JPS602721A - 開繊ロ−ラの製作方法とoe精紡装置用の開繊ロ−ラ - Google Patents

開繊ロ−ラの製作方法とoe精紡装置用の開繊ロ−ラ

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JPS602721A
JPS602721A JP59081016A JP8101684A JPS602721A JP S602721 A JPS602721 A JP S602721A JP 59081016 A JP59081016 A JP 59081016A JP 8101684 A JP8101684 A JP 8101684A JP S602721 A JPS602721 A JP S602721A
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ring
intermediate ring
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thickness
axial
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JP59081016A
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フリツツ・シユタ−レツカ−
ロルフ・グリ−ジンガ−
ゲルハルト・フエツツア−
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/30Arrangements for separating slivers into fibres; Orienting or straightening fibres, e.g. using guide-rolls
    • D01H4/32Arrangements for separating slivers into fibres; Orienting or straightening fibres, e.g. using guide-rolls using opening rollers

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、開繊ローラの製作方法と、それぞれ外周方向
に波状形態を有する歯リングならひに中間リングが主と
して円筒形の本体上に交互に装着され、歯リングおよび
中間リングが相互に向き合った半径方向の面が波状とな
って1/)る軸方向の両ストッパの間で固持されるOE
精紡装置用の開繊ローラに関する。
実際上、今日のオープンエンド精紡装置においては、2
種類の開繊ローラが適用されているが、それらは紡糸素
材に応じて選択されるのである。一方の種類の場合には
、開繊ローラの外局面に多数の針が植えられている。他
方の、より多用されている種類の場合には、開繊ローラ
の周囲に鋸歯針金がらせん形コイルとして巻かれ、その
初端ならひに終端は、開繊ローラに固定されている。こ
の鋸歯針金は、ローラの照応したらせん形みぞの中へか
、あるいは平滑な表面上に巻きつけられる。これらの鋸
歯針金を巻きつけたローラは、ひとつには製造コストが
高いこと、他方で不都合な摩耗作用を生じることにより
、実地において困難をもたらしている。
鋸歯針金をローラ上に巻きつけることを可能にするため
に、鋸歯針金は歯爪底の部分における焼入れを行なわな
いか、あるいは極く僅少にとどめねばならないが、それ
は焼入工程をむずかしくする。しかも、両糸底部におけ
るこの備少な焼入は、他方で摩耗の増大がこれらの個所
に生じる原因となる。
鋸歯針金を巻きつけた開繊ローラの困難を回避するため
に、それぞれ外周方向に波状形態を有する歯リングなら
びに中間リングを円筒形の本体上に交互に装着すること
も、公知となっている(FR−PS 1504873)
。これらの歯リングおよび中間リングは、その相対向す
る半径方向の面が相応の波形を備えた軸方向の両ストッ
パの間で固持される。これらのスト′ンノく自体は、フ
ランジによって軸方向に固定されて0るが、フランジの
一方は円筒形の本体と一体構造で製作されており、他方
のプランジは円筒形の本体上にねじで取りつけられてい
る。この種の開繊ローラは実地には使用されていなし)
が、その理由は、ひとつ憂こは製造コストがやはり非常
に高いことであり、他方、鋸歯針金を巻きつけた開繊ロ
ーラに比べてより多くの欠点が生じたことにあると思わ
れる。歯円板ならひに中間リング、更に軸方向の両スト
ッパの相対向面をできるたけ正確な同一波形を以て製作
することは、先ず高いコストを必要とする。しかも、高
い製造コストにも拘わらず、大量生産においては個々の
部品の波状形態とそれらの厚さとの間の不正確さが生じ
ることは避けられず、そのため個別部品の取付後に歯リ
ングと中間リングならびにストッパとの間に開いた隙間
が残ることになる。その場合には、これらの隙間に繊維
が沈着し、開繊ローラを包囲するケーシング内での開繊
