JPS6027675B2 - 7−アルギニルアミノ−4−メチルクマリン - Google Patents

7−アルギニルアミノ−4−メチルクマリン

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JPS6027675B2
JPS6027675B2 JP7474077A JP7474077A JPS6027675B2 JP S6027675 B2 JPS6027675 B2 JP S6027675B2 JP 7474077 A JP7474077 A JP 7474077A JP 7474077 A JP7474077 A JP 7474077A JP S6027675 B2 JPS6027675 B2 JP S6027675B2
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mmol
amino
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ァミノベプチダーゼMの酵素活性側定用のけ
し、光性基質として使用でき、またヒトトロンピン等酵
素活性測定用のけし、光性基質となり血管内血液凝固症
候群用等の診断剤として期待される7−(Nーベンゾイ
ループロリルアルギニル)アミノー4メチルクマリンそ
の他べブチドの合成中間体として使用できる新規7−ア
ルギニルアミノ−4−メチルクマリンに関する。
本発明者は構造式 で示される新規な7−アルギニルアミノ−4−メチルク
マリンの合成に成功し、さらにこの新規化合物がアミノ
ベプチダーゼMの酵素活性測定用のけし、光性基質とし
て使用できること、及びヒトトロンビンの酵素活性測定
用のけし、光性基質となり血管内血液凝固症懐群用等の
診断剤として期待される7−(ベンゾイループロリルア
ルギニル)アミノ−4−メチルクマリンその他べプチド
けし、光性基質の合成中間体として使用できることを見
出本発明を完成するに致つた。
本発明の7−アルギニルアミノー4−メチルクマリンは
酸付加塩の形が安定であり、その場合の酸は塩酸、硫酸
等の鉱酸、酢酸、トルェンスルホン酸等の有機酸が採用
される。
その遊離形を得るには、上記酸付加塩をアルカリで中和
すればよい。本発明の7−アルギニルアミノー4−メチ
ルクマリンを製造するには、まず、Q−アミノ基(NQ
)がカルボベンゾキシ基で保護され、Nーグアニジ/基
(NG)がニトロ又はトシル基で保護され又は保護され
ない7ーアルギニルアミノ−4−メチルクマリンを製造
する。
この化合物はNQ−カルボベンゾキシーNG−保護(ニ
トロ又はトシル)又は無保護アルギニルと7−アミノ−
4−メチルクマリン(MCA)を反応せしめることによ
り製造できる。この反応にはジメチルホルムアミド(D
MF)、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン、
クロロホルム、酢酸エチルェステル等の溶媒を用いうる
。ジシクロヘキシルカルボジィミド(DCCD)、Nー
エチルーN′−3−ジメチルアミノープロピルカルボジ
イミド(WSCI)、クロル炭酸ェステル等の縮合物を
用いる。トリェチルアミン、トリメチルアミン、ピリジ
ン等の有機塩基を存在させることもできる。なお、上記
保護基による保護方法は、ベプチド合成の際にアミノ基
、グアニジノ基の保護方法としてそれぞれ慣用されてい
る手段を利用して行うことができる。
本発明の目的化合物は、前記の如くして得られた7一(
NQーカルボベンゾキシーNGートシルーアルギニル)
アミノ−4−メチルクマリンをアニソールの存在下券化
水素と反応せしめることにより、あるいは7一(NQー
カルポベンゾキシ−G−ニトロ又は無保護ーアルギニル
)アミノ−4−メチルクマリンをアニソールの存在下弗
