JPS60260532A - 新規カテコ−ル誘導体 - Google Patents

新規カテコ−ル誘導体

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Publication number
JPS60260532A
JPS60260532A JP59117850A JP11785084A JPS60260532A JP S60260532 A JPS60260532 A JP S60260532A JP 59117850 A JP59117850 A JP 59117850A JP 11785084 A JP11785084 A JP 11785084A JP S60260532 A JPS60260532 A JP S60260532A
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JP
Japan
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group
formula
phenyl
toluene
reference example
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Pending
Application number
JP59117850A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Murase
村瀬 清志
Toshiyasu Mase
間瀬 年康
Minoru Okada
稔 岡田
Kenichi Tomioka
健一 富岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP59117850A priority Critical patent/JPS60260532A/ja
Publication of JPS60260532A publication Critical patent/JPS60260532A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、医薬、およびその中間体として有用な新規カ
テコール誘導体に関する。
〈発明の構成〉 本発明の化合物は9次の一般式(I)で示される。
R (式中の記号は以下の意味を示す。
R:水素原子または低級アルキル基 A、 B :水酸基で置換されていてもよい炭素数1乃
至20個からなる直鎖状もしくは分校状のアルキレン基 X :酸素原子あるいは硫黄原子゛ Y :水素原子、水酸基、フェニル基、又はフェニル基
あるいは水酸基で置換され ていてもよい低級アルコキシ基もしく は低級アルキルチオ基) 〈目的物の具体的説明〉 上記一般式の用語をさらに説明すると以下の通りである
只の意味する”低級アルキル基”としては。
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブ
チル基、ペンチル基などの炭素数1乃至5個の直鎖また
は分枝状のアルキル基である。
A、Bの意味する「水酸基で置換されていて−もよい炭
゛素数1乃至20個からなる直鎖状もしくは分校状のア
ルキレン基」の”直鎖状のアルキレン基”の例としては
、たとえばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ペ
ンタニレン基(ペンタメチレン基、 −(CH2)!−
)、ヘキサニレン基(ヘプタメチレン基* (CH2)
6 ) 、ヘプタニレン基(ヘプタメチレン基j −(
CH2)?−)tノナニレン基(ノナメチレン基j −
(CH2)9−)、ウンデカニレン基(ウンデカメチレ
ン基、(CH2)11 ) tトリデカニレン基(トリ
デカメチレン基t (CH2)+3 ) +テトラデカ
ニレン基(テトラデカメチレン基。
−(CHt)M−)、ペンタメチレン基(ベンタデカメ
fL’7基H(CH2)+5 )tヘプタメチレン基(
ヘプタデカメチレン基t −(CH2)+? )、ノナ
メチレン基(ノナデカメチレン基、(CH2)+9 )
等を挙げることができる。また、″分校状のアルキレン
基”としては、上記直鎖状のアルキレン基の任意の部位
に、炭素数1乃至5個の低級アルキル基を有するもので
ある。代表的なものエチルエチレン基(−C)I2CH
−)などである。さC鴇CHs らに、これらの6直鎖もしくは分枝状のアルキレン基”
は任意の部位に1乃至2個の水酸基を有し杏子よい。
Yの意味する「フェニル基あるいは水酸基で置換されて
いてもよい低級アルコキシ基もしくは低級アルキルチオ
基」とは、炭素数1乃至5個の低級アルコキシ基または