ローラの詰まりが非常に早まるため、取付物ならひに場
合によっては通常中断されない開繊ローラの駆動部ある
いは軸受が破壊されるという大きな危険が生じる。
本発明の目的は、大きな製造コストを要さずに中間リン
グと歯リングとの間の隙間が生じないように製造され得
る、冒頭に述べた種類の開繊ローラの製造を可能にする
ことにある。
この目的は、軸方向のストッパの間にある歯リングおよ
び中間リングを締め付ける際に、歯リングよりも柔軟な
材料から製作された中間リングが塑性変形することによ
って成就される。
締め付は時の中間リングの塑性変形により、中間リング
が歯リングにぴったりと密着するため、以前に生じてい
た隙間が完全に閉じられる。
歯リングもまた中間リングもその厚さが、相互にあるい
は歯車または中間リングの寸法に関して変動することも
あるが、そのことは仕上げられた開繊ローラにおいて隙
間を生じることにはならない。同様に、軸方向ストッパ
およびその波形面も極度に厳しい公差を以て製作されな
くてもよいのであり、それによって隙間が生じるという
ことを懸念しなくてよい。公差に対するこれらの僅少な
要求のおかげで、個々の部品が大量生産により簡単かつ
割安に製造できるのであり、高い製造コストをかける必
要はすくする。
本発明の合目的な構成において、中間リングの変形後に
軸方向のストッパがそれらの位置で相対して固定される
ということが、提供される。
それにより、場合によってはなおも有効な弾性力がゆる
みならびにそれによる隙間形成を生じることは阻止され
る。
本発明の合目的な構成において、歯リングがばね鋼から
、中間リングが深絞り性を有する合金から製作されると
いうことが、提供される。
この材料対が、締め付は中の中間リングの所要の塑性変
形を可能にする。
本発明の特に有利な構成において、歯リングがその取付
は前にその半径方向の全範囲に亘って焼入れされるとい
うことが提供される。このような歯リングに対する焼入
れ工程は、半径方向の範囲に亘って異なる鋸歯針金に対
する焼入工程よりも基本的に安価であり、焼入れは本質
的に簡素化され、更に大量生産も可能となる。
殊に、摩耗し易い歯爪底も同時に焼入れされる。
本発明の他の構成において、中間リングの外径よりもや
や大きい直径上にその歯爪底が配置されている歯を歯リ
ングが備えているということが提供される。この構成に
より、中間リングがその塑性変形時に歯リングの歯の範
囲までは達しないということが、実現される。
本発明の他の構成において、歯リングが平たくて均様な
形態で製作され、締め付は時に弾性的に変形されるとい
うことが、提供される。この構成は、歯リングが波形に
予成形される必要がなく、工程を省略できるため、製造
工程の簡略化に役立つ。
本発明の有利な構成において、歯リングが歯先端から内
径まで等しい厚さを有するということが提供される。そ
れにより、歯リングに対する材料コストが低減されると
共に、等しい材料厚さのために、焼入れ工程が簡単にな
る。特に望ましいのは、歯リングが約0.2 mmの厚
さを持つ場合である。
本発明の特に有利な構成において、歯リングが均様な薄
板材あるいは帯鋼から打抜成形されるということが提供
される。それにより、歯リングに対する非常に安価で、
しかも非常に精密な製造が行なわれるのであり、そのこ
とは殊に大量生産の要求に合致する。
本発明の他の構成において、中間リングがアルミニウム
合金から製作されるということが提供される。それによ
り、一方では中間リングの変形柔軟性と歯リングとの間
の所要の同調が保たれ、他方で中間リングが腐食される
恐れがなくなるのである。
中間リングが波形に予成形された形態で製作されるとい
うことを提供するのは可能である。
中間リングが塑性変形されるため、この予成形は極度に
高い精度を以て行なわなくてもよく、それによる欠点は
生じない。しかし、特に有利な構成においては、中間リ
ングが平たい均様な形態で製作されるということが提供
される。歯リングに対して相対的に変形し易い中間リン
グは、締め付は時に波形に変形されるので、先行する成
形工程が不要となる。それにより、製造コストか更に低
減される。中間リングが歯リングの厚さの約6〜10倍
の厚さで製作された場合に、特に良い結果が得られると
いうことが実地において示されている。
本発明の他の構成にSいて、中間リンクが締め付は前に
はその外径範囲においてその内径範囲におけるよりも大
きな厚さを持つように製作されるということが提供され
る。それにより、締め付は時に塑性変形がとりわけその
外径の範囲に生じるのであり、それは締め付は前に歯リ
ングと中間リングとの間に存在する隙間が完全に閉じら
れるということにとって重要である。
その際に、中間リングが内径から外径へ拡大された台形
状の断面を有するならば殊に有利である。
本発明の他の構成において、中間リングが帯鋼材から打
抜かれるということが提供される。
この方法により、中間リングの特に簡単で大量の生産が
高い精度を以て実現される。その際に、打抜工程と共に
