JPS60263820A - 電子体温計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）発明の分野　′ この発明は、サーミスタ等の検温素子を用いて。

体温を検出し、その体温を表示器（ＬＣＤ等）でデジタ
ル表示する電子体温計に関する。

（ロ）従来技術とその間賂点 一般に、典型的な電子体温計としては、検温素子にサー
ミスタを用い、このサーミスタで検出される温度をＡＤ
コンバータでデジタル信号に変換り、Ｃ−ＭＯＳデジク
ルロジック回路で信号処理し９体温をＬＣＤで表示する
ようにしだものがある。

この種の電子体温計では、電流消費は主にＡＤコンバー
タ部とロジック用のクロック回路部でなされるが、クロ
ック回路部は周波数の低いクォーツを用いると電流値を
極めて小さくできる。これに対し、ＡＤコンバータ部は
大臣の電流を消費する。すなわち検温コンバーク部の検
温素子は、コストの点や１体温計の基本機能である応答
速度が速く、熱容量の小さい事が要求されるため、ビー
ド形のサーミスタが主として使用される。このサーミス
タは、電圧を印加し、電流を流し、その値をＡ、Ｄコン
バークでディジクル化し、処理を行うために、インピー
ダンスの高いＣ−ＭＯ８回路に比べ、インピーダンスが
小さい。そのため、全体の消費電流の大半がこのサーミ
スタで費される。

ところで、従来の電子体温計は、第４図にタイムチャー
トを、第６図にフローチャートを示すように、検温開始
スイッチがオンされると、クロック回路も同時に動作を
開始し、ＡＤコンバータは断続して動作し、その時点、
その時点の検温データをラッチ回路に入れ、ＬＣＤにて
表示を行々う。

そして上記一連の動作は、外部より電源スィッチをオフ
にするか、又は自動的に内部タイマで電源をオフあるい
はクロックに禁止をかけるまで継続される。したがって
ＬＣＤ表示がなされている間。

ＡＤコンバータも機能し、消費電流が非常に大となる。

消費電流が大きいと、どうしても一定容量の電池を必要
とし、一定容量の電池は重いだめ。

舌下検温ではその重さが気になシ、検温が大変しづらい
という欠点があった。

（ハ）発明の目的 この発明の目的は、上記に鑑み、消費電流の小さな、ま
た重量を軽くなし得る電子体温計を掠供することである
。

に）発明の構成と効果 上記目的を達成するために、この発明の電子体温計は、
第１図に示すように、検温素子１と、この検温素子で検
出される温度信号をデジタル信号に変換するＡＤコンバ
ータ２とを含む体温測定部すと、測定された体温を表示
する表示器４とを有し、さらに検温開始スイッチ５と、
この検温開始スイッチ５がオンされてから一定時間９体
温測定部３を付勢する手段６とを備え、一定時間の経過
後に２表示器４で４体温測定部ろよ多出力される体温デ
ータを表示するようにしている。

この発明の電子体温計において、検温開始スイッチ５が
オンされると、その後ＡＤ変換に必要な時間に十分な程
度の比較的短かい一定時間かけ。

体温測定部ろで測定動作がなされ、その後測定された体
温が表示器４に表示される。そして、検温開始ヌイツチ
５が操作される毎に一定時間による測定と、その後の表
示が＠シ返される。それゆえ。

検温開始スイッチ５の操作回数を少なくすれば。

測定部６での電流消費が小となる。

この発明の電子体温計によれば、ＡＤコンバータを含む
測定部の消費電流を小さくできるので。

全体としても、従来のものに比べ大幅に消費電流が少々
くなる（数１０分の１〜数１００分の１ン。

時間となシ、また年間数回程度しか使用しない。

一般家庭用としては、長期間における電池の自然放電に
よる相対的寿命の短かさを、解消するため電源として充
電されたコンデンサを使用すれば。

充電によシ、繰シ返し使用が可能と々る。さらに電池容
量を小さくでき、あるいは電源にコンデンサを使用でき
るので、電子体温計全体を小型軽量化でき、舌下検温も
容易となる。

（ホ）実施例の説明 以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明する
。

第２図は、この発明の１実施例を示す電子体温計のブロ
ック図である。同図において電子体温計１０は、検温素
子としてのサーミスタ１１．Ｃ−ＭＯＳで構成されるロ
ジック回路部１２．数桁の体温が表示される：［、ＣＤ
１３．電源回路１４及び検温開始スイッチ１５から構成
されている。

ロジック回路部１２は、ＡＤコンバータ１６゜このＡＤ
コンバータ１６からのデータがラッチされるラッチ回路
１７及び検温開始スイッチ１５からの信号を受けて、そ
れぞれ、ＡＤコンバータ１６とＬＣＤ１３を動作させる
ためのタイマ信号ＴＩ。

