JPH0879579A - カメラのビューファインダー - Google Patents

カメラのビューファインダー

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JPH0879579A
JPH0879579A JP6206197A JP20619794A JPH0879579A JP H0879579 A JPH0879579 A JP H0879579A JP 6206197 A JP6206197 A JP 6206197A JP 20619794 A JP20619794 A JP 20619794A JP H0879579 A JPH0879579 A JP H0879579A
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JP
Japan
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external light
liquid crystal
crystal element
camera
light
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JP6206197A
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Akishi Sato
晶司 佐藤
Naoki Kamaya
直樹 釜谷
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶素子を用いたカメラのビューファインダ
ーにおいて、まわりが明るいときや暗いとき、あるいは
色の純度の悪いときにも、外光を液晶素子のバックライ
トとした場合の表示画面を見やすくし、省エネルギーを
実現する。 【構成】 外光取入用窓7を開いて外光を液晶素子13
に直接入射させることにより、明るく見易い表示を実現
し、まわりが明るい場合でも、あるいは多少暗い場合で
も、外光をバックライトとして利用できるようにする。
また、凸レンズ15を液晶素子13の近傍等に配置し、
これをもう一つの凸レンズである接眼レンズ16で拡大
して見ることにより、画像を拡大し見易くする。さら
に、外光を用いる場合に色バランスを調整することで、
外光の色の純度が悪い場合でも見易くする。以上によ
り、外光の使用できる機会を増やし、省エネルギーを実
現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR一体型のビデオ
カメラやテレビカメラなどのカメラのビューファインダ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テレビカメラ等には撮影者が
撮影状態をモニターするために、ビューファインダーが
設けられている。このようなカメラのビューファインダ
ーとして、近年、性能向上の著しい液晶テレビモニター
がカメラのビューファインダーに使用されている。液晶
テレビモニターは、それ自体発光しないため、外から外
光やバックライトの照明光を当ててやる必要があり、カ
メラのビューファインダーのように暗いところでの使用
が考えられる場合は、バックライト方式が採用されてい
る。
【0003】しかし、液晶テレビモニターを用いたカメ
ラのビューファインダーでは、カメラを明るいところで
使用し、液晶の照明として外光が十分利用可能である場
合でも、液晶のバックライトを常時使用するため省電力
とすることができなかった。
【0004】そこで、本出願人は先の出願(特願昭62
−158907号)において、液晶ビューファインダー
のバック照明に内部照明装置に加えて外光を使えるよう
にしておき、外光が十分明るいときは内部照明装置を消
灯するように構成した技術を提案した。テレビカメラ等
のカメラにおいては、内蔵されている撮像素子の撮像信
号から被写体周囲の外光を検出して絞り(アイリス)を
制御し、画像の明るさを調節しており、従ってこの絞り
用検出信号は外光の明るさ、暗さを表しているので、こ
の絞り用検出信号を利用して、外光が十分な明るさであ
る場合はバックライト照明手段を消灯し、外光をバック
ライト照明手段の反射部を透過させて間接的に照明光と
して利用することで省電力化を図り、そうでない場合だ
けバックライト照明手段を点灯して照明するようにした
ものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現行のカラー液晶ビュ
ーファインダー付ビデオカメラは、一般に画面が暗く、
屋外の太陽光下や快晴下のスキー場ではよく見えないと
の指摘が多い。そこで、明るい太陽光をバックライトに
使えば良いが、上記従来の技術で説明した液晶ビューフ
ァインダーのバック照明として内部光に外光を重畳させ
て使えるようにし外光が明るいときだけ内部光を消灯す
るようにした先願では、自然光を内部照明装置の反射部
を透過させ、結果として間接的に照明光としているた
め、さらには、通常の液晶ビューファインダーと同じく
1枚の凸レンズを使用して画面を見ているため、外光が
十分明るいときはいいが、ちょっと暗かったりした場
合、あるいは、自然光の色の純度が悪い時と場所であっ
たりした場合、画面が見えにくく内部照明を使う必要が
あった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、まわりが明るいときや
多少暗いときにも液晶素子の表示画面が見やすく、省エ
ネルギーとなるカメラのビューファインダーを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のカメラのビューファインダーにおいては、
液晶素子を用いこの液晶素子のバックライトとして内部
照明装置あるいは外光を選択して用いるカメラのビュー
ファインダーであって、前記外光の取り入れ口を自在に
開閉する蓋部を設け、前記内部照明装置を前記蓋部の裏
側に配設し、前記内部照明装置を前記蓋部の開時には消
灯し閉時であってカメラ動作時には点灯する手段を設け
る構成とする。
【0008】あるいは、液晶素子を用いこの液晶素子の
バックライトとして内部照明装置あるいは外光を選択し
て用いるカメラのビューファインダーであって、前記外
光の取り入れ口を自在に開閉する蓋部を設け、前記蓋部
の表側に外光の反射部を設け、前記蓋部を開時には前記
液晶素子側に外光を反射する位置に移動させ閉時は外光
の取り入れ口を塞ぐ位置に移動させる手段を設け、前記
内部照明装置を前記蓋部の開時には消灯し閉時であって
カメラ動作時には点灯する手段を設ける構成とする。
【0009】あるいは、液晶素子を用いこの液晶素子の
バックライトとして内部照明装置あるいは外光を選択し
て用いるカメラのビューファインダーであって、前記外
光の取り入れ口を自在に開閉する蓋部を設け、前記蓋部
の裏側に内部照明装置からの光の反射部を設け、前記蓋
部を閉時には前記内部照明装置の光を前記液晶素子側に
反射する位置に移動させ開時は前記外光の取り入れ口を
開く位置に移動させる手段を設け、前記内部照明装置を
前記蓋部の開時には消灯し閉時であってカメラ動作時に
は点灯する手段を設ける構成とする。
【0010】あるいは、液晶素子を用いこの液晶素子の
バックライトとして内部照明装置あるいは外光を選択し
て用いるカメラのビューファインダーであって、前記外
光をバックライトとして使うとき、カメラのホワイトバ
ランスに関するデータにより外光の色温度を求め、これ
により前記液晶素子のRGBの色バランスを調整する手
段を設ける構成とする。
【0011】あるいは、液晶素子を用いこの液晶素子の
バックライトとして内部照明装置あるいは外光を選択し
て用いるカメラのビューファインダーであって、バック
ライトの位置を前記液晶素子から離すとともに、その反
対側は液晶素子に接してまたはごく近傍に凸レンズをお
き、これを拡大して見るようにさらに別の凸レンズを配
した構成とする。
【0012】
【作用】本発明のカメラのビューファインダーでは、ま
わりが明るい場合等には、外光を切り換えによって液晶
素子に直接当ててバックライトとして用いることによ
り、明るく見易い表示を実現し、多少暗い場合でも外光
でも見える機会を増やして省エネルギーを実現する。ま
た、凸レンズを2つ用いた光学系を採用することで、画
像を拡大し見易くする。さらに、外光を用いる場合に色
バランスを調整することで、外光の色の純度が悪い場合
でも見易くし、より一層、外光をバックライトとして利
用できる機会を増やす。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳
細に説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例の構成を示す
外観図である。図において、1はVTR内蔵型ビデオカ
メラであり、2はビデオカメラ部で、3はその撮像レン
ズであり、ビデオカメラ部2の裏側がVTR部4となっ
ている。5はビューファインダー部であり、アイカップ
6、外光取入用窓7、外光/内光切換つまみ8がある。
9は視度調整つまみである。外光取入用窓7は、透明板
や光拡散板等で構成する。光拡散板を使用した場合で
は、どの方向から光が当たってもよいという利点があ
る。
【0015】図2にビューファインダー部5の透視図、
図3、図4にビューファインダー部5の断面図を示す。
10は内部照明装置の例である蛍光管であり、外光/内
光切換つまみ8と一体になっていて、外光取入用窓7を
開閉する蓋部を兼ね、閉じた状態において配線(図示せ
ず)により点灯するようになっている。図2(b)に示
すように蛍光管10の上面には銀紙10aが貼られてい
て、図2(c)に示す下面の蛍光面10bからの光量を
増やすとともに、上面の外光取入用窓7を閉じた時に光
が漏れないようになっている。この状態で、蛍光管10
の蛍光面10bからの内光は、ほぼ45度の傾斜で配置
された平面鏡12で直角の方向へ反射される。
【0016】蛍光管10は、一体となっている外光/内
光切換つまみ8により矢印方向、すなわち外光取入用窓
7を開閉する方向に動かせるようになっている。外光/
内光切換つまみ8を、外光を使用するために外光取入用
窓7を開く方向に動かすと、蛍光管10がスイッチ11
に当たることにより、スイッチ11が作動して、蛍光管
10は消灯される。この状態で、外光は外光取入用窓7
から入り、今度はこの外光が45度の傾斜で配置された
平面鏡12で直角方向に反射される。
【0017】13は小形カラー液晶素子であり、平面鏡
12から反射される内光または外光が背面に入射される
位置に配置されている。この液晶素子13の前面に接す
るように、あるいは近接させて、回折格子板で出来てい
るいわゆるディフューザー14が配置され、さらに、デ
ィヒューザー14に接するように、あるいは近接させて
凸レンズ15が取り付けられている。16は接眼レンズ
(凸レンズ)であり、凸レンズ15の前方に、ある距離
を置いて移動台17に取り付けられている。この移動台
17には視度調節つまみ9が取り付けられており、視度
調節つまみ9を動かすことにより移動台17も動き、視
度調節できるようになっている。なお、ディフューザー
14は省略しても良い。ディフューザー14を採用した
場合は、液晶の画素の区画が見えにくくなって、なめら
かな画像がみられるようになり、好適である。
【0018】上記においては、液晶素子13に接してあ
るいは近傍に配した凸レンズ15を、さらに凸レンズ
(接眼レンズ16)で拡大して見るので、明るく大きな
画像を見ることができる。このようなレンズ系はいわゆ
る「ラムスデン接眼レンズ」等を構成するように配置す
るのが好適である。以下に「ラムスデン接眼レンズ」等
の構成を示す。
【0019】従来のように単レンズを用いて液晶画面を
見るようにした場合では、眼に見える範囲、すなわち視
界が非常に狭く、少しでも広くしようとすると、周辺に
色がにじむ現象が現れる。これらの欠点を改善したもの
が、凸レンズ2枚を用いて構成した接眼レンズ系であ
る。凸レンズ2枚から成る接眼レンズ系の代表的なもの
は2種ある。一つは、焦点距離の等しい凸レンズ(1
5,16)の凸面の方を向い合わせて置き、2つのレン
ズ間の距離が各レンズの焦点距離に等しいか、またはそ
の2/3位にする。このような接眼レンズをラムスデン
接眼レンズという。もう一つは、ホイヘンス接眼レンズ
と呼ばれるもので、2つの凸レンズのうち物体側の凸レ
ンズ(15)の焦点距離をf1、接眼側の凸レンズ(1
6)の焦点距離をf2としたとき、この2つの凸レンズ
にf1=3f2の関係があり、いずれもその凸面を物体側
に向け2f2だけ離して配置する。なお、本実施例で
は、上記のように配置した接眼レンズ系に限らず、2枚
以上のレンズを組み合わせた種々の接眼レンズ系が使用
可能である。
【0020】図5に本実施例の電気系のブロック図を示
す。
【0021】撮像レンズ3からの被写体像はCCD等の
撮像素子18で撮像され、その撮像信号はカメラ信号処
理回路19で処理されて液晶駆動回路20を構成するR