同時に中間リングの変形も行なわれ得るのであり、それ
によって中間リングは、その外径の範囲において増大し
た厚さを獲得する。
本発明の他の構成において、軸方向のストッパが中間リ
ングと同一の材料から製作され、またその波形谷部にお
いても中間リングの厚さの少なくとも2倍の厚さを持つ
ということが提供される。この構成により、歯リングを
軸方向のストッパへ直接的に接続することが可能となる
が、場合によっては締め付は前に存在している隙間が、
歯リングへのその隣接範囲における軸方向のストッパの
塑性変形によって閉じられる。
増大された肉厚により、中間リングならびにストッパ内
側縁の塑性変形後のもどり変形が生じないということが
確保される。その場合に、軸方向のストッパが波状の半
径方向面を示す部分において中間リングの外径に照応す
る外径を有し、また歯リングの歯の少なくとも歯先端ま
で達する外径を持つ環軸帯がこの部分に接続するならば
有利である。このようにして、一方で特に開繊ローラの
運送時の歯先端の保護が得られ他方でストッパが更に補
強されることになるため、締め付は後に存在する弾性力
によりストッパの変形に起因する弛緩を懸念することが
なくなる。
本発明の有利な構成において、軸方向のストッパの一方
は主として円筒形の本体と一体構造で製作されるが、他
方のストッパは歯リングおよび中間リングの後に厳密な
はめあいを以て円筒形の本体上へ装着されるということ
が提供される。それにより、一方ではストッパの製作が
、そして他方で組立作業全体も簡単になる。本体上に乗
せられたストッパがゆるむということを阻止するために
、合目的な構成において、円筒形本体へのストッパの装
着後ならびに中間リングの塑性変形後にストッパおよび
円筒形本体の前側の塑性変形かはめあい範囲において生
じるということが提供される。この塑性変形、いわゆる
かしめによって効果的な位置固定が行なわれる。
本発明の他の有利な構成において、一種のスリーブとし
て製作された主として円筒形の基礎体が歯リング、中間
リングならびに第2の軸方向のストッパを具備し、次い
でローラ形状の基礎体上に着脱できるように取り付けら
れるということが提供される。それによって、開繊ロー
ラが構成されるのであるが、このローラlこおいては、
取付物すなわち歯リングを具備する、とくに円筒形の本
体が交換部材として製作されている。
本発明に基ついて、それぞれ外周方向に波形を示し、互
いに相対して半径方向に向けられた面が当該の波形を示
す軸方向のストッパの間で締め付けられ、その際に中間
リングが塑性変形を生じて歯リングに密着するばね鋼製
の歯リングならひにそれよりも変形し易い材料製の中間
リングが、主として円筒形の本体上に交互に配置されて
いる開繊ローラが作り出される。塑性変形に基づくこの
密着性により、製作上の公差の故に歯リングと中間リン
グならびに軸方向のストッパとの間にこれまでみられた
隙間が閉じられる。その場合に、軸方向のストッパのみ
が波形を持つならば充分である。なぜなら、それにより
歯リングと中間リングが締め付は時に相応して弾性的お
よび塑性的に変形しこの波形に適合するからである。
特に有利であるのは、この波形が中間リングの厚さにほ
ぼ等しい軸方向の全振幅を有する時である。それによっ
て、波形の高さあるいは低さが過度に大きく保持される
ことを要せずに、繊維束がその全体の幅に亘って確実に
梳かれるということが達せられる。
本発明の合目的な実施態様において、外周上に均様に配
分された四つの波形が設けられるということが提供され
る。供給された繊維束が開繊ローラの一回転の際に四つ
の波形運動lこよって梳かれるというこの波形の数が充
分なものであるということが実地において証明されてい
る。
本発明のより詳しい特徴ならびに長所は、図面において
示された実態態様の以下の記述から明らかとなる。
第1図は、本発明に基づ(開繊ローラの軸断面図である
第2図は、第1図による開繊ローラの側面図である。
第3図は、軸方向のストッパと一体構造で製作され、歯
リング、中間リングならひにもうひとつのストッパの担
持を行なうスリーブ状の本体の正面図である。
第4図は、第3図による本体上に装着される2番目のス
トッパの正面図である。
第5図は、歯円板の軸方向図である。
第6図は、歯円板の半径方向図である。
第7図は、中間リングの半径方向図である。
第8図は、締め付は前ならびに中間リングの塑性変形前
の中間リングおよび歯円板の並列配置の拡大図である。
第1図に示されているように、表示された開繊ローラは
、それを支持しまた駆動するシャフトを受容するための
中央の開口部2を具備した基礎体1から構成される。基
礎体1の円筒形の外周上には、円筒形のスリーブ3が取
り付けられている。基礎体1は環状溝4を具備しており
、その中には成形されたばね輸5が挿入されて基礎体1
とスリーブ3との間の力結合による連結が行なわれてい
る。スリーブ3は、繊維、束のカーディングを行なう取
付物を具備している。
繊維束のカーディングには、スリーブ3の外径に照応す
