JPS6027541Y2 - 板状物の移送装置 - Google Patents

板状物の移送装置

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Publication number
JPS6027541Y2
JPS6027541Y2 JP14422680U JP14422680U JPS6027541Y2 JP S6027541 Y2 JPS6027541 Y2 JP S6027541Y2 JP 14422680 U JP14422680 U JP 14422680U JP 14422680 U JP14422680 U JP 14422680U JP S6027541 Y2 JPS6027541 Y2 JP S6027541Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid cylinder
link
extension
plate
piston rod
Prior art date
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Expired
Application number
JP14422680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5765727U (ja
Inventor
喜代弘 小本
Original Assignee
マツダ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by マツダ株式会社 filed Critical マツダ株式会社
Priority to JP14422680U priority Critical patent/JPS6027541Y2/ja
Publication of JPS5765727U publication Critical patent/JPS5765727U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は板状物用の簡単な構成の移送装置に関するも
のである。
従来、プレス機に比較的小さな板状物を移送するばあい
には、より簡単な装置を用いることが望ましい。
この考案はこのような目的の遠戚のためになされたもの
であり、流体シリンダと、これに取付けられた吸着具と
、流体シリンダをスイング動可能に支持する第1リンク
および第2リンクよりなる簡単な構成の提供するもので
ある。
以下、この考案の実施例を図面によって説明する。
流体シリンダ1はベース10上にほぼ水平になるように
一対のリンクによって支持されている。
このリンクは下部バー3と上部バー4とからなる第1リ
ンクと第2リンク2とから構成され、下部バー3は下端
部でピン30によって、また第2リンク2はピン21に
よって、それぞれスイング可能にベース10に支持され
ている。
上部バー4と下部バー3とはピン34で連結され、かつ
連結部にはストッパ35を設けて第1リンクが流体シリ
ンダの伸動方向(図示の右方向)にのみ折れ曲るように
している。
また、この連結部にはベース10との間にスプリング1
9が張られて第1リンクを常に流体シリンダ1の伸動方
向に引張る力を付与している。
上部バー4の中間部にはピン40によって流体シリンダ
1が取付けられている。
第2リング2は下端部に設けたストッパ25によって垂
直姿勢から流体シリンダの線動方向にのみスイングする
ようにされかつベース10との間に張られたスプリング
18によって伸動方向の力が付与され、さらに第2リン
ク2の中間部にはピン20によって流体シリンダ1が連
結されている。
第1リンクおよび第2リンクと流体シリンダとはピンに
よって直接に連結してもよいが、図例では流体シリンダ
1の両側面に板を取付け、これに対してピン20.40
によりリンクと結合させている。
流体シリンダ1のピストンロッド11の先端部には連結
部材15が取付けられ、この連結部材15によって流体
シリンダ1とほぼ平行に配置したブツシュロッド5を保
持している。
ブツシュロッド5には上部パー4を押圧するストライカ
6が取付けられている。
51はブツシュロッド5のガイド部材である。
連結部材15にはアーム7によって吸着具8が連結され
、アーム7は板ハネで構成して、ある程度の撓みが生じ
るようにしている。
91は板状物9の載置台、92はプレスの下型、93は
上型である。
つぎにこの装置の作動を説明する。
第2図に示す中立位置から流体シリンダ1を縮動させる
と、ブツシュロッド5の後端が第2リンク2の上端を押
圧し、第2リンク2をスプリング18の力に抗して線動
方向に傾斜させ、第1リンクもこれに伴なって傾斜し、
第1図に示す姿勢になる。
この状態で吸着具8は載置台91上に位置することにな
るので、図示しない空気吸引手段を作動させて吸着具8
に板状物9を吸着させる。
つぎに流体シリンダ1を伸動させるとブツシュロッド5
も伸動方向に移動するために第2リンク2に対する押圧
力が弱められ、スプリング18.19の引張力によって
