JPS60261723A - 車両用ウインドウパネルの取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用ウィンドウパネルの取付構造に係シ、特
に、ウィンドウパネルの外周をフィニッシャで覆うよう
にして窓開口に一固定するようにした車両用ウィンドウ
パネルの取付構造に関する。

〔従来の技術〕

従来この種の車両用ウインドウノくネルとして、第３図
に示すように、例えば、自動車１のリヤフェンダ２に設
けられフィニッシャ３で覆われたオペラウインドウパネ
ル（以下ウインドウノくネル４という）がある。該ウィ
ンドウパネル４の取付構造は、例えば第４図に示すよう
に、ウィンドウパネル４の車内側外周にボルト５を接着
剤６で固定する一方、リヤフェンダ２の窓開口縁７にボ
ルト通孔８を開設して上記ボルト５を挿通しナンド９で
締め付けることにより上記ウィンドウパネル４を上記窓
開口縁７に固定すると共に、フィニッシャ３をクリップ
等（図示せず）で上記窓開口縁Ｔに固定し上記ウィンド
ウパネル４の外縁を覆うようにしたものである（例えば
実開昭５５−１７５５１４）。尚符号１０及び１１は窓
開口縁７とウィンドウパネル４との間隙を塞ぐシール剤
及びダム、符号１２はリヤフェンダ２を補強するインナ
パネルである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

然しｌがら、このような従来のウインドウバネルの取付
構造にあっては、上記ボルト５は接着剤６によりウィン
ドウパネル４に固定されているので、熱などの影響でず
れたシ外れたシすることもあってウィンドウパネル４の
取付けが不確実なものになっている。また、上記ウィン
ドウパネル４とフィニッシャ３とは夫々側々に上記窓開
口縁７に取付けられるので、その分、組付工数が多くな
っていると共に、両者３，４の相対位置精度があまジ良
いものではなく外観品質に影響を与える場合もある。

本発明は以上の観点に立って為されたものであシ、その
目的とするところは、フィニッシャとウィンドウパネル
との相対位置精度を向上させると共に、該ウィンドウパ
ネルの窓開口縁に対する組付けを確実にし、更に、ウィ
ンドウパネルとフィニッシャとを窓開口縁に同時に組付
、０　け可能にして組付工数の軽減を図ることにある。

〔問題点全解決するための手段〕

そして、その手段は、ウィンドウパネルの外周を覆うフ
ィニッシャの車内側裏面に上記ウィンドウパネルの外縁
に係合し該ウィンドウパネルを位置決めする段部を形成
し、該段部で上記ウィンドウパネルを窓開口縁に押圧す
るようにして上記フィニッシャを上記窓開口縁に固定し
上記ウィンドウパネルを上記窓開口縁に組付けるように
したものである。

〔作用〕

ンイニンシーヤの段部をウィンドウパネルの外縁に係合
させて該ウィンドウパネル’ｃ７−ｆ＝ｙシャに対して
位置決めすると共に、該ウィンドウパネルを上記段部に
おいて窓開口縁に押圧しなから上記フィニッシャを窓開
口縁に固定する。

〔実施例〕

以下、添付図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な
説明する。

第１図及び第２図において、フィニッシャＦは高８０″
７Ｔｈ、Ｌｍ！２０°・２０″ｔｈ有昧断１略°　１字
状の樹脂部材であシ、その車内側凹部２１に所定間隔に
グロック２２を接着固定したものである。

該ブロック２２の上記低い側壁２０ａ側に露出した部位
は切欠かれて段部２３を形成してなると共に、該ブロッ
ク２２にはスタッドボルト２４が車室内側に突出するよ
うに埋設されている。また、リヤフェンダ３０には窓開
口３１が開設されておシ、その開口縁３８にボルト通孔
３２が開設されている。

そして、ウィンドウパネルＷは上記窓開口３１に略対応
した形状に形成され、その外縁４０が上記フィニッシャ
Ｆの段部２３に係合すると共に、該段部２３によって窓
開口縁３８にシール剤３４及びダム３５を介して押圧さ
れ、これに組付けられている一方、上記フィニッシャＦ
Ｕ上記ボルト通孔３２を貫通したスタンドボルト２４に
ナンド３６を締付けることによって上記リヤフェンダ３
０に固定される。また、上記フィニッシャＦの４Ｍ壁２
０ａ。

