JPS60262144A - アルバダ式フアインダにおける光枠変換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、アルバダ式ファインダーにおける光枠変換装
置に関する。

従来技術 従来、光枠変換式のアルバダ式ファインダーとしては実
公昭３６−１１．５７４号公報に記載の如きものが提案
されているが、これは、大きさの異なる複数個の光枠を
配設した焦点鏡を回転せしめて光枠の一つを光軸上に持
ち来たすことによシ光枠の変換を行うようになっている
ため、装置全体が犬きくなシ、コンパクトカメラ用のフ
ァインダーとしては不向きであった。又、一般に光枠変
換式ファインダーとしては、採光式ブライドフレームフ
ァインダーが多く用いられているが、この方式のものは
、構成が複雑であるため装置全体が比較的大型になるば
かりか部品点数が極めて多く高価に々る。従ってこの方
式のものもコンパクトカメラ用ファインダーとしては不
向きであった。

目的 本発明は上記の事情に鑑み、光枠像の変換可能な特にコ
ンパクトカメラに適するファインダーを提供することを
目的とするものである。

概要 この目的は、本発明によれば、レンズ系を構成する光学
要素の一面に光枠像形成のための光枠を設けると共に、
上記光学要素よシも物体側にある他の光学要素の一面に
光枠像形成のための反射面を設けて、上記光枠の像を視
野内に形成させるようにして成るアルバダ式ファインダ
ーにおいて、複数の光枠の物体側面上に液晶またはエレ
クトロクロミック素子等をそれぞれ密接配置し、上記液
晶またはエレクトロクロミック素子等を光透過状態と光
不透過状態とに切換えて光枠像を切換えるようにするこ
とにより達成される。

実施例 以下、図示した実施例に基づき本発明を具体的に説明す
れば、一般的なアルバダ式ファインダー光学系を示す第
１図において、■は物体側面上に第２図に示す如き複数
の光枠］、　ａ　、　１　ｂを設けたレンズ系を構成す
る光学要素としての凸レンズ、２は光枠１ａ、ｌｂの物
体側面上に第３図に示す如く光枠１ａ、ｌｂと同一のパ
ターンで密接配置（された液晶またはエレクトロクロミ
ック素子の如（き光透過状態を光不透過状態とをとシ得
る素子２ａ　＋　２ｂ　ｋ保持するための透明板、３は
瞳側面すなわち凸レンズ１の光枠１ａ、ｌｂの設けられ
ている側に対向する面を半透明反射面３ａとした光学要
素としての凹レンズ、４は凹レンズ３の物体側に配置さ
れたもう一つの凹レンズ、５は切換えスイッチ５ａ、５
ｂを介して素子２ａ、２ｂを選択的に光透過状態と光不
透過状態とに切換え得る公知の構成の電気的駆動手段で
ある。

本アルバダ式ファインダーは上記のように構成されてい
るから、常態すなわちスイッチ５ａ、５ｂが倒れも開放
状態にある時は、素子２ａ、２ｂは何れも光透過状態に
あシ、観察者は凸レンズ１゜凹レンズ３及び４によシ構
成される逆ガリレオ式ファインダーにより例えば第２図
に示す如く物体像と二種類の光枠像とを同時に視野内に
見ることができる。この状態で例えばスイッチ５ａを閉
じれば、駆動手段５を介して素−７２ｂのみが光不透過
状態となり、光枠１ｂに対してのみは遮光状態となるた
め、これに対応する光枠像は視野内から消えてファイン
ダー視野は第４図に示す如くなる。

スイッチ５ａの代わりにスイッチ５ｂを閉じれば、駆動
手段５を介して素子２ａのみが光不透過状態となり、光
枠１ａに対してのみは遮光状態となるため、これに対応
する光枠像は視野内から消えてファインダー視野は第５
図に示す如くなる。この説明で明らかな如く、使用交換
レンズの種類に応じて予め光枠］、ａ、’ｌｂの大きさ
と、カメラボデーへの交換レンズの装着により閉じられ
るべき切換スイッチ５ａ　、５ｂとを選定して対応させ
て置けば、カメラボデーに撮影レンズを装着した時自動
的にそれに適した大きさの光枠像を視野内に表わすこと
ができる。

通常、液晶素子は第６図に示す如く液晶物質６゜７を偏
光板８とカバーガラス９等で挾持することによシ構成さ
れるので、液晶素子の瞳側面すなわち偏光板８の外表面
上に光枠１ａ、１ｂｆ設け、これに対応して液晶物質６
，７を配置するように構成し、かくして得られた液晶素
子ブロックを凸レンズ１の物体側表面に隣接配置するよ
うにしても良い。以上説明した実施例では、光透過状態
と光不透過状態とをとシ得る素子として液晶素子とエレ
クトロクロミック素子を挙げたが、かかる素子はこれら
に限定されない。又、実施例では、光枠は二種類である
が、必要に応じ三種類以上にすることもできることは云
うまでもない。

発明の効果 上述の如く、本発明によれば、構成が簡単であるばかり
か従来のアルバダ式ファインダーにおいて必要とされる
以上の空間を必要とせず、而も可動部分を含むことなし
に電気的手段を以て光枠像の切換えを行うことができる
ので、特にコンノ々クトカメラ用ファインダーとして極
めて好適に利用され得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にか＼るアルバダ式ファインダーの概略
構成図、第２図は光枠の一例を示す正面図、第３図は光
枠に対応した液晶素子またはエレクトロクロミック素子
の配置パターンを示す正面図、第４図及び第５図は切換
えられた光枠像の例を示す説明図、第６図は液晶素子の
構成例を示す側面図である。 １・・・・光学要素、１　ａ　、　１　ｂ−−−−光枠
、２ａ。 ２ｂ・・・・液晶素子またはエレクトロクロミック素子
、３・・・・光学要素、３ａ・・・・半透明反射面、４
・・・・凹レンズ、５・・・・電気的駆動手段、５ａ、
５ｂ・・・・切換えスイッチ。 代理人　篠原泰司 １′１ オを図 第２図　士３図 第４図　Ｉｉ′５図　牙６図 ２６１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レンズ系を構成する光学要素の一面に光枠像形成のため
   の光枠を設けると共に、上記光学要素よりも物体側にあ
   る他の光学要素の一面に光枠像形成のための反射面を設
   けて、上記光枠の像を視野内に形成させるようにして成
   るアルバダ式ファインダーにおいて、複数の光枠の物体
   側面上に液晶捷たはエレクトロクロミック素子等をそれ
   ぞれ密接配置し、上記液晶またはエレクトロクロミック
   素子等を光透過状態と光不透過状態とに切換えることに
   より光枠像を切換えるようにしたことを特徴とする光枠
   変換装置。