JPS6027091A - 循環式入出金装置の紙幣収納方式 - Google Patents

循環式入出金装置の紙幣収納方式

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JPS6027091A
JPS6027091A JP58134151A JP13415183A JPS6027091A JP S6027091 A JPS6027091 A JP S6027091A JP 58134151 A JP58134151 A JP 58134151A JP 13415183 A JP13415183 A JP 13415183A JP S6027091 A JPS6027091 A JP S6027091A
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JP58134151A
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広瀬 稔
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は例えば銀行等に設置されて顧客等により入金さ
れた紙幣をそのまま別の顧客等に対する出金紙幣として
利用し得る循環八人出金装置の紙幣収納方式に関し、特
に係員が運用資金の挿脱等のメンテナンスを機体の前面
側と後面側とのどちらからでも任意選択的にできるよう
になる循環式入出金装置の紙幣収納方式に関する。
〔発明の技術的背景及びその問題点〕
近年、各銀行等では各種自動化が進み、特に銀行等の店
内やステップインコーナー(キャッシュサーど豆コーナ
ー)には、カード或いは通帳等の取引媒体を用いて自動
的に紙幣を引出したり、また逆に紙幣を預は入れたりな
ど顧客自身の操作で行ない得る入出金装置が多く設置利
用されて来ており、またデパートやスーパーなどの店内
にも無人運用の形で設置利用されて来ており、今後も益
々利用台数が増加して行くものと予想される。そうした
背景のもとて機体内の運用資金の効率化及び人員の効率
化8合理化等は金融機関の重要な課題であって、特に運
用資金の効率化の為には顧客等から入金された紙幣をそ
のまま別な顧客等に対する出金紙幣として使用できる循
環式入出金装置が不可欠なものとなって来ている。
ところで、こうした循環式入出金装置は前述したように
銀行の店内やステップインコーナーは勿論のことデパー
トやスーパーなどの金融義関の外部まで進出して場所を
問わず設置されようとしているが、機体の後面側からの
みメンテナンスが可能であった従来型の紙幣収納方式の
ものでは、例えば建物の壁に背面を接して設置するとメ
ンテナンスができなくなってしまう問題があり、この為
いかなる場所でも不都合なく設置できるように前後どち
らからで゛もメンテナンスが自由にできる循環式入出金
装置の紙幣収納方式の要望が高まって来た。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、機体の前後ど
ちらからでも任意選択的に係員によるメンテナンスがで
きるようになって、いかなる場所でも同等不都合なく簡
便に設置利用可能となると共に、出金等の取引時間の短
縮及び紙幣の精査。
装填動作の簡略化などが図れる循環式入出金装置の紙幣
収納方式を提供することを目的とする。
(発明の概要) 本発明の循環式入出金装置の紙幣収納方式は、前面に操
作者が操作する操作部を有し、入金として受入れた紙幣
を出金用として使用する紙幣循環式の入出金装置であっ
て、該装置内の前面側又は後面側の一方に設けられた複
数の第1の紙幣集積取出部と、該装置内の他方側に設け
られた係員による紙幣の挿脱が可能な第2の紙幣集積取
出部と、入出金紙幣の鑑査を行なう鑑査部とを有し、前
記一方の面側からのメンテナンス時と他方の面側からの
メンテナンス時とで第1の各紙幣集積取出部への収納紙
幣の種類を変えるようにできる構成で、前後どちらから
でも係員によるメンテナンスである上に、取引が最も多
い1万円等の紙幣の出金動作等の時間短縮や紙幣の精査
