JPS6026984Y2 - 管用ライニング基材 - Google Patents
管用ライニング基材Info
- Publication number
- JPS6026984Y2 JPS6026984Y2 JP6161380U JP6161380U JPS6026984Y2 JP S6026984 Y2 JPS6026984 Y2 JP S6026984Y2 JP 6161380 U JP6161380 U JP 6161380U JP 6161380 U JP6161380 U JP 6161380U JP S6026984 Y2 JPS6026984 Y2 JP S6026984Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weft
- woven fabric
- warp
- group
- weave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、老朽化した埋設管路の内面に接着して、その
管路を再生するために使用する管用ライニング基材に係
るものであって、特に近年天然ガスに切り換えられつつ
ある埋設ガス管路に使用するのに適する管用ライニング
基材に関するものである。
管路を再生するために使用する管用ライニング基材に係
るものであって、特に近年天然ガスに切り換えられつつ
ある埋設ガス管路に使用するのに適する管用ライニング
基材に関するものである。
本考案の出願人は、先に模紗織又はその変形であって、
筒状に織成した織布の内面に、合成樹脂チューブを接着
した管用ライニング基材を提供した。
筒状に織成した織布の内面に、合成樹脂チューブを接着
した管用ライニング基材を提供した。
この管用ライニング基材は、その表面の織布が嵩高に形
成され、且つその織布に織目と織目の間に隙目が形成さ
れるので、この織布に接着剤を塗布して管路の内面に接
着すると、管路の内面と前記合成樹脂チューブの間に、
内部に前記織布が補強された肉厚の接着剤層が形成され
る。
成され、且つその織布に織目と織目の間に隙目が形成さ
れるので、この織布に接着剤を塗布して管路の内面に接
着すると、管路の内面と前記合成樹脂チューブの間に、
内部に前記織布が補強された肉厚の接着剤層が形成され
る。
この肉厚の接着剤層は、老朽化した管路を有効にその強
度を補強するのであるが、前記合成樹脂チューブと管路
の内面を相当隔った状態にする。
度を補強するのであるが、前記合成樹脂チューブと管路
の内面を相当隔った状態にする。
そのため再生した管路内に乾燥した流体を通過させると
、前記合成樹脂チューブに静電気が発生する。
、前記合成樹脂チューブに静電気が発生する。
又、天然ガスのように可燃性の乾燥した流体を通過させ
ると、前記合成樹脂チューブに発生する静電気により爆
発等の災害を招く恐れがある。
ると、前記合成樹脂チューブに発生する静電気により爆
発等の災害を招く恐れがある。
そこで、本考案は、この従来の管用ライニング基材を、
その合成樹脂チューブに生じる静電気を除去できるよう
にし、天然ガスを通過させる埋設ガス管路に適するよう
に改良せんとするものである。
その合成樹脂チューブに生じる静電気を除去できるよう
にし、天然ガスを通過させる埋設ガス管路に適するよう
に改良せんとするものである。
以下、本考案を図面に示す実施例を参照しながら説明す
ると、第1図は、本考案の第一の実施例における、その
織布の模式織物平面図であって、先ず図中1は、長さ方
向に配列される経糸であり、又2は周方向に配列される
緯糸である。
ると、第1図は、本考案の第一の実施例における、その
織布の模式織物平面図であって、先ず図中1は、長さ方
向に配列される経糸であり、又2は周方向に配列される
緯糸である。
尚、この織布3は、模紗織に織成されている。
即ち前記経糸1を3本1単位とする経糸群4と、緯糸2
を3本1単位とする緯糸群5で、その織目6が構成され
、且つ、織目6と織目6′の間に、隙目7が形成される
ように織成されている。
を3本1単位とする緯糸群5で、その織目6が構成され
、且つ、織目6と織目6′の間に、隙目7が形成される
ように織成されている。
尚、この模紗織に織成した織布3における前記織目6は
、表に前記経糸群4における中央部の経糸1′を連続し
て表われ、且つ裏には緯糸群5における中央部の緯糸2
′が連続して表われるようにしてあり、この織目6を長
さ方向及び周方向に表裏交互に配置せしめである。
、表に前記経糸群4における中央部の経糸1′を連続し
て表われ、且つ裏には緯糸群5における中央部の緯糸2
′が連続して表われるようにしてあり、この織目6を長
さ方向及び周方向に表裏交互に配置せしめである。
そして、本考案にあっては前記経糸群4における中央部
の経糸1′又は緯糸群5における中央部の緯糸2′に、
導電性の繊維を混撚乃至混紡して使用するのである。
の経糸1′又は緯糸群5における中央部の緯糸2′に、
導電性の繊維を混撚乃至混紡して使用するのである。
例えば東し5A−7糸(東し株式会社製炭素複合繊維)
を0.5%乃至1.0%程度混用するのである。
を0.5%乃至1.0%程度混用するのである。
このようにすると、導電性繊維を使用した前記経糸1′
又は緯糸2′は織目6及び6′において、その表及び裏
に連続して表れて、内面の合成樹脂チューブと広く接触
し、又接着剤を塗布して管路の内面に接着しても、管路
の内面に直接広く接触するので、合成樹脂チューブに生
じる静電気を、この経糸1′又は緯糸2′を介して管路
に確実に除去することができるのである。
又は緯糸2′は織目6及び6′において、その表及び裏
に連続して表れて、内面の合成樹脂チューブと広く接触
し、又接着剤を塗布して管路の内面に接着しても、管路
の内面に直接広く接触するので、合成樹脂チューブに生
じる静電気を、この経糸1′又は緯糸2′を介して管路