化水素と反応せしめるか又は水、アルコールあるいは酢
酸の存在下パラジウム−炭素触媒を用いて水素ガスと反
応せしめることによって製造できる。
従来、分子中に結合している7−アミノー4−メチルク
マIJンは不安定(例えば丸善、実験化学講座21(下
)215頁1958壬参照)と考えられていたので、そ
の保護基の実用性ある脱離方法の開発が望まれていた。
本発明者の開発した上記脱離方法そのものも産業上意義
のある方法である。本発明の目的化合物を用いて試料溶
液中のアミノベプチダーゼMの活性量を測定するには特
に困難はなく、7ーアルギニルアミノー4ーメチルクマ
リンと試料溶液を接触せしめ次いで遊離生成する7ーア
ミノ−4ーメチルクマリンの量をそのけし、光強度を測
定し標準溶液のそれと比較することにより、あるいは、
UV吸収強度を比較することにより行うことができる。
この場合分子を構成するアルギニンがL一体である。7
−アルギニルアミノー4ーメチルクマリンを使用する。
また、酵素反応を阻害しない酸との塩、例えばp−トル
ヱンスルホン酸、塩酸、酢酸、臭化水素酸等との塩の形
で使用するのがよい。例えば、7−L−アルギニルアミ
ノ−4ーメチルクマリン塩酸塩を用いてアミノベブチダ
ーゼMの活性測定を行うとEx38瓜仇、Em44仇肌
のけし、光下でその加水分解物である7−アミノ−4−
メチルクマリンは分解前の化合物の約300倍以上とい
う相対けし、光強度を示すので測定強度を著しく向上さ
せることができる。
また、UV吸収により測定する場合には37印のにおけ
る吸収強度が分解前の化合物と較べて分解物は約10の
音と著しく異なるため充分に測定できる。
以下、実施例及び参考例により本発明をさりこ詳細に説
明する。
実施例 1 W NQ−カルボベンゾキシーNGーニトローL−アル
ギニン4.24夕(12ミリモル)、MCAI.75夕
(10ミリモル)及び1−ヒドロキシベンットリアゾー
ル1.49夕(11ミリモル)ごジメチルホルムアミド
20の‘に溶かした。
これに氷裕上かきまぜながらWSCI塩酸塩2.10夕
(11ミリモル)を加えた。混合物を一液かきまぜた後
ジメチルホルムアミドを減圧溜去し、得られた残澄にク
ロロホルム50の【を加え、クロロホルム溶液を1規定
塩酸100M、5%炭酸水素ナトリウム水溶液100叫
、次いで水100の‘で洗浄した後、無水苦硝で乾燥し
た。
クロロホルムを減圧溜去した後、残澄をメタノール10
の‘に溶かし、これにエーテル50の上を加えるとゲル
状物質が析出した。ゲル状物4.0夕をメタノール10
の(で再結晶し7−(NQーカルポベンゾキシーNGー
ニトローLーアルギニル)アミノー4ーメチルクマリン
結晶2.1夕(収率41%)を得た。融点 194.0
〜196.00(d)〔Q〕も8十9.7(C=0.印
MF)Qこの結晶はシリカゲル薄層クロマトグラフィー
(クロロホルム:メタノール:酢酸=95:5:3)で
単一スポット(Rf=0.2)を与えた。
元素分析:測定値 C:56.46落日:5.13発N
:16.47%C24日26N607としての計算値
C:56.25※H:5.04%N:16.27繁(o
} 7.(NQ−カルボベンゾキシ−NGーニトローL
ーアルギニル)アミノ−4−メチルクマリン500のc
にアニソール0.5私を加え、無水弗化水素10の‘を
−70qoで加えた後氷裕上60分かきまぜ反応を完結
させた。
反応混合物より弗化水素を減圧溜去した後、残澄に水、
5泌を加えた。水溶液はエーテル20の【で洗浄した後
、ダゥケミカル社製イオン交換樹脂ダゥェックス1×2
(C拡COO‐型)5Mを通過させャー水10の‘で洗
い出した。
水層は減圧下濃縮乾固し得られた残燈約350mgをメ
タノール5の‘にとかし、これにエーテルを加え7−L