、装填動作の問題点などを考慮して非常に能率的に優れ
た機能を発揮するものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に従い説明する。
先ず、第1図において図中1は本発明の紙幣収納方式を
適用した循環式入出金装置を示し、2はその循環式入出
金装置のボックス状をなす機体を示す。ここでその機体
2の前面側(接客面側)に操作部3が構成されている。
つまり機体2の上半部前面垂直部3aには通帳挿入口4
.カード挿入口5及び伝票発行口6が設けられ、またそ
の垂直部3a下端から前方に張出ず水平部3bには入金
口と出金口を兼用する入出金ロア及び複数の操作ボタン
8を有するキーボード9並びに案内表示部(画面表示装
置;08丁)10が設けられている。
また上記機体2内部には上記通帳挿入口4から挿入され
た通帳を受入れて取引内容の印字を行なう通帳プリンタ
一部(図示せず)及びカード挿入口5から挿入された磁
気カードの取扱いと上記伝票発行口6に送出する伝票発
行及び控えジャーナルの作成を行なうカード伝票処理装
置11が設けられており、更に機体2内部に入金、出金
、入金返却、取忘れ回収、装填、精査等の機能を持つ入
出金装置本体12が設けられている。なお、図中2aは
機体2の後側扉、2bは機体2の前側守である。
次に上記機体2内の入出金装置本体12について第2図
により詳述する。この人出金装置本体12には上部前面
側部に上記第1図で示した入出金ロアに対応して紙幣取
込放出機構14が設けられていると共に、中央より前面
側部に上中下3段に配して各々−個ずつ紙幣収納カセッ
ト15を挿着した第1の紙幣集積取出部16,17.1
8が設けられ、また後側上部−個所にも紙幣収納カセッ
ト15を挿着した第2の紙幣集積取出部19が設けられ
ている。なおそれら紙幣集積取出部16乃至19の各内
奥部位には後述する紙幣搬送路を介して送られて来た紙
幣Pを集積する集積車20及びその集積した紙幣Pを一
枚ずつ分離しながら搬送銘刀に送出す送出ta構21が
それぞれ設けられ、更には前面側の第1の上段−個所の
紙幣集積取出部18の所のみに見え易く示すだけである
が開閉及び前後動作を行なって送られて来た紙幣Pを紙
幣収納カセット15内に収納したり逆に紙幣収納カセッ
ト15内の紙幣Pを出金させたりするフラッパー機構2
2がそれぞれ設けられている。また入出金装置本体12
内略中央部には紙幣Pの重ね搬送判別、真偽判別0表裏
判別、金種判別、汚れ判別、送りピッチ判別、スキュー
判別等を行なう鑑査部23が設けられており、その鑑査
部23の後側下方部にベルト24を180度ねじって紙
幣Pの表裏を揃える紙幣反転部25が設けられている。
また、入出金装置本体12の上記紙幣取込放出部14の
直ぐ下側に出金紙幣Pを顧客が取忘れた場合等に該紙幣
Pを回収する回収庫26が設けられ、更に入出金装置本
体12内の最下側部には出金時に上記鑑査部23で重ね
搬送や汚れ紙幣等の出金不適当紙幣と判別された紙幣P
をリジェクト集積するりジエクト紙幣収納部27A、2
7Bが前後に一個所ずつ設けられて、そのどちらか一方
に選択的にリジェクト紙幣収納カセット15Aが挿着可
能となっている。なお上記第1の紙幣集積取出部18及
び第2の紙幣集積取出部19内の各紙幣収納カセット1
5とリジェクト紙幣収納部27A又は27Bのりジエク
ト紙幣収納カセット15Aはそれぞれの外側に位置する
前側扉2b又は後側扉2aを開くことにより係員が自由
に挿脱できるようになっている。
なおまた、上記各部所間は多数のベルト28とローラ2
9により構成された紙幣搬送路3oで連絡されており、
且つその紙幣搬送路3oの各分岐部には自動切替え可能
な振分はゲート31がそれぞれ設けられている。
また、上記紙幣搬送路30の前記紙幣取込放出機構14
側寄りには入金時のりジエクト紙幣Pおよび出金紙幣P
の一時集積部として利用される紙幣ずらし集積機構部3
2が設けられている。この紙幣ずらし集積機構部32は
第3図に示す如く、ベルト33とドライブローラ34.