に確実に除去することができるのである。
次に第2図に示すものは、本考案の第二の実施例におけ
るその織布の模式織物平面図であって、1は経糸であり
、2は緯糸である。
るその織布の模式織物平面図であって、1は経糸であり
、2は緯糸である。
この織布3′を3本の経糸1を1単位とする経糸群4と
、3本の緯糸2を1単位とする緯糸群5で、その織目6
″が構成されており、織目6″と織目6″′の間に隙目
7が形成されるように織成されている。
、3本の緯糸2を1単位とする緯糸群5で、その織目6
″が構成されており、織目6″と織目6″′の間に隙目
7が形成されるように織成されている。
尚、この織布3′における前記織目6″は、その表に経
糸群4における両側部の2本の経糸1″が連続して表わ
れ、且つ裏には緯糸群5における中央部の緯糸2′が連
続して表われるようにしてあり、その織目6″を長さ方
向及び周方向に表裏交互に配置せしめである。
糸群4における両側部の2本の経糸1″が連続して表わ
れ、且つ裏には緯糸群5における中央部の緯糸2′が連
続して表われるようにしてあり、その織目6″を長さ方
向及び周方向に表裏交互に配置せしめである。
そして、前記経糸群4における2本の経糸1″又は緯糸
群5における中央部の緯糸2′に、導電性の繊維を使用
するのである。
群5における中央部の緯糸2′に、導電性の繊維を使用
するのである。
この実施例においても、導電性の繊維を使用する前記2
本の経糸1″又は緯糸2′は、その織目6″において表
及び裏に連続して表われ、合成樹脂チューブと広く接触
し、又管路の内面に接着しても管路の内面と直接に広く
接触するので、合成樹脂チューブに発生する静電気をこ
の経糸1″又は緯糸2′を通じて管路に確実に除去でき
るのである。
本の経糸1″又は緯糸2′は、その織目6″において表
及び裏に連続して表われ、合成樹脂チューブと広く接触
し、又管路の内面に接着しても管路の内面と直接に広く
接触するので、合成樹脂チューブに発生する静電気をこ
の経糸1″又は緯糸2′を通じて管路に確実に除去でき
るのである。
又、このようにした本考案の管用ライニング基材は、管
路の内面に接着させる際に、何んらかの原因でその織布
3又は3′の部分に静電気が発生してとしても、その静
電気は前記導電性の繊維を使用した経糸1′又は1“又
は緯糸2′によって除去し得るので、織布に挨等が付着
せず、管路の内面に強固に接着することができる。
路の内面に接着させる際に、何んらかの原因でその織布
3又は3′の部分に静電気が発生してとしても、その静
電気は前記導電性の繊維を使用した経糸1′又は1“又
は緯糸2′によって除去し得るので、織布に挨等が付着
せず、管路の内面に強固に接着することができる。
第1図は、本考案の第一実施例におけるその織布の模式
織物平面図であり、又第2図は、第二の実施例における
織布の模式織物平面図である。 1・・・・・・経糸、2・・・・・・緯糸、3・・・・
・・織布、4・・・・・・経糸群、5・・・・・・緯糸
群、6・・・・・・織目、7・・・・・・隙目。
織物平面図であり、又第2図は、第二の実施例における
織布の模式織物平面図である。 1・・・・・・経糸、2・・・・・・緯糸、3・・・・
・・織布、4・・・・・・経糸群、5・・・・・・緯糸
群、6・・・・・・織目、7・・・・・・隙目。
Claims (1)
- 長さ方向に配列された経糸3本を1単位とする経糸群と
、周方向に配置された緯糸3本を1単位とする緯糸群で
、その織目が構成され、且つ織目と織目の間に隙目が形
成されるように織成した筒状織布の内面に、合成樹脂チ
ューブを接着した管用ライニング基材において、前記筒
状織布における織目に、その表及び裏に連続して表われ
る経糸群又は純系群における1本乃至2本の経糸又は緯
糸に導電性の繊維を使用したことを特徴とする管用ライ
ニング基材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6161380U JPS6026984Y2 (ja) | 1980-05-06 | 1980-05-06 | 管用ライニング基材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6161380U JPS6026984Y2 (ja) | 1980-05-06 | 1980-05-06 | 管用ライニング基材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56163524U JPS56163524U (ja) | 1981-12-04 |
JPS6026984Y2 true JPS6026984Y2 (ja) | 1985-08-14 |
Family
ID=29655994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6161380U Expired JPS6026984Y2 (ja) | 1980-05-06 | 1980-05-06 | 管用ライニング基材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026984Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3426196B2 (ja) * | 2000-08-09 | 2003-07-14 | みや古織株式会社 | 織布およびその製造方法 |
-
1980
- 1980-05-06 JP JP6161380U patent/JPS6026984Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56163524U (ja) | 1981-12-04 |
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