JPS6027206B2 - Fm変調回路 - Google Patents

Fm変調回路

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JPS6027206B2
JPS6027206B2 JP51074767A JP7476776A JPS6027206B2 JP S6027206 B2 JPS6027206 B2 JP S6027206B2 JP 51074767 A JP51074767 A JP 51074767A JP 7476776 A JP7476776 A JP 7476776A JP S6027206 B2 JPS6027206 B2 JP S6027206B2
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JP
Japan
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signal
modulation
pll
frequency
wave generator
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JP51074767A
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English (en)
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JPS5361A (en
Inventor
健 高野
陽一 新井
康之 徳光
寛 下地
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマイクロ波あるいはミリ波の多重通信における
周波数変調(FM)回路に関するものであり、更に詳し
くは安定性が良く且つ広帯域の変調が可能なFM変調回
路に関するものである。
マイクロ波あるいはミリ波の多重通信においては例えば
多数の電話チャンネルを周波数分割して多重化したFM
変調波を得るような場合、そのFM変調波の搬送波周波
数は非常に安定性のよいことが要求される。この要求を
満すFM変調器として従来第1図に示すようなFM変調
回路が考え出されていた。第1図において2,3,5は
それぞれ位相検出器、電圧制御発振器、低域炉波器であ
り、これらは位相同期回路(フェーズロックドループ以
下PLLと略す)を構成している。
1は発振器であり、水晶発振器と逓倍器によって構成さ
れている。
従って発振器1からは温度変化に対し非常に安定した周
波数の出力信号が得られ、これは参照信号ひiとしてP
LLの位相検波器2に与えられる。PLL内の電圧制御
発振器(以下VCOと略す)3の出力信号ひoは前期位
相検出器2に与えられ、前期参照信号ひiと比較され、
位相検出器2は、その2つの信号の位相差信号ひeを出
力し、該位相差ひeは低域炉波器5によって雑音及び高
周波成分が除去されて前記VCOに与えられ、その発振
周波数を制御する。このようなPLLによってVC03
は発振器1の参照信号ひiに同期して非常に安定な周波
数で発振する。さて、このVC03に入力端子8から変
調信号Sを与えるとVC03の発振周波数は変調信号S
によって変調され出力端子9にFM信号波が得られるが
、このFM信号波は位相検出器2によって参照信号ひi
と比較され、その位相差信号ひeが低域炉波器5を経て
前記電圧制御発振器3へ帰還され、前記位相差信号ひe
が小さくなるように、このPLLが動作する。しかしな
がらPLLの動作が追従するのは低域炉波器5によって
定まるPLLの帯域内に含まれる変調信号Sの周波数成
分(低周波成分)に対してであり、従って位相検出器2
の出力である位相差信号しeは前記変調信号Sの低周波
成分を打消すように動作する。即ち第1図に示す従来の
変調方法においてはPLLの帯域より高い周波数の信号
でのみ変調可能なのであって、低周波成分を含む信号で
変調を行うことはできないという欠点を有していた。第
2図に示すものは前述の変調方法とは異なり、参照信号
ひiを変調する方法であって、即ち、入力端子8‘こ与
えられた変調信号Sは水晶発振器を含む第2の電圧制御
発振器(VCO)4の発振周波数を変調し、該第1のV
C04の出力は参照信号ひiとして位相検出器2に与え
られる。
この参照信号仇に追従するようにPLLが動作するが低
域炉波器5によって定まるこのPLLの帯域より高い周
波数成分の変調信号帯城に対してはPLLの動作は追従
することができず、従って出力端子9に得られる第1の
VC03の出力であるFM信号波の変調帯城はPLLの
帯域内の狭いものであった。このため第2図に示すFM
変調回路では広帯域の多重化された信号による変調は不
可能であるという欠点を有していた。本発明は上記従来
の欠点を除去することを目的とし変調信号を第1と第2
の2つの電圧制御発振器に与え「該第1と第2の電圧制
御発振器の2つの出力を位相検出器に入れ、該位相検出
器の出力を低域炉波器に入れ、該低域炉波器の出力を前
記第1の電圧制御発振器に与えるように構成したFM変
調回路において、前記第1の電圧制御発振器には変調信
号を高城炉波器を介して与え、前記第2の電圧制御発振
器には変調信号を第2の低域炉波器を介して与えること
によって、広い周波数帯域の信号によって変調可能なF
M変調回路を実現したものである。
を実現したものである。以下図面に従って本発明を詳細
に説明する。第3図は本発明によるFM変調回路の−実
施例を示すブロック図である。
第3図において2は位相検出器、3は第1の電圧制御発
振器(VCO)、5は低域炉波器であり、これらは位相
同期回路(PLL)を構成し、4は第2の電圧制御発振
器である。又6は高城炉波器、7は低域炉波器である。
入力端子8に与えられた変調信号SはPLLを構成する
第1のVC03と、これとは別の第2のVC04に高域
炉波器6と低減炉波器7を介してそれぞれ与えられL
それぞれのVCOの発振周波数を変調する。第1のVC
03に与えられた変調信号Sの周波数成分のうち、この
PLLの帯城より高い周波数成分に対しては第1図にお
いて説明したと同じようにPLLの動作が追従しないた
めトこの高い周波数成分はそのまま第1のVC03を変
