JPS60258807A - 防鼠電線・ケ−ブル - Google Patents

防鼠電線・ケ−ブル

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Publication number
JPS60258807A
JPS60258807A JP59116141A JP11614184A JPS60258807A JP S60258807 A JPS60258807 A JP S60258807A JP 59116141 A JP59116141 A JP 59116141A JP 11614184 A JP11614184 A JP 11614184A JP S60258807 A JPS60258807 A JP S60258807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rodent
cable
proof
clathrate compound
rat
Prior art date
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Pending
Application number
JP59116141A
Other languages
English (en)
Inventor
勇 関口
砂塚 英夫
弘忠 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP59116141A priority Critical patent/JPS60258807A/ja
Publication of JPS60258807A publication Critical patent/JPS60258807A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は防鼠電線1ケーブルに関する。
従来技術とその問題点 従来、防鼠ケーブルとして、ケーブル上に防鼠剤を含有
する塗料を塗布したものや防鼠剤を添加した樹脂組成物
をケーブルに押出被覆したものなどがある。
しめ)シ、防鼠塗料をケーブル表面に塗布するものでは
、敷設時などの際、塗膜が簡単に剥離し、効果が十分に
得られず、また塗料の接着性、生産性の点でも問題があ
った。一方、防鼠剤を添加した1M脂組成物を押出核種
したものでは、このような欠点はないものの防鼠剤が成
形加工時に受ける熱によって熱分解してしまい、目的の
効果を得るには多縦に添加せねばならない問題がある。
特に、防鼠剤にシクロへキシミド(商品名:ナラマイシ
ン)などを用いたときには、その残留量は添加量の10
〜50%程度となる。このため、成形加工時の防鼠剤の
熱分解を防止するため、メルカプタイド系の安定剤を使
用することも行われているが、このメルカプタイド系安
定剤を添加すると被覆物の変色、加工時の悪臭等の問題
が新しく生じる。
発明の目的 この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、防鼠剤の
熱分解が防止されて筒い防鼠効果が得られ、かつ製造作
業性も良好な防*11Lm−ケーブルを提供することを
目的とするものである。
発明の構成 この発明の防鼠電線・ケーブルは、防鼠剤をシクロデキ
ストリンで包接してなる包接化合物を含有する樹脂組成
物を電線またはケーブルに押出被覆したものである。
発明の具体的構成とその作用効果 この発明で用いられる防鼠剤としては、シクロヘキシミ
ドやジブチル錫クロライド、ジブチル錫ラウレート等の
有機錫化合物などが適宜用いられる。そして、これらの
防鼠剤はシクロデキストリンによって包接化合物とされ
る。具体的には防鼠剤を有機溶媒に溶解し、これに適量
のシクロデキストリンを添加し攪拌する。シクロデキス
トリンはその分子内に大きな空間を有し、この空間内に
防鼠剤が配位してシクロデキストリンと水素結合し、安
定な包接化合物となる。ついで、溶媒を適宜手段にて除
去し、粉末状の包接化合物を得る。
つぎに、この包接化合物を電線才たはケーブルの被覆と
なる樹脂組成物に所定量添加する。この樹脂組成物とし
ては、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ1 エチレン樹脂など
を主体とする合成樹脂組成物やそ クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴムなとを主体
とする合成ゴム組成物などの組成物が用途等に応じて任
意に選ばれる。この際、上記包接化合物の添加゛には、
内部の防鼠剤の熱分解が少ないので、従来の防鼠剤の添
7JIl−iよりも大幅に少なくすることができ、通常
樹脂組成物100重曾部に対して0.1〜10重量部の
範囲で添加できる。
包接化合物が添加された樹脂組成物は、次に周知の混線
手段によって混練されたうえ、クロスへラドダイを装備
した押出機によって、′1tIvjlの絶縁体表面もし
くはケーブルのシース表面に押出被覆されて、防鼠被覆
を持つ電線またはケーブルきされる。この成形加工時、
防鼠剤は包接化合物として保護され、熱分解されにくく
なってはいるが、より一層に熱分解を少なくするため、
樹脂組成物の混練、押出をできるかぎり”低温で行うこ
とが望ましく、そのため防鼠被覆の機械的特性、電気的
特性を勘案しつつ可塑剤等の液状添加剤を増加し、低温
での流れ(フロー)性を改善することが好ましい。また
、防鼠被覆の厚みは、特に限定されるものではないが一
般に0.1〜3mK相度とされる。
防鼠効果は、鼠に対して嫌な臭気や味を与えてその目的
を達するものであるので、被a厚みは本来は薄くてもよ