ーアルギニルアミノ−4ーメチルクマリン酢酸塩の沈澱
280雌(収率73%)を得た。
融点 209.5〜214.50(d)〔Q〕も8十8
2.30(C=0.550%A COH)この化合物は
シリカゲル薄層クロマトグラフィー(n−ブチルアルコ
ール:酢酸:水=4:1:1)で単一スポット(Rf=
0.15)を与えた。
元素分析:測定値C:53.46紫H:6.37%N:
17.67彩CI6日2lN503畑3Coo日・杉日
20としての計算値C:53‐98%H:6‐54※N
:17.49彩し一 7一(NQーカルボベンゾキシ−
NGーニトo−Lーアルギニル)アミノー4ーメチルク
マリン500の9をメタノール50泌と酢酸5の‘に溶
かしこれに5%パラジウム炭素触媒80の夕を加えた後
水素ガスを6時間通じた。
反応混合物より触媒を櫨別した後、溶媒を減圧溜去し残
溝約350柵をメタノール5の‘にとかしエーテルを加
え7一Lーアルギニルアミノ−4−メチルクマリン酢酸
塩の沈澱295のo(収率77%)を得た。融点 20
6.5〜211.5o(d)この化合物は【ローで得た
化合物と同じシリカゲル薄層クロマト系で同じRf値を
示し単一のスポットを与えた。
元素分析:測定値 C:52.72孫H:6.39%N
:16.81多C,6日2,N503CH3COO日・
日20としての計算値C:52.80多H:6.65孫
N:17.11鱗実施例 2Nqーカルボベンゾキシー
N0ートシルーL−アルギニル6.0夕(13ミリモル
)をDMm20の‘に溶かし、MCAI.75夕(10
ミリモル)を加えた。
氷裕上DCC○2.47夕(12ミリモル)を加えた。
混合物を室温で一夜かきまぜた後析出したジシクロヘキ
シルウレアを猿別した。DMFを減伍溜去し残澄にクロ
ロホルム200の‘を加え、クロロホルム層を1規定塩
酸、5%炭酸水素ナトリウム水溶液及び水で洗浄後無水
若硝で乾燥した。クロロホルムを減圧溜去後残澄をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:酢酸
エチル=2:1)で精製した。主溜物を濃縮し、クロロ
ホルム10のとにとかしエーテルを加えて7−(NQー
カルボベンゾキシーNG−トシル−L−アルギニル)ア
ミノ−4−メチルクマリンの沈澱2.31夕(収率37
.0%)を得た。融点 155.0〜162.5o(d
)〔Q〕も8十11.〆(C=0.印MF)この化合物
はシリカゲル薄層クロマトグラフィー(クロロホルム:
メタノール:酢酸=95:5:3)で単一スポット(R
f=0.4)を与えた。
元素分析:測定値 C:59.15%H:529発N:
1127多C31日33N507S・杉日20としての
計算値 C:59.22孫H:5.45多N:11.14多7−
(NQーカルボベンゾキシーNGートシルーLーアルギ
ニル)アミノー4ーメチルクマリン500mo(0.8
ミリモル)にアニソール0.5Mを加えた後、一70℃
で無水弗化水素10の‘を加え氷裕上60分間かきまぜ
反応を終了させた。
無水弗化水素を減圧溜去した後、残澄に水5Mを加えた
水層はエーテル20の‘で洗浄した後、ダゥェックス社
製イオン交換樹脂ダゥェックス1×2(CQCOO‐型
)5の【を通過させ水10泌で洗い出した。
水を減圧溜去し残澄約300雌をメタ/ール5の‘にと
かしエーテルを加えることにより7一Lーアルギニルア
ミノ−4−メチルクマリン酢酸塩270雌(収率85%
)を得た。融′点 210.5〜217.00(d)〔
Q〕も8十76.60(C=0.550%ACOH)こ
の化合物はシリカゲル薄層クロマトグラフィー(nーブ
チルアルコール:酢酸:水=4:1:1)で単一のスポ
ット(Rf=0.15)を与えた。
元素分析:測定値 C:52.74多H:6.28多N
:17.59多CI6日2,N5030日3COO日・
