JPS6026117B2 - トリス(4−アミノフェニル)メチル−ジアリ−ルホスホネ−トの製法 - Google Patents
トリス(4−アミノフェニル)メチル−ジアリ−ルホスホネ−トの製法Info
- Publication number
- JPS6026117B2 JPS6026117B2 JP52103665A JP10366577A JPS6026117B2 JP S6026117 B2 JPS6026117 B2 JP S6026117B2 JP 52103665 A JP52103665 A JP 52103665A JP 10366577 A JP10366577 A JP 10366577A JP S6026117 B2 JPS6026117 B2 JP S6026117B2
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Description
本発明はトリフェニルメタン染料から誘導された本質的
に驚色か、またはわずかに着色した固体で加熱または酸
性物質と接触することにより青色または青紫色に発色す
ることのできる、トリス(4−アミノフエニル)メチル
ージアリールホスホネートの製法に関するものである。 更に詳細には本発明は一般式式中R,は低級アルキル基
であり、R2は水素原子または低級アルキル基である。 )で表わされるトリフェニルカルビノールと一般式P÷
○−A)3 〔D〕 (式中Aは で示されるフェニル基 または あるいは で・ 示されるナフチル基であり、Xは水素原子、ハロゲン原
子または低級ァルキル基であり、nは1〜2の整数であ
る。 )で表わされるトリアリールホスフアィトとを反応させ
ることを特徴とする一般式式中R,,R2およびAは、
一般式〔1〕および
に驚色か、またはわずかに着色した固体で加熱または酸
性物質と接触することにより青色または青紫色に発色す
ることのできる、トリス(4−アミノフエニル)メチル
ージアリールホスホネートの製法に関するものである。 更に詳細には本発明は一般式式中R,は低級アルキル基
であり、R2は水素原子または低級アルキル基である。 )で表わされるトリフェニルカルビノールと一般式P÷
○−A)3 〔D〕 (式中Aは で示されるフェニル基 または あるいは で・ 示されるナフチル基であり、Xは水素原子、ハロゲン原
子または低級ァルキル基であり、nは1〜2の整数であ
る。 )で表わされるトリアリールホスフアィトとを反応させ
ることを特徴とする一般式式中R,,R2およびAは、
一般式〔1〕および
〔0〕で定義したものと同一である
。 )で表わされるQ,Q,Q−トリフェニルーメチルーリ
ン酸−ビスーアリールェステルの製法に関するものであ
る。本発明の方法によって得られる一般式〔m〕で表わ
される化合物は大気中において安定で、鯛色またはわず
かに着色している粉末である。 この化合物はベンゼン、トルェン、塩化ベンゼン、アル
キルナフタリン、トリオクチルホスフエートなどの広範
囲の有機溶剤に溶解し、この溶液は安息香酸、マレィン
酸およびサリチル酸などの有機酸又はカリオン、ベント
ナイトおよび酸性白土などの活性粘度物質と接触させる
と青紫色または青色に発色し、その濃度は高く、さらに
発色後の耐光性は強いなどの特性を有するので感圧複写
紙、感熱紙、ホワイトヘクトカーボン紙用のマーキング
色素として優秀な利用価値を有している。本発明に係る
一般式〔m〕で表わされる化合物、例えば、トリス−(
4ージメチルアミノフェニル)−メチルージアリールホ
スホネートは公3句の方法、すなわち椿開昭49一90
731号公報に記載されている方法によっても製造する
ことができる。 この公知の方法を反応式で示すと次の通りである。しか
しこの方法により得られる目的化合物の収率は低く、か
つ不純物として原料のクリスタルバイオレット染料が混
入してくるので粉見が著しく悪くなる。 そこで収率を上げ、不純物の混入を防ごうとするとクリ
スタルバイオレットに対して5〜1ぴ音モル比のジフェ
ニルホスフアイトを用いなければならないので工業的な
製法としては、この従来の製造は不充分なものであった
。 因みに、侍開昭49一90731号公報に記載の実施例
2では、マラカィトグリーン袴酸塩に対して1坊苦モル
比のジフェニルホスフアイトを使用している。しかるに