低級アルキルチオ基であって、これらは任意の部位にフ
ェニル基または水酸基を有していてもよい。代表的なも
のとしては、メトキシ基、エトキシ基、グロボキシ基、
ブトキシ基、ヒドロキシメチルオキシ基、ヒドロキシエ
チルオキシ基、ヒドロキシグロピルオキシ基、ベンジル
オキシ基、フェニルエチルオキシ基、フェ三ルプチルオ
キシ基、メチルチオ基、エチルチオ基、ヒドロキシエチ
ルチオ基、フェニルメチルチオ基等が挙げられる。
上記一般式の化合物には不斉炭素原子が存在する場合も
あるが9本発明の目的化合物は、これらの不斉炭素原子
にもとづく立体異性体の分離されたものおよびこれらの
混合物を包含する。
〈発明の背景〉 ヒトのアレルギー性喘息衝その他のアトヒー性疾患、あ
るいは動物のアナアイ2キシーシヨツクにおいて2種々
の化学伝達物質が肺やその他の組織から遊離され、気管
支筋、肺血管などの平滑筋を収縮したり、皮膚血管の透
過性を先進するなどして生体に障害をひきおこすと考え
られている。このような化学伝達物質としてヒスタミ/
およびSR8−A (Slow reacting 5
ubstance ofanaphylaxis )が
あげられる。ヒスタミンはモルモットのアナフィラキシ
ーショレクにおいては重要な役割をはたしているが、ヒ
トアレルギー性喘息においてはあまり重要な化学伝達物
質ではない(Eiser、 Pharr6ac、 Th
er、、 17.239−25’O’ (1982) 
)。
一方、5R8−Aがヒトのアレルギー性喘息にお・いて
最も重要な化学伝達物質であることを示唆する多(の証
拠がある( Brocklehurst、J Phys
iol、。
151、416−435 (1960) ; Augt
enおよびQrange。
Arc Rev、Reap、Dis、、 14423−
436 (1975) ; AdamsおよびLieh
tenstein、 J、Immunol、、 122
.555 562(1979) )。
アレルギー性反応の症状を予防ないし除去。
または軽減するための薬剤の開発はかかる化学伝達物質
の産生、放出を抑制することまたはそれらの効果に拮抗
することを目標として行われていた。ヒスタミンの放出
を抑制する薬剤としてはジソジウム クロモグリケート
(disodiumcromoglycate、 D 
S CG )が著名であり、ヒスタミンに拮抗する薬剤
としては、多数の抗ヒスタミン剤が市販されている。一
方、5R8−Aは、ヒスタミンが速効性で持続時間が短
い化学伝達体であるのに対し、遅効性で持続時間が長い
化学伝達体として知られていたが、最近Samuels
sonが構造決定したロイコトリエンC,,D4および
虱の混合物であることが明らかにされた。5R8−A即
ちロイコ11エン(Leukotriens )は多価
不飽和脂肪酸(特にアラキドン酸)のりボキシゲナーゼ
による代謝物であり、前記アレルギー性反応における化
学伝達体としての作用以外に粘液分泌元通作用、繊毛運
動低下作用、冠血管収縮作用、心収縮力低下作用等の作
用があることが明らかにされている。このようなSR8
−Aの産生。
放出を抑制する薬剤またはそれらの効果に拮抗する薬剤
は現在迄わずかの物質しか知られておらず、現在臨床的
には使用されていない。
〈発明の効果〉 本発明者等は5R8−Aの産生、放出を抑制す′ る薬
剤またはこれらの効果に拮抗する薬剤の探索を進めて来
た。その結果2本発明化合物(I)がSR8−Aの産生
、放出を極めて強力に抑制する薬剤及び/又はこれらの
効果に拮抗する抗5R8−A剤として有用であることを
見出し9本発明を完成した。
本発明化合物(I)は前述のとおり、5R8−Aの産生
、放出を極めて強力に抑制するので5R8−Aに起因す
る種々のアレルギー性疾患(例えば気管支喘息、アレル
ギー性鼻炎、じん麻疹)やSR8−Aに起因する虚血性
心疾患、炎症などの手放、治療に有用である。
本発明化合物(I)は、そのままもしくは自体公知の薬
学的に許容されうる担体、賦形剤などと混合した医薬組
成物[例;錠剤、カプセル剤(ソフトカプセル、マイク
ロカプセルを含む)、散剤、顆粒剤、丸剤、軟膏剤、シ
ロップ剤、注射剤、吸入剤、坐剤コとして経口的もしく
は非経口的[例;注射、塗布、吸入]に安全に投与する
ことができる。投与量は投与対象、投与ルート、症状な
どによっても異るが9通常成人1日当り0.1〜5QQ
mg、好ましくは1〜200Ir1gであり。
これを1日2〜3回に分けて経口または非経口投与する
〈目的物の製造法の具体的説明〉 本発明化合物(I)はたとえばっぎの反応式で示される
方法により製造される。
(I) (式中、R,A、B、X、Yは前記の意味を表わす。