日20としての計算値C:52‐80%H:6‐65%
N:17‐10%実施例 3NQーカルボベンゾキシ−
L−アルギニル塩酸塩69.0夕(0.2モル)にMC
A17.5夕(0.1モル)を加えDMF300の上に
溶かし、室温でかさまぜながらDCCD21夕(0.1
モル)を加えた。
室温で1夜かきまぜた後ジシクロヘキシルウレァを濃別
し櫨液を減圧濃縮した。
残留物にメタ/ール50の‘と酢酸エチル500Mを加
えて粗結晶19夕を得た。この結晶を熱CMF30の‘
と熱メタノール100のZにとかし不落物を渡別した後
、猿液に酢酸エチル400泌を加えることにより7一(
NQ−カルボベンゾキシーLーアルギニル)アミノー4
ーメチルクマリン塩酸塩の白色結晶14.5夕(収率2
9%)を得た。融点 210〜211o(分解〔Q〕も
5一17.0o(C=2.3印MF)元素分析:測定値
C:57.61%H:5.69多N:13.94%C
24日28N505CCとしての計算値 C:57.42%H:5‐62%N:13.96略7一
(NQーカルボベンゾキシ−Lーアルギニル)アミノー
4−メチルクマリン塩酸塩251の9(0.5ミリモル
)をメタノール50私、酢酸5の【及び水10Mの混合
物にとかし5%パラジウム炭素触媒25のoを加え水素
ガスを通じながら室温で3時間かきまぜた後触媒を渡別
し溶媒を減圧溜去した、残薄にエーテル50の‘を加え
生成した粉末を猿取した。
この粉末は7−L−アルギニルアミノ−4−メチルクマ
リン、塩酸塩2分の1水和物であり、収量1磯雌(収率
100%)融点 275o(分解)〔Q〕も5十91.
9o(C=1.01、25%酢酸水溶液)元素分析:測
定値 C:51.02%H:6.11%N:18.41
賂CI6日22N503Cム・髪日20としての計算値 C:50‐99%H:6‐15多N:1859孫この化
合物はシリカゲル薄層クロマトグラフィー(nーブチル
アルコール:酢酸:水=4:1:1)で単一のスポット
を与え、又実施例1の‘。
}及びし一実施例2において得られた化合物と同じRf
値を示した。次に本発明の7一Lーアルギニルアミノ−
4−メチルクマリンを用い、アミノベプチダーゼMの活
性測定を行った結果を示す。
{11 緩衝液:0.1Mトリス−塩酸(pH7.8)
{21 基質溶液:7一Lーアルギニルアミノー4−メ
チルクマリン塩酸塩2分の1水和物18.9のpを50
%ジメチルホルムアミドに溶解し5泌とする(10ミリ
モル濃度)。
‘3’酵素溶液: ローム アンド ハース(L6am & 舷as)社製ァミノベプチダーゼMIOュニットを上記
緩衝液に溶解し1の‘とする(10ユニット/私)。
‘4’測定方法: 0.02〜2.0ミリモル濃度の基質溶液各2.5Mに
0.2〜2ユニット/のとの酵素溶液各100ムクを加
え25℃でインキュベーションし、紫外線吸収スペクト
ル37加川で吸収の増大を測定する。
‘5} 結果:紫外線吸収は反応時間に対し、1び分間
直線関係であり、また酵素濃度が1M音の範囲(0.0
2〜0.2ユニット)で直線関係であった。
ラインウイーバ=パークプロットから物=0.08MM
比活性は0.52仏moles/の9酵素/分であった
なお、7一(NQカルボベンゾキシ−Lーアルギニル)
アミノー4−メチルクマリンは、アミノベプチダーゼM
の基質とはならず、その活性測定には使用できない。
以上の結果から、本発明品がアミノベプチダーゼMの徴
量活性測定ができることがわかる。
参考例 17−Lーアルギニルアミノー4−メチルクマ
リン塩酸塩・1/2水和物377の2(1ミリモル)を
DMFIOの‘と水10の‘に溶解し、この中にカルボ
ベンゾキシーLープロリンのNーヒドロキシスクシンイ
ミドエステル450雌(1.3ミリモル))を加えた。