い。
このような防鼠電線・ケーブルにあっては、その防鼠被
覆中に含まれる防鼠剤がシクロデキストリンによって包
接化合物の型として添加されたものであるので、成形加
工時の熱によって熱分解されるこきが着るしく少なくな
り、残留率が高くなる。よって、防鼠剤の添加量が少な
くで済み、高い防鼠効果を持つ防鼠電線・ケーブルが安
価に得ることができる。また、メルカプタイド系安定剤
を添加しなくてもよいので、成形加工時の悪臭がなく、
防鼠被覆の変色が生じることもない。
なお、電線の絶縁体あるいはケーブルのシースの表面に
上記防鼠被覆を形成するものばかりではなく、電線の絶
縁体あるいはケーブルのシースを形成する樹脂組成物に
上記包接化合物を適量添加したうえ、押出成形して、絶
縁体あるいはシースとして、これらに防鼠性を持たせて
防鼠被覆を兼ねさせることもできる。また、防鼠被覆の
外側にこれを保饅するための通気性がよく、目の粗い織
物1編物等からなる保握材を設けてもよい。
実験例 以下、実験例を示して本発明の作用効果を明確にする。
〔実験例1〕 シクロへキシミドを有機溶媒に溶解し、こnにシクロデ
キストリンを混合し、包接化合物とし、ついで有機溶媒
を除去し、シクロへキシミド含有率50重ttsの粉末
包接化合物を得た。ついで、この粉末状包接化合物をポ
リ塩化ビニル樹脂組成物に次の配合量で添加した。
ポリ塩化ビニル樹脂 100重普部 ジオクチルフタレート 50重量部 炭酸カルシウム 20重−i部 有機錫系安定剤 5重量部 粉末包接化合物 1.8重量部 この配合物をヘンシェルミキサーで混合し、バンバリー
ミキサ−で混練したのち、クロスへラドダイを具えた押
出機を用いて、ケーブルのシース上型こ厚み1.0m1
Hの防鼠被覆を形成した。押出温度は160℃であった
この防鼠被覆の一部を剥離し、これに含有されている残
留シクロへキシミド量を分析定量した。
定量法は赤外分析法によった。この結果残留シクロへキ
シミド量は0.4重tesであって、残存率は80チで
あった。
〔実験例2〕 実験例1で用いたシクロへキシミドの粉末包接化合物を
ポリエチレンに重量比で1:1で混合し。
押出造粒機で、防鼠ペレットを製造した。この防鼠ペレ
ット1に対してポリエチレンペレットを100の割合で
混合し、押出機によって1jL線上に押出被覆した。こ
のものについても先の実験例と同様に残留シクロへキシ
ミド量をめたところ。
18.75重量多となり、残存率は75%であった。
〔実験例3〕 防鼠剤として、ジブチル錫ラウレートを用いて、1.(
実験例1と同様0実験操作を行い譚ブチ″錫9ウレート
の残存率をめたところ99%であった。
発明の詳細 な説明したように、この発明の防鼠電線・ケーブルは、
防鼠剤をシクロデキスト’、lンで包接してなる包接化
合物を含有する樹脂組成物を電線味たはケーブルに押出
被覆したものであるので、成形加工時の熱によって防鼠
剤がほとんど熱分解されることがなく、高い残存率で含
有されるため、高い防鼠効果が防鼠剤の低い添加前で得
られる。
よって、この発明の防鼠111mのケーブルは高い防鼠
効果を持ち、かつ安価に製造することができる。
出願人藤倉電線株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 防鼠剤をシクロデキストリンで包接してなる包接化合物
    を含有する樹脂組成物を電線またはケーブルiこ押出被
    覆したことを特徴とする防kL′TiL線・ケーブル。
JP59116141A 1984-06-06 1984-06-06 防鼠電線・ケ−ブル Pending JPS60258807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59116141A JPS60258807A (ja) 1984-06-06 1984-06-06 防鼠電線・ケ−ブル

Applications Claiming Priority (1)

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JP59116141A JPS60258807A (ja) 1984-06-06 1984-06-06 防鼠電線・ケ−ブル

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JPS60258807A true JPS60258807A (ja) 1985-12-20

Family

ID=14679755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59116141A Pending JPS60258807A (ja) 1984-06-06 1984-06-06 防鼠電線・ケ−ブル

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63225408A (ja) * 1987-03-13 1988-09-20 三菱電線工業株式会社 防鼡性の有機高分子構造物
JPH0344821U (ja) * 1989-09-07 1991-04-25

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017529A (ja) * 1973-06-14 1975-02-24
JPS5953401A (ja) * 1982-09-20 1984-03-28 Hokko Chem Ind Co Ltd 改良された農園芸用殺菌製剤

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