GBプロセス回路21に入力されてRGB信号とされ、
このRGB信号により液晶駆動回路20を構成するコン
トロール回路22を介して液晶素子13がドライブされ
るようになっている。ここで、外光で液晶素子13の画
面を見るときは、スイッチ11により外光で見ているこ
とを液晶駆動回路20のRGBプロセス回路21に伝え
る。一方、カメラ信号処理回路19からはホワイトバラ
ンスの情報を伝えることにより、外光の色温度の情報が
液晶駆動回路20のRGBプロセス回路21に伝わり、
その色温度に合わせて液晶素子13がドライブされるよ
うになっている。
【0022】この色温度合わせについて述べる。通常、
内光を発する蛍光管には3波長管が使われ、色の純度は
高いが、外光である自然光は連続光であり、純度も悪
い。また、日なたやくもり空、外方では、それぞれ色温
度が異なる。例えば、日の出後1時間、日の入後1時間
では約4000°K、太陽直射光で約5500°K、昼
光で約6000°K、曇天光で約7000°K、晴天青
空光で約9000°Kなどという具合である。そこで、
例えば、日なたでは赤の成分が多いので赤を抑えてや
る。くもり空では青の成分が多いので青を抑えてやる。
というように処理をする。こうすることによって液晶ビ
ューファインダーで見たときの色あいが改善される。こ
の実施例ではビデオカメラの撮像素子の情報で色温度を
調べるようにしたが、別に色温度センサを取り付けて、
その情報により液晶の色バランスをとるようにしてもよ
い。
【0023】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
図6(a),(b)は、その主要部の内部構成と動作状
態を示す図である。本実施例は、第1の実施例と同様
に、蛍光管10を、外光取入用窓7の開閉する蓋部を兼
ねるようにした例であるが、第1の実施例における蛍光
管10の位置と外光取入用窓7の位置を液晶素子13に
相対するように配置し、外光取入用窓7の開閉を蛍光管
10の回動により行うようにした例である。
【0024】すなわち、ある距離を置いて液晶素子13
の背面に相対するように外光取入用窓7が設けられ、第
1の実施例と同様に構成した蛍光管10が、支点23を
中心として、外光/内光切換つまみ8により、図6
(a)に示すように、外光取入用窓7を開き外光がスト
レートに液晶素子13の背面に入射される位置と、外光
取入用窓7を閉じるとともに蛍光管10の内光を液晶素
子13の背面に入射させる位置(図6(b))に回動で
きるようになっている。液晶素子13のバックライトと
して外光を使用する時に蛍光管10を消灯し、外光の使
用を図5のRGBプロセス回路21に知らせて色温度合
わせを行うためのスイッチ11は、蛍光管10が外光を
液晶素子13にストレートに入射させる位置において作
動させる箇所に設置する。その他の構成は、第1の実施
例と同様である。
【0025】このような構成によっても第1の実施例で
説明したと同様に動作可能である。すなわち、図6
(a)に示すように、蛍光管10を水平方向に回動させ
て外光取入用窓7を開くと、外光が液晶素子13の背面
にストレートに入射し、バックライトとなる。また、図
6(b)に示すように蛍光管10を回動させると、外外
光取入用窓7は閉じられ、蛍光管10からの内光が液晶
素子10の背面に入射され、バックライトとなる。
【0026】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
図7(a),(b)は、その主要部の内部構成と動作状
態を示す図である。本実施例は、内部照明装置である蛍
光管10を一定の距離を置いて液晶素子13に相対して
配置、固定し、平面鏡12を回動させて外光取入用窓7
の蓋部を兼用させる例である。
【0027】外光取入用窓7は、第1の実施例と同様に
構成され、蛍光管12と液晶素子13の間の上側に設け
られる。平面鏡12は、蛍光管10と液晶素子13の間
において、支点23を中心として外光取入用窓7を閉じ
る上側の水平位置(図7(a))と、外光取入用窓7を
通過した上方からの外光を液晶素子13の背面に反射す
る位置(図7(b)、図例ではほぼ45度に傾斜した位
置)に回動できるようになっている。液晶素子13のバ
ックライトとして外光を使用する時に蛍光管10を消灯
し、外光の使用を図5のRGBプロセス回路21に知ら