る内径17を以てスリーブ3の上に乗せられ、またその
外周に歯15を均様に具備した歯リング11(第5図お
よび第6図)が用いられるが、それらの歯基底は共通の
直径16上にある。歯リング11は(取り付けられた状
態(第1図および第2図)において)歯リング11の間
に設置された中間リング12の幅にほぼ等しい振幅tを
持つ波形を円周方向に示す。
歯リング11ならびに中間リング12は外周上に均様に
配分された四つの波形を形成するので、繊維束は開繊ロ
ーラの一回転の際1こ個々の範囲の波形の振幅tに亘っ
て4回カーディングされる。中間リング12の幅に照応
する波形の振幅tによって、繊維束が開繊ローラの全作
業幅に亘ってカーディングされるということが保証され
る。
スリーブ3は、前側にフランジ6を具備しており、その
内側には、半径方向の面が波状の形に製作されているス
トッパ7が接続している。
スリーブ3は、旋削部品として製作されるため、製作時
にストッパ7の波状のラジアル面をも作るのは、何らむ
ずかしいことではない。フランジ6に相対するスリーブ
3の端上には、フランジ6に相応するフランジ8によっ
て外方への制約を受けている装着されたストッパ9があ
る。
ストッパ7に向けられたストッパ9のラジアル内面は、
ストッパ7の波形に照応した波形を有している。両スト
ッパ7および9の間には、歯リング11とそれらと交互
に取り付けられた中間リング12が配置されている。
歯リング11は、帯状のばね鋼、例えば、DIN 15
44ニ基っ(fIAC60Gから製作される。歯リング
11は、この帯状の材料から打抜かれて、場合によって
は特に研磨のような後加工を受ける。それらは、その後
その半径方向の全範囲に亘って、例えば60ロツクウエ
ルの硬度へと均様齋こ焼き入れされるので、歯基底16
から歯先端までの歯15の高さ全体に亘って均一な硬度
が与えられる。歯リング11の厚さは約0.2 mmで
ある。
中間リング12は、歯リング11の材料に比して相対的
に変形し易い材料、例えばDIN 1544に基づくア
ルミニウム合金AICuMgPbF 35から製作され
る。それらは、帯材がらその最終形状である平たい均様
な形(第7図)lこ打抜加工されるのが有利である。
組立の際に歯リング11と中間リング12は、スリーブ
3の円筒形の外面上へ装着される。その場合に歯リング
11ならびに中間リング12の内孔部17と18は、ス
リーブ3の外周に対して軽微な押込みばめが与えられる
ように、選定される。歯リング11と中間リング12が
スリーブ3上に装着された後に、ストッパ9がフランジ
8と共にスリーブ3上に乗せられる。続いて、軸方向に
作用する圧縮力が両ストッパ7と9との間に加えられ、
この圧力によって歯リング11および中間リング12が
、両ストッパ7および9の互いに相対するラジアル面の
波形に照応して変形される。その際に、ばね鋼がら製作
された歯リング11は弾性変形を生じるが、一方、中間
リング12は既に塑性的に変形される。その際に軸方向
の圧縮力は、中間リング12がその前側の、歯用板11
に相対する縁の部分において確実に降伏点を超過するよ
うに選定され、そのため中間リングはこれらの歯リング
11へぴったりと密着する。この中間リング11の塑性
変形によって、そうでなければ製作公差および/または
材料厚さの差異のために惹起される恐れのある歯リング
11と中間リング12との間のすべての隙間が回避され
る。
ストッパ7およびフランジ6を有するスリーブ3ならび
にフランジ8を有するストッパ9は、歯リング11のば
ね鋼に対して相対的に変形し易い材料、殊に中間リング
12が構成されている同一の材料から製作される。それ
により、ストッパ7および9へそれぞれ直接的に歯リン
グ11を接続させることが可能になり、その周辺部位に
おいて塑性変形するストッパ7および9が歯リングへ充
分に密着するため、ここにおいても隙間が生じ得ないも
のである。ストッパ7および9は、歯リング11ならび
に中間リング12の波形のために所要の変形が維持され
、またそれらが反作用をおよぼす弾性変形により惹起さ
れる諸刃に対しても充分に安定的であるだけの大きさの
軸方向の厚さを有する。それ故、ストッパ7および9は
、中間リング12の肉厚の少なくとも2倍で、また殊に
少なくとも5倍の厚さくフランジ6および8を含む)を
軸方向に有する。歯リング11の歯先端の範囲における
外径より僅かに突き出したより大きな外径を持つフラン
ジ6および8によって、ストッパ7および9の付加的な
補強がなされる。
ストッパ9は、厳密なはめあい、例えば締りばめによっ
て、スリーブ3へ装着されている。
圧縮力の解除後の分離に対する付加的な固定を維持する
ために、ストッパ9とスリーブ3との間のはめあい範囲
に塑性変形10が行なわれており、それによりスリーブ
3上のストッパ9の力結合ばかりでな(、形状結合によ
る位置固定が得られるのである。
中間リング12の外径19の範囲における歯リング11
と中間リング12との間に開いた隙間が存在しないとい