タイミングベルト35.パルスモータ36及び光学検出
器37等からなる構成で、紙幣搬送路30がらほぼ等間
隔で搬送されてくる紙幣Pを光学検出して一枚ずつ規定
のパルス数だけ間歇送りしながらさしみ状にずらして集
積する働きをなし、入金時は規定枚数でリジェクトオー
バーと判定して取引を中段し、出金時はずらし集積しな
がら戻し扉38を開いて先の紙幣取込放出機構14内に
進めて連続して集積を行なうようになっている。
更には、上記第2図中に符号3って示す如く各紙幣集積
取出部16.17.18並びに19のそれぞれの底面部
に各々の紙幣収納カセット15内の紙幣Pが満杯となる
と検知作動する紙幣満杯検知器が各々設けられている。
また上記前後のりジエクト紙幣収納部27A。
27Bの各内奥部にはリジェクト紙幣収納力セツ;−1
5Δの有無を検出する検出手段として、磁気センサーな
どのりジェクト紙幣カセット検知器40がそれぞれ設け
られ、リジェクト紙幣収納カセット15Aの挿着による
該カセット内端の磁石41の接近により検知動作して入
出金装置12の入出金及び自動精査、装填動作等を後述
する後面モードと前面モードとに相互に切替えできるよ
うになっている。
しかして、上記循環武人出金装置1の各種作動モード(
前面、後面メンテナンスを含む紙幣搬送経路)を第4図
乃至第13図を参照して説明する。
なおここでは紙幣搬送経路がわかり易いように略図で示
すと共に、図中1には千円、5には5千円。
10には1万円の紙幣Pを金種別に集積収納する所を示
すことにする。
先ず第4図は入金動作時の紙幣Pの流れを示しており、
入出金ロアから束のま1投入された紙幣Pは紙幣取込放
出機構14により一枚ずつ紙幣搬送路30に実線矢印の
方向に向けて搬送されて、鑑査部23に通されて各種判
別(重ね搬送、真偽。
表裏、金種、汚れ、送りピッチ、スキューなどの判別)
される。そして入金できないと判別された紙幣Pは点線
で示す如く振分けられて紙幣ずらし集積機構部(リジェ
クト集積部)32に返却紙幣として集積される。その返
却紙幣の顧客への返却の仕方は後述する。また入金可能
と判別された紙幣Pのうち表裏逆に入って来た裏紙幣P
は紙幣反転部25に通されて反転して表紙幣Pの搬送路
30Aと合流する。このとき裏と表とに分離して搬送す
る両県送路の長さ及び搬送スピードは両者同一であって
紙幣Pの流れ順が入替わったり重なったりしないように
なっている。なおその表裏の規定は予め選択して定めて
おく。その選択は図示しないが制御上簡単である。しか
して合流した各紙幣Pは先の鑑査部23での金種判別に
従って各金種別に振分ゲート31により振分けられて、
それぞれ該当する前面側の第1の金種別の紙幣集積取出
部16.17.18に集積車20により集積される。つ
まり千円紙幣は1にで示す前側筒1の中段の紙幣集積、
取出部17に、5千円紙幣は5にで示す第1の下段の紙
幣集積取出部16に、1万円紙幣は10にで示す第1の
上段の紙幣集積取出部18に集積される。なお上記IK
、5に、10にの配置は適宜選択可能で、上述した配置
は後述する後面側からメンテナンスを行なうようにした
場合で、逆に前面側からのメンテナンスを行なう場合は
後述する理由により同第4図中に(1k)。
(5K)、(IOK>で示す如く上記と異なる配置に設
定される。しかして第1の各金種別の紙幣集積取出部1
6.17..18の内奥に集積された各金種別紙幣Pは
顧客との入金取引完了後にそれぞれフラッパー機構22
により各々の紙幣収納カセット15内に取込まれるよう
にして収納される。
次に第5図は出金動作時の紙幣Pの流れを示したもので
、第1の各金種別の紙幣集積取出部16゜17.18の
各紙幣収納カセット15内からフラッパー機構22によ
り取出された紙幣Pは送出機構21により一枚ずつ紙幣
搬送路30に送り出されて、鑑査部23に通されて各種