２０ｂの端部にはシール用のラバー２５が被着されてお
り、夫々フェンダ３０及びウィンドウパネルＷの車外側
面に当接するようになっている。尚、符号３３はリヤフ
ェンダ３００車内側面に同定されたインナパネル３７に
開設された作業孔である。

従って、この実施例に係るウィンドウパネルＷを窓開口
縁に組付けようとするときには、先ず、フィニッシャＦ
のブロック２２０段部２３に上記ウィンドウパネルＷの
外縁を係合させ、次にフィニッシャＦのスタンドボルト
２４’ｉ″フエンダ加のボルト通孔３２に貫通させ、更
に、作業孔３３からナツト３６を上記スタンドボルト２
４に締付ければ良い。この場合、上記ウィンドウパネル
ＷはフィニッシャＦの段部２３に係合するので、該フィ
ニッシャＦに対して位置決めされることになり、両者Ｗ
、Ｆの相対的ずれが防止される。

また、上記ウィンドウパネルＷは上記フィニッシャＦに
段部２３において係合保持されているので、両者Ｗ、Ｆ
、ｉ同時に上記窓開口縁に組付けるようにすれば、作業
工数が軽減される。

また、この状態において、上記ウィンドウパネルＷは上
記段部２３により拘束されて窓開口縁に押圧されている
ので、該窓開口縁からずれて外れるような事態は防止さ
れる。

尚、上記実施例においては、フィニッシャＦは段部２３
を形成したブロック２２を有し断面略コ字状の部材であ
るが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば
断面矩形状の一側に段部を設けたものであっても良く、
適宜設計変更して差支えない。また該フィニッシャＦの
材質についても樹脂に限られるものではなく、金属で形
成する等適宜変更して差支えない。更にまた、上記実施
例において、フィニッシャＦはそのスタンドボルト２４
とナツト３６とによって窓開口縁に固定されるものであ
るが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば
クリップ等積々の手段によって固定して差支えないし、
ブロック２２もフィニッシャＦに対して接着でなく、一
体成形しても良い。また、上記実施例にあっては、リヤ
フェンダに設けられるオペラウインドウパネルに本発明
を適用したものを示したが、これに限定されるものでは
なく、種々の同定式ウィンドウパネルに本発明を適用し
てもよいこ鳶　とは勿論である。以上の他、ウィンドウ
パネルＷとフィニッシャＦとを予じめ保合させることな
くウィンドウパネルＷ＝単独で車体の窓開口３１に接着
した後、ブロック２２の段部２３でウィンドウパネルＷ
を車体側に押圧し両者の位置決めを行うようにしても良
い。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、本発明に係る車両を係合させ
て窓開口縁に組付けられるので、フィニッシャとウィン
ドウパネルとの相対位置がずれることはなくその精度が
向上すると共に、上記段部によってウィンドウパネルは
拘束されて窓開口縁に押圧されるのでずれたり外れたシ
あるいはウィンドウパネルとフィニッシャとの間の隙間
が生ずることもなく、従来に比較して組付けが確実にな
る。更に、ウィンドウパネルとフィニッシャとを同時に
窓開口縁に組付けるようにすれば、従来のように夫々別
々に組付けなければならないものに比較して組付工数の
軽　、１減が図られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る車両用ウィンドウパネルの取付構
造を示す第３図中１−１線相当断面図、第２図は本発明
に係るフィニッシャの構造を示す斜視図、第３図は本発
明が適用される自動車の一例を示す全体図、第４図は従
来の車両用ウィンドウパネルの取付構造の一例を示す第
３図中Ｉ−１線相等断面図である。 ２．３０・・・フェンダ　３．Ｆ・・・フィニッシャ４
、Ｗ・・・ウィンドウパネル ２３・・・段部２４・・・スタンドボルト３８・・・窓
開口縁 特許出願人　日産自動車株式会社 第　ｌ　図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ウィンドウパネルの外周を覆うフィニッシャの車内側裏
   面に上記ウインドウノくネルの外縁に係合し該ウィンド
   ウパネルを位置決めする段部を形成し、該段部で上記ウ
   インドウノくネルを窓開口縁に押圧するようにして上記
   フィニッシャを上記窓開口縁に固定し上記ウインドウノ
   くネルを上記窓開口縁に組付けたことを特徴とする車両
   用ウィンドウパネルの取付構造。