本発明の製法では、トリスー(4−ジメチルアミノフェ
ニル)カルピノールに対しトリフェニルホスフアィトは
1.5倍モル比で済み、高収率、高純度のトリス−(4
−ジメチルアミノフェニル)ーメチルジアリールホスホ
ネートが得られる。 本発明に係る一般式〔1〕で表わされるトリフェニルカ
ルビノールは、公知のトリフェニルメタン染料として市
販されている化合物を希アルカリ水溶液で処理すること
により定量的に得られる。 代表的な化合物としてはトリスー(4−ジメチルアミノ
フヱニル)ーカルビノール、Q’Q’の一トリスー(4
ージエチルアミノフエニル)−力ルビノール、ビス−(
4ージメチルアミノフエニル)一(4一メチルアミノフ
エニル)−力ルビノールなどを挙げることができる。本
発明に係る一般式m〕で表わされるトリアリールホスフ
アィトは公知の方法、すなわち、J.AC.S.,54
巻、748ページ,1球2年、控r.,49巻,総べー
ジ,191句王、Amn.,鼠2巻,14ページ,19
3g王、米国特許第3416911号などの方法を参考
として製造することができる。 代表的なトリアリールホスフアイト化合物としては、ト
リフェニルホスフアイト、トリス(4−メチルフエニル
)ホスフアイト、トリス(4ークロロフエニル)ホスフ
アイト、トリス(2,4ージクロロフエニル)ホスフア
イト、トリ(1ーナフチル)ホスフアイトまたはトリ(
2ーナフチル)ホスフアイトなどを挙げることができる
。これらのトリアリールホスフアィトのうち前記文献に
記載されていないものについては、文献記載の方法を準
用して製造した。本発明を実施するにあたり、反応を進
めるために必要ならばトリェチルアミン、トリーnーブ
チルアミン、ピリジン等の塩基性化合物を用い、また反
応を円滑に進行させるために、クロロホルム、ジクロル
エタン、トリクレン、テトラクロルェタン、トルェン、
キシレンなどの揮発性有機不活性溶媒を用いてもよい。 次に本発明の製法を詳しく説明する。 一般式〔1〕で表わされるトリフェニルカルビノール1
.0モルを前記揮発性有機不活性溶媒に溶解させ、この
中に一般式
。 )で表わされるQ,Q,Q−トリフェニルーメチルーリ
ン酸−ビスーアリールェステルの製法に関するものであ
る。本発明の方法によって得られる一般式〔m〕で表わ
される化合物は大気中において安定で、鯛色またはわず
かに着色している粉末である。 この化合物はベンゼン、トルェン、塩化ベンゼン、アル
キルナフタリン、トリオクチルホスフエートなどの広範
囲の有機溶剤に溶解し、この溶液は安息香酸、マレィン
酸およびサリチル酸などの有機酸又はカリオン、ベント
ナイトおよび酸性白土などの活性粘度物質と接触させる
と青紫色または青色に発色し、その濃度は高く、さらに
発色後の耐光性は強いなどの特性を有するので感圧複写
紙、感熱紙、ホワイトヘクトカーボン紙用のマーキング
色素として優秀な利用価値を有している。本発明に係る
一般式〔m〕で表わされる化合物、例えば、トリス−(
4ージメチルアミノフェニル)−メチルージアリールホ
スホネートは公3句の方法、すなわち椿開昭49一90
731号公報に記載されている方法によっても製造する
ことができる。 この公知の方法を反応式で示すと次の通りである。しか
しこの方法により得られる目的化合物の収率は低く、か
つ不純物として原料のクリスタルバイオレット染料が混
入してくるので粉見が著しく悪くなる。 そこで収率を上げ、不純物の混入を防ごうとするとクリ
スタルバイオレットに対して5〜1ぴ音モル比のジフェ
ニルホスフアイトを用いなければならないので工業的な
製法としては、この従来の製造は不充分なものであった
。 因みに、侍開昭49一90731号公報に記載の実施例
2では、マラカィトグリーン袴酸塩に対して1坊苦モル
比のジフェニルホスフアイトを使用している。しかるに
本発明の製法では、トリスー(4−ジメチルアミノフェ
ニル)カルピノールに対しトリフェニルホスフアィトは
1.5倍モル比で済み、高収率、高純度のトリス−(4
−ジメチルアミノフェニル)ーメチルジアリールホスホ
ネートが得られる。 本発明に係る一般式〔1〕で表わされるトリフェニルカ
ルビノールは、公知のトリフェニルメタン染料として市
販されている化合物を希アルカリ水溶液で処理すること