判別されながら紙幣ずらし集fiim構部32を介して
紙幣取込放出機構14内部に集積され、そこから入出金
ロアを介して顧客に渡される。なおこの場合、顧客の指
定金額により10に、5に、IKの如く大きい金額の紙
幣Pから順に送出されるが、一般に出金される紙幣Pは
1万円と千円だけの場合が多く、5千円紙幣Pはこの種
の循環武人出金装置1では出金しない。従って第1の金
種別の紙幣集積取出部16.17.18のIK、5に、
IOKの配置は、各部からの紙幣Pa′)鑑査部23へ
の取出搬送路の近い順に即ち、上段の紙幣集積取出部1
8を一番取扱い枚数の多い1’ OK用に、次に中段の
紙幣集積取出部17を1に用に、そして下段の紙幣集積
取出部16を出金しない5に用にそれぞれ設定すること
で、顧客等による紙幣引出しの取引時間の短縮が図れる
ようになる。なお上記各金種の配置は後面側からメンテ
ナンスする場合で、後述する前面側メンテナンスの場合
は前記第4図で述べたように上段から順に(5K>、(
10K>、(1K)のような配置に設定する。
第6図は紙幣Pの取忘れ回収動作時の紙幣流れを示した
もので、上記第5図で示した出金動作により入出金口γ
内の紙幣取込放出機構17内部に送出された出金紙幣P
を顧客等が取忘れた場合、つまり現金の引出しに来て取
引終了後カード或いは通帳と伝票だけを抜取って帰って
しまう顧客がたまにおり、こうして取忘れられた紙幣P
は上記紙幣取込放出機構14内部からその機構の取込み
動作により直く下側の回収庫26に送られて収納保管さ
れる。なお上記第4図で述べた入金時にリジエク!〜さ
れて紙幣ずらし集積機構部32を介して後述する如く紙
幣取込放出機構14に戻された返却紙幣Pを顧客等が取
忘れた場合も上記同様に回収庫26に回収する。
第7図は上記入金時にリジェクトされた紙幣Pの返却動
作時の紙幣流れを示すもので、前述した如く紙幣ずらし
集積機構部(リジェクト集積部)32に送り込まれて集
積した返却紙幣Pはその先きの紙幣取込放出機構14に
送出されて顧客などに返されるが、この返却紙幣Pは入
金紙幣の取込 。
みの最中に発生するので紙幣ずらし集積機構部32に一
時集積してその先の紙幣取込放出機構14に進まないよ
うにしておき、そして入金紙幣の取込み終了後に戻し扉
38の開放により該紙幣取込放出機構14へ送出して顧
客等に返すようにする。
なおこの際紙幣ずらし集積機構部32の紙幣集積容量は
パルス数を変えて紙幣のずらし量を少なくすることで増
大が図れる。なおまた、一度リジエクトされた紙幣Pを
紙幣ずらし集積機構部32から紙幣取込放出機構14を
介して再び自動的に入金動作により取込んで再度鑑査判
別するようにしても良い。
次に第8図及び第9図は自動精査動作時の紙幣Pの流れ
を示したもので、その自動精査とは一日の営業終了時又
は適宜必要時に各紙幣集積取出部の紙幣Pを送出させて
鑑査部23に通して鑑査しながら計数して控えジャーナ
ル等に集計印字するなどにより枚数確認を行なうことで
あり、その為めに各金種別の紙幣集積取出部の紙幣Pを
鑑査部23に通して一旦一個所の精査用の紙幣集積取出
部の紙幣収納カセット15に集中させる動作を行なう。
ところで上記第8図は後面モード時(機体2の後面側か
ら係員がメンテナンスするようにした場合)の自動精査
動作を示し、前側部の第1の上中下各段の金種別の紙幣
集積取出部16.17.18の各紙幣収納カセット15
内の全ての紙幣Pは一枚ずつ送出されて鑑査部23で鑑
査計数されながら後側部の第2の精査、装填用の紙幣集
積取出部19の紙幣収納カセット15に集中して移し替
えられる。なおその際鑑査部23でリジェクトされた紙
幣Pは下部後側のリジエクI〜紙幣収納部27Bにセッ
トしたりジエクト紙幣収納力セツ1〜15A内に集積さ
