JPS60260469A - 燃料電池用炭素材の製造法 - Google Patents

燃料電池用炭素材の製造法

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JPS60260469A
JPS60260469A JP59114507A JP11450784A JPS60260469A JP S60260469 A JPS60260469 A JP S60260469A JP 59114507 A JP59114507 A JP 59114507A JP 11450784 A JP11450784 A JP 11450784A JP S60260469 A JPS60260469 A JP S60260469A
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JP
Japan
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resin
fibers
infusible
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carbon
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JP59114507A
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小松 靖門
植村 武夫
村上 繁
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Resonac Holdings Corp
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Showa Denko KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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    • Y02E60/50Fuel cells
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高強度にして不通気性のガラス状炭素材の製造
法に関し、特に板、・母イブ、容器等の薄肉のものを作
るのに好適な炭素材の製造法に関する。
ガラス状炭素は基本的にはノビニルベンゼン樹脂、フェ
ノ−ビレ樹脂、フラン樹脂等の熱硬化性樹脂を硬化、焼
成することによって得られる。
熱硬化性樹脂を例えば薄板状に成形し、硬化、焼成する
と、樹脂は熱処理中に大きく収縮し、同時に熱分解によ
ってガスが発生するが、そのガスの抜は穴を残さないよ
うに十分ゆっくり熱処理しないと亀裂が生じたり、−ン
ホールが発生したりする。そのためフリフリルアルコー
ルでは基材に薄く塗布し、硬化、次いで更に塗布、硬化
を繰返し行なって、所定の厚みにして焼成する方法もと
られている。tかし、。のようヶ方法アは□産性が悪く
、また強度的にも脆く十分でない。
炭素材の強度を高めるために炭素繊維の織布あるいは不
織布に熱硬化性樹脂を含浸し、硬化、焼成する方法も公
知である。この場合、大きな問題は炭素繊維は既に熱処
理されたものであるので、硬化、焼成過程で変化しない
のに対し、樹脂は大きく収縮するため、両者のアンバラ
ンスが生じ、成形体に亀裂が生じ易いことである。
熱硬化性樹脂に炭素微粉を添加する方法もある。
これによると硬化中におけるガスの抜は易さが改善され
るが、耐通気特性を上げることはむずかしく、また強度
的にも不十分である。
セルロース繊維、例えば紙に熱硬化性樹脂を含浸し、焼
成する方法は既に我々が提案しているが、セルローズ繊
維の収縮が非常に大きいため、焼成を啄めて徐々に行な
ったり、また樹脂の中で収縮率の大きい乾性油変性フェ
ノール樹脂等を使用しないと亀裂が生じ易い。
本発明はこれらの樹脂と繊維の熱挙動を解明した結果到
達したもので、その特徴は炭素材の製法焼成することに
ある。
有機合成繊維から炭素繊維をつくるには先ず不融化、次
いで炭化される。不融化しないと繊維の形態が保持され
ないからである。不融化は空気中150〜300℃程度
に加熱して行なわれる。繊維は不融化においても収縮す
るが、その後の炭化過程で大きく収縮する。
本発明は有機合成繊維を不融化処理し、これに熱硬化性
樹脂を含浸し、硬化、焼成する。不融化繊維は強度が弱
いので、結合材を加えて混練すると短繊維化する傾向が
ある。製品によってはそれでも使用可能であるが、一般
的には不織イli又は織布にして不融化し、これに樹脂
を含浸することか好ましい。含浸したものを次に硬化、
焼成す71ば、樹脂、繊維ともに収縮し、繊維は炭素m
維となり、樹脂炭化物により強固に結合される。
繊維を不融化処理するのは有機合成f#維そのものでは
熱処理の過程で樹脂と繊維が融合し、 一体化してしま
って、繊維による補強の役1111が消失するからであ
る。
本発明において、有機合成!a、紐としてはアクリロニ
ドIJル及びその変性繊維、フェノール繊組′qの不融
化したとき、ある程度強度をもつものであって、ピッチ
繊維は極端に弱いので、本発明にtj含まれない。これ
らの織布としては平織り等でよく、織り方には特に限定
ない。そして均質性の製品とする場合は繊維は織らずに
一様に配列したものでもよい。また異方性の製品を望む
ときは、それに応じて繊維の織り方に、例えば縦、横で
異方性を与えるなどの方法をとることもできる。不織布
のときは、熱硬化性樹脂で軽く結着して不融化すれば取
扱いが容易である。
不融化処理は炭素繊維の製造において公知の方法を用い
ることができる。不融化温度は繊維の種類によって異な
り、ピッチ繊維などは比較的高いが、本発明においては
繊維の収縮を問題とするので、収縮性が十分残留する範
囲で不融化処理温度は高くても本発明の支障にはならな
い。従って不融化後、400℃程度寸てであれば熱処理
したものでもよく、これも本発明の範囲に含1れる。こ
のように熱処理した繊維は樹脂含浸後、焼成過程で約1
5〜25%程度収縮する。この収縮率は樹脂の収縮率よ
りは幾分大きくするのが高強度等の特性上好ましい。
