JPS6026670A - 部分的に光を透過するポリカ−ボネ−ト成形品の製造法 - Google Patents

部分的に光を透過するポリカ−ボネ−ト成形品の製造法

Info

Publication number
JPS6026670A
JPS6026670A JP13523883A JP13523883A JPS6026670A JP S6026670 A JPS6026670 A JP S6026670A JP 13523883 A JP13523883 A JP 13523883A JP 13523883 A JP13523883 A JP 13523883A JP S6026670 A JPS6026670 A JP S6026670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
molding
soln
plating
polycarbonate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13523883A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6232271B2 (ja
Inventor
Yasuhiko Sakata
坂田 靖彦
Masahiro Uga
宇賀 正弘
Takayoshi Yoshida
吉田 孝良
Isao Hirasawa
平沢 功
Hirokazu Kobayashi
弘和 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa KK
Original Assignee
Kyowa KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa KK filed Critical Kyowa KK
Priority to JP13523883A priority Critical patent/JPS6026670A/ja
Publication of JPS6026670A publication Critical patent/JPS6026670A/ja
Publication of JPS6232271B2 publication Critical patent/JPS6232271B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C18/00Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating
    • C23C18/16Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating by reduction or substitution, e.g. electroless plating
    • C23C18/18Pretreatment of the material to be coated
    • C23C18/20Pretreatment of the material to be coated of organic surfaces, e.g. resins

