JPS6027100A - センサのデ−タ送出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）発明の技術分野 本発明は親局からの指令によって各子局のセンサの観測
データを送信させる所謂る応答式テレメータシステムに
おけるセンサの子局向はデータ送出方式に係り、特に子
局からの誤読込みを減少させる方法に関する。

（ｂ）技術の背景 一般に応答式テレメータシステムの構成は、目的の物理
量を計測しディジタル値に変換記憶し、記憶データを自
分で定めた周期により書換えを行うセンサ装置と、該セ
ンサ装置の記憶したデータを中央親局からの指令に応じ
て読み取り親局に符号伝送する子局装置と、該子局装置
を伝送路を介して呼出し、子局が読み出したセンサのデ
ータを収集しパリティチェックやＢＣＤチェックなどの
方法により伝送路の符号誤り検定を行ったのち記録、デ
ータ処理、表示などを行う親局装置とから成る。

（Ｃ）従来技術と問題点 −ＪＩＢに簡易テレメータシステムの子局装置はセンサ
からその記憶データを読み込む場合、センサがデータ書
替え中は読み取りを中止する機能や、読み取りデータの
正誤をチェ・ツタしてから受け取るような高級機能を持
たないのが普通である。従ってセンサ装置がこのような
子局装置と組み合わされて動作する場合は、記憶データ
の書替え時間を極力短くするという方法が採られて来た
。しかしこの方法では、たとえ時間が短くても書替えと
読□　取りが同期していないのでセンサが自分のデータ
を書替え中に親局から子局にデータ送出回路があったり
すると送出データが乱れ親局装置の符号誤り検定に引っ
掛からないような誤データが書き替え時間中に送出され
てしまうという不都合を避けることが出来ない欠点を有
している。

（ｄ）発明の目的 本発明の目的はセンサ装置のデータ書替え中に子局が親
局からの指令に応じてセンサのデータを読み取り送出す
る場合に誤データの発生が少ないような方法を提供する
にある。

（ｅ）発明の構成 本発明ではセンサが自分のデータを書替え中は、子局に
対して故意に誤データを送出し、親局装置が必ず検定不
良として子局にデータ再送指令を出し、センサがデータ
書替え終了時に故意の誤データ送出を停止して新しく正
しいデータを子局に送出するよう回路が構成される。

（ｆ）発明の実施例 本発明によるセンサのデータ送出方式の実施例を第１図
の回路図を用いて説明する。第１図はセンサのデータ送
出回路の回路図でＰＣＩ、ＰＯ２・・−ＰＯ２は２進化
１０進符号（ＢｉｎａｒｙＣｏｄｅｄ　Ｄｅｃｉｍａｌ
　略してＢＣＤ）の８４２１の各ビットを出力するホト
カブラ、ＰＯ５はパリティ検定符号のピントを出力する
ホトカブラ、ＰＯ６は　データ書替え中　に駆動される
ホトカブラである。図全体はパリティ検定符号付きＢＣ
Ｄ符号化データ１桁の送出回路を示す。第２図は本発明
のセンザデーク送出方式を適用するテレメータシステム
の全体構成を示すブロック図で１はセンサ装置、２は子
局装置の一つ、３は親局装置、４は伝送路で子局装置２
と親局装置３とを結ぶ有線または無線の線路である。セ
ンサ装置１は目的の物理量を計測するセンサ１１と、セ
ンサ出力をデジタル値に変換する符号器１２と、符号器
出力のデジタル値を記憶素子に書込む回路１３と、記憶
データを子局装置２からのめに応じて送出する回路１４
とからなる。書込み回路１３における記憶データの更新
はセンサ装置自弁で定めた周期により他の装置とは無関
係に書き替えられる。データ送出回路１４では記憶デー
タをＢＣＤ符号にし２進法の１およびＯをそれぞれ例え
ば長パルスと短パルスとに対応させ更に各桁とも長パル
スの総数が何時でも奇数（または偶数〉になるようにパ
リティビット（検定符号）を付加してデータ伝送上の誤
りを防止する。子局装置２は副搬送波変復調回路（Ｍ／
Ｄ＞２１と主搬送波送受信機（Ｔ／Ｒ）２２とからなり
、親局装置３からの指令を受けてセンサ装置ｌのデータ
送出回路１４から読み込まれた２進データは副搬送波変
復調回路２１で音声帯域内の一周波数（副搬送波と呼び
たとえば２６３５１１ｚ）に対応して例えば　３５　ｆ
ｉｚの周波数シフト変調（ＦＳ変調）を受け主搬送波送
受信機２２で周波数変換、増幅されたのち親局装置３に
向けて送出される。親局装置３は主搬送波送受信機３１
と副搬送波変復調回路３２と符号検定回路（Ｃ）３３、
記録器（Ｒ）３４、表示器（Ｄ）３５などから構成され
子局より送出されたＦＳ信号は副搬送波変復調回路３２
で復調され符号検定回路３３によりピッ］・総数をヂエ
ソクするパリティ検定と、２進化１０進符号では起こり
得ない　８　ビットと　４　ピントの同時オンをチェッ
クするＢＣＤ符号検定とにより符号誤りを検出しもし誤
りが検出されれば子局にデータの再送指令を発する。本
発明はセンサ装置１のデータ書込み回路１３がデータ書
替え中は第１図に示ずデータ送出回路１４のホトカブラ
ＰＣ６を駆動させＢＣＤ符号の　８　と　４　のビット
出力を同時にオンさせて送出する。すると親局装置３の
符号検定回路３３では必ずＢＣＤ符号検定で不良と検定
され子局装置２にデータの再送信をさせる。

この状態はセンサのデータ書替え中、継続され書替えが
終了した時点でホトカブラＰＣ６の駆動を停止すれば止
まる。ボトカプラＰＣ６の駆動を停止すればセンサ装置
のデータ送出回路１４から新しいデータが正しい符号で
送出されるので伝送路で誤りが無ければ親局装置の符号
検定回路３３ての検定に合格しそれらのデータは記録器
３４に記録され、表示器３５に表示される。

（ｇ）発明の効果 以上実施例で詳述したごとく本発明の方式によれば、セ
ンサ装置がデータ書替え中は故意に誤データを送出して
いるので親局装置の検定を通過せず従って書き替え時間
中の不確定なデータか記録されたり表示されたりするこ
とが無くなりテレメータシステムのデータの信頼度が上
がるという９ＪＪ果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるセンザテータ這出回路の回路図、
第２図は本発明を適用するテレメータシステム全体のブ
ロック図である。 図において、ＰＣＩ〜ＰＣ６はホトカプラ、８４２１　
はＢＣＤ符号のヒツト単位、１はセンサ装置、２は子局
装置、３は親局装置である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 目的の物理量を計測しディジタル値に変換記憶し記憶デ
   ータを自分で定めた周期により書換えを行うセンサ装置
   と、該センサ装置の記憶したデータを中央親局からの指
   令に応じて読み取り親局に符号伝送する子局装置と、該
   子局装置を伝送路を介して呼出し子局が読み取ったセン
   サのデータを収集し受信符号の符号誤り検定を行ったの
   ち記録、データ処理、表示などを行う親局装置とからな
   るテレメータシステムにおいて、センサ装置がデータ書
   換え中は子局装置に対して故意の誤符号データを送出し
   、データの書き換え終了時に故意の誤符号データ送出を
   停止することを特徴としたセンサのデータ送出方式。