Ｔ２等を出力する制御回路１８等を含んでいる。

電源回路１４は、整流用のダイオードＤ、ロジック回路
部１２の電源とし′Ｃその充電電圧が使用されるコンデ
ンサＣ９充電電流制限用の抵抗Ｒ１゜放電電流制限用の
抵抗Ｒ２，及び定電圧ダイオードＺｄとから構成されて
いる。

この電源回路１４には、外部よシコネクタＳ１゜Ｓ２を
介してトランス１９が接続されるようになっており、コ
ンデンサＣが充電できるようになっている。

次に、第６図のタイムチャート及び第５図に示すフロー
チャートを参照して、上記実施例電子体温計１０の検温
動作を説明する。

先ず、電子体温計１０のサーミスタ１１を有する先端部
を身体の測定部位に付ける。そして体温を表示するに充
分な時間が経過した時点で、検温開始スイッチ１５がＩ
ＵｇＪオンされる。このオンに応答して、制御部１８内
のクロック回路が動作を開始するとともに、第５図に示
す処理動作がスタートする。すなわち先ずステップＳＴ
１で検温開始スイッチ１５がオンか否か判定される。ス
タート当初は当然オンなので９判定はＹＥＳであシ。

続いて検温ＡＤコンバータ１６の動作がセットされ、検
出温度のデジタル信号への変換が行なわれる（ステップ
ＳＴ２　）。ＡＤコンバータ１６の変換動作の１周期が
終了すると、セットが解除され。

ＡＤコンバーク１６の出力データがラッチ回路１ンに転
送される（ステップＳＴ３　）。ＡＤコンバータ１６の
セットが解除されると、ＡＤコンバータ１６における消
費電流は０となる。

また、検温ＡＤコンバータ１６のセットが解除される時
点で、ＬＣＤ１３が駆動され、ラッチ回路１７のデータ
がＬＣＤ１３に表示される（ステップ５Ｔ４）。この表
示が開始されてから、一定時間Ｔが経過すると制御部１
８内のタイマがタイムアツプし、！、源がオフするので
、ステップＳＴ５の゛′電源オフか″の判定がＹＥＳ七
なシ、検温動作が終了する。しかし２時間Ｔが経過せず
電源がオフしない間は、ステップＳＴ５の判定はＮ。

となシ、動作はステップＳＴ１にリターンする。

この時点で、検温開始スイッチ１５がオンでない場合は
、ステップＳＴ４にスキップし、ＬＣＤ１３による表示
のみを継続する。この表示動作の継続中に、再度検温開
始スイッチ１５がオンされると。

ステップＳＴ１の判定はＹＥＳとなシ２Ｍいて。

ステップＳＴ２で検温ＡＤコンバータ１６で再び。

１周期の変換動作が行なわれその周期の終シに前回と同
様、データをラッチ回路１７に転送し、ＬＣＤ１ｙにそ
の新たなデータを表示する。

なお、ロジック回路１２等への電源電圧の供給は、コン
デンサＣに充電されている電圧が、放電電流制限抵抗Ｒ
２，定電圧ダイオードＺｄを通じて放電することによシ
定電圧ＶＤＤが供給される。

また、このコンデンサＣへの充電は、トランス１９の二
次側をコネクタＳ１，３２に接続することにょシ交流電
圧がダイオードＤで整流され、充電電流制限抵抗Ｒ１を
通してコンデンサＣに充電電流が流れることによシ行な
われる。

上記実施例では、充電されたコンデンサを明月している
が、もちろん電池電源を使用してもよいこというまでも
ない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の構成を示す概略図、第２図はこの発
明の１実施例を示す電子体温計のブロック図、第６図は
同電子体温計の動作を説明するだめのタイムチャート、
第４図は従来の電子体温針の動作タイムチャート、第５
図は上記実施例電子体温計の動作を説明するだめのフロ
ーチャート。 第６図は従来の電子体温計の動作を示すフローチャート
である。 １：検温素子、２：ＡＤコンバータ。 ６：体温測定部、４：表示器。 ５：検温開始スイッチ、　６：タイマ。 第３図 第４図 →時開 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）検温素子と、この検温素子で検出される温度信号
   をデジタル信号に変換するＡＤコンバータとを含む体温
   測定部と、測定された体温を表示する表示器とを有する
   電子体温計において。 検温開始スイッチと、この検温開始スイッチのオン動作
   に応答して一定時間前記体温測定部を付勢する手段とを
   備え、前記一定時間の経過後に、前記体温測定部よシ出
   力される体温データを前記表示器に表示するようにした
   ことを特徴とする電子体温計。