れる。こうすることで償体2の入出金装置本体12^の
全ての紙幣Pは後面側に集中でき、これにて係員は機体
2の後面側から後側扉2aを問いて該第2の紙幣集積取
出部19の紙幣収納カセット15及びリジェクト紙幣収
納部27BのリジエクI・紙幣収納カセット15Aを抜
出して紙幣Pの精査や余剰金の取出等のメンテナンスが
可能となる。
また上記第9図は前面モード時(係員が機体2の前面側
からメンテナンスするようにした場合)の自動精査動作
の紙幣Pの流れを示しており、この場合は循環武人出金
装置1の取引の大部分を占める1万円紙幣と千円紙幣の
自動精査を可能とし、5千円紙幣は手動で数えるように
する。つまりここでは前述の後面モード時と異なり、鑑
査部23への紙幣取出搬送路が一番近い前側の第1の上
段の紙幣集積取出部18を(5K)用とすると共に精査
用とし、中段の紙幣集積取出部17を(10K)用とし
、下段の紙幣集積取出部16を(1K)用として使用す
るように設定し、後側の第2の紙幣集積取出部19は後
面モードの場合機体2を壁等に接して設置することなど
からアクセス不能となるので使用しない。しかして自動
精査時は第1の(IOK>及び(1K)用の紙幣集積取
出部17.16の紙幣収納カセット15内から1万円紙
幣Pと千円紙幣Pとを次々と一枚ずつ送出させて鑑査部
23に通して鑑査計数しながら第1の上段の精査用とし
た紙幣集積取出部18の紙幣収納カセット15に集中し
て移し替えられる。なおその際リジェクトされた紙幣P
は下部前側のりジエクト紙幣収納部27Aにセットした
りジエクト紙幣収納カセット15A内に集積される。こ
うすることで全ての紙幣Pは前面側に集中でき、これに
て係員は機体2の前面側から前側M2bを開いて第1の
紙幣集積取出部18の紙幣収納カセット15及びリジェ
クト紙幣収納部27AのりジIクト紙幣収納カセット1
5Aを抜出して紙幣Pの精査や余剰金の取出等のメンテ
ナンスが可能となる。また上記の如く第1の上中下段の
紙幣集積取出部16.17.18のうち鑑査部23への
紙幣取出搬送路が一番近い最上段の紙幣集積取出部18
を精査用としたことで、自動精査動作時に(10K>。
(1K)用の紙幣集積取出部17.16から次々と一枚
ずつ送出される紙幣Pは先行して鑑査部23を通って上
段の精査用の紙幣集積取出部18に進入して行く紙幣P
とぶつかることがなくスムー″ズな自動精査が可能とな
る。例えば中段の紙幣集積取出部17を精査用として上
段の紙幣集積取出部18を(、,10K )用とすると
、鑑査部23を通って中段の紙幣集積取出部17に進入
しようとしている先行紙幣Pに上段及び下段の紙幣集積
取出部16.18から送出されて鑑査部23へ向かう後
行紙幣Pがぶつかってしまい、これを回避するには精査
紙幣Pを鑑査部23を通した後に反転部25側に迂回さ
せる等の複雑で面倒なことが必要となるのである。なお
、上記第1の精査用とした(5K)の紙幣集積取出部1
8の5千円紙幣Pはその紙幣収納カセット15を取出し
て手動により計数するようにしたが、予め後側の第2の
紙幣集積取出部19へ鑑査しながら移し替えておいて本
精査時に元の紙幣集積取出部18に戻すようにして他の
金種のものと同様自動精査を図るようにしても良い。
第10図及び第11図は自動装填動作時の紙幣Pの流れ
を示すもので、その自動装填とは一日の営業開始時又は
紙幣Pの残量が少なくなった時期など必要に応じて補充
紙幣Pを鑑査部23を介して各金種別にそれぞれの当該
する金種別の紙幣集積取出部の紙幣収納カセット15に
分配収納することである。
そして先ず第10図は後面モード時の自動装填動作を示
しており、係員が機体2の後面側から後側扉2aを開い
て補充紙幣(1万円及び千円紙幣)Pを収納した紙幣収
納力セラ1−15を後側の第2の装填用の紙幣集積取出
部19に挿着すれば、その紙幣収納力セラ1〜5内の補
