JPS6025800B2 - 残響音形成回路 - Google Patents

残響音形成回路

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JPS6025800B2
JPS6025800B2 JP50091719A JP9171975A JPS6025800B2 JP S6025800 B2 JPS6025800 B2 JP S6025800B2 JP 50091719 A JP50091719 A JP 50091719A JP 9171975 A JP9171975 A JP 9171975A JP S6025800 B2 JPS6025800 B2 JP S6025800B2
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JP
Japan
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circuit
delay
signal
output
input
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JP50091719A
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English (en)
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JPS5215249A (en
Inventor
義雄 刑部
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K15/00Acoustics not otherwise provided for
    • G10K15/08Arrangements for producing a reverberation or echo sound
    • G10K15/12Arrangements for producing a reverberation or echo sound using electronic time-delay networks

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、音響信号に残蜜音を付加する為の残響音形成
装置に関する。
音響信号に残響音を付加する為の回路として、第1図に
そのブロック図を示す回路が公知となっている。
この回路は遅延時間7を有する遅延素子1の出力を利得
Gが1より4・さし、フィードバックループにて帰還す
るものである。この第1図に示す回路にィンパルスを加
えた場合の応答は、ご一」の7F・(山)ニ・−Gご−
jの丁 − 1 ....・・【1
}JI+G羊一久丈osの丁ご+jの,但し、 の・=ねn4G≦苦。
護毒70<G<1 となる。
その周波数特性は第2図に示す様に、周波数(=豪)が
1/7の整数倍の点でピ‐クを生ずる櫛歯状となる。こ
のピークレベルは1/(1一G)に達し、例えばG;0
.7とした場合は1/(1一0.7)こ3.33……と
なって基準レベル1より1の旧以上大きくなる。この様
にレベルが基準レベルよりIMB大きくなって遅延回路
の許容入力の限界に接近すると、歪みが増大し、非常に
聞きづらい音となる。このため従来では、第3図にその
ブロック図を示すように、一G、1−びのループを付加
した回路によって全周波数に対して1の利得を維持する
ようにしている。
しかしこの回路での欠点として、周波数特性の平坦を維
持する為には、利得Gが変化した場合各ループにおける
利得−G、及び1一Q、をその都度Gの変化に応じて変
化させなければならない。また上記第3図の回路を第4
図のように複数個縦続接続することによって、残響音の
時間的密度を増加させるようにしたものがある。
しかし、この第4図の回路を、第5図に示すような1つ
の入力信号に対し、多数の遅延時間の異つた出力信号o
utl〜3を有する遅延素子、例えばBBD(Buck
et Brigade Device)やCCD(Ch
argeCoupledDevice)を用いて構成す
ると、各個別の遅延素子5,6及び7毎に3つの帰還ル
ープを形成しなければならず、多大な数の回路素子が必
要となるという問題が生じる。本発明は上記の問題を解
決するもので、以下本発明の原理及び実施例について図
面と共に順を追って説明する。
第6図に示すように夫々遅延時間丁,,72を有する遅
延素子9及び10を縦続接続し、各々の出力を天川得
C,,○2を有する帰還ループ2,3によって帰還する
ようにした残響音形成回路を考える。この回路にィンパ
ルスを加えた時の応答は、ごーjの(71十イ2)F2
(山)ニーーGIごーjのす「G2ご−jの(イー+丁
2)ご一Jの功2
……{21− ゾー市坪L雄2CosM2
十G室‐汝ICoSMI‐沙2Cosの(71十丁2)
の2:ねn−1G2章号岸蓑S左;言≧声音毒だ…王手
2)0<G,0<○2 G.十G2<1 となる。
ここで?・=272としたときの周波数特性を、第7図
に示す。
この周波数特性では周波数〆(:孝)が1/71の整数
倍のときピ‐州でき、また周波数〆が3/7,の整数倍
となったときに大きなピークができる。この大小のピー
クが発生する時の位相は、(2}式からもわかるように
0となって入力信号の位相が一致する。従って、第8図
に示すように、入力信号を−Gの利得を持つループ4を
介して反転した信号を各ピークの位相に対して逆位相の
信号として遅延信号に重畳することによって、各ピーク
のレベルを適当レベルまで減衰させることができる。
この時のレベルは第8図に示すG,及びG2の値によっ
て決定され、このG,及びG2は互いに独立した値であ
ってよい。これにより第8図に示す回路の周波数特性を
第9図に示すようにディツプを含むレベル変化の少ない
周波数特性にすることができる。従って歪みの発生を防
止することができる。即ち、第7図の特性のピーク部分
は信号が逆相で加えられるため減衰し、谷の部分は信号
が同相で加えられるため増大し、全体として第9図の特
性となる。尚、第7図のピークを含む特性より第9図の
ディップを含む特性の方が聴感上聞き易いことが解明さ
れている。第8図では遅延素子9及び10が2個の場合
を例示しているが、第10図に示すように2個以上の遅
延素子9,10…・・・を縦続接続し、各々の出力の全
