JPS60259474A

JPS60259474A - 活字選択機構

Info

Publication number: JPS60259474A
Application number: JP59116280A
Authority: JP
Inventors: Jun Shimokawara; 下河原　純
Original assignee: NEC Corp; Nippon Electric Co Ltd
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1984-06-06
Filing date: 1984-06-06
Publication date: 1985-12-21
Also published as: US4653944A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は活字式のシリアルプリンタ及びタイプライタの
活字選択機構に関し、特に多数の活字が設けられた活字
ヘッドに回転運動と軸方向運動を与えて印字すべき活字
を選択する活字選択機構に関する。

〔従来技術及びその問題点〕

従来、シリアルプリンタ及びタイプライタの活字選択機
構においては、次の二側の様な構造となっていた。すな
わち、第一の方法においては、活字ヘッドが、これを回
転させるモータのシャフト上を軸方向にすべることが出
来、かつシャフトの回転を活字ヘッドに適宜伝えうる機
構を必要としていた。これらの機構は複雑であ夛、加工
の困難な部品によって構成されるため、高価であるとい
う欠点があった。

第２の方法は、活字ヘッドの回転方向選択用のモータの
シャフトを直接軸方向に運動出来る様にしたものである
が、標準モータを使用できず極めて特殊なモータとなっ
てしまい価格の面で不利になるという欠点があった。

また、いずれの場合も、活字ヘッドの中心軸と、回転方
向選択用モータが、同一軸上にあるため活字体の受け部
の上下方向長さが制限されるため、精度の高い部品の使
用が避けられず、不利であるという欠点があった。

１ｐ　〔発明の目的〕（本発明は、活字ヘッドの回転軸と、回転方向選択用のモ
ータのシャフトの回転軸とを分離し、この間を歯車で結
ぶことによシ、簡易な構成でかつ、標準的なモータを使
用できコストを低減して、上記欠点を除去した活字選択
機構を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

そのための本発明の構成は、フレームに軸方向に摺動可
能に゛支えられた回転自在のシャフトと、前記シャフト
に同心的に一体化された第１の歯車装置と、該第１の歯
車装置の中央部に同心的に着脱可能に固定された活字ヘ
ッドと、前記シャフトを軸方向に移動させる駆動手段と
、前記シャフトに回転方向の力を与えるためのモータと
、該モータのシャフトに同心的に一体化された第２の歯
車とからなシ、該第２の歯車が軸方向に充分な長さを有
しておシ、前記第１の歯車装置に対し前記シャフトの軸
方向の位置に関係なく、かみ合いを保持して上記活字ヘ
ッドの回転方向の位置決めを行なうことを特徴とするも
のである。

又フレームに摺動可能に支えられた回転自在のシャフト
と、前記シャフトに同心的に一体化された第１の歯車装
置と、該第１の歯車装置の中央部に同心的に着脱可能に
固定された活字ヘッドと、前記シャフトに回転方向の力
を与えるためのモータと、該モータのシャフトに同心的
に一体化された第２の歯車と、前記第１の歯車装置にか
み合い上記活字ヘッドの回転方向の位置決めさせるデテ
ント機構とからなシ、前記第１の歯車装置の歯数が、活
字体の回転方向の分割数と一致していることを特徴とす
るものである。

〔発明の実施例〕

次にその一実施例につき図面と共に説明する。

第１図線本発明になる活字選択機構の一実施例を適用し
た印字装置の斜視図、第２図〜第４図は夫々上記機構の
平面図、一部切截正面図、側面図である。

第１図中、キャリヤユニット１は、キャリヤベース１０
にリボンカセット９、活字ヘッド１２、ハンマ１８を有
し、ガイドベアリング５を介してガイドシャフト６に矢
印Ａ、Ｂ方向摺動自在に保持されている。７はスペーシ
ングモータで、スペーシングワイヤ８を駆動してキャリ
ヤユニット１を上記摺動駆動する。２はプラテンで、紙
送シモータ４、トラクタ３により送られる用紙１９が転
送される。

従って、印字時には、スペーシングモータ７が駆動して
、キャリヤユニット１が矢印Ａ、Ｂ方向へ適宜移動する
。そして、活字ヘッド１２が後述の如く適宜回転しかつ
上下動して所望の活字１２　ａがハンマ１８に対向する
。その後ハンマ１８が動作して活字１２　ａをリボンガ
イド１６によυガイドされるリボン１１を介して用紙１
９に押打せしめ、印字を完了する。１行分の印字を終了
すると、用紙１９を送る。

ここで、活字ヘンド１２は、第２図〜第６図の如くキャ
リヤユニット１のフレーム３１に設ケラれており、次に
その構成につき説明する。フレーム３１は、十分な長さ
を有するブツシュ３２を有し、このブツシュ３２には、
シャフトあが回転及び上下動が可能な様にさしこまれて
いる。シャフト３３の上部には、第１の歯車としての歯
車３４が同心的にかつ一体に形成されている。歯車３４
の中央部は活字ヘッド１２０座となっておシ、活字ヘッ
ド１２はシャフト３３と同心的かつ一体化させて取付け
られる。シャフト３３の下部には、カム７オロワ３５が
固定されておシ、スプリング３６ノカで、バーチカルモ
ータ４１のカム４０に押しつけられている。

バーチカルモータ４１は、ブラケット４２にとシつけら
れておシ、このブラケット４２は、フレーム３１に固定
されている。カム４０はバーチカルモータ４１のシャフ
トに固定されておシ、バーチカルモータ４１の回転角に
応じてカムフォロワ３５を介してシャフトあすなわち活
字ヘンド１２の上下方向の位置選択を行なうことができ
る。尚、第３図、第４図は、活字が最下ポジションにあ
る状態を示しておシ、第６図は、活字が最上ポジション
にあるときを示している。

