JPS6027772Y2 - モノリス型触媒コンバ−タにおける触媒担体保持装置 - Google Patents

モノリス型触媒コンバ−タにおける触媒担体保持装置

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Publication number
JPS6027772Y2
JPS6027772Y2 JP6520780U JP6520780U JPS6027772Y2 JP S6027772 Y2 JPS6027772 Y2 JP S6027772Y2 JP 6520780 U JP6520780 U JP 6520780U JP 6520780 U JP6520780 U JP 6520780U JP S6027772 Y2 JPS6027772 Y2 JP S6027772Y2
Authority
JP
Japan
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catalyst carrier
casing
cushion body
catalytic converter
holding device
Prior art date
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Expired
Application number
JP6520780U
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English (en)
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JPS56165911U (ja
Inventor
進 村田
豊 平山
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
Priority to JP6520780U priority Critical patent/JPS6027772Y2/ja
Publication of JPS56165911U publication Critical patent/JPS56165911U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は内燃機関等の燃焼機関に排気系に装着されて、
排気中に含有するCo、HC,NOxの有害成分を反応
浄化するようにした、モノリス型触媒コンバータにおけ
る触媒担体保持装置に関するものである。
(2)従来の技術 従来上記触媒コンバータとして、1,2図に示すように
中空筒状のケーシング01内に同形状の触媒担体02の
外周に、ワイヤメツシュよりなるクッション体03を纏
着したものを、そのクッション体03を圧縮しながら挿
着し、触媒担体02をクッション体03により弾性保持
するようにしたものが知られている。
(3) 考案が解決しようとする問題点ところで前記
クッション体03は第3図に示すように長手方向に波形
に形成される帯状のワイヤメツシュ素材を環状に巻曲し
、その波状の両自由端末を互いに重合してその重合部を
スポット溶接、クリップ止め等の接合手段により接合し
ているので、この重接合部04は当然に他の部分より厚
くなり触媒担体への弾性保持力は強くなる。
したがってセラミック等の脆弱な材料で形成される前記
触媒担体02を前記クッション体03により適正な弾性
保持力で保持しようとすると、前記重接合部04の弾性
保持力が過大となり、触媒担体02の局部的損傷の原因
になる場合がある。
本考案は上記実情にかんがみクッション体の重接合部の
、触媒担体への弾性保持力が局部的に過大にならないよ
うにして触媒担体の前記損傷原因を消去できるようにし
た、モノリス型触媒コンバータにおける触媒担体保持装
置を提供することを目的とするものである。
B 考案の構威 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を遠戚するために、本考案はケーシングと、こ
のケーシング内に収容される触媒担体と、この触媒担体
とケーシング間に縮設され、その触媒担体を弾性支持す
るクッション体とよりなる、モノリス型触媒コンバータ
において、前記クッション体は、波形状のワイヤメツシ
ュ素材を環状に巻曲し、自由端末同志を主接合して構威
され、そのケーシング内組込時にはその波形状部の頂部
を前記ケーシングと触媒担体とに交互に弾発接触させ、
また前記重接合部の厚みを前記ケーシングの内周面と前
記触媒担体の外周面と半径方向の幅より薄く形成して前
記重接合部をそれらの面の一方の面には接触させないよ
うにしたことを特徴とする。
(2)作用 ケーシング内で触媒担体を弾性保持するクッション体は
長手方向に波状に形成した帯状のワイヤメツシュ素材を
環状に巻曲して、その自由端末同志を主接合して構威さ
れるが、その重接合部の厚みは、前記ケーシングの内周
面と前記触媒担体の外周面との半径方向の幅より薄く形
成し、重接合部をそれらの面の一方の面には接触させな
いように形成される。
このため、触媒担体に対し、その全周に亘り略均等な弾