部、或いは一部を○,. G2州・・・Gnの帰還ルー
ブにより帰還するようにしても上述と同様の効果が得ら
れる。
次に、第11図に示すように遅延素子9,10及び利得
Gの帰還ループ11を有し、遅延素子9の出力をループ
12を介して出力に加えるようにした回路を考える。
この回路にィンパルスを加えた場合の応答は、F3(の
)=ご.三壱…当苧(手三羊好) ……‘31と表わす
ことができる。
この回路に振中1の単位パルスが印加された場合の時間
応答は第13図のようになり、第1図に示す回路に比べ
て時間間隔の短い、即ち時間成分の密度を2倍に高めた
出力信号を得ることができる。この第11図の回路の周
波数特性は、このままでは第12図のAに示すようなピ
ークをもつ特性となる。同図のBは位相特性を示す。こ
の特性Bでは特性Aのピークとなる周波数で位相が零と
なり、入出力信号の位相が一致している。なお、この第
12図は【3}式で丁,=2〜 =2物舷Sec、G=
0.7とした場合の特性を例示したものである。第14
図は本発明の実施例を示すもので、前記第11図の回路
に−〇の利得を有するループ13を設けたものである。
このように構成することによって、残響信号に入力信号
を−〇のループ13を介して逆相にして重畳することで
きるので、各ピークのレベルを適当レベルまで減衰させ
ることができる。この第14図において〇=3とした場
合の周波数特性を第12図のCで示す。この特性Cで明
らかなように特性Aのピークを減衰させることができる
。第14図では遅延素子を2個とした場合を例示してい
るが、第15図に示すように2個以上の遅延素子を縦続
接続し、各々の出力全部、或いは一部を加算するように
しても上述と同様の効果が得られる。
また、第16図のように縦続接続された遅延素子の途中
で加算するようにしてもよい。また第8図、第10図の
ように各遅延素子の出力を帰還するようにしてもよいの
は勿論である。本発明は第14図、第15図及び第16
図の実施例に関するもので、入力信号と、この入力信号
を遅延させた遅延信号とを加算することにより残響音を
得るようにした残響音形成回路において、上記入力信号
を遅延するため、各々入力端子と出力端子とを有する複
数の遅延手段を縦続接続して成る遅延回路と、この遅延
回路の任意の遅延手段の出力端子とこの出力端子より前
段の入力端子との間に設けられ且つ利得が1より小さい
1個又は複数個の帰還回路(Gの帰還回路、但し第8図
、第10図の○,〜Gnの帰還回路としてもよい)とを
設けるとともに、上記遅延回路の任意の遅延手段の入力
端子からの信号とその遅延手段又はその遅延手段より後
段の遅延手段の出力端子からの遅延出力信号とを加算し
、且つ上記入力信号を位相反転した信号と前記遅延回路
の遅延出力信号とを加算するようにしたことを特徴とす
る残響音形成装置に係るものである。このように構成す
ることにより、比較的簡単な回路構成で以つて、周波数
特性にピークをもたない残響音形成装置を得ることが可
能となる。
特に残響音の時間応答を第2図の従来のものに比べて第
13図のように2倍に高め、且つ第12図Cのように上
記ピークレベルが減衰された出力信号が得られるので、
歪の少し、且つ自然な残響音に近い音質が得られる。ま
たこの場合、各ループの利得G,G′は互いに独立した
値でよく、第3図の従来のように1つのループの利得変
化に応じて特に他のループの利得を正確に変える必要の
ないので設計を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の残響音形成回路を示すブロック図、第2
図は第1図に示す回路の周波数特性図、第3図及び第4
図は従来の残響音形成回路のブロック図、第5図は1入
力信号に対し複数の遅延信号が得られる遅延素子のブロ
ック図、第6図は本発明の原理を説明するための残響音
形成回路の一部を構成する回路のブロック図、第7図は
第6図に示す回路の周波数特性図、第8図は本発明の原
理を説明するための残響音形成回路の一部を構成する回
路のブロック図、第9図は第8図に示す回路の周波数特
性図、第10図は第8図の変形例を示すブロック図、第
11図は本発明の原理を説明するための残響音形成回路
の一部を構成する回路のブロック図、第12図は第11
図及び第14図に示す回路の特性図、第13図は第11
図に示す回路の時間特性図、第14図は本発明の実施例
としての残響音形成回路のブロック図、第15図及び第
16図は本発明の変形例を示すブロック図である。 なお図面に用いた符号において、G,,G2〜Gn・・
・・・・減衰器の減衰率、G,一G・・・・・・増中器
の利得、7,〜7n……遅延回路の遅延時間、2,3,
11・・・・・・帰還ループ、13・・・・・・位相反
転用のループである。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 第16図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力信号を遅延するための各々入力端子と出力端子
    とを有する複数の遅延手段を縦続接続して成る遅延回路
    と、この遅延回路の任意の遅延手段の出力端子とこの出
    力端子より前段の入力端子との間に設けられ且つ利得が
    1より小さい、1個又は複数個の帰還回路とを設けると
    ともに、上記遅延回路の任意の遅延手段の入力端子から
    の信号とその遅延手段又はその遅延手段より後段の遅延
    手段の出力からの遅延出力信号とを加算し、且つ上記入
    力信号を位相反転した信号と前記遅延回路の遅延出力信
    号とを加算するようにしたことを特徴とする残響音形成
    回路。
JP50091719A 1975-07-28 1975-07-28 残響音形成回路 Expired JPS6025800B2 (ja)

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JPS5215249A JPS5215249A (en) 1977-02-04
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JPS5092169A (ja) * 1973-12-14 1975-07-23

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