により定量的に得られる。 代表的な化合物としてはトリスー(4−ジメチルアミノ
フヱニル)ーカルビノール、Q’Q’の一トリスー(4
ージエチルアミノフエニル)−力ルビノール、ビス−(
4ージメチルアミノフエニル)一(4一メチルアミノフ
エニル)−力ルビノールなどを挙げることができる。本
発明に係る一般式m〕で表わされるトリアリールホスフ
アィトは公知の方法、すなわち、J.AC.S.,54
巻、748ページ,1球2年、控r.,49巻,総べー
ジ,191句王、Amn.,鼠2巻,14ページ,19
3g王、米国特許第3416911号などの方法を参考
として製造することができる。 代表的なトリアリールホスフアイト化合物としては、ト
リフェニルホスフアイト、トリス(4−メチルフエニル
)ホスフアイト、トリス(4ークロロフエニル)ホスフ
アイト、トリス(2,4ージクロロフエニル)ホスフア
イト、トリ(1ーナフチル)ホスフアイトまたはトリ(
2ーナフチル)ホスフアイトなどを挙げることができる
。これらのトリアリールホスフアィトのうち前記文献に
記載されていないものについては、文献記載の方法を準
用して製造した。本発明を実施するにあたり、反応を進
めるために必要ならばトリェチルアミン、トリーnーブ
チルアミン、ピリジン等の塩基性化合物を用い、また反
応を円滑に進行させるために、クロロホルム、ジクロル
エタン、トリクレン、テトラクロルェタン、トルェン、
キシレンなどの揮発性有機不活性溶媒を用いてもよい。 次に本発明の製法を詳しく説明する。 一般式〔1〕で表わされるトリフェニルカルビノール1
.0モルを前記揮発性有機不活性溶媒に溶解させ、この
中に一般式
〔0〕で表わされるホスホン酸−トリスーア
リールェステル1.0〜1.3モル、また必要ならば前
記塩基性化合物を加え、30〜130℃の温度で1〜1
虫篭間反応させる。 反応後冷却し、必要ならば、水酸化ナトリウム水溶液お
よび酢酸水溶液で洗浄し、最後に充分に水洗してから溶
媒を留去し、浅漬をアルコール又はリグロィン等で再結
晶することにより一般式〔m〕で表わされる化合物を得
ることができる。次に一般式〔m〕で表わされる化合物
の代表的な製法について実施例を挙げて説明する。 実施例 1 トリスー(4ージメチルアミノフエニル)−力ルピノー
ル11.02(0.028モル)を1,2−ジクロルェ
タン200のりこ溶解させ、この中にトリフェニルホス
フアイト10.6夕(0.036モル)およびトリェチ
ルアミン6.0夕を加え、60〜7び0の温度で1独特
間反応させた。 反応後この反応液を冷却し、3%酢酸水溶液200の‘
で洗浄し、更に充分に水洗して洗浄液の柵が7になるま
で行なった。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を轡
去し、残澄にメタノール100の‘を加え渡洋するとき
わめて薄く青色に着色している結晶が析出した。メタノ
ール100の【で洗浄すると下記式で表わされる白色の
結晶で融点1鱗〜1880のトリス−(4−ジメチルア
ミ/フエニル)(メチルジフェニルホスホネート)13
.9夕(収率81.2%)を得た。 この化合物の元素分析値は、となり誤差の範囲内で理論
値と一致した。 この化合物のトルェン溶液は酸性白土に接触し数日後に
は青紫色に発色した。一方、公知の方法、すなわち侍関
昭49−90731号に記載の方法によりクリスタルバ
イオレット染料12.0夕(0.028モル)およびジ
フェニルホスフアィト19.8夕(0.雌5モル)を用
いて15時間反応を行なったところ、淡青色の結晶で融
点180〜1斑℃の化合物12.4夕(収率72.5%
)が得られた。 次に各製法によって得られた化合物の2%トルェソ溶液
を活性粘土を塗布した紙に塗布し190qCの温度で5
秒間加熱したときの発色濃度をマクベス反射濃度計RD
−51迫型を使用し、赤色フィルター(ラッテン#25
)を通して測定したときの数値の平均値はとなった。 従って本製法により製造した化合物は、収率、粉見、純
度の点で公3敗の方法により製造した化合物よりすぐれ
ていることがわかった。実施例 2トリス−(4ージメ
チルアミノフヱニル)ーカルビノール11.0夕(0.
028モル)を1,2ージクロルェタン200地に溶解
させ、(トリー(1−ナフチル)ホスフアイト)13.