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、部分的に光を透過するポリカーボネート成形
品の製造法に関する。
従来から、プラスチック製品にめっきを施すための各種
の方法があるが、その中には、めっきを施したグラスチ
ック成形品の一部に光を透過する部分即ちめっきが施さ
れていない部分を存在せしめる方法も知られておシ、こ
れがアクリルニトリル・ブタジェン・スチレン樹脂(A
Bsll脂Lホリプしピレン樹脂等の透明又は不透明生
地に適用されている例が開示されている。(特願昭45
−47469) しかしながら、上記の樹脂はいずれも熱変形温度が87
〜115℃で衝撃強度(単位アイゾツト・ノツチ)が9
〜131Kg・i程度であシ、一般的に耐熱性が低く、
かつ、機械的特性も劣る等各種の欠点を有するものであ
った。しかしながら電機製品、同部品等に不可欠な熱的
及び機械的4?性の優れた樹脂にはこれら従来方法は適
用不可能であったために、かかる樹脂に対して適用可能
な方法の開発が強く要望されていた。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたもので、まず、成
形品に適用する樹脂として、熱変形温度135℃、衝撃
強さくアイゾツト・ノツチ)90kg・iと前記樹脂類
に較べて格段に優れた特性を有するポリカーゴネート樹
脂を適訳するものでちる。この樹脂は上記の特性を有す
るほか、光に対する安定性及び耐候性が良好でsb、さ
らに、光の透過率が93チ以上である等さらに多くの優
れた性質を有するものであって、電機製品、同部品等に
極めて好適であるとされている。
しかしながら、この樹脂は本来的に耐薬品性が大である
ため、表面にめっきを施すことが極めて困難であり、ま
た、部分的にめっきを施さない部分を残すために必要な
マスキング剤に適当なものがない等の理由から多くの技
術的障害がちり、これまで開示されている各種の方法で
は、本樹脂について部分的に光透過部を有する成形品の
製造は実質的に不可能であった。
本発明は、これらの問題点を解決して、従来不可能視さ
れていたポリカーゴネート樹脂における部分的に光を透
過せしめる成形品を製造する方法を提供するものである
本発明が完成されるまでの過程において多くの試みがな
されたが、まず、ポリカーボネート樹脂に部分的にめっ
きを施さない部分を造成するための各種塗布剤について
検討がなされた。塗布剤は原則的に透明で、耐薬品性が
優れ、かつ、撥水性及び塗布性の良好なものが望ましい
。これがため−まず、ポリカーボネート樹脂以外の樹脂
の場合にこれらの条件を一応満たすものとして現今使用
されている塩化ビニール系、弗化ビニール;%J酸ビニ
ールー系、ポリグロビレン系等の各合成樹脂及びワック
ス系の塗布剤を対象とし、これらの夫々をポリカーボネ
ート成形品例えば適当な厚みを有する板状物の表裏両面
に印刷又は塗布したのち80゜〜100℃で1時間乾燥
して試料を得て、これを前処理のため有機溶剤液又は硫
酸、重クロム酸カリ等からなる化学的腐食液に浸漬後熱
電解めっきを施してみた。しかし、その結果は、上記各
塗布液がいずれも上記有機溶剤又は化学的腐食液に溶解
するか又はその上記塗布剤の塗布面が粗面化されて親水
性となシ、無電解めっき後塗布面上に金属の析出が見ら
れる等所望の効果が得られなかった。
本発明は以上の知見に基づいて、種々検討の結果1シリ
コ一ン系高分子剤を塗布剤とした場合極めて好都合でア
シ、上記の各塗布剤と比較して格段の効果を奏しうろこ
とを発見し本発明を完成するに至シたるものである。
シリコーン系高分子剤は、本来的に耐酸化性、劇薬品性
、撥水性等において優れ、かつ透明でちることからかな
シ有望であると予め期待されたがポリカーボネートに印
刷又は塗布する場合の粘度調整と該樹脂上に完全に硬化
して容易に脱落しないことが可能であるかどうか多くの
問題点があった。しかし、実験の結果はシリコーン系高
分子剤のうちでも、例えば、シリコーンオイル系でシリ
コーン・グリス系のものは、被塗布物であるポリカーボ
ネートの熱変形温度の上限の135℃以下では未だ塗布
膜が硬化するに至らず、150℃以上で始めて硬化する
ため、完全な乾燥硬化を望む場合被塗布物を軟化変形せ
しめて不適当であうた。
反対に硬化が不充分であると、次の有機溶剤又は化学的
腐食液の浸漬工程で塗布面が不硬化のため溶解剥離が起
こフ、“特に、塗布対象が細い腺や小さな文字の印刷等
の場合には不都合であった。
これに対し、シリコーン・フェス系高分子化合物の場合
は、同様の試験において極めて好゛ましい結果が得られ
た。即ち、前記と同様々態様で印刷又は塗布されたもの
を80’〜100℃で1時間乾燥した場合約lO〜10
0μmの塗布膜が得られた。
この膜は、次の工程において有機溶剤又は化学的腐食液
に侵されることが全くなく、その塗布面は平滑で、かつ
、撥水性に富むものであフ、さらに、以後の無電解めっ
き、電気めっきの工程において、金属の析出等がなく、
成形品に投光すると塗布剤の塗布面で光をよく透過し、
特に細い線や小さい文字等が判然と浮き上って見えるこ
とが判明し、かくして発明所期の目的を十分に達成しえ
たものである。
本発明の係るシリコーンフェスは、前記の如く、加熱乾
燥によシ比較的低温であっても硬化が完了し1シリコー
ン樹脂特有の耐薬品性、撥水性も具有されて良好である
。本発明に適用して好ましいものは、市販品のうち例え
ば信越化学工業(株)製造に係るKR255、KR11
4等で、このものは30℃、30分で乾燥固化している
また本発明に係る成形品の前処理には有機溶剤液として
ジフェニールホルムアミド系等が好ましく使用される。
次に、本発明に適用される無電解めっきは、電導性のな
いポリカーボネート樹脂の表面を塩化パラジウムを含む
触媒溶液に浸漬することにょシ該表面に金属パラジウム
の核を析出付着せしめたのち硫酸ニッケルを主成分とし
これに還元剤を加えた液又は硫酸銅を主成分としてこれ
に還元剤を加えた液中に浸漬して厚さ0.5μm程度の
金属ニッケル又は金属銅の析出膜を得るものである。
また、電解めっきには、上記の無電解めっきしたものを
硫酸銅等溶液に浸漬して電解し、該無電解めっき上面に
金属銅を成膜せしめ、さらにこの上面に硫酸ニッケル等
の溶液に浸漬電解することによシ光沢ニッケルめっき、
さらに、一般的手法で行われる飾装用クロムめっき等が
行われる。
以下本発明を実施例についてさらに詳細に説明する。
実施例1:厚さ2調の板状の透明なポリカーボネート成
形品の表面に、淡黄色透明で、比重0.9〜1、0で、
粘度(P)25℃が1〜3で不揮発分50%以上の撥水
性電気絶縁性シリコーンフェス(例えば信越シリコーン
KR255又は114)に表面活性剤として消泡性シリ
コーンオイル1重量%以下を加えてなる塗布剤を適用し
、巾0.2簡と0.5圏の線1200〜250メツシュ
のスクリーンを用いて印刷し、また、該成形品の裏面に
も上記表面の塗布面と対称な部分に上記の塗布剤を印刷
したのち、80°〜100℃で1時間乾燥を行い塗布膜
を形成せしめた。ついで、該成形品を前処理のため、エ
パラユーソライト社エニレ、クスーPCグロセスに基づ
きジフェニルホルム系(例エハエバラ・ニーシライト社
のエニレックスpg−200)の有機溶剤に浸漬、水洗
を行ったのち、前述の方法に基づいて無電解メッキを行
い、さらに、銅及びニラクルについて電気めっきを行っ
たが、予め塗布剤を印刷した面にはいずれもめつきによ
り金属は析出せず、所期の目的である優れた部分的に光
を透過するポリカーボネート成形品が得られたa実施例
2:大きさが10+m+角で肉厚3m+の赤色に着色さ
れた光透過性を有するポリカーボネート成形品であるカ
セットラジオ用押釦の上面に中0、2 m 、大きさ3
〜4mの文字を実施例1の工程に従ってスクリーン印刷
し、さらに、裏面対称部分にも同様に塗布剤をはけ塗ル
したのち80°〜100℃で1時間乾燥後実施例1に従
って前処理、無電解めっき及び電気めっきを行った・結
果は実施例1同様に極めて良好であった。
以上の如く、本製造法に係る部分的に光を透過するポリ
カーボネート成形品は、樹脂そのものが、従来この種の
成形品で広く使用されているABS樹脂、ポリプロピレ
ン樹脂等と比較して熱変形性)耐衝撃強さ及び透光性の
点において格段に優れているものであり、これに施した
光透過性部分は、その塗布膜上に電気めっきの生成が全
くなく1その光透過性が著しく良好であるので電気機器
1照明機器、自動車用部品、機械用部品等の各種化粧板
、銘板等装飾を目的とするものには一層の美観を与え、
また、メータ板、スケール板、表示板等機能を重視する
ものには同種の従来品よシ遥かに鮮明な表示が得られる
もので、広範囲の分野における利用が可能である。
特許出願人 株式会社 協 和 代理人弁理士甲斐正憲