充紙幣Pが自動的に一枚ずつ送出されて鑑査部23を通
って金種判別等の鑑査及び計数されながら各金種別に前
側の第1の所定の10.に、1にの紙幣集積取出部17
゜18の各紙幣収納カセット15に分配収納されるよう
になる。なお、一般にこの種の循環武人出金装置1では
1万円紙幣Pと千円紙幣Pしか出金されないので、第1
の下段の5に用紙幣集積取出部16への5千円紙幣Pの
装填は不要であるが、5千円紙幣Pをも出金するような
場合は上記同様にして該5千円紙幣Pの5 Kの紙幣集
積取出部16への自動装填も可能である。また、上記自
動装填時に鑑査部23でリジェクト判別された紙幣Pは
下部後側のりジエクト紙幣収納部27Bにセットしたり
ジエクト紙幣収納カセット15Aに集積されるようにな
る。これにて紙幣装填のための紙幣収納カセット15及
びリジェクト紙幣収納カセット15Aの挿脱が機体2の
後面側からできるので、係員による後面メンテナンスが
可能牛なる。
また、第11図は前面モード時の自動装填動作を示し、
係員が機体2の前面側から前側扉2bを開いて補充紙幣
(1万円と千円紙幣)Pを収納した紙幣収納カセット1
5を前側の第1の上段−個所の装填用、(5K)用紙幣
集積取出部18に挿着する。これにてその紙幣収納カセ
ット15内の補充紙幣Pが自動的に一枚ずつ送出されて
鑑査部23を通って金種判別等の鑑査及び計数されなが
ら各金種別に区分けされて、1万円紙幣Pは中段のCl
0K)用紙幣集積取出部17に、千円紙幣Pは下段の(
1K)用の紙幣集積取出部16にそれぞれ分配収納され
るようになる。なお5千円紙幣Pは出金されないので装
填は不要であるが、仮に出金する場合は前面側から予め
5千円紙幣Pを手動で計数して収納した紙幣収納カセッ
ト15を上記第1の装填用の上段の紙幣集積取出部18
に直接セットすれば良い。また、この前面モード時は後
側の第2の紙幣集積取出部1つの紙幣収納カセット15
はアクセスできないので使用しない。
また上記自動装填動作時に鑑査部23でリジェクト判別
゛された紙幣Pは下部前側のりジエクト紙幣収納部27
Aにセットしたりジエクト紙幣収納カセット15Aに収
納される。これにて補充紙幣の装填及びリジェクト紙幣
の収納取出等のメンテナンスが全て機体2の前面側から
できるようになる。
更に、第12図及び第13図は入金時に金種別の紙幣集
積取出部のいずれかが紙幣満杯となって入金不能状態と
なった場合の補助手段として、後側の第2の精査、装填
用の紙幣集積取出部19を仮入金庫として対処する時の
紙幣Pの流れを示したものであり、先ず第12図では後
面モードでの第1の上段10に用紙幣集積取出部18の
紙幣収納カセット15内の1万円紙幣Pが満杯であると
紙幣満杯検知器39により検知された場合を示し、この
時入金されて来た各種紙幣Pは鑑査部23を通って金種
判別されて、1万円紙幣P以外の千円。
5千円紙幣Pは第4図で示したと同様に所定の紙幣集積
取出部17.16に分配収納され、該1万円紙幣Pは上
記10に用紙幣集積取出部18が満杯であることから後
側の第2の精査、装填用の紙幣集積取出部19を仮の1
0に用金庫としてそこに収納される。また、第13図で
は後面モードでの第1の中段の1に用紙幣集積取出部1
7の紙幣収納カセット15内の千円紙幣Pが満杯と検知
された場合を示し、この時入金されて来た各種紙幣Pは
鑑査部23を通って千円紙幣P以外は前記同様に10に
、5に用紙幣集積取出部18.”16に分配収納され、
該千円紙幣Pは後側の仮1に用金庫(第2の精査9装填
の用紙幣集積取出部19)に収納されるようになる。
なお、上記板金庫に収納した紙幣Pはその該当する金種
の紙幣集積取出部の紙幣の満杯状態が解除された際、本
機の人出金取引がなされていない空き時間を利用して所
定の金種別の紙幣集積取出部に移し替えて収納すること