8夕(0.03モル)およびトリェチルアミン6.1夕
を加え75〜80qoの温度でlq時間反応させた。 反応後冷却し、不渚物を炉別し溶媒を留去させ、残燈に
メタノール10物上を加えて蝿拝すると薄く青色に着色
している結晶が析出した。メタノール100叫で洗浄す
ると下記式で表わされる白色の結晶で融点209一21
0℃のトリスー(4−ジメチルアミノフエニル)メチル
ージー(1−ナフチル)ホスホネート14.9夕(収率
74.6%)を得た。この化合物の元素分析値は、とな
り誤差の範囲で理論値と一致した。この化合物のトルェ
ン溶液は酸性白土に接触し、数日後には青紫色に発色し
た。実施例 3 ・トリスー(4−ジメチルアミノフエニル)−力ルビノ
ール 11.09(0.028モル)をクロロホルム1
00叫に溶解させ、トリェチルアミン6.1夕およびト
リス−(4ーメチルフエニル)ホスフアイト10.9夕
(0.031モル)を加え60〜62℃の温度で8時間
反応させた。 反応後実施例1と同機に処理することにより下記式で表
わされる白色の結晶で葛匁点179〜180℃のトリス
ー(4−ジメチルアミノフエニル)−メチルービス(4
−メチルフエニル)ホスホネート12.3夕(収率脇7
%)を得た。 この化合物の元素分析値は、となり誤差の範囲内で理論
値と一致した。 この化合物のトルェン溶液は酸性白土に接触し、数日後
には青紫色に発色した。実施例 4 トリス−(4−ジメチルアミ/フエニル)−力ルビノー
ル11.0夕(0.028モル)を1,2−ジクロルェ
タン100舷に溶解させ、トリヱチルアミン6.3夕お
よびトリス−(4−クロルフエニル)ーエステル13.
0夕(0.031モル)を加え75〜80℃の温度で8
時間反応させた。 反応後実施例2と同様に処理することにより下記式で表
わされる白色の結晶で融点197〜198℃のトリスー
(4ージメチルアミノフエニル)−メチルーピスー(4
ークロロフエニル)ホスホネート14.1夕(収率73
.9%)を得た。 この化合物の元素分析値はとなり誤差の範囲内で理論値
と一致した。
リールェステル1.0〜1.3モル、また必要ならば前
記塩基性化合物を加え、30〜130℃の温度で1〜1
虫篭間反応させる。 反応後冷却し、必要ならば、水酸化ナトリウム水溶液お
よび酢酸水溶液で洗浄し、最後に充分に水洗してから溶
媒を留去し、浅漬をアルコール又はリグロィン等で再結
晶することにより一般式〔m〕で表わされる化合物を得
ることができる。次に一般式〔m〕で表わされる化合物
の代表的な製法について実施例を挙げて説明する。 実施例 1 トリスー(4ージメチルアミノフエニル)−力ルピノー
ル11.02(0.028モル)を1,2−ジクロルェ
タン200のりこ溶解させ、この中にトリフェニルホス
フアイト10.6夕(0.036モル)およびトリェチ
ルアミン6.0夕を加え、60〜7び0の温度で1独特
間反応させた。 反応後この反応液を冷却し、3%酢酸水溶液200の‘
で洗浄し、更に充分に水洗して洗浄液の柵が7になるま
で行なった。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を轡
去し、残澄にメタノール100の‘を加え渡洋するとき
わめて薄く青色に着色している結晶が析出した。メタノ
ール100の【で洗浄すると下記式で表わされる白色の
結晶で融点1鱗〜1880のトリス−(4−ジメチルア
ミ/フエニル)(メチルジフェニルホスホネート)13
.9夕(収率81.2%)を得た。 この化合物の元素分析値は、となり誤差の範囲内で理論
値と一致した。 この化合物のトルェン溶液は酸性白土に接触し数日後に
は青紫色に発色した。一方、公知の方法、すなわち侍関
昭49−90731号に記載の方法によりクリスタルバ
イオレット染料12.0夕(0.028モル)およびジ
フェニルホスフアィト19.8夕(0.雌5モル)を用
いて15時間反応を行なったところ、淡青色の結晶で融
点180〜1斑℃の化合物12.4夕(収率72.5%
)が得られた。 次に各製法によって得られた化合物の2%トルェソ溶液
を活性粘土を塗布した紙に塗布し190qCの温度で5
秒間加熱したときの発色濃度をマクベス反射濃度計RD
−51迫型を使用し、赤色フィルター(ラッテン#25
)を通して測定したときの数値の平均値はとなった。 従って本製法により製造した化合物は、収率、粉見、純
度の点で公3敗の方法により製造した化合物よりすぐれ
ていることがわかった。実施例 2トリス−(4ージメ
チルアミノフヱニル)ーカルビノール11.0夕(0.
