JPS6028016Y2 - 洗濯機等の押釦スイツチ装置 - Google Patents

洗濯機等の押釦スイツチ装置

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JPS6028016Y2
JPS6028016Y2 JP2718579U JP2718579U JPS6028016Y2 JP S6028016 Y2 JPS6028016 Y2 JP S6028016Y2 JP 2718579 U JP2718579 U JP 2718579U JP 2718579 U JP2718579 U JP 2718579U JP S6028016 Y2 JPS6028016 Y2 JP S6028016Y2
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JP
Japan
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push button
water
operator
switch
fitting recess
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JP2718579U
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JPS55127326U (ja
Inventor
義雄 池田
Original Assignee
株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は洗濯機のパネル等に取付けられる洗濯機等の押
釦スイッチ装置に関する。
例えは洗濯機においては、押圧挿作されている間だけ閉
成して給水用電磁弁若しくは排水用電磁弁の通電路を形
成する押釦スイッチ装置を設けて、洗濯槽、給水用電磁
弁或いは排水用電磁弁内の残本を抜くようにしたものが
供されている。
而して、この種従来の押釦スイッチ装置は、洗濯機のパ
ネルに取付板を複数本の取付ねじによって取付け、該取
付板にブツシュをナツトによって取付けるとともに、前
記取付板にスイッチ例えばマイクロスイッチをその操作
子が前記ブツシュと対向するように複数本の取付ねじに
よって取付け、更に前記パネルに形成された貫通孔に押
釦を貫通させるとともに、該押釦に下方に向けて突設し
た押棒をブツシュに挿通させ且つその先端部をマイクロ
スイッチの操作子に当接させ、以って押釦に押圧操作力
を加えた時にマイクロスイッチを閉成させる構成として
いるが、このような構成では、部品点数が多く、それだ
け取付作業が面倒になり、総じてコスト高になる不具合
があり、しかもパネルと押釦との間から水が浸入してマ
イクロスイッチにかかった場合に数本が操作子部分から
マイクロスイッチに浸入して絶縁不良等を生じさせる不
具合があった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、パネル等のプラスチック製の取付部位に周壁に係合孔
を有し且つ底壁中央部に遮水筒部を有する嵌合凹部を一
体成形するとともに、前記取付部位に該嵌合凹部の下方
部位に位置してスイッチ取付部を一体成形し、このスイ
ッチ取付部に操作子が前記遮水筒部内に臨むようにスイ
ッチを取付け、そして周壁に前記保合孔に弾性的に係合
する係合爪部を有し且つ下面に前記遮水筒部に挿通され
てその先端部が前記操作子に当接或いは近接する押棒部
を有する押釦を前記嵌合凹部に嵌合させる構成とするこ
とによって、部品点数を少なくし得、それだけ取付作業
が簡単になり、総じてコストの低減を図ることができ、
しかも操作子部分からスイッチに水が浸入することを防
止し得て絶縁不良等を生ずるようなことがない洗濯機等
の押釦スイッチ装置を提供するにある。
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説明する。
先ず、第1図に従って洗濯機の概略的構成について述べ
る。
1は洗濯機本体であり、内部には、図示しないが、周知
の水受槽9回転槽、攪拌翼。
駆動モータ、給水用電磁弁及び排水用電磁弁等が配設さ
れており、後方上部には取付部位たるプラスチック製の
パネル2が立設され、このパネル2の前面部には洗濯運
転を制御するタイマー3及び後述する押釦スイッチ装置
4等が取付けられている。
尚、5は洗濯機本体1から導出された排水ホースである
さて、前記押釦スイッチ装置4の構成について第2図乃
至第6図に従って述べる。
6は前記パネル2の前面部に陥没状態に一体成形された
嵌合凹部であり、これは有底円筒状をなし、その周壁の
対応する二個所には途中部位から底壁まで上下に延びる
短形状の係合孔7,7が形成されているとともに、底壁
中央部には円形状の遮水筒部8が上方に向けて突出形成
されている。
9は前記嵌合凹部6の底壁及びパネル2の前面部に下方
に向けて一体に成形されたスイッチ取付部としてのスイ
ッチ収納部であり、これは下面が開放する短形箱状をな
腰その右方(第3図、第4図及び第6図において)の側
壁には上下に延ひる端子挿通孔10が形成されており、
又右半部の上部には補強壁11が一体成形されていてそ
の補強壁11の下面は前記嵌合凹部6の底壁の下面と面
一となるように形成されている。
そして、このスイッチ収納部9の補強壁11を挾んで対
向する二側壁には略楔状の取付爪12.12が弾性変形