も可能である。また上記金種別の紙幣集積取出部のいず
れかが故障した場合には、その代替えとして後側の第2
の精査。
装填用の紙幣集積取出部19を上記同様に板金庫として
使用することも可能である。更には古い紙幣を新しい紙
幣に取巻する等の場合に、上記板金庫を入゛金はできる
が出金してはい【プない各金種の紙幣を混合して保管す
ることにも使用可能である。
以上のような構成で紙幣の流れを制御すれば、本機の設
置場所等の条件などにより必要に応じて自由に後面又は
前面側からの係員によるメンテナンスが可能となる。
またリジェクト紙幣収納カセット15Aを前後のリジエ
ク1〜紙幣収納部2’7A、27Bに対して選択的にセ
ラ1〜できるので、係員によるリジェクト紙幣のメンテ
ナンスが数体20前後面側どちらからでも可能となる。
しかもそのリジェクト紙幣収納カセット15Aの移し変
えによりリジェクト紙幣力セツ1〜検知器40が検知動
作して自動釣に前面または後面モードに切り変えできて
、特殊なモード切り替え用のスイッチ等が不要で装置の
コストの低減や操作(メンテナンス)の簡略化が図れる
ようになる。
また、後面モード時は前側の第1の3段の紙幣集積取出
部16,17.18と後側の第2の紙幣集積取出部19
との計4か所を使用し、前面モード時は前側の第1の3
段の紙幣集積取出部16゜17.18を使用することで
入出金及び自動精査。
装填が可能であるので、装置の設計0組立て、調整、保
守を含めて僅かな変更のみで係員による前後両面からの
メンテナンスが可能となる。
更に、前面モード時と後面モード時とでIOK用、5に
用、IK用の各金種別の紙幣集積取出部の配置を変える
ことで、後面モード時の出金等の取引時間の短縮が図れ
ると共に、前面モード時の自動精査及び装填動作を支承
無く簡便に行ない得るようになる。
更にまた、金種別の紙幣集積取出部のいずれかが紙幣満
杯状態となっても、入金中止とならずに精査、装填用の
紙幣集積取出部を代わりの仮入金庫として使用して入金
動作の続行が可能である。
もちろんその入金の自動返却も可能である。また出金不
適当紙幣例えば、取着時の出金できない汚れた紙幣等を
別途上記第2の精査、装填用の紙幣集積取出部1つに取
込んで収納することも可能である。
な゛お、上述した循環武人出金装置の紙幣収納方式では
、1万円、5千円、千円の国内紙幣を対象にして説明し
たが、外国紙幣に於いても同様に適用可能であり、この
場合金種の単位や取引頻度相違は当然国内紙幣と異なる
が基本的には同等変更を加えることなく適用できる。ま
たデノミネーションなどで紙幣の単位が変わっても上記
同様に適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明は上述した如く、前面に操作者が操作する操作部
を有し、入金として受入れた紙幣を出金用として使用す
る紙幣循環式の入出金装置であって、該装置内の前面側
又は後面側の一方に設けられた複数の第1の紙幣集積取
出部と、該装置内の他方側に設けられた係員による紙幣
の挿脱が可能な第2の紙幣集積取出部と、入出金紙幣の
鑑査を行なう鑑査部とを有し、前記一方の面側からのメ
ンテナンス時と他方の面側からのメンテナンス時とで第
1の各紙幣集積取出部への収納紙幣の種類を変えるよう
にできる構成としたから、前後どちらからでも係員によ
るメンテナンスが可能となり、いかなる場所でも不都合
無く簡便に設置利用でき、しかも取引が最も多い1b円
等の紙幣の出金動作等の時間短縮が図れると共に、紙幣
の精査、装填動作の不都合な問題を考慮して非常に能率
的に優れた機能を発揮するものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の紙幣収納方式を採用した循環武人出金装
置の一実施例を示すもので、第1図はその循環武人出金