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 無色又は有色で透明性を有し光透過性を有するポリカー
    がネート樹脂成形品の両面を通じて、該成形品に対する
    めつき用の有機溶剤又は化学的腐蝕液に侵されることな
    くそれ自身光透過性を有するシリコーンフェス系高分子
    化合物を部分的に印刷又は塗布して乾燥し、しかるのち
    、上記有機溶剤又は化学的腐食液に浸漬したものに無電
    解めっき、ついで、電気めっきt−施し最終的に前記シ
    リコーンフェス系高分子化合物の印刷又は塗布部分を残
    して光不透過性のめっきが施されていることを特徴とす
    る部分的に光を透過するポリカーボネート成型品の製造
    法。
JP13523883A 1983-07-26 1983-07-26 部分的に光を透過するポリカ−ボネ−ト成形品の製造法 Granted JPS6026670A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13523883A JPS6026670A (ja) 1983-07-26 1983-07-26 部分的に光を透過するポリカ−ボネ−ト成形品の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13523883A JPS6026670A (ja) 1983-07-26 1983-07-26 部分的に光を透過するポリカ−ボネ−ト成形品の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6026670A true JPS6026670A (ja) 1985-02-09
JPS6232271B2 JPS6232271B2 (ja) 1987-07-14

Family

ID=15147035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13523883A Granted JPS6026670A (ja) 1983-07-26 1983-07-26 部分的に光を透過するポリカ−ボネ−ト成形品の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6026670A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100535492B1 (ko) * 2004-06-23 2005-12-07 김진수 폴리카보네이트 성분이 함유된 수지의 무전해도금방법
US7364649B2 (en) * 2001-07-16 2008-04-29 Polymatech Co., Ltd. Method of producing the keytop for pushbutton switch

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02103767U (ja) * 1989-01-31 1990-08-17
JPH061952U (ja) * 1992-06-16 1994-01-14 株式会社カワデン バルブ用アクチュエ−タ−の気密保持装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7364649B2 (en) * 2001-07-16 2008-04-29 Polymatech Co., Ltd. Method of producing the keytop for pushbutton switch
KR100535492B1 (ko) * 2004-06-23 2005-12-07 김진수 폴리카보네이트 성분이 함유된 수지의 무전해도금방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6232271B2 (ja) 1987-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100605613B1 (ko) 소수성 표면을 갖는 고분자 기재 제조용 몰드의 제조 방법
US3698940A (en) Method of making additive printed circuit boards and product thereof
US3854973A (en) Method of making additive printed circuit boards
CA2066239A1 (en) Coating metal on poly (aryl ether ketone) surfaces
US3505098A (en) Electroplating of polymeric materials having a polymeric primer coating
EP0391201B1 (en) Method for treating polyetherimide substrates and articles obtained therefrom
SU893136A3 (ru) Каталитический лак дл изготовлени печатных схем
JP3685999B2 (ja) メッキ成形品の製造方法
JPS601890A (ja) プリント回路製造のアデイテイブ法
US3450465A (en) Mirror with a partially reflecting thin metal alloy coating on a plastic base
US3310432A (en) Method for applying electrical conductors on a smooth vitreous surface and article
KR20050016728A (ko) 금속스티커 제조방법
JPS6026670A (ja) 部分的に光を透過するポリカ−ボネ−ト成形品の製造法
KR950005315B1 (ko) 도금용 폴리페닐렌 설파이드 수지 조성물
CN103741148B (zh) 一种蜂窝环氧玻璃钢天线金属化工艺
JPS63270495A (ja) 金属調光輝性加飾製品
KR101132338B1 (ko) 광결정 구조 보유체 및 그 제조방법
JPS5858296A (ja) ステンレス鋼素材に対する金メツキ方法
JPS58193390A (ja) プラスチツクの部分メツキ法
US2006553A (en) Electroplated articles and method of making same
US4206169A (en) Metal film coated with an autodeposited coating
JPS6215637B2 (ja)
JPS5920496A (ja) 部分メツキ成形品
KR0149367B1 (ko) 플라스틱 엠블렘 및 그 제조방법
JPS57158236A (en) Production of electroless-plated polyamide resin molding