うことが本質的に重要であるので、中間リング12は第
8図にしたがって、その外径19の範囲においてその内
径の範囲におけるよりも大きな厚さを持つように形成さ
れることができる。第8図による実施態様においては、
中間リング12は半径方向に拡大している台形状断面を
持つ。そのため、中間リング12は、圧縮前には円周2
0上でのみ歯リング11の前側に接しているが、その後
側には楔状の隙間21がある。この構成により、締め付
けのために僅少な力を用いることが可能となる。という
のは、中間リング12がその外径19の範囲、すなわち
接触線20の範囲において変形されるならば、隙間の発
生を避けるために、それで充分なのである。しかし、実
際には、外方へ開いていない楔状の隙間21も完全に覆
われるまで変形を進めるように努力されている。
歯リング11の歯基底は、中間リング12の外径よりも
直径において僅かに大きい円周16上にあるため、中間
リング12が塑性変形のところではなく歯基底の範囲へ
変形するということが確保される。
歯リング11は、0.2 mmの大きさの厚さを持つの
が目的に叶っている。歯の高さは、25〜3.5朋の大
きさに選定されるのが妥当である。
中間リング12の肉厚は、1.8〜2 mmの間にある
。半径方向のその寸法は、約2〜4 mmである。
スリーブ3は特に円筒形の外径を有し、歯リング11な
らびに中間リング12は、照応して円リング形の内径1
7および18を有する。しかし、スリーブ3に円筒形と
は異なる外面を持たせ、次いで歯リング11と中間リン
グ12ならびにストッパ9の内部開口を適合させること
も勿論可能である。その場合に、ストッパ7の波状面が
ストッパ9の波状面に正確に合致するすなわち波形の山
と波形の谷が相対している時には、ストッパ9がスリー
ブ3上へのみ装着できるように形成されたプロファイル
か選択されるということが、提供され得るであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に基づく開繊ローラの軸断面図である
。 第2図は、第1図による開繊ローラの側面図である。 第3図は、軸方向のストッパと一体構造で製作され、歯
リング、中間リングならびにもうひとつのストッパの担
持を行なうスリーブ状の本体の正面図である。 第4図は、第3図による本体上に装着される2番目のス
トッパの正面図である。 第5図は、歯円板の軸方向図である。 第6図は、歯円板の半径方向図である。 第7図は、中間リングの半径方向図である。 第8図は、締め付は前ならびに中間リングの塑性変形前
の中間リングおよび歯円板の並列配置の拡大図である。 特許出願人 フリッブ・シュターレッカー同 ハンス・
シュターレッカー ′/ 敗

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、 それぞれ外周方向に波状形態を有する歯リングな
    らひに中間リングか特に円筒形の本体上に交互に装着さ
    れ、その相互に向き合った半径方向の面か波状となって
    いる軸方向のストッパの間に歯リングおよび中間リング
    か締め付けられるOE精紡装置用の開繊ローラを製作す
    るための方法において、軸方向のストッパの間で歯リン
    グおよび中間リンクを締め付ける際に、歯リングよりも
    やわらかい材料から製作された中間リングが塑性変形す
    ることを特徴とする方法。 2 軸方向の両ストッパが、中間リングの変形後に、そ
    の位置において相互に固定されることを特徴とする特許
    、、請求の範囲第1項記載の方法。 3、 歯リングがはね鋼から、また中間リングか深絞り
    =J能な金属合金から製作されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 4、歯リングが、取り付は前にその半径方向の全範囲に
    亘って焼入れされることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項〜第3項のいずれかに記載の方法。 5、 歯リングが、中間リングの外径よりも僅かに大き
    い直径上にその歯基底が配置されている歯を具備してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜第4項のいず
    れかに記載の方法。 6、 歯リングが平らで均様な形態に製作され、締め付
    は時には弾性菱形することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項〜第5項のいずれかに記載の方法。 7 歯リングが歯先端から内径まで同一の厚さを有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第6項のいず
    れかに記載の方法。 8 歯リングが約02πmの厚さを有することを特徴と
