JPS6027296A

JPS6027296A - 電気音響変換装置

Info

Publication number: JPS6027296A
Application number: JP13541383A
Authority: JP
Inventors: Sakae Tamura; 栄田村; Masamichi Tanaka; 雅路田中
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1983-07-25
Filing date: 1983-07-25
Publication date: 1985-02-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は、ステレオ信号またはモノラル信号を両耳にて
聴取でき、る電気音響変換装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

最近、携帯可能な小型軽量のカセットテープレコーダや
ＡＭ＠ＦＭラジオの聴取用に両耳用イヤホン、ヘッドホ
ン等の電気音響変換装置が数多く用いられるようになっ
た。

なかでも、両耳用イヤホンは、たとえば第１図に示すよ
うに、３極構造のプラグ土を有し、このプラス１をテー
プレコーダ本体に設けられたステレオ再生用のジャック
２に挿入することにより、プラス１と２つの信号源とを
接続し、主としてステレオ信号を電気音響変換するもの
である。

ところが、このような３極構造のプラグ１を第２図に示
すようにモノラル再生出方用のジャック土建挿入した場
合には、第２の極７は全く開放状態となり、再生信号は
一方の耳に接した電気音響変換器からしか聴取できない
ため、非常に聴きづらいという不具合があった。

そこで、このような不具合を解消するため、イヤホンプ
ラグとモノラル再生用信号源とを特別の変換アダプタを
介して接続し、モノラル信号を両方の耳から聴取可能に
することがなされているが、このような変換アダプタを
携帯するのは煩わしいうえ、紛失しゃすいなどの問題が
あった。

〔発明の目的〕

本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、特別のアダプタを用いることなく
、ステレオ信号とモノラル信号とを両耳で聴取できる電
気音響変換装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、３極のプラグと第１および第２の電気音響変
換器との間に、上記プラグの第２の極と第２の電気音響
変換器の信号入力端子とを選択的に導通させるとともに
、との導通がなされていないときに前記第１および第２
の電気音響変換器の両信号入力端子を接続するスイッチ
を設け、このスイッチによって上記プラグの３４侃−２
極の切替えを行うように構成したことを！１″ｈ徴とし
ている。

〔発明の効果〕

本発明によれば、スイッチ操作によってプラグの３極−
２極の切替えを行うように構成したので、現状のジャッ
ク構造をなんら変更することなく、簡単なスイッチ操作
でステレオ、モノラル両信号の両耳での聴取が可能とな
る。しかも、この場合には特別のアダプタを必要としな
いので、携帯の煩わしさ等も解消されるなど、極めて実
用的である。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の詳細を図示の実施例に基づき説明する。

第３図は本発明の一実施例に係る両耳用イヤホンの配線
図であり、図中１１は３極構造を有するイヤホンプラグ
、１２．１３は左右の耳に配置される第１、第２の電気
音響変換器をそれぞれ示す。上記イヤホンプラグ１１の
第１の極１１ａは第１の信号線１４を介して第１の電気
音響変換器１２の信号入力端子１２ｔｈと接続され、上
記イヤホンプラグ１１の第２の極１１ｂは第２の信号線
１５およびスイッチ１６を介して第２の電気音響変換器
１３の信号入力端子１３＆と接続されている。また、前
記イヤホンプラグ１１の第３の極１１ｃは共通線１７を
介して第１、第２の電気音響変換器１２．１３の共通接
続端子１２ｂ、１３ｂと接続されている。

上記スイッチＪ６は第１のスイッチ体２０と第２のスイ
ッチ体２１とが一体的に構成されたものとなっている。

そして、第１のスイッチ体２０は図中左右方向のスライ
ドに伴なって第１、第２の電気音響変換器１２．１３の
両信号入力端子１２ａ、１２ｂを、または第２の信号線
１５と第２の電気音響変換器１３の信号入力端子１３ａ
とを選択的に接続する。一方、スイッチ体２ノは図中左
右方向のスライドに伴なって、イヤホンプラグの第、２
の極と第３の極とを選択的に接続するものである。

しかして、いま、ステレオ再生出力用のジャックにイヤ
ホンプラグ１ノを挿入して、ステレオ再生信号を聴取す
る場合、スイッチ１６を図中実線側ヘセットする。これ
によって、イヤホンプラグＪＪの第１の極１１ｍは第１
の電気音響変換器１２の信号入力端子１２ａのみに接続
され、且つ第２の極１１ｂは第２の電気音響変換器１３
の信号入力端子１３ｈとスイッチ体２０を介して接続さ
れる。この結果、通常のステレオ再生出力によって第１
、第２の電気音響変換器１２．１３がそれぞれ独立に駆
動されることになる。

一方、モノラル再生出力用のジャックにイヤホンプラグ
±１を挿入して、モノラル再生信号を聴取する場合には
、スイッチ１６を図中点線側へセットとする。これによ
って、第１、第２の電気音響変換器１２．１３の両信号
入力端子１２ａ、１３ｈがスイッチ体２ｏを介して接続
されるとともに、イヤホンプラグ１１の第２、第３の両
極がスイッチ体２１を介して接続される。この結果、モ
ノラル再生出力信号は第１、第２の電気音響変換器１２
．１３の両方を駆動することになる。

なお、必要ならば、プラグＬユの第２の極と第２のスイ
ッチ体２１との間に抵抗器を介在させて・スイッチ１６
がモノラル側に設定されている際に、プラグ±１がステ
゛レオ再生用ジャックへ誤挿入された時の保護を図るよ
うにしてもよい。

