JPS60261880A - 排水装置を有する浴室用出窓の構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、浴室の洗い場の排水をするための排水口を設
けた浴室用出窓の構造に関する６［背景技術１ 従来にあっては、浴室１の洗い場６の排水は第７図のよ
うに、洗い場６の一部に排水ロアを設けて、この排水ロ
アに排水管８を接続して排水管８で床下９からを外部に
引きだして排水していた。

ところがこの従来例にあっては、洗い場６の床に排水ロ
アを設けているため、排水管８が詰まった場合のメンテ
ナンスが難しく、また排水ロアや排水管８が破損した場
合には洗い場６の床を壊して取り替えなければならず、
取り替えが大掛かりとなるものであり、また洗い場６に
は入浴中の人が座ることが多いのでこの部分に排水ロア
があると汚水が集まって不愉快となり、快適な入浴の妨
げとなるという問題があった。さらに、従来にあっては
、洗い場６はタイル仕上にで仕上げしであるのが一般的
であるが、このタイル仕上げされた洗い場６の床に排水
ロアを設けると、排水時に排水ロア付近に排水が集まっ
て溜まるためタイルの目地部分から水漏れが生じて建物
の床下９に流れていくという問題があった。

［発明の目的］ 本発明は、上記の従来の問題点に鑑みて発明したもので
あって、その目的とするところは、洗い場からの排水を
浴室用中窓の底部の排水口から排水でき、排水口、排水
管が建物の外部に位置することで排水管が詰まった場合
のメンテナンスが容易にでき、また排水管や排水口の取
り替えが簡単にでき、さらに洗い場に排水口がないので
入浴中　゛の人は足もとに汚水が溜まることがなくて快
適な入浴ができ、また洗い場の排水が一段低い出窓の底
部にとどこうることなく流れて排水口から排水されるこ
とで洗い場をタイル仕上げにて形成したものであっても
タイルの目地部分から床下に水漏れする恐れがない排水
装置を有する浴室用出窓の構造を提供するにある。

［発明の開示］ 本発明の排水装置を有する浴室用出窓装置は、浴室１の
外壁２の開口部３に外壁２より外方に突出して取り付け
られて内部が浴室１の一部となる浴室用出窓４であって
、この浴室用出窓４の底部５を浴室１の洗い場６よりも
少し低く位置させ、浴室用出窓４の底部５に洗い場６の
排水を排出す警 るための排水ロアを設けて成るものであって、このよう
な構成を採用することにより上記した本発明の目的を達
成したものである。

以下本発明を実施例により詳述する。浴室１の、　外壁
２には開口部３がもうけてあり、この開口部３に浴室用
出窓４が外壁２よりも外方に突出して取り付けてあり、
浴室用出窓４が浴室１の一部と成っている。浴室用出窓
４の底部５はＦＲＰのような耐水性材料から成る床パン
状のものであり（っまり底部５は皿状をしており）、浴
室１の洗い場６よりも少し低くなっていて、浴室１の洗
い場６上りの排水が浴室用出窓４の底部５に流。れるよ
うになっている。ここで洗い場６の床は浴室用出窓４の
底部５側に向けて下り傾斜していて洗い場６の排水が浴
室用出窓４の底部５にスムーズに流れるようにしである
。この浴室用出窓４の底部５には排水ロアが設けである
。排水ロアには排水管８が接続してあり、排水管８は外
壁２の外に位置しているものである。浴室用出窓４には
窓部１０が設けである。図中１１は浴室用出窓４の屋根
部で　１ある。第２図の実施例にあ・では、排水ロアに
ト１ラップ１２を設け、このトラップ１２に排水管８を
接続した実施例が示しである。また第３図の実施例にあ
っては、底部５の下方にトラップ１２を突出させた場合
、トラップ１２が外部に露出しないように浴室用出窓４
の壁体１３の下部を底部５よりも下方に垂設して垂下部
１４を扉威し、垂下部１４によってトラップ１２を隠す
ようにした実施例が示しである。また＃１４図にあって
は、浴室用出窓４内に蛇口１６、シャワー１７等の給水
装置１５（ここで給水装置１５の概念の中には給湯も含
まれている）を設けた例が示しである。このように浴室
用出窓４内に給水装置１５を設けておくことにより、洗
い場６において身体を洗う場合給水装置１５が邪魔にな
らないものである。第４図中１８は給水管であり、１９
はカバーである。

また第５図には浴室用出窓４の底部５を構成する床パン
５ａの前部が洗い場６側に突出したものが示しである。

更に第６図には浴室用出窓４内に収納部２０を設けた例
が示しである。しかしていずれの実施例の場合も洗い場
６の排水は浴室用出窓４の底部５に流れて、底部５に設
けた排水ロアがら排水されるのである。

１発明の効果］ 本発明にあっては、叙述のよう１こ浴室用出窓の底部を
浴室の洗い場よりも少し低（位Ｍさせ、浴室用出窓の底
部に洗い場の排水を排出するための排水口を設けたので
、洗い場からの排水を浴室用出窓の底部の排水口から排
水でき、排水口、排水管が建物の外部に位置することと
なり、この結果排水管が詰まった場合のメンテナンスが
容易にでき、また排水管や排水口の取り替えに当たって
、従来のように洗い場の床を壊して取り替え作業をする
必要がないものであり、排水管や排水口の取り替えが簡
単にできることとなる。さらに洗い場に排水口がないの
で入浴中の人は足もとに汚水が溜まることがなくて快適
な入浴ができ、また洗い場の排水が一段低い出窓の底部
にとどこうることなく流れて排水口から排水されること
で洗い場をタイル仕上げにて形成したものであってもタ
イルの目地部分から床下に水漏れする恐れがないもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の縦断面図、第２図は同上の
他の実施例の縦断面図、第３図（ａ）（ｂ）（ｃ）はそ
れぞれ同上の更に他の実施例の縦断面図、正面図及び横
断面図、第４図（ａ）（ｂ）（ｅ）はそれぞれ　・同上
の更に他の実施例の縦断面図、正面図及び横断面図、第
５図（ａ）（ｂ）はそれぞれ同上の更に他の実施例の縦
断面図及び横断面図、第６図（ａ）（ｂ）はそれぞれ同
上の更に他の実施例の縦断面図及び横断面図、第７図は
従来例の背面図であって、１は浴室、２は外壁、３は開
口部、４は浴室用出窓、５は底部、６は洗い場、７は排
水口である。 代理人　弁理士　石　１）長　七 〜 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）浴室の外壁の開口部に外壁より外方に突出して取
   り付けられて内部が浴室の一部となる浴室用出窓であっ
   て、この浴室用出窓の底部を浴室の洗い場よりも少し低
   く位置させ、浴室用出窓の底部に洗い場の排水を排出す
   るための排水口を設けて成ることを特徴とする排水装置
   を有する浴室用出窓の構造。