028モル)を1,2ージクロルェタン200地に溶解
させ、(トリー(1−ナフチル)ホスフアイト)13.
8夕(0.03モル)およびトリェチルアミン6.1夕
を加え75〜80qoの温度でlq時間反応させた。 反応後冷却し、不渚物を炉別し溶媒を留去させ、残燈に
メタノール10物上を加えて蝿拝すると薄く青色に着色
している結晶が析出した。メタノール100叫で洗浄す
ると下記式で表わされる白色の結晶で融点209一21
0℃のトリスー(4−ジメチルアミノフエニル)メチル
ージー(1−ナフチル)ホスホネート14.9夕(収率
74.6%)を得た。この化合物の元素分析値は、とな
り誤差の範囲で理論値と一致した。この化合物のトルェ
ン溶液は酸性白土に接触し、数日後には青紫色に発色し
た。実施例 3 ・トリスー(4−ジメチルアミノフエニル)−力ルビノ
ール 11.09(0.028モル)をクロロホルム1
00叫に溶解させ、トリェチルアミン6.1夕およびト
リス−(4ーメチルフエニル)ホスフアイト10.9夕
(0.031モル)を加え60〜62℃の温度で8時間
反応させた。 反応後実施例1と同機に処理することにより下記式で表
わされる白色の結晶で葛匁点179〜180℃のトリス
ー(4−ジメチルアミノフエニル)−メチルービス(4
−メチルフエニル)ホスホネート12.3夕(収率脇7
%)を得た。 この化合物の元素分析値は、となり誤差の範囲内で理論
値と一致した。 この化合物のトルェン溶液は酸性白土に接触し、数日後
には青紫色に発色した。実施例 4 トリス−(4−ジメチルアミ/フエニル)−力ルビノー
ル11.0夕(0.028モル)を1,2−ジクロルェ
タン100舷に溶解させ、トリヱチルアミン6.3夕お
よびトリス−(4−クロルフエニル)ーエステル13.
0夕(0.031モル)を加え75〜80℃の温度で8
時間反応させた。 反応後実施例2と同様に処理することにより下記式で表
わされる白色の結晶で融点197〜198℃のトリスー
(4ージメチルアミノフエニル)−メチルーピスー(4
ークロロフエニル)ホスホネート14.1夕(収率73
.9%)を得た。 この化合物の元素分析値はとなり誤差の範囲内で理論値
と一致した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1は低級アルキル基であり、R_2は水素
原子または低級アルキル基である。 )で表わされるトリフエニルカルビノールと一般式P−
(O−A)_3 〔II〕 (式中Aは ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるフエニル基 または ▲数式、化学式、表等があります▼ あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼ で 示されるナフチル基であり、Xは水素原子、ハロゲン原
子または低級アルキル基であり、nは1〜2の整数であ
る。 )で表わされるトリアリールホスフアイトとを反応させ
ることを特徴とする一般式▲数式、化学式、表等があり
ます▼ (式中R_1,R_2およびAは、一般式〔I〕およ
び〔II〕で定義したものと同一である。 )で表わされるトリス(4−アミノフエニル)メチル−
ジアリールホスホネートの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52103665A JPS6026117B2 (ja) | 1977-08-31 | 1977-08-31 | トリス(4−アミノフェニル)メチル−ジアリ−ルホスホネ−トの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52103665A JPS6026117B2 (ja) | 1977-08-31 | 1977-08-31 | トリス(4−アミノフェニル)メチル−ジアリ−ルホスホネ−トの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5439054A JPS5439054A (en) | 1979-03-24 |
JPS6026117B2 true JPS6026117B2 (ja) | 1985-06-21 |
Family
ID=14360071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52103665A Expired JPS6026117B2 (ja) | 1977-08-31 | 1977-08-31 | トリス(4−アミノフェニル)メチル−ジアリ−ルホスホネ−トの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026117B2 (ja) |
-
1977
- 1977-08-31 JP JP52103665A patent/JPS6026117B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5439054A (en) | 1979-03-24 |
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