A′、B′は、水酸基もしくは保護された水酸基で置換
されていてもよい炭素数1乃至20個からなる直鎖状も
しくは分枝状のアルキレン基を、R′は水素原子または
容易に除去しりる水素基の保護基を、R′は水素原子ま
たは容易に除去しうる水酸基の保護基または低級アルキ
ル基を、2はハロゲン原子を2Mはアルカリ金属を意味
する。) この方法は、(1)式(II)で示される(3.4−ジ
置換フェニル)アルカノールの水酸基をハロゲンさせ、
さらに、必要に応じて保護基を除去することにより目的
とする化合物CI)を得るか、または(11)化合物(
II)の水酸基をアルカリ金属塩とした後、アルキルシ
バライド類(■2)と反応させ。
生成したハロゲン化物(R3)をOH体(II4)とし
、さらに必要に応じて保護基を除去して化合物(I)を
得るものである。
(1)の水酸基のハロゲン化は9例えば、ハロゲン化リ
ン(五塩化リン、三塩化リン、三臭化97等)、チオニ
ルハライド(チオニルプロミド。
チオニルクロリド等)、トリフェニルホスフィン−ハロ
ゲン(Iz、Brt等)−ピリジンまたはメタンスルホ
ニルクロリドでメシル化後ハロケン化アルカリ(NaB
r、 NaI等)と適当な溶媒中(アセトン、メチルエ
チルケトン等)加熱する方法等により行うことができる
上記製造方法中、化合物(■1)と(m、)及び(■2
)と(II)の反応は、いずれもノ・ロゲン化物とアル
コール類(あるいはチオール類)の反応であり、常法に
より行うことができ、たとえば、まずアルコール(ある
いはチオール)類を、ジメチルホルムアミド、ジメトキ
シエタン等の溶媒中、水素化ナトリウム、水素化カリウ
ムまたはカリウムブトキシド等でアルカリ金属塩とし、
ハロゲン化物を加え、室温もしくは加温化で反応させる
ことにより行うことができる。。
ハロゲン化物(■、)から01(体(■4)への変換は
たとえばハロゲン化物をジメチルホルムアミド等の溶媒
中、酢酸の金属ナトリウム塩(たとえば酢酸カリウム等
)と反応させアセトキシ体とした後常法によりアルカリ
加水分解することにより行うことができる。
水酸基の保護としては、ベンジル基、P−メトキシベン
ジル基、ベンジルオキシカルボニル基、メトキシメチル
基、アセチル基、ベンゾイル基等が用いられる。これら
の保護基の除去は保護基の種類によって異なるが9通常
、パラジウムー炭素を触媒とする接触還元または液体ア
ンモニア中金属ナトリウムによる還元、酸加水分解ある
いはアルカリ加水分解が採用される。
また、目的化合物(I)は、つぎに示されるグリニヤー
ル反応によっても合成される。
HOCE−A”−X−B’−Y’ (式中、 A、 B、 X、 Y、 B’、 R’、R
’および2は前記の通り。
A″は炭素数1乃至20個の保護された水酸基で置換さ
れていてもよ〜、・直鎖状又は分枝状のアルキレン基を
、Y′はフェニル基、またはフェニル基で置換され ていてもよい低級アルコ、キシ基(もしくはアルキルチ
オ基)を示す。) この反応は式(IV)で示される3、4−ジ置換ベンズ
アルデヒドとグリニヤール試薬とを2反応させ、必要に
応じて保護基を脱離することにより行われる。このグリ
ニヤール反応は9反応に関与しない溶媒(例えば無水エ
ーテル、テトラヒドロフラン等)中、−5℃〜室温もし
くは加温下で常法により行うことができる。
ユ’l:: 、fJ :発明化合物(I)およびその製
造法を ゛さらに説明するため実施例を掲記するが9本
発明はこの実施例に限定されるものでない。
なお、以下の実施例で使用する原料化合物の ・製法を
参考例で説明する。 。
実施例及び参考例中において次に示す省略記2゜ 号を用いる。
Bn:ベンジル基(Q−CH2−) 参考例1 1l−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−1−ウンデ
カノール6.5 g 、炭酸カリウム4.0g、水酸化
カリウム1.5gを水3mZに溶解した溶液及びベンジ
ルブロマイド10gをエタノール60mZ中6時間加熱
還流する。反応液を減圧濃縮して得られる残留物をトル
エン抽出し、抽出液を水洗、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後溶媒を留去して固形物を得る。トルエン−n−ヘキ
サンから再結晶して1l−(3,4−ジベンジルオキシ
フェニル)−1−ウンデカノール8.5gを得た。融点
73〜75℃。
元素分析値(C31H4003として)C(至) H(
至) 理論値 80,83 8.75 実験値 80.78 9.01 参考例2 10−(3,4−ジヒドロキシフェニル−1−デカノー
ルを原料とし、参考例1と同様に処理して1O−(3,