リンクが起き上がり、第2図に示す状態になる。
すなわち、吸着具8に保持された板状物9は矢印Aで示
すような経路で斜め上方に移動する。
この状態からさらに伸動を続けると、板状物9はピスト
ンロッド11の伸動に対応して矢印Bで示すように水平
に直進する。
伸動のストロークエンド近くになると、ストライカ6が
第1リンクの上部パー4を押圧することになり、このた
め第3図に示すように第1リンクはスプリング19の力
に抗して折れ曲る。
これによって流体シリンダ1は前部が下降し、板状物9
も矢印Cに示す経路で下降してプレスの下型92上に載
置される。
板状物9が下型92上に押しつけられるとアーム7が撓
む2とによって板状物9は水平に載置される。
この状態で吸着具8による吸着を解く。
ついで流体シリンダ1を縮動させると、ストライカ6・
による上部パー4に対する押圧が徐々に弱められるため
にそれに応じてスプリング19の力によって第1リンク
が真直ぐになり、さらに第2図に示すように吸着具8が
後退し、中立位置に戻る。
以下、同様の作動を繰返すことによって載置台91上の
板状物を順次プレスの下型92上に移送する。
上記実施例では板状物を載置台からプレスに供給するば
あいについて例示したが、この逆の移送も可能であり、
さらにこれに限らす垂直面内の二次元的経路の移送であ
ればいずれもこの考案を適用することができる。
以上説明したように、この考案は1個の流体シリンダに
よって板状物を垂直面内の二次元的な経路で移送できる
ようにしたものであり、装置をきわめて簡単でコンパク
トに構成させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示す側面図であって、第1図
は流体シリンダの縮動ストロークエンド、第2図は中立
、第3図は伸動ストロークエンドの状態をそれぞれ示す
ものである。 1・・・・・・流体シリンダ、2・・・・・・第2リン
ク、3・・・・・・下部パー 4・・◆・・・上部パー
5・◆…・ブツシュロッド、6・・・・・・ストライ
カ、8・・・・・・吸着L 9 ”””板状物、10・
・・・・・ベース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状物を垂直面内で二次元的に動かして移送する装置で
    あって、流体シリンダとこの流体シリンダをベースにほ
    ぼ水平に支持する第1リンクおよび第2リンクと、流体
    シリンダのピストンロッドに連結した板状物用吸着量と
    を有し、吸着具に近い側の第1リンクは上部バーと下部
    バーとがピンで連結されてなり、かつその連結部がピス
    トンロッドの伸動方向にのみ折れ曲るように構成され、
    上部バーはその中間部分で流体シリンダをビン支持し、
    さらに第1リンクを流体シリンダの伸動方向に付勢する
    スプリングが設けられ、第2リンクはベースにピンでス
    イング可能に支持されると共にストッパによりスイング
    角が一定範囲に制限され、かつ第2リンクの中間部には
    ピンで流体シリンダが連結され、流体シリンダのピスト
    ンロッドには流体シリンダとほぼ平行に配置されてピス
    トンロッドと一体に動くブツシュロッドが連結され、こ
    のブツシュロッドには流体シリンダの伸動のストローク
    エンド近くて第1リンクの上部バーの上端部を伸動方向
    に押すストライカ−が設けられて伸動のストロークエン
    ド近くで第1リンクを座屈させるように構成し、ブツシ
    ュロッドはその端部が流体シリンダの細動のストローク
    エンド近くて第2リンクの上端部を伸動方向に押すよう
    に配置して細動のストロークエンド近くで第2リンクを
    スイング動させるように構成したことを特徴とする板状
    物の移送装置。
JP14422680U 1980-10-08 1980-10-08 板状物の移送装置 Expired JPS6027541Y2 (ja)

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JP14422680U JPS6027541Y2 (ja) 1980-10-08 1980-10-08 板状物の移送装置

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JP14422680U JPS6027541Y2 (ja) 1980-10-08 1980-10-08 板状物の移送装置

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Publication Number Publication Date
JPS5765727U JPS5765727U (ja) 1982-04-20
JPS6027541Y2 true JPS6027541Y2 (ja) 1985-08-20

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