性圧を作用させ、触媒担体をケーシング内に安定的に保
持させ、その周面の局部に負荷がかかることはない。
(3) 実施例 以下、第4,5図により本考案の一実施例について説明
すると、本考案触媒コンバータは、ケーシング1、触媒
担体2、およびクッション体3とより構成され、以下、
これらの具体的構造について説明する。
前記ケーシング1は耐熱金属材料により両端開放の中空
筒状により形成される。
また前記触媒担体2はセラミック等により多孔構造の円
筒体により構威されている。
さらにクッション体3は、前述のように長手方向に波状
に形成した帯状のワイヤメツシュ素材Wを環状に巻曲し
た後、その自由端末同志を主接合4して構威される。
而してその重接合手段としては自由端末の重合部を平坦
になるように押潰して、その押潰部をスポット溶接、ク
リップ接合等の接合手段により一体に接合する。
前記ケーシング1、触媒担体2、およびクッション体3
よりなる触媒コンバータの組付は従来のものと変ること
はなく、すなわち触媒担体2の外周にクッション体3を
纏着し、そのクッション体3を半径方向に圧縮しながら
、その波形状部の頂部を前記ケーシング1と触媒担体2
とに交互に弾発接触させ、それらを一体にケーシング1
に挿着する。
尚、図示しないがケーシング1の両端には従来公知の抑
え部材が設けられ、前記触媒担体2およびクッション体
3の軸方向の移動が抑止される。
ところでクッション体3がケーシング1内に組込まれた
状態では、その重接合部4の厚みを前記ケーシング1の
内周面と前記触媒担体2の外周面との半径方向の幅より
薄く形成して前記重接合部4をそれらの面の一方の面に
は接触させないように構威される。
即ち、その重接合部4の厚みはケーシング1の内周面と
触媒担体2の外周面間の半径方向の間隙幅りよりも小さ
く、その重接合部4が触媒担体2に及ぼす弾性保持力が
局部的に高くならないようにしである。
第6図には本考案の第2実施例が示される。
この実施例ではクッション体3の両自由端末の重接合部
4′を前記1実施例のように平坦に押潰する代りに前記
間隙りよりも小さい厚みを有する波状に形成したもので
あり、クッション体3の重接合部4の触媒担体に及ぼす
弾性保持力が局部的に高くなることはない。
C考案の効果 以上の実施例により明らかなように本考案によれば、ク
ッション体は波形状のワイヤメツシュよりなる帯状素材
を環状に巻曲し、その自由端末同志を主接合して構威し
、ケーシング内組込時にはその波形状部の頂部をケーシ
ングと触媒担体とに交互に弾発接触させ、前記重接合部
の厚みを、ケーシングの内周面と触媒担体の外周面間と
の半径方向の間隙幅よりも薄くして重接合部をそれらの
面の一方の面には接触させないようにしたので、前記重
接合部の、触媒担体に及ぼす弾性保持力が局部的に高く
なり、触媒担体周面に局部的に負荷がかかることはなく
、触媒担体は、その全周を、クッション体により略均等
な弾性保持力を以て安価的に保持され、触媒担体の寿命
延長を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は、従来の触媒コンバータを示し、第1図は
その縦断側面図、第2図はその■−■線断面図、第3図
はクッション体の素材の斜視図、第4,5図は本考案の
第1実施例を示し、第4図はその縦断側面図、第5図は
第4図■−■線断面図、第6図は本考案の第2実施例を
示す第5図と同じ断面図である。 h・・・・・・間隙幅、W・・・・・・ワイヤメツシュ
素材、1・・・・・・ケーシング、2・・・・・・触媒
担体、4,4′・・・・・・重接台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング1と、このケーシング1内に収容される触媒
    担体2と、この触媒担体2とケーシング1間に縮設され
    、その触媒担体2を弾性支持するクッション体3とより
    なる、モノリス型触媒コンバータにおいて、前記クッシ
    ョン体3は、波形状のワイヤメツシュ素材を環状に巻曲
    し、自由端末同志を重接合4して構成され、そのケーシ
    ング1内組込時にはその波形状部の頂部を前記ケーシン
    グ1と触媒担体とに交互に弾性接触させ、また前記重接
    合部4の厚みを前記ケーシング1の内周面と前記触媒担
    体2の外周面との半径方向の幅より薄く形成して前記重
    接合部4をそれらの面の一方の面には接触させないよう
    にしたことを特徴とするモノリス型触媒コンバータにお
    ける触媒担体保持装置。
JP6520780U 1980-05-13 1980-05-13 モノリス型触媒コンバ−タにおける触媒担体保持装置 Expired JPS6027772Y2 (ja)

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JPS56165911U JPS56165911U (ja) 1981-12-09
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