4−ジベンジルオキシフェニル)−1−デカノールを得
た。融点73〜74°C元素分析値(cs。H8803
として)C(%) H(チ) 理論値 80,68 8.58 実験値 80,87 8.85 参考例3 60%油性水素化ナトリウム8gとジメチルスルホキサ
イド300mZの混液を、55〜60℃で1時間攪拌し
、室温に戻したのち、(4−カルボキシブチル)トリノ
エニルホスホニウムブロマイ)”44gとジメチルスル
ホキサイド100mZの混液を加え室温で1時間攪拌す
る。この−混液に、3.4−ジベンジルオキシベンズア
ルデヒド30gとジメチルスルホキサイドの混液を加え
室温で2時間攪拌する。
反応液にエーテル500m7.水300 mlを加え、
希塩酸を加えて酸性とし2分液し、エーテル層を分取し
、水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮す
る。残留物をシリカゲルカラム・ クロマトグラフィー
に付しくシリカゲル、600m1使用)、n−ヘキサン
−エーテル(1:1)の混液で溶出し、6−(3,4−
ジベンジルオキシフェニル)−5−ヘキセノイックアシ
ッド36g−を得た。融点68°C l 6−(3,4−ジベンジルオキシフエニ/I/)−5−
ヘキセノインクアシッド20gをエタノール20011
1tに溶解し10%パラジウム−炭素2gを加え、常温
常圧下水素の吸収が止む迄接触還元する。触媒を戸別し
、F液を減圧濃縮する。得られた結晶をトルエンで洗い
乾燥し、6−(3,4−ジヒドロキシ−フェニル)ヘキ
サノインクアシッド10gを得た。融点108〜109
゜元素分析値(Cl2HI604として)C(チ) H
(チ) 理論値 64.27 7.19 実験値 64.10 7.28 6−(3,4−−)ヒドロキシフェニル)ヘキサノイッ
クアシッド10g、ベンジルブロマイド32g。
無水炭酸カリウム25g、テトラ−n−ブチルアンモニ
ウムブロマイド01g、及びジメチルホルムアミド10
0mZの混液な室温で一夜攪拌する。
反応液を氷水300mt中に注ぎエーテル200mtで
3回抽出する。抽出液を飽和食塩水で洗い、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し減圧濃縮する。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーに付しくシリカゲル: 60
0m1使用)、トルエン−酢酸エチル(19:1)の混
液で溶出し、油状のベンジル 6−(3,4−ジベンジ
ルオキシフェニル)ヘキサネイ) 21 gを得た。こ
のものをエーテル50mZに溶解し、水素化アルミニウ
ムリチウム2.3gとエーテル200mZの混液に冷却
下適下する゛。
反応液を室温で1時間攪拌し、水冷下、希塩酸を加え、
酸性としたのちにエーテル層を分取する。エーテル層を
水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮する
。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
くシリカゲル: 500m1使用)、トルエン−酢酸エ
チル(9:1)の混液で溶出し、6−(3,4−ジベン
ジルオキシフェニル)−1−ヘキサノール14.9 g
を得た。
融点57〜60℃ 元素分析値(c2◎H3oO3として)C(チ)H(@ 理論値 79.97 7.74 実験値 80.27 7.78 参考例4 参考例1で得た 1l−(3,4−ジベンジルオキシフ
ェニル)−1−ウンデカノール12gをメチレンクロリ
ド50mZ及びピリジン10m1の混液に溶解した溶液
を一5°以下に冷却下、メタンスルホニルクロリド6g
を徐々に加える。反応液を室温で1時間かきまぜた後1
0%塩酸50m7及び水で洗った後。
硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去して、1
l−(3,4−ジベンジルオキシフェニル)ウンデシル
メタンスルホネート14gを油状物として得た。本油状
物をア七トン200m1に溶解した溶液にヨウ化ナトリ
ウム10gを加え、2時間加熱還流する。反応液に水2
0IIllを加え、減圧濃縮する。残留物をトルエン抽
出し、抽出液を水洗、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下溶媒を留去する。残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付し。
トルエンで溶出し、1l−(3,4−ジベンジルオキシ
フェニル)−1−ヨードウンデカン13gを得た。
融点50〜51゜ 元素分析値(C3,H,、I O,として)C(チ) 
