS6028075Y2 - モ−タブラシ - Google Patents

モ−タブラシ

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Publication number
JPS6028075Y2
JPS6028075Y2 JP1977151335U JP15133577U JPS6028075Y2 JP S6028075 Y2 JPS6028075 Y2 JP S6028075Y2 JP 1977151335 U JP1977151335 U JP 1977151335U JP 15133577 U JP15133577 U JP 15133577U JP S6028075 Y2 JPS6028075 Y2 JP S6028075Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
leaf spring
contact piece
commutator
contact
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977151335U
Other languages
English (en)
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JPS5476905U (ja
Inventor
征三 渡辺
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オリンパス光学工業株式会社 filed Critical オリンパス光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は小形モータ用のモータブラシに関する。
従来モータブラシとしてブラシ全体をばね特性に優れ、
しかも耐摩耗性の接点材料のもので一体的に構成しこの
ときのばね力により所定のばね定数をもってモータの整
流子に接触させるようにしたものがある。
ところが、このように全体をひとつのばねとして構成し
たものでは整流子の極高や表面の細かな凹凸に対する応
答と面ぶれのような大きな振動に対する応答を同時に満
足するようばね定数を設定することは極めて難しく、し
ばしはブラシが整流子より離れてしまうことがあった。
このためブラシと整流子の間の導電性が著しく不安定に
なり、これが原因でモータに回転むらやトルクむらを生
じ、更には雑音を生じることがある。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので整流子の
極高や表面の細かな凹凸に対する応答および面ぶれのよ
うな大きな振れに対する応答を夫々良好に行なうことが
できるモータブラシを提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を図に従い説明間する。
第1図において1はブラケット2に取付けた板ばねで、
この板ばね1の先端には板ばね1よりもばね定数の小さ
な接片3を板ばね1側に折り返えした状態でスポット溶
接又はロウ付により固定する。
この場合第2図に示すように接片3は複数本の棒状導体
よりなり、また板ばね1も各接片3が夫々独立して後述
の整流子3の動きに追従できる様上記接片3の太さに合
わせた巾に分割されている。
また上記板ばね1の板面には発泡ポリウレタンゴム等か
らなる防振材4を貼付けている。
この防振材4は板ばね1の共振を吸収するためのもので
ある。
そして、このようなモータブラシは上記接片3が整流子
5に接触した状態に保持される。
この場合接片3が整流子5に接触した状態では接片3の
先端と板ばね1の間にわずかな隙間Aを有するようにす
る。
しかして、このようなモータブラシでは整流子5の極高
や表面の細かな凹凸に対してばね定数の小さな接片3部
分のみが応答する。
また面振れのような大きな振れに対しては接片3の先端
が板ばね1に当接して板ばね1のばね性も加味され、こ
の状態で面振れに応答する。
つまり、このときのモータブラシの特性は第3図に示す
ようになり、最初接片3に加えられる力の弱い間は接片
3の部分のたわみが大きく現われ、やがて大きくなると
接片3の先端が板ばね1に当接することにより板ばね1
もたわみ始め両者の合成として現われる。
従って、このような構成によれば異なる部材つまり板ば
ねと棒状の接片とを組合せ整流子の極高や表面の細かな
凹凸に対しては接片部分のみで応答するようにするとと
もに面振れなどの大きな振動に対しては接片部分に板ば
ね部分を合わせて応答するようにしているのでブラシが
整流子より瞬時でも離れるようなことを防止でき、しか
も板ばね板面に防振材を貼付けているので共振点におけ
る異常な振動も除去することができる。
これによりブラシと整流子の間の導電性を安定化し得、
モータの回転むら、トルクむらを防止でき、加えて雑音
の発生も除去することができ、モータの長寿命化に大い
に寄与することができる。
また実施例によれば板ばねに取付けられた接片の中間部
分が整流子に接触するようにしているので整流子の極高
に接片がひっかかるようなこともなく接片と整流手間の
接触状態をより安定化できる利点もある。
また、高価な接点材料は先端部分に用いるだけなので、
従来のもののように全体を接点材料のみで形成したもの
に比べ著しく安価にできる。
更に板ばねに対し接片を折返して取付けるようにしてい
るので全体として極めて小形にでき、近時注目されてい
る起生形テープレコーダーのモータのように取付スペー
スに制約のあるものに最適である。
尚、この考案は上記実施例にのみ限定されず要旨を変更
しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば接片と板ばねのばねバランスが極端に異なる場合
及び接片目体の共振を防ぐ場合には第4図に示すように
板ばね1をくの字に曲げ、接片3の固定部近くに防振材
6をはさみ込むようにより有効である。
また、第5図に示すことに板ばね1をU字状にしてもよ
い。
こうするとはね定数を小さくでき、整流子への接触圧の
調整を容易にできる。
更に接片は一般的には断面円形であるが、第6図に示す
ように断面を略半円状にしてもよい。
こうすると板ばねへの溶接又はロウ付の際の作業性が良
くなり、加えて整流子の軸方向の振れに対し接片が動揺
することがなく接触状態が変化せず安定させることがで
きる。
以上述べたようにこの考案によれば整流子の極高や表面
の細かな凹凸に対する応答および面ふれのような大きな
振れに対する応答を夫々良好に行なうことができるモー
タブラシを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示す側倒面
図、第3図は同実施例を説明するための特性図、第4図
および第5図は夫々この考案の他実施例を示す側面図、
第6図はこの考案に用いられる接点の他側を示す斜視図
である。 1・・・・・・板ばね、2・・・・・・ブラケット、3
・・・・・・接片、4,6・・・・・・吸振材、5・・
・・・・整流子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基端部において固定された板ばねの先端にこの板ばねよ
    りもばね定数の小さな棒状の接片を上記板ばね側に折り
    返した状態で取付け、この接片の中間部分において整流
    子と接触するようにこの接片の先端が上記板ばねと所定
    の隙間を保持して整流子側へ付勢されるようにしたこと
    を特徴とするモータブラシ。
JP1977151335U 1977-11-11 1977-11-11 モ−タブラシ Expired JPS6028075Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977151335U JPS6028075Y2 (ja) 1977-11-11 1977-11-11 モ−タブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977151335U JPS6028075Y2 (ja) 1977-11-11 1977-11-11 モ−タブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5476905U JPS5476905U (ja) 1979-05-31
JPS6028075Y2 true JPS6028075Y2 (ja) 1985-08-24

Family

ID=29136488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977151335U Expired JPS6028075Y2 (ja) 1977-11-11 1977-11-11 モ−タブラシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6028075Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5073807U (ja) * 1973-11-08 1975-06-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5476905U (ja) 1979-05-31

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