熱硬化性樹脂はノビニルベンゼン4tI 脂、フェノー
ル樹脂、フラン樹脂等の液状、未硬化の樹脂が用いられ
、これらはアセトン、アルコール等の溶剤で希釈して、
粘度を調整して使用することが好ましい。フェノール樹
脂は桐油等で変成したものも使用できる。
含浸は飼えは織布を樹脂液に浸漬する等の方法で行なう
ことができる。含浸する樹脂量は目的とする製品特性に
応じて広く変えることができるが、°一般的には溶剤を
除く、樹脂分として不融化炭素繊維100重量部に対し
、40〜80重ifI部が適する。
本発明においては特に不通気性の炭素材を目的とするた
め、コークス等の炭素微粉は不通気4.′I−ゼ1に殆
んど影響しない少量の場合を除き、イ・と用しないこと
が望ましい。
樹脂を含浸した織布もしくは不織布は圧着し、所定の樹
脂含有量とし、乾燥する。硬化、焼成は炭素材が薄板で
あって、特に高密度のものをぜ;ろ場合は鉄板等の間に
挾んで行なうことが々f−4しい。
硬化は樹脂の種類で定まる硬化温度で行なうが、緩やか
に昇温し、所定の温度で保持する。焼成も同様に徐々に
昇温し、樹脂が炭化する温j斐以1−にして保持する。
通常は800℃以上の温度でろる。
樹脂含浸した不融化繊維の織布もしくは不織布はこれを
複数枚積層し、圧着して所定の厚みにして用いることも
できる。またこの織布等を・?イノ、容器等の形状にし
て硬化、焼成すれば、夫々の製品を得ることもできる。
熱硬化性樹脂を使用しているので硬化、焼成の際形状は
保持される。
本発明の方法に従えば大きな炭素材、例えば広い薄板も
容易に製造することができる。この薄板は気密性に優れ
、ガラス状で不通、気性であり、かつ電導性が良いので
、燐酸型等の燃料電池のセパレーターとして使用するこ
とができる。
実施例1 アクリロニトリル重合体繊維を平織した織布を空気中、
250℃で70分間不融化処理した。これから50cI
rL×50cIrLのシートを切り出し、アルコールで
希釈したフェノール樹脂液中に浸漬し、引上げて軽く圧
着し、余分の樹脂を排除した。これを乾燥後、5枚重ね
合せて圧着し、厚さ1.0 wnシート状に成形した。
このシートを鉄板に挾んで50kg/CrIL2の圧力
で約150℃まで20分で昇温し、20分保持して硬化
させた。
次いで窒素雰囲気中で1000℃まで96時間で昇温し
、炭化した。シートは約42ciX42αになっており
、一方向で約18%収縮した。
得られたシートの特性は以下の通り。
曲げ強度 密 度 通気性 電気比鉦抗(kg/cf)
 (?/cm3) (cm”/5ec) (n−c+a
)1soo 1.り1 2.lX10−8 o、oOs
実施例2 ポリアクリロニトリルフィラメントを230℃の空気中
で110分間加熱し不融化したものを平均長さ0.6 
thanに切断したもの45重量部に、フェノール樹脂
(昭和ユニオン合成(株)製、商品名BXL −274
) 5−5重量部を加え、シグマ型ミクサーで混合した
後、内径10cmz肉厚1.2酎、深す86rILのビ
ーカー形の分割金型に入れて成型・硬化(150℃25
分)させた。これを型から抜き、1100℃まで96時
間で不活性雰囲気中で焼成した。
得られた容器は内径8.2儂、深さ6.4閣、肉厚1.
1mであった。これに200y−のアルミニウムを入れ
、高周波誘導炉にて、急加熱し20分間でアルミニウム
を溶融し、2時間保持し、放冷する操作を10回くり返
したが、割れたシ溶融アルミニウムが洩れたりすること
はなかった。ちなみに、繊維を入れなかったものは、最
初の急加熱でひびが入ってしまるた。
実施例3及び比較例1〜4 第1表に示すコークス粉(200メ、シュ下95係の石
油コークス)、不融化繊維(長さ05〜1に7/Iのチ
ョップ)、フェノール樹脂(例2と同じ)を混存し、室
温で40分間シダマーミキサで混和し、巾20、長さ1
2Crn、厚さ1CILの薄板に成型した。表中PAN
系繊維(ポリアクリロニトリル繊維)は例2と同様にし
て不融化したもの、ピッチ系は空気中、280℃で約6
0分間加熱して不融化したものである。
成型後80kg/crrL2.160℃で25分間保持
して硬化し、次いで無加圧、不活性雰囲気で2000℃
に加熱して焼成した。その特性は第1表の通り。
:も− の Φ ■ ω り や叡 −、88− 、−。ニー0、 。 、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 有機合成繊維を不融化処理し、この′ものに熱
    硬化性樹脂を含浸し、硬化、焼成することを特徴とする
    炭素材の製造法。
  2. (2)熱硬化性樹脂を含浸した織布もしくは不織布を複
    数個積層圧着して使用することからなる特許請求の範囲
    第1項記載の炭素材の製造法。
JP59114507A 1984-06-06 1984-06-06 燃料電池用炭素材の製造法 Granted JPS60260469A (ja)

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JP59114507A JPS60260469A (ja) 1984-06-06 1984-06-06 燃料電池用炭素材の製造法

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JPS60260469A true JPS60260469A (ja) 1985-12-23
JPH052625B2 JPH052625B2 (ja) 1993-01-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62273231A (ja) * 1986-05-21 1987-11-27 Toa Nenryo Kogyo Kk 炭素繊維強化複合材料
JPS6355160A (ja) * 1986-08-26 1988-03-09 株式会社神戸製鋼所 不透過性炭素成形体及びその製造方法
JPS645974A (en) * 1987-06-29 1989-01-10 Nippon Polymer Sangyo Kk Glass-like carbon composite

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