H(釣 I(@ 理論値 65,26 6.89 22.24実験値 6
5.25 7.06 22.37下記の化合物を参考例
4と同様にして得た。
参考例5 参考例2で得た 1O−(3,4−ジベンジルオキシフ
ェニル)−1−デカノールを原料トシテ1O−(3,4
−ジベンジルオキシフェニル)−1−ヨードデカンを得
た一0融点53〜54°。
元素分析値(C5oHsr I 02として)C(弼 
H(%) I(チ) □理論値 64.75 6.70 22.80実験値 
64.81 6.78 22.92参考例6 参考例3で得た 6−(3,4−ジベンジルオキシフェ
ニル)−1−ヘキサノールを原料として6−(3,4−
ジベンジルオキシフェニル)−1−ヨードデカンを得た
。油状物。
核磁気共鳴スペクトル(CDCl、中* TMSp P
Pm’)1.1〜2.0(8H)、 2.50(2H)
、 3.15(2H)、 5.12(2H)。
5.14 (2H)、 6.6.0〜6.92(3H)
、 7.2〜7.6(IOH)参考例7 (CH2)、、 I (CH2)、、 0CR2CH2
0Hエチレングリコール0.3gをジメチルホルムアミ
ド5+nZに溶解した溶液に油性水素化す) I)ラム
(60%) 5010gを加え、室温で1時間かきまぜ
た後。
参考例4で得た 1l−(3,4−ジベンジルオキシフ
ェニル)−1−ヨードウンデカンo、s7gヲ加工。
40°−50℃で2時間攪拌する。反応終了後9反応液
に水20m4を加え、トルエン20m1で抽出する。抽
出液を水洗、硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し
て得られる残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付し、トルエン−酢酸エチル(10:1)で溶出し
、2−(11−(3,4−ジづンジルオキシフェニル)
ウンデシルオキシ〕エタノール0.4− gを得る。融
点46〜48℃。
元素分析値(C8,H4404として)C(@ H(%
) 理論値 78,53 8.79 実験値 、78.43 9.01 参考例8〜工4 参考例7と同様に処理して2次表の参考例8〜14の化
合物を得た。
参考例15 3.4−シヘンジルオキシベンジルアルコール1gを1
.2−ジメトキシエタン10mZに溶解した溶液に60
%油性水素化ナトリウム90mgを加え、60〜65℃
で30分間かきまぜた後1.12−ジブロモドデカン2
.4gを加えて60°〜75℃で2時間攪拌する。今後
反応液に水50mZを加えてトルエン20m1に抽出す
る。
抽出液を水洗、無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を減
圧下、留去する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーに付し、12−ブロモ−1−(3,4−ジベン
ジルオキシベンジルオキシ)ドデカン0.65g(油状
物)を得た。本油状物0.5 g及び酢酸カリウム0.
6 gをジメチルホルムアミド5mt中。
50℃で1夜かきまぜた後2反応液に水30mZを加え
てトルエン20m1で抽出する。抽出液を減圧濃縮して
得られる残留物を10%水酸化カリウムメタノール溶液
10mt中、15分間50〜60’で加温した後溶媒を
留去する。残留物をトルエンで抽出し、水洗。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去して固形物
を得る。固形物をトルエン−n−ヘキサンより再結晶し
12−(3,4−ジベンジルオキシベンジルオキシ)−
1−ドデカノール0.35gヲ得り。
融点、67〜69°。
元素分析値(C83H4404として)C(チ)H(@ 理論値 78.53 8.79゜ 実験値 78.24 8.91 参考例16 υh 12−ベンジルオキシ−中−ブロムドデカン0.5 g
 。
無水エーテル1ml及び金属マグネシウム0.24 g
の混合物にヨードの結晶の一片を加え、加温して反応を
開始させた後、12−ベンジルオキシ−1−ブロムドデ
カン3gと無水エーテル5mAの混液な徐々に加える。
1時間加熱還流し、冷却した反応溶液を3.4−ジベン
ジルオキシベンズアルデヒド2gをテトラヒドロフラン
20m1に溶解した溶液に00〜− ’ 5”Cで徐々
に滴下した。滴下後30分間室温でかきまぜた後、水素
化リチウムアルミニウム0.1 gを加え、室温でさら
に30分間かきまぜた。反応液に2%塩酸50m7を加
え、トルエン20m1で抽出した。抽出液を水洗、゛無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。残