調することができる。一方、変調信号Sの周波数成分の
うちPLLの帯域より低い低周波成分によって変調され
た第2のVC04の出力は参照信号ひiとしてPLLの
位相検出器2に与えられる。位相検出器2は前記第1の
VC03の出力ひ。と前記第2のVC04の出力Viの
位相を比較し、位相差信号ひ8を出力する。譲位相差信
号ひeは適当な時定数をもつ積分回路からなる低域炉波
器5によって不要な高周波成分あるいは雑音が除去され
て第1のVC03に与えられ、該第1のVC03の発振
数周波が前記参照信号リiに追従するように第1のVC
03を制御する。ところが低域炉波器6によって定まる
PLLの帯城より高い周波数の参照信号ひiの変調成分
に対してはPLLは追従できないので第1のVC03は
変調されず、PLLの帯城により近い成分に対してのみ
変調を受る。尚、実際の回路設計では、変調信号Sを第
1のVC03に直接与えた場合には以下の第4図におい
ても説明するように変調信号Sの低周波成分に対し等価
的にインピーダンスが小さくなるため第2のVC04に
対して前記低周波成分での変調がかかりにくくなるので
、第1のVC03には抵抗又は高城炉波器を介して変調
信号Sを与えるようにして第1のVC03と第2のVC
04を分離するのが良い。
以上の説明から明らかなようにPLLの帯城より高い変
調信号Sの周波数成分は第1のVC03を直接変調し、
前記PLLの帯城より低い変調信号Sの周波数成分は第
2のVC04を変調した参照信号viにPLLを追従さ
せることによって第1のVC03を変調している。
このように構成することによって変調信号Sの全帯城は
第1のVC03を変調することができ、その出力がFM
信号波として出力端子9に得られる。このような変調信
号Sを高城炉波器6と低域炉波器7によって2つの帯城
に分けることによって次の利点が生じる。
即ち、低域炉波器7を入れることは変調信号Sの高周波
成分によって第2のVC04が変調帯域内に入るような
成分の寄生発振(スプリアス)を生じさせるのを除去す
るのに有効である。又、変調信号Sを直接第1のVC0
3に入れると第1のVC03に与えられる信号のPLL
の帯城に含まれるような周波数成分に対してはこれを打
消すように動作するため等価的にPLLのインピーダン
スは小さくなってしまう。従って、第2のVC04に対
する該変調信号3の低周波成分での変調がかかりにくく
なる。このような欠点を除くため高城炉波器6は有効で
ある。
第3図に示す本発明において具体的な実施例を説明する
と、第2のVC04としては、例えば20MHzの基本
周波数をもつ水晶発振器を使用し、いつきよに400M
Hzの逓倍発振を行い、これを更に15逓倍して的Hz
の安定した搬送波を得る。変調信号Sのうち数KHz以
下の低い成分「例えば監視制御信号、打合せ信号、ある
いは画像伝送においてはフレーム同期信号等が低域炉波
器7を経て前記第2のVC04を構成する水晶発振器に
接続された可変容量ダイオードに与えられ、その発振周
波数を変調する。又、変調信号Sのうち数K比以上の高
い成分、例えば電話の960チャンネル分を含む信号は
高域炉波器6を経て第1のVC03内の可変容量ダイオ
ードに与えられ、その発振周波数を変調する。又、この
第1のVC03は前記低周波成分によって周波数変調さ
れた舷舷の信号に追従して発振するので出力様子9は変
調信号Sによって周波数変調された的HzのFM信号波
が得られる。尚、位相検出器2の出力信号ひeは変調信
号Sと等しい信号が再生されたものであり、これをモニ
ターとして使用できる。以上、述べた様に本発明によれ
ばマイクロ波あるいはミリ波多重通信においても充分低
い周波数も含めた広い帯城で変調可能な周波数安定性の
よいFM変調回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のFM変調回路を示すブロック図、第2図
は従来のFM変調回路を示すブ。 ック図、第3図は本発明によるFM変調回路を示すブロ
ック図をそれぞれ示す。図面において2は位相検出器、
3は第1の電圧制御発振器(VCO)、4は第2の電圧
制御発振器(VCO)、5は低域炉波器「 6‘ま高城
炉波器、7は低域炉波器をそれぞれ示す。 多′図 舞そ図 多ヲ図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 変調信号を第1と第2の2つの電圧制御発振器に与
    え、該第1と第2の電圧制御発振器の2つの出力を位相
    検出器に入れ、該位相検出器の出力を低域濾波器に入れ
    、該低域濾波器の出力を前記第1の電圧制御発振器に与
    えるように構成したFM変調回路において、前記第1の
    電圧制御発振器には変調信号を高域濾波器を介して与え
    、前記第2の電圧制御発振器には変調信号を第2の低域
    濾波器を介して与えるように構成したことを特徴とする
    FM変調回路。
JP51074767A 1976-06-24 1976-06-24 Fm変調回路 Expired JPS6027206B2 (ja)

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JPS5361A JPS5361A (en) 1978-01-05
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JPH01264403A (ja) * 1988-04-15 1989-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 変調器
JP2638101B2 (ja) * 1988-07-25 1997-08-06 松下電器産業株式会社 Fm変調回路
GB2383205B (en) * 2001-12-14 2005-02-16 Ifr Ltd Low noise synthesiser

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842660A (ja) * 1971-09-28 1973-06-21

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