可能に下方に向けて突出形成されている。
13は外観が密閉短形容器状をなすスイッチ例えばマイ
クロスイッチであり、その上壁には操作子14が突設さ
れ、右側壁(第3図、第4図及び第6図において)には
端子15.15が突設されており、この端子15,15
にはリード線16.16が接続されている。
この場合、このマイクロスイッチ13の操作子14は一
定ストロークだけ上下に移動可能で常には図示しない復
帰ばねによって上方に突出するように偏倚されており、
該復帰ばねのばね力に抗して下方に押圧移動されるとマ
イクロスイッチ13内の図示しないスイッチ部を閉成さ
せるようになっている。
そして、このマイクロスイッチ13をスイッチ収納部9
内に下方から嵌め込み挿入すると、取付爪12.12が
外方に弾性変形し、その後マイクロスイッチ13の土壁
上面が嵌合凹部6の底壁下面及び補強壁11の下面に当
接すると、取付爪12.12が内方に弾性復帰して該マ
イクロスイッチ13の底壁下面縁部に係合するようにな
り、以ってマイクロスイッチ13がスイッチ収納部9内
に収納されて取付は保持される。
この場合、マイクロスイッチ13の操作子14は嵌合凹
部6の遮水筒部8内に臨んで該遮水筒部8によって包囲
されるようになっており、又端子15,15はスイッチ
収納部9の端子挿通孔10を貫通して外方に突出するよ
うになっている。
17はプラスチックで一体成形された押釦であり、これ
は上面を閉塞した円筒状をなし、その周壁の対応する二
個所には前記嵌合凹部6の係合孔7,7と係合する略楔
状の係合爪18.18が弾性変形可能に形成されており
、又上壁下面には前記遮水筒部8内に挿入される押棒部
19が下方に突出して形成されている。
そして、この押釦17を嵌合凹部6内に上方から嵌合挿
入させると、係合爪18,18が内方に弾性変形し、そ
の後弾性復帰して係合孔7,7に弾性的に係合するよう
になり、この状態では押釦17の周壁外面が嵌合凹部6
の周壁内面に上下に摺動案内されるようになっている。
この場合、押釦17の押棒部19は嵌合凹部6の遮水筒
部8内に挿入されてその先端部が前記マイクロスイッチ
13の操作部14に当接するようになっており、マイク
ロスイッチ13の図示しない復帰はねのばね力によって
操作子14を介して押棒部19従って押釦17が上方に
偏倚され、係合爪18.18の上面が係合孔7,7の上
縁部に係止されるようになっている。
又、押釦17が押下操作されて係合爪18の下端が嵌合
凹部6の底壁土面に当接するまでの該押釦17の移動ス
トロークaは所定ストロークに設定され、マイクロスイ
ッチ13の操作子14の突出寸法即ち移動ストロークb
は一定のストロークに設定されており、且つ移動ストロ
ークaは移動ストロークbと同等若しくはそれ以下(a
≦b)となるように設定されている。
尚、マイクロスイッチ13の図示しないスイッチ部は端
子15.15及びリード線16,16を介して洗濯機本
体1内の図示しない例えば排水用電磁弁に接続されて、
これを通断電制御するようになっている。
而して、タイマー3による洗濯運転の停止時に押釦17
を下方に押圧操作すると、これにともなって押tI41
9がマイクロスイッチ13の操作部14を下方に抑圧操
作するようになり、該マイクロスイッチ13の内部のス
イッチ部が閉成して洗濯機本体1内の排水用電磁弁に通
電し開放作動させる。
これにより、洗濯槽たる水受槽内の残水が排水用電磁弁
及び排水ホース5を介して外部に排出される。
その後、押釦17に対する押圧操作力を解除すると、マ
イクロスイッチ13の操作子14は復帰ばねのはね力に
よって上方に復帰移動してスイッチ部が開放するように
なり、そして操作子14の復帰移動に応じて押釦17も
上方に復帰移動されてその係合爪18.18の上面が係
合孔7.7の上縁部に係止される。
このように本実施例によれば、パネル2の前面部に係合
孔7,7及び遮水筒部8を有する嵌合凹部6並びに取付
爪12.12を有するスイッチ収納部9を一体成形して
、そのスイッチ収納部9にマイクロスイッチ13を収納
して取付爪12,12により取付は保持し、押釦17を
嵌合凹部6に嵌合して係合爪18.18及び係合孔7,
7の係合によって取付けるようにしたので、従来とは異
なりパネル2と別体の取付板、ブツシュ及び複数本の取
付ねじ等は不要で、部品点数を少なくなし得、それたけ
取付作業が簡単になり、総じてコストの低減を図ること
ができる。
又、本実施例によレバ、マイクロスイッチ13を短形箱
状のスイッチ収納部9内に収納するとともに、そのマイ
クロスイッチ13の操作子14を嵌合凹部6の遮水筒部
8で包囲するようにしたので、押釦17とパネル2の前
面部との間の空隙部分から該嵌合凹部6内に水が浸入し
ても、その水がマイクロスイッチ13にかかることはな
く、特に従来とは異なり操作子14の部分からマイクロ
スイッチ13内に浸入することを遮水筒部8によって防
止されることになって、絶縁不良等を生ずることはなく
、そして嵌合凹部6の係合孔7,7は該嵌合凹部6の底
壁まで延びているので、嵌合凹部6内に浸入した水は係
合孔7,7から外部に排出されることになって該嵌合凹
部6内に貯留されることはなく、従って係合孔7,7は
水抜孔としての作用も有することになる。
更に、本実施例によれば、押釦17の移動ストロークa
をマイクロスイッチ13の操作子14の移動ストローク
bと同等若しくはそれ以下(a≦b)となるように設定