留物をシリカゲルカラムクロ 。
マドグラフィーに付し、トルエ/−酢酸エチル ′□(
10:1)で溶出して13.−ベンジルオキシ−1−(
3゜4−ジベンジルオキシフェニル)−1−)リデカ元
素分析値(CaHazOaとして) 理論値 80..7’7 8.47 実験値 ’81.01 8.74 参考例17 トリフエニルホスフイン5.81 g 、メチレンクロ
ーイド100m1の溶液に、ヨウ素4.88 gを冷却
下に加′えさらにピリジン1.6gを加える。混液を3
0分間室′温で攪拌したのち、1l−(3,4−ジヒド
ロキシフェニル)−1−ウンデカノール4.14 gを
加え室温で3時間攪拌する。反応液を希塩酸次いで水で
洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧濃縮する。
、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
くシリカゲル;150m1使用)、トルエンで溶出する
。得られた結晶をトルエン−n−へキサン混液で再結晶
し、1l−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−1−ヨ
ードウンデカン2.1gを得た。
融点70〜72℃。
実施例1 参考例7で得た 2−(11−(3,4−ジベンジルオ
キシフェニル)ウンデシルオキシ〕エタノール0.35
 gをエタノール10mZに溶解し、10%パラジウム
炭素0.1 gを加え、室温、常圧下で水素吸収が止む
まで接触還元した。反応終了後、触媒を瀘去しF液を減
圧濃縮して固形物を得た。固形物を酢醗エチルーn−ヘ
キサンより再結晶し、2−(11−(3,4−ジヒドロ
キシフェニル)ウンデシルオキシ〕エタノール0.2 
gを得た。融点82〜84°C元素分析値(C19H3
204として)。(%) H(チ) 理論値 70,34 9.94 実験値 70.36 9.84 実施例2〜10 実施例1と同様の処理をして2次表の実施例2〜10の
化合物を得た。ただし、実施例7及び10ではエタノー
ルのかわりにテトラヒドロフランを溶媒として使用した
号 □□−] 嘔 実施例11 2−メルカプトエタノールo、i gと1.2−ジメト
キシエタン5 mZの溶液に油性水素化ナトリウム(6
0%)111I!gを加え、室温で30分間撹拌し、参
考例17で得た1l−(3,4−ジヒドロキシフェニル
)−1−ヨードウンデカン0.1 gと1.2−ジメト
キシエタン2 mlの溶液を加え室温で3時間撹拌する
。反応液にトルエン30m1を加え、希塩酸次いで水で
洗い。
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮する。
残留物をトルエンより再結晶し+ 2 [11(3゜4
−ジヒドロキシフェニル)ウンデシルチオ]エタノール
60tQgを得た。
融点 79〜80℃ 元素分析値(C,、H8203Sとして)C(%) H
(%) S(%) 理論値 67.02 9.47 9.42実験値 66
.81 9.75 9.46手続補正書(自発) 昭和60年2月、9日 特許庁長官 志賀 学 殿 昭和59年特許願第117850号 2、発明の名称 新規カテコール誘導体 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区日本橋本町2丁目5番地1名称 
(667) 山之内製薬株式会社代表者 森 岡 茂 
夫 4、代理人 住 所 東京都板橋区小豆沢1丁目1番8号明細書の「
特許請求の範囲J’)llli特許請求の範囲 一般式 %式% (式中の記号は以下の意味を示す。
R:水素原子または低級フルキル基 A、B:水酸基で置換されていてもよい炭素数1乃至2
0個からなる直鎖状もしくは分枝鎖のフルキレン基 X :酸素原子あるいは硫黄原子 Y :水素原子、水酸基、フェニル基、又は7エ二ル基
あるいは水酸基で置換されていてもよい低級フルキレ基
もしくは低級フルキルチオ基)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ) (式中の記号は以下の意味を示す。 R:水素原子または低級アルキル基 A、B:水酸基で置換されていてもよい炭素数1乃至2
    0個からなる直鎖状もしくは分枝状のアルキレン基 X :酸素原子あるいは硫黄原子 Y :水素原子、水酸基、フェニル基、又はフェニル基
    あるいは水酸基で置換され りし ていてもよい低級アル蛙*基もしくは 低級アルキルチオ基)
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