せて色温度合わせを行うためのスイッチ11は、平面鏡
12が外光を液晶素子13に反射する位置において作動
させる箇所に設置する。外光/内光切換つまみ8は、例
えば、平面鏡12と一体に設けられ、平面鏡12を上記
の2つの回動位置に動かせるようになっている。その他
の構成は、第1の実施例と同様である。
【0028】このような構成によっても第1の実施例で
説明したと同様に動作可能である。すなわち、図7
(a)に示すように、外光取入用窓7を平面鏡12で閉
じると、蛍光管10の内光が液晶素子13の背面に入射
されて、バックライトとなる。また、図7(b)に示す
ように、平面鏡12を回動させると、外光は外光取入用
窓7から入り、平面鏡12で反射されて液晶素子10の
背面に入射され、バックライトとなる。
【0029】次に、本発明の第4の実施例を説明する。
図8(a)、(b)は、その主要部の内部構成と動作状
態を示す図である。本実施例は、第3の実施例と同様
に、平面鏡12を回動させて外光取入用窓7の開閉する
蓋部を兼ねるようにした例であるが、第3の実施例にお
ける蛍光管10の位置と外光取入用窓7の位置を逆にし
た例である。
【0030】すなわち、内部照明装置である蛍光管10
を液晶素子13の背面に対し直角になるように配置、固
定し、外光取入用窓7は液晶素子13の背面に相対する
ように設ける。平面鏡12は、支点23を中心として、
外光/内光切換つまみ8により、蛍光管10を覆うよう
な位置(図8(a)、外光が外光取入用窓7からストレ
ートに液晶素子13の背面に入射される位置)と、外光
取入用窓7を閉じるとともに蛍光管10の内光を液晶素
子13に向けて反射させる位置(図8(b)、図例では
45度に傾斜した位置)に回動できるようになってい
る。液晶素子13のバックライトとして外光を使用する
時に蛍光管10を消灯し、外光の使用を図5のRGBプ
ロセス回路21に知らせて色温度合わせを行うためのス
イッチ11は、平面鏡12が外光を液晶素子13にスト
レートに入射させる位置において作動させる箇所に設置
する。その他の構成は、第3の実施例と同様である。
【0031】このような構成によっても第1の実施例で
説明したと同様に動作可能である。すなわち、図8
(a)に示すように、平面鏡12を蛍光管10側に回動
させて外光取入用窓7を開くと、外光が液晶素子13の
背面にストレートに入射し、バックライトとなる。ま
た、図8(b)に示すように平面鏡12を回動させる
と、外外光取入用窓7は閉じられ、蛍光管10からの内
光が平面鏡12で反射されて、液晶素子13の背面に入
射され、バックライトとなる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
カメラのビューファインダーによれば、以下のような効
果が得られる。
【0033】(1)外光をバックライトとして直接使用
できるので、炎天下、スキー場などで、外光をバックラ
イトとして使用すれば、まわりが明るいと画像も明るく
なり見易くなるとともに、少し暗い場所で外光を使用し
た場合でも見易くなり、外光をバックライトとして使用
できる機会が増える。
【0034】(2)バックライトとして内部照明装置で
は通常、1W程度の電力を使用するが、外光が使える機
会が増えるため、省エネルギーとなり、カメラを長時間
使用できる。
【0035】(3)外光をバックライトとして使用する
際に、外光の色温度合わせを行うようにした場合には、
特に、良好な色バランスが得られ、様々な時と場所での
外光の色温度に対応して、画像をより一層見易くするこ
とができ、外光の使える機会がより一層増える。
【0036】(4)2つの凸レンズを用いた光学系を採
用した場合には、特に、ビューファインダーの画像が明
るく大きくなり見易くなるとともに、ワイド端で目視し
たときとビューファインダーの画像の大きさがほぼ同じ
になり見易くなり、外光の使える機会がより一層増え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す外観図
【図2】(a)は上記第1の実施例の要部の透視図、
(b),(c)は蓋部の構成図
【図3】上記第1の実施例における外光使用時の動作説
明図
【図4】上記第1の実施例における内部照明使用時の動
作説明図
【図5】上記第1の実施例における電気系統の構成を示
すブロック図
【図6】(a),(b)は本発明の第2の実施例の要部