したので、マイクロスイッチ13の操作子14に対して
過剰な押圧操作力が加わることを防止でき、マイクロス
イッチ13の寿命を長くすることができる。
しかも、本実施例によれば、マイクロスイッチ13をス
イッチ収納部9に対して取付爪12.12への係脱によ
って取付は及び取外[、を行なうことができるので、マ
イクロスイッチ13の保守9点検。
分解修理、交換等を容易に行なうことができる。
尚、上記実施例ではスイッチ収納部9にマイクロスイッ
チ13を取付爪12.12によって取付けるようにし、
たが、この代りに例えは取付ねじによって取付けるよう
にしてもよい。
又、上記実施例では嵌合凹部6の係合孔7,7に水抜孔
としての作用も行なわせるようにしたが、代りに嵌合凹
部6の底壁にスイッチ収納部9外に臨む専用の水抜孔を
形成してもよい。
更に、上記実施例では押釦17の周壁外面を嵌合凹部6
の周壁内面に摺動案内させるようにしたが、例えば押棒
部19の外周面を遮水筒部8の内周面に摺動案内させる
ようにしてもよく、或いは遮水筒部8の外周面に摺動案
内される案内筒部を押釦17の上壁下面に突設するよう
にしてもよく、そして押釦17の上壁と嵌合凹部6の底
壁との間に圧縮コイルばね等の復帰はねを介装させるよ
うにしてもよく、この場合には押棒部19の先端部を操
作部14に常時当接させなくても近接させておくだけで
も押釦17ががたつくことはない。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限
定されるものではなく、例えば洗濯機に限らずこれに類
する水を使用する機器たる食器洗浄機等にも適用し得る
等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して実施し得る
ことは勿論である。
本考案は以上説明したようになり、部品点数を少なくし
得、それだけ取付作業が簡単になり、総じてコストの低
減を図ることができ、しかも操作子部分からスイッチに
水が浸入することを防止し得て絶縁不良等を生ずること
がない等の実用的効果を奏する洗濯機等の押釦スイッチ
装置を提供できる
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は洗濯機の斜視
図、第2図及び第3図は要部の夫々異なる位置における
拡大縦断面図、第4図及び第5図は第3図の夫々IV−
TV線及び■−■線に沿う断面図、第6図は同要部の拡
大分解斜視図である。 図面中、1は洗濯機本体、2はパネル(取付部位)、4
は押釦スイッチ装置、6は嵌合凹部、7は係合孔、8は
遮水筒部、9はスイッチ収納部(スイッチ取付部)、1
2は取付爪、13はマイクロスイッチ(スイッチ)、1
4は操作子、17は押釦、18は係合爪、19は押棒部
を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 洗濯機のパネル等のプラスチック製の取付部位に一
    体成形され周壁に係合孔を有し且つ底壁中央部に遮水筒
    部を有する嵌合凹部と、この底部凹部の下方部位に位置
    して前記取付部位に一体成形されたスイッチ取付部と、
    このスイッチ取付部に取付けられ一定ス1−cr−り移
    動可能な操作子を有しこの操作子が前記遮水筒部内に臨
    むスイッチと、前記嵌合凹部に嵌合され周壁に前記係合
    孔に所定ストロークだけ移動可能に弾性的に係合する係
    合爪を有し且つ下面に前記遮水筒部内に挿入されてその
    先端部が前記操作子に当接或いは近接する押棒部を有す
    る押釦とを具備してなる洗濯機等の押釦スイッチ装置。 2 押釦の移動ストロークは操作子の移動ストロークと
    同等若しくはそれ以下に設定されていることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の洗濯機等の押
    釦スイッチ装置。 3 係合孔は水抜孔の作用も有するように形成されてい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の洗濯機等の押釦スイッチ装置。
JP2718579U 1979-03-02 1979-03-02 洗濯機等の押釦スイツチ装置 Expired JPS6028016Y2 (ja)

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JPS55127326U JPS55127326U (ja) 1980-09-09
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JP2718579U Expired JPS6028016Y2 (ja) 1979-03-02 1979-03-02 洗濯機等の押釦スイツチ装置

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JP2013254578A (ja) * 2012-06-05 2013-12-19 Sharp Corp キースイッチ装置

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JPS55127326U (ja) 1980-09-09

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