JPS6026983Y2 - 管用ライニング基材 - Google Patents

管用ライニング基材

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Publication number
JPS6026983Y2
JPS6026983Y2 JP6161280U JP6161280U JPS6026983Y2 JP S6026983 Y2 JPS6026983 Y2 JP S6026983Y2 JP 6161280 U JP6161280 U JP 6161280U JP 6161280 U JP6161280 U JP 6161280U JP S6026983 Y2 JPS6026983 Y2 JP S6026983Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weft
warp
group
woven fabric
base material
Prior art date
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Expired
Application number
JP6161280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56163523U (ja
Inventor
祐一 橋本
Original Assignee
芦森工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、老朽化したガス管や水道管等の管路の内面に
接着して、その管路を可成するために使用する管用ライ
ニング基材に関するものである。
。本考案の出願人は、先に実願昭54−1732吋によ
って、前記管路や、老朽化したタンク等の容器の内面に
接着して、その管路等を再生するために使用するライニ
ング基材を提供した。
このライニング基材は、模紗織に織成した表面の織布と
、その内面に接着した合成樹脂フィルムとよりなるもの
である。
もちろん管路に使用する場合には、前記織布は筒状に織
成されており、又合成樹脂フィルムはチューブに成形さ
れている。
尚、ここにおいて、前記模紗織に織成した表面の織布を
説明しておくと、第1図に示すように、縦方向(筒状に
織成されるものにあっては、長さ方向)に配列される経
糸1を3本1単位とする経糸群2と、横方向(筒状に織
成されるものにあっては円周方向)に配置される緯糸3
を3本1単位とする緯糸群4で、その織目5が構成され
、且つ織目5と織目5′の間に隙目6が形成されるよう
に織成したものであって、前記織目5及び5に、表には
経糸群2における中央部の経糸1bが連続して表われ、
且つ裏には緯糸群4における中央部の緯糸3bが連続し
て表われる織目Aを、その縦方向(長さ方向)及び横方
向(円周方向)に、表裏交互に配置せしめたものである
この従来のライニング基材は、その表面の織布に前記模
紗織に織成した織布を使用するので、これを管路等の内
面に接着する際その表面の織布に接着剤を塗布すると、
その接着剤が流れ落ちることなく、前記隙目6に保持さ
れて、管路等の内面に均一強固に接着できるとするもの
である。
又その織布は、織目5及び5がずれにくい構造となって
いるため、このライニング基材を管路等の内面に接着す
ると、その管路等をその織布の経糸1及び緯糸3によっ
て均−且つ強固に補強できるものである。
ところで、このライニング基材においては、管路内面に
貼り付ける際に該ライニング基村内に流体圧力を作用さ
せ、これを膨らませて接着するのであるが、この流体圧
力に耐えるむうにするため、筒状織布の円周方向の強力
を長さ方向の強力よりも大きくする必要がある。
例えば、第1図に示すように緯糸群4の密度を経糸群2
の密度よりも大きくすることが行われている。
しかしながら、このようなライニング基材においては、
第1図に示すように、内面に、連続して表われる経糸群
2における経糸1bの面積Xが、緯糸群におけるその緯
糸3bの面積Yに較べ極端に少なくなるため、この部分
で主に接着している内面の合成樹脂チューブとの接着力
が、円周方向に極端に弱いものとなる。
従って、ライニング基材を取り扱い中に、例えば円周方
向にその表面の筒状織布に引掛ける力が作用すると、極
めて容易にその筒状織布と合成樹脂チューブが剥れ始め
、全体に亘って剥れてしまうことがある。
そこで、本考案は、斯る実情に鑑み、容易に剥れること
がないように、その筒状織布と合成樹脂チューブの接着
力を円周方向と長さ方向に均一化せしめ、管路に適する
管用ライニング基材を提供せんとするものである。
以下、本考案を図面に示す実施例を参照しながら説明す
ると、先ず第2図は、本考案に使用すると筒状織布を示
す図であって、その模式的織物平面図である。
図中1は経糸であり、2はその経糸1を3本1単位とす
る経糸群である。
又3は緯糸であって4はその緯糸3の3本1単位とする
緯糸群である。
尚、緯糸群4の密度は、経糸群2の密度の約2倍として
あって、この筒状織布は、円周方向の強力が長さ方向の
強力の約2倍となるように設計されている。
そして、この筒状織布における織目5は、前記経糸群2
と緯糸群4によって構成されており、且つ織目5と織目
5の間に隙目6が形成されるように織布されている。
尚、前記織目5及び5′には、表には経糸群2における
両側部の経糸1a、、lcが連続して表われ、且つ裏に
は緯糸群4における中央部の緯糸3bが連続して表わわ
れる織目Bを、長さ方向及び円周方向に表裏交互に配置
しである。
このようにした筒状織布を使用する本考案の管用ライニ
ング基材は従来の模紗織にした織布を使用スるライニン
グ基材のように、その織布に隙目6が形成できると共に
、織目5及び5′がずれにくい構造となっているので、
接着剤を多量に保持して管路の内面に均一強固に接着で
き、又管路をも強固に補強できるという特性を併せ持つ
と共に、その円周方向の強力を長さ方向の強力よりも強
くして管路に適するようにし、且つ、第2図に示すよう
に特に内面に連続して表われる経糸群2における経糸1
a、lcの面積Xと緯糸群4におけるその緯糸3bの面
積y′を略同−とすることができるので、その筒状織布
と合成樹脂チューブの接着力を、長さ方向及び円周方向
に均一化せせしめ、円周方向から容易に剥れることがな