    する特許請求の範囲第7項記載の方法。 9、 歯リングが平滑な薄板または帯鋼から打抜成形さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第8項の
    いずれかに記載の方法。 10.中間リングがアルミニウム合金から製作されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれ
    かに記載の方法。 11、中間リングが波状に予成形された形態で製作され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第10項の
    いずれかに記載の方法。 12、中間リングが平らで均様な形態で製作されること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項〜第10項のいずれ
    かに記載の方法。 13、中間リングが、歯リングの厚さの6倍〜10倍の
    厚さで製作されることを特徴とする特許請求の範囲$1
    項〜第12項のいずれかに記載の方法。 14、中間リングが、その外径範囲においてその内径範
    囲におけるよりも大きな厚さを有するように製作される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第13項のい
    ずれかに記載の方法。 15、中間リングが、内径から外径へと拡大する台形状
    横断面を持つことを特徴とする特許請求の範囲第14項
    記載の方法。 16、中間リングが帯鋼材から打抜成、形されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項〜第15項のいずれか
    に記載の方法。 17、軸方向のストッパが、中間リングと同じ材料から
    製作され、またその波形の谷の範囲においても中間リン
    グの厚さの少なくとも2倍の厚さを有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項〜第16項のいずれかに記載
    の方法。 18、軸方向のストッパが波状のラジアル面を有する範
    囲において中間リングの外径に照応する外径を有するこ
    と、更に中間リングの歯の少くとも歯先端まで達する外
    径を持つ環軸帯がこの範囲に接することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項〜第17項のいずれかに記載の方法
    。 19、軸方向のストッパの片方は特に円筒形の本体と一
    体構造で製作されるが、もう一方のストッパは歯リング
    および中間リングの後に厳密なはめあいにより本体上に
    装着されることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第
    18項のいずれかに記載の方法。 20、円筒形本体へのストッパの装着ならひに中間リン
    クの塑性変形の後に、ストッパならびに円筒形本体の前
    側の塑性変形がはめあいの範囲に始まることを特徴とす
    る特許請求の範囲第19項記載の方法。 21、特に円筒フレの基礎体が、スリーブとして製作さ
    れ、歯リング、中間リングならびに第2の軸方向のスト
    ッパを具備し、更にローラ状の基礎体上にる脱できるよ
    うに取り付けられることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項〜第20項のいずれかに記載の方法。 22、それぞれ外周方向に波形を示し、互いに相対して
    向けられた半径方向の面が照応する波形を持つ軸方向の
    ストッパ(6,7i8,9)の間で締め付けられている
    、ばね鋼製の歯リング(11)ならひにそれに比して変
    形し易い材料製の中間リング(12)か特に円筒形の本
    体(3)上に交互に配置され、その際に塑性変形した中
    間リング(12)が歯リング(11)に密着しているこ
    とを特徴とする開繊ローラ。 23、波形が、中間リング(12)の厚さくB)にほぼ
    等しい軸方向の全振幅(モ)を有することを特徴とする
    特許請求の範囲第22項記載の開繊ローラ。 24、外周上に均様に配置された四つの波形が設けられ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第22項または
    第23項記載の開繊ローラ。
JP59081016A 1983-06-11 1984-04-20 開繊ロ−ラの製作方法とoe精紡装置用の開繊ロ−ラ Pending JPS602721A (ja)

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IT8421345A1 (it) 1985-12-11
US4574583A (en) 1986-03-11
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