しかして、このような本実施例に係る両耳用イヤホンは
具体的にはイヤホンプラグを第４図オヨヒ第５図に示す
如く構成することによって実現できる。

すなわち、イヤホンプラグは、第４図に示す如く、先端
部に配置された電極部−２５−と、この電極部２５を支
持する支持部２６と、この支持部２６に回動自在に設け
られた筒状スイッチ２７とで構成されている。支持部２
６は第５図に示すような薄板状の電極２Ｂ、２９．ｓｏ
。

３ノをそれぞれ第１の信号線１４、第２の信号線１５、
電極部２５の第２の極１１ｂ１同第３の極１１ｃと溶接
または半田付等の手段によって接続し、他の必要な結線
を施こした後、第５図中２点鎖線で示す範囲で絶縁樹脂
等を流し込み、上記電極２８〜３１の一部を露出させて
形成される。一方、筒状スイッチヱ１は、絶縁性の筒体
３２の内壁面に接片３３および３４を、一部露出させて
支持した構造となっている。なお、上記接片３３および
３４は、それぞれ電極２Ｂ　、２９．３０および電極ｇ
ｏ、ｓｉ上を摺動して、２つの電極を選択的に接続可能
な位置に配置されている。

しかして、このように構成されたイヤホンプラグは、筒
状スイッチ２７を左右いずれかの方向に回動させること
によって前記した３極−２極変換が可能となる。

このように本実施例によれば、イヤホンプラグの電極支
持部２６に３極−２極変換用の筒状スイッチェ２７をコ
ンパクトに配置したので、スイッチ付加によって形状が
大型化することは殆んどない。しかも、この場合、スイ
ッチ２７をモノラル側に設定すると、イヤホンプラグの
第２極と第３極とが短絡されるのでプラグの共通電極面
積が拡大されて接触不良の防止効果が図れる他、雑音の
抑圧効果も得られる。゛なお、本実施例では、上記の如
くスイッチ２７をモノラル側に設定した場合にイヤホン
プラグの第２極と第３極とが短絡するように構成したが
、特に上ｉ終を必要とするものではなく、この接続を省
略してスイッチ体の数を減らしても良い。

また、上記実施例では筒状スイッチ２７を用いたが、ス
イッチ形状はこれに限定されるものではなく、たとえば
波動スイッチ、レバースイッチ、トグルスイッチ等、い
ずれのスイッチを用いても同様の効果を呈する。

また、上記実施例では、第１のスイッチ体２０によって
第２の信号線１５を選択的に接続するように構成した。

が、たとえば第６図に示すように、第２のスイッチ体２
１で第２の信号線１５を接続させるように配線してもよ
い。

また、スイッチ４０を、たとえば鎖７図に示すように第
１、第２の′Ｐ１気音響変換器１２゜１３の近傍のコー
ド分岐部に設けることにより、更に操作がし易くなるな
どの効果を奏する。

なお、本発明はステレオ用ヘッドホンにも適用可ｆｌｕ
であることはいうまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は一般的な３極イヤホンプラグをステレオ再生出
力用ジャ、りに挿入した時の様子を示す図、第２図は同
イヤホンプラグをモノラル再生出力用ジャ、りに挿入し
た時の様子を示す図、第３図は本発明の一実施例に係る
両耳用イヤホンプラグの配線図、第４図および第５図は
同両耳用イヤホンプラグの構造を説明するだめの斜視図
、第６図は本発明の他の実施例を示す配線図、第７図は
本発明の他の実施例を示す外観図である。１・・・プラグ、２．ｅ・・・ジャック、７・・・第２
の極、±１・・・イヤホンプラグ、１２．ｉｓ・・・電
気音響変換器、Ｊ　６　”・スイッチ、２０・・・第１
のスイッチ体、２１・・・第２のスイッチ体、２５・・
・電極部、２６・・・支持部、２７・・・筒状スイッチ
、２８〜３１・・・電極、３３．３４・・・接片、４ｏ
・・・スイッチ。出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）第１および第２の電気音響変換器と、３極構造の
プラグと、上記第１の電気音響変換器の信号入力端子と
上、記プラグの第１の極とを接続する第１の信号線と、
上記第２の電気音響変換器の信号入力端子と上記プラグ
の第２の極とを接続する第２の信号線と、上記第１およ
び第２の電気音響変換器の共通接続端子と上記プラグの
第３の極とを接続する共通線と、上記第２の信号線を選
択的に導通させるとともに、この導通がなされていない
ときに前記第１および第２の電気音響変換器の両信号入
力端子を接続するスイッチとを具備したことを特徴とす
る電気音響変換装置。
（２）前記スイッチは、前記第１および第２の電気音響
変換器の両信号入力端子を接続したときに、前記プラグ
の第２の極と第３の極とを接続することを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の電気音響変換装置。
（３）前記スイッチは、前記第１および第２の電気音響
変換器の両信号入力端子を選択的に接続する第１のスイ
ッチ体と、前記プラグの第２および第３の極を選択的に
接続する第２のスイッチ体とからなり、上記第１のスイ
ッチ体もしくは第２のスイッチ体によって前記第２の信
号線を選択的に導通させることを特徴とする特許請求の
範囲第２項記載の電気音響変換装置。
（４）前記第１および第２のスイッチ体は連動して動作
することを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の電気
音響変換装置。
（５）前記第１および第２のスイッ゛チ体は一体的に構
成されたことを特徴とする特許請求の範囲第４項記載の
電気音響変換装置。
（６）前記スイッチは前記プラグに一体的に組込まれて
いることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないしは第
２項記載の電気音響変換装置。
（７）前記スイッチは前記第１および第２の電気音響変
換器近傍のコード分岐部に設けたことを特徴とする特許
請求の範囲第１項もしくは第２項記載の電気音響変換装
置。