室温にて15時間かきまぜた後、濃縮乾固した。この残
留物を、溶媒としてクロロホルム/メチルアルコール/
酢酸(95/5/3〜85/20/5)の混合物を用い
てシリカゲルカラムクロマトグラフィー(2×1反汝)
で精製し、主留分を濃縮乾固した後、酢酸10泌に溶解
し凍結乾燥することにより、7一(NQーカルボベンゾ
キシ−L一プロリルーアルギニル)アミノー4ーメチル
クマリン塩酸塩530の9を得た。このものは旋光度〔
Q〕汐=−77.0o(C=0.6、DMF)を示し、
加熱すると1弊。○より徐々に分解した。元素分析: C2虹35N6CI・CはCOO日としての計算値 C
56.48%、日5.96%、N12.75%実測値
C56.21%、日5.74%、N13.07%ここで
得られた化合物のカルポベンゾキシ基はアルコール中水
添反応を付すことにより除去される。
参考例 27一Lーアルギニルアミノー4ーメチルクマ
リン塩酸塩・1/2水和物377のo(1ミリモル)を
DMF5の‘と水5の‘との混合物中に溶解し、この中
にt−ブチルオキシカルボニルーL−バリル−L−プロ
リンーPーニトロフエニルエステル566の9(1.3
ミリモル)を加えて、室温にて1即時間かきまぜた後濃
縦乾圏した。
この残留物を、溶媒としてクロロホルムノメチルアルコ
ール/酢酸(95/5/3〜85/20/5)の混合物
を用いてシリカゲルクロマトグラフィー(2弧×1暴れ
)で精製し主留分を濃縮乾固した後、酢酸10机上に溶
解し凍結乾燥することにより、7−(NQ一tーブチル
オキシカルボニルーLーバリル−Lープロリル−L−ア
ルギニル)アミノ−4−メチルクマリンの塩酸塩32肋
9を得た。このものは、旋光度〔Q〕も5=−64.8
0(C=0.6脚MF)を示し、加熱すると15?0よ
り徐々に分解した。
元素分析: C3,日46N707CI・2日20・2CH3COO
日としての計算値 C51.24%、日7.13%、N
Il.95%実測値 C51.38%、日6.81%、
NIl.86%次に、ここで製造したべプチドが酵素の
けし、光性基質となることを示す実験を行った。
前記参考例1および2で製造したププチド0.1ミリモ
ルをジメチルスルホキシド5の‘と水5の‘の混合物を
溶解し、緩衝液(0.09Mトリス−塩酸(pH8.0
)(0.1MNaclと10のM CaC12を含む)
)で全量を500の【に希釈し、基質溶液を調整した。
次に各基質溶液2の‘を試験管に探り、370に5分間
静直後、各酵素溶液20仏〆を加えた。370で20分
間ふりまぜた後、100%を酢酸0.5の‘を加え反応
を停止させた。
このようにして得た各試料について、けし、光スペクト
ルのEX38仇机、Em46仇机の波長を用いてけし、
光の増大を測定し、加水分解の程度を求め、その結果を
次表に示した。各値はけし、光強度比であり7ーアミノ
ー4ーメチルクマリンの40仏M(40ムmole/夕
)溶液のけい光強度を100として示した。なお、※印
の値については7ーアミノー4ーメチルクマリンの20
0ムM(200山mole/〆)溶液のけし、光強度を
100として示した。この実験において各酵素は上記緩
衛液に適当に溶解して使用した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される7−アルギニルアミノ−4−メチルクマリン
    。 2 酸付加塩の形を有する特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 3 分子を構成するアルギニンがL−体である特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。
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