いものとすることができる。
尚、この実施例においては、筒状織布の円周方向の強力
を長さ方向の強力よりも強くするにあたって、緯糸群4
の密度は経糸群2の密度の約2倍とするものを示したが
、緯糸群4における各緯糸3 at 3 by 3
cの太さを、経糸群2における各経糸law lb
t lcの太さの約2倍としたものであっても良い。
次に、他の実施例を示すと、第3図はそれに使用する筒
状織布を示す図であって、その模式的織物平面図である
図中1は経糸であり、2はその経糸群である。
又、3は緯糸であって、4は緯糸群である。
尚、この実施例における筒状織布は、その緯糸群4の密
度が経糸群2の密度の約1.5倍としである。
そして、この筒状織布も、前記経糸群2と緯糸群4によ
って、その織目5が構成され、且つ織目5と織目5の間
に隙目6が形成されるように織布されている。
尚、この織布における織目5及び5には、前述の実施例
と同じ織目Bと、従来の模紗織における織目Aが、その
長さ方向に交互に配置せしめられ、且つ円周方向にはそ
れらの織目B及びAが表裏交互に配置せしめられている
これによりこの筒状織布は、前記織目Bと織目Aが長さ
方向に連続することによって、その表面及び内面に表わ
れる経糸群2における両側部の経糸1a、1cと中央部
の経糸1bが、長さ方向のリブ様7となって形成される
このようにした筒状織布を使用する管用ライニング基材
は、前述の実施例と同様に管路の内面に接着でき、又、
管路をも強固に補強できるという効果を併せ持つことは
もちろんのこと、円周方向の強力を長さ方向の強力より
も強くして管路に適するようにし、且つその表面及び内
面に連続して表われる経糸群2における経糸1aglc
)さらには経糸1bの面積X″と緯糸群4における緯糸
3b及び3’bの面積Y″を略同−にして、筒状織布と
合成樹脂チューブの接着力を、長さ方向及び円周方向に
均一化させ、容易に両者が剥れることがないようにする
ことができる。
さらに、この実施例における管用ライニング基材は、筒
状織布にその長さ方向にリブ様7が形成されるので、塗
布する接着剤を流れ落ちることがないようにし、さらに
多量の接着剤をその筒状織布に保持して、管路の内面に
より一層強固に接着させることができる。
さらに第4図は、その筒状織布に、前記リブ様7が千鳥
状に配置形成されるものであって、即ち前述の長さ方向
に交互に配置される織目Bと織目Aを適宜の間隔を置い
て表裏反転せしめたものである。
このようにした筒状織布の管用ライニング基材は、さら
に接着剤を長さ方向にも流れるのを防止し、より一層接
着剤を多量に保持して管路の内面にさらに均一強固に接
着させることができるようになる。
このように本考案の管用ライニング基材は、従来のライ
ニング基材の特徴を併せ持つと共に、管路に適するよう
改良したものであって、特に、その筒状織布と合成樹脂
チューブの接着力を均一化せしめて、取扱中に容易に剥
れたすることがないようにした極めて実際的に有効なも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のライニング基材におけるその織布を示
す模式織物平面図であって、第2図及び第3図、さらに
は第4図はそれぞれ本考案の管用ライニング基材におけ
るその筒状織布を示す実施例であって、その模式織物平
面図である。 1・・・・・・経糸、2・・・・・・経糸群、3・・・
・・・緯糸、4・・・・・・緯糸群、5・・・・・・織
目、6・・・・・・隙目、7・・・・・・リフ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 長さ方向に配列された経糸3本を1単位とする経糸
    群と、円周方向に配置された緯糸3本を1単位とする緯
    糸群で、その織目が構成され、且つ織目と織目の間に隙
    目が形成されるように織成した筒状織布の内面に、合成
    樹脂チューブを接着した管用ライニング基材において、
    前記筒状織布を、その緯糸群の密度を経糸群の密度より
    も多くするか、若しくは、緯糸群における各緯糸の太さ
    を経糸群における各経糸の太さよりも太くて、その円周
    方向の強力を長さ方向の強力よりも強くすると共に、そ
    の表面及び内面に連続して表われる経糸群における経糸
    の面積と緯糸群における緯糸のその面積を略同−にして
    、当該筒状織布と、合成樹脂チューブに接着力を円周方
    向と長さ方向に均一化せしめたことを特徴とする管用ラ
    イニング基材。 2 筒状織布は、その織目に、表には経糸群における両
    側部の経糸が連続して表われ、且つ裏には緯糸群におけ
    る中央部の緯糸が連続して表われる織目を、その長さ方
    向及び円周方向に、表裏交互に配置せしめたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の管用ライニ
    ング基材。 3 筒状織布は、その織目に、表には経糸群における両
    側部の経糸が連続して表われ、且つ裏には緯糸群におけ
    る中央部の緯糸が連続して表われる織目と、表に経糸群
    における中央部の経糸が連続して表われ、且つ裏には緯
    糸群における中央部の緯糸が連続してて表われる織目を
    、その長さ方向に交互に配置すると共に、円周方向はそ
    れらの織目を表裏交互に配置して、その表面及び内面に
    、長さ方向のリブ様を形成したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の管用ライニング基材。 4 筒状織布の表面及び内面に、長さ方向に形成される
    リブ様は、千鳥状に配列形成されてなることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第3項記載の管用ライニング
    基材。
JP6161280U 1980-05-06 1980-05-06 管用ライニング基材 Expired JPS6026983Y2 (ja)

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JPS56163523U JPS56163523U (ja) 1981-12-04
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