装置の一部切欠いた外観斜視図、第2図は機体内の入出
金装置本体の側断面図、第3図は上記入出金装置本体の
紙幣ずらし集積機構部分の拡大断面図、第4図乃至第1
3図は上記入出金装置本体の各種動作時の紙幣の流れ状
態を説明するもので、第4図は入金動作説明図、第5図
は出金動作説明図、第6図は取忘れ紙幣回収動作説明図
、第7図は入金時のりジエクト紙幣返却動作説明図、第
8図は後面モード時の自動精査動作説明図、第9図は前
面モード時の自動精査動作説明図、第10図は後面モー
ド時の自動装填動作説明図、′第11図は前面モード時
の自動装填動作説明図、第12図は10に用紙幣集積取
出部の紙幣満杯時の入金動作説明図、第13図は1に用
紙幣集積取出部の紙幣満杯時の入金動作説明である。 1・・・循環武人出金装置、2・・・機体、2a、 2
b・・・扉、3・・・操作部、12・・・入出金装置本
体、16゜17.18・・・第1の紙幣集積取出部、1
9・・・第2の紙幣集積取出部、23鑑査部、P・・・
紙幣。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、前面に操作者が操作する操作部を有し、入金として
    受入れた紙幣を出金用として使用する紙幣循環式の入出
    金装置であって、該装置内の前面側又は後面側の一方に
    設けられた複数の第1の紙幣集積取出部と、該装置内の
    他方側に設けられた係員による紙幣の挿脱が可能な第2
    の紙幣集積取出部と、入出金紙幣の鑑査を行なう鑑査部
    とを有し、前記一方の面側からのメンテナンス時と他方
    の面側からのメンテナンス時とで第1の各紙幣集積取出
    部への収納紙幣の種類を変えるようにしたことを特徴と
    する循環八人出金装置の紙幣収納方式。 2、第1の複数の紙幣集積取出部はそのうち少なくても
    一つが係員による紙幣の挿脱が可能な構成としたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の循環八人出金装
    置の紙幣収納方式。 3、他方の面側からのメンテナンス時はその紙幣取出搬
    送路が鑑査部に近い紙幣集積取出部に取引量の多い金種
    を収納し、一方の面側からのメンテナンス時は第1の係
    員による紙幣挿脱可能な紙幣集積取出部に出金不適当紙
    幣を収納するように構成した特許請求の範囲第2項記載
    の循環八人出金装置の紙幣収納方式。 4、係員による紙幣の挿脱が可能な第1の紙幣集積取出
    部をその紙幣取出搬送路が鑑査部に最も近くなるように
    配置したことを特徴とする特許請求の範囲第2項又は第
    3項記載の循環八人出金装置の紙幣収納方式。
JP58134151A 1983-07-22 1983-07-22 循環式入出金装置の紙幣収納方式 Pending JPS6027091A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS621093A (ja) * 1985-06-26 1987-01-07 沖電気工業株式会社 窓口取引装置
JPS6347898A (ja) * 1986-08-15 1988-02-29 株式会社日立製作所 現金取引装置およびその運用方式

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56101285A (en) * 1980-01-14 1981-08-13 Omron Tateisi Electronics Co Circulation type money receiver payer

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