第２図、第３図中、ローテートモータ５ｏは、フレーム
３１に固定されている。ローテートモータ５０のシャフ
トには第２の歯車としての歯車５１が圧入されていて、
前記シャフト３３と一体化された歯車３４と、適当なバ
ックラッシュをもってかみ合っている。尚、歯車５１は
上下方向に十分な長さをもっていて、シャフト３３の位
置がどこにおっても歯車３４とのかみ合いを保持する。

第２図、第４図中、リボンモータ６１は、フレーム３１
に固定されておシ、そのシャフトに圧入　１（されたリボンモータギヤ６２、アイドルギヤ６３を介し
て、リボンフィードピース６４を回転させる。

リボンモータギヤ６２の下部にはカム部６２ａが構成さ
れておシ、このカム部６２ａがデテントレバ−６５の一
端のカムフォロワ部６５ａと接触している。デテントレ
ハー６５ハレバーシャフト６６に回転自在に支持されて
おシ、フレーム３１とのｆｉＪＪＫかけられたスプリン
グ６７によシブテント部６５ｂが付勢され、第２図中歯
車３４に押しつけられている。ここで、リボンモータ６
１が４５０回転すると第５図の如くカムフォロワ部６５
ａが押されてデテントレバ−６５が回動するため、デテ
ント部６５ｂは歯車３４からはなれる。尚、歯車３４の
歯数は、活字ヘンド１２の回転方向の文字数と同一にな
っていて、回転方向の活字１２　ａの選択毎に、デテ／
トレバ−６５が歯車３４に係合し、正確な位置決めを行
なう。

以上の様な構成を用い１．活字選択の動作は次の順序で
行なわれる。第２図の平面図に示された状態から、まず
リボンモータ６１が４５°回転すると、上記の如くデテ
ントレバ−６５が回動して第５図の如くデテントレバ−
６５と歯車あとの保合がはずれる。こののち、ローテー
トモータ５０の回転によシ活字ヘッド■２を所定の回転
方向位置へ動かす。また、必要があれば、バーチカルモ
ータ４１を回転させ活字ヘッド１２を上下方向に位置決
めする。この後リボンモータ６１が更ニ４５゜回転する
と、第２図の状態に戻シ活字ヘッド１２が回転方向に位
置決めされ、選択動作は終了する。尚、この選択動作の
前後のリボンモータ６１の回転量が、装置に必要とされ
ているリボンフィード量となる様にモータギヤ６２、ア
イドルギヤ６３、及びリボンフィードピース６４のギヤ
部のギヤ比を設定しておく。

尚、バーチカルモータ４１、ローテートモータ５０につ
いては、初期ポジションを知るため、センサが必要であ
るが、この方法については既知のいづれの方法でも良い
ため、特に図示していない。

リボンモータ６１については、カムの山部の間隔（本例
では９０°）の〃のステップ角を有する４相ステツプモ
ータを使用し、山部と特定の励磁相との対応をとってお
けば、初期ポジションのセンサは不要である。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明に係る活字選択機構によれば
、回転方向の位置決めを行なうモータと、活字体の回転
軸とを分離してギヤ結合で回転させるようにしているた
め、モータは特殊モータでなくともよく標準モータを使
用できて安価と’ｘ、Ｄ、又活字ヘッドの回転位置決め
をデテントレバー及び上記回転軸の歯車の間で行な、、
１　っているため、構成はきわめて簡単であるとい１′ う利点がある。

又歯車の歯数は活字体の回転方向の分割数と一致してい
るため、機構が一層簡単であるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になる活字選択機構の一実施例を適用し
た印字装置の斜視図、第２図〜第４図は夫々上記機構の
平面図、一部切截正面図、及び側面図、第５図及び第６
図は夫々上記機構の動作後の平面図及び側面図である。１・・・キャリヤユニット　２・・・プラテン４・・・
紙送シモータ　６・−・ガイドシャフト７・・・スペー
シングモータ８・・・スペーシングワイヤ９・・・リボンカセット　■２・・・活字ヘッド１８・
・・ハンマ　１９・・・用紙３３・・・シャフト　あ・・・歯車４０・・・カム４１．５１・・・バーチカルモータ５０・・・ローテートモータ　６１・・・リボンモータ
６５・・・デテントレバー出願人　日本電気株式会社第１図

Claims

【特許請求の範囲】（１１フレームに軸方向に摺動可能に支えられた回転自
在のシャフトと、前記シャフトに同心的に一体化された
第１の歯車装置と、該第１の歯車装置の中央部に同心的
に着脱可能に固定された活字ヘッドと、前記シャフトを
軸方向に移動させる駆動手段と、前記シャフトに回転方
向の力を与えるためのモータと、該モータのシャフトに
同心的に一体化された第２の歯車とからなシ、該第２の
歯車が軸方向に充分な長さを有しておシ、前記第１の歯
車装置に対し前記シャフトの軸方向の位置に関係なく、
かみ合いを保持して上記活字ヘッドの回転方向の位置決
めを行なうことを特徴とする活字選択機構。（２）上記第１の歯車装置は、活字ヘッドと一体回転自
在な歯車に噛合し、上記活字ヘッドの回転方向の位置決
めを行なうデテント機構を有し、上記歯車の歯数が、活
字ヘッドの回転方向の分割数と一致していることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の活字選択機構。