の内部構成と動作状態を示す図
【図7】(a),(b)は本発明の第3の実施例の要部
の内部構成と動作状態を示す図
【図8】(a),(b)は本発明の第4の実施例の要部
の内部構成と動作状態を示す図
【符号の説明】
2…ビデオカメラ部 3…撮像レンズ 5…ビューファインダー部 7…外光取入用窓 8…外光/内光切換つまみ 9…視度調整つまみ 10…蛍光管 11…スイッチ 12…平面鏡 13…小形カラー液晶素子 14…ディフューザー 15…凸レンズ 16…接眼レンズ 17…移動台 18…撮像素子 19…カメラ信号処理回路 20…液晶駆動回路 21…RGBプロセス回路 22…コントロール回路 23…支点

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶素子を用いこの液晶素子のバックラ
    イトとして内部照明装置あるいは外光を選択して用いる
    カメラのビューファインダーであって、 前記外光の取り入れ口を自在に開閉する蓋部を設け、 前記内部照明装置を前記蓋部の裏側に配設し、 前記内部照明装置を前記蓋部の開時には消灯し閉時であ
    ってカメラ動作時には点灯する手段を設けることを特徴
    とするカメラのビューファインダー。
  2. 【請求項2】 液晶素子を用いこの液晶素子のバックラ
    イトとして内部照明装置あるいは外光を選択して用いる
    カメラのビューファインダーであって、 前記外光の取り入れ口を自在に開閉する蓋部を設け、 前記蓋部の表側に外光の反射部を設け、 前記蓋部を開時には前記液晶素子側に外光を反射する位
    置に移動させ閉時は外光の取り入れ口を塞ぐ位置に移動
    させる手段を設け、 前記内部照明装置を前記蓋部の開時には消灯し閉時であ
    ってカメラ動作時には点灯する手段を設けることを特徴
    とするカメラのビューファインダー。
  3. 【請求項3】 液晶素子を用いこの液晶素子のバックラ
    イトとして内部照明装置あるいは外光を選択して用いる
    カメラのビューファインダーであって、 前記外光の取り入れ口を自在に開閉する蓋部を設け、 前記蓋部の裏側に内部照明装置からの光の反射部を設
    け、 前記蓋部を閉時には前記内部照明装置の光を前記液晶素
    子側に反射する位置に移動させ開時は前記外光の取り入
    れ口を開く位置に移動させる手段を設け、 前記内部照明装置を前記蓋部の開時には消灯し閉時であ
    ってカメラ動作時には点灯する手段を設けることを特徴
    とするカメラのビューファインダー。
  4. 【請求項4】 液晶素子を用いこの液晶素子のバックラ
    イトとして内部照明装置あるいは外光を選択して用いる
    カメラのビューファインダーであって、 前記外光をバックライトとして使うとき、カメラのホワ
    イトバランスに関するデータにより外光の色温度を求
    め、これにより前記液晶素子のRGBの色バランスを調
    整する手段を設けたことを特徴とするカメラのビューフ
    ァインダー。
  5. 【請求項5】 液晶素子を用いこの液晶素子のバックラ
    イトとして内部照明装置あるいは外光を選択して用いる
    カメラのビューファインダーであって、 バックライトの位置を前記液晶素子から離すとともに、
    その反対側は液晶素子に接してまたはごく近傍に凸レン
    ズをおき、これを拡大して見るようにさらに別の凸レン
    ズを配したことを特徴とするカメラのビューファインダ
    ー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010147720A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Canon Inc 撮像装置
JP2011151707A (ja) * 2010-01-25 2011-08-04 Ihi Corp 画像撮影装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010147720A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Canon Inc 撮像装置
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