JPS6025674B2 - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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JPS6025674B2
JPS6025674B2 JP54081746A JP8174679A JPS6025674B2 JP S6025674 B2 JPS6025674 B2 JP S6025674B2 JP 54081746 A JP54081746 A JP 54081746A JP 8174679 A JP8174679 A JP 8174679A JP S6025674 B2 JPS6025674 B2 JP S6025674B2
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JP
Japan
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mouth
opening
closing plate
bending
closing
Prior art date
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JP54081746A
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JPS566965A (en
Inventor
栄忠 河上
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Niigata Engineering Co Ltd
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Niigata Engineering Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、生コンクリートやスラリ一等の固液混相流体
を輸送対象とするポンプに主として用いられる剛体ヒン
ジ結合構造の弁装置に関するものである。
生コンクリートやスラリー、或いはヘドロ、パルプなど
のような、いわゆる固液混相流体の輸送には管路中央に
弁座とこの弁座を開閉するボールを設けたボールバルブ
が使用されている。
このボールバルブはその中心部にボールが存在するため
、その弁部において流路断面積及び形状が流線に沿って
著しく変り、また流れ方向も同様に変るため、流動抵抗
が大きいという欠点がある。流路中心にボールのような
部材がなくて流れ方向を大きく変えない弁装置としては
、中心から放射状に分割された可操性の弁体に、剛構造
の弁支持体を並設しこれによって耐圧機能を付与した特
殊弁(米国特許第282281y号)があるが、これは
血流用の弁であり、生コンクリートのような固液混相流
体においては可榛性弁体が正しく機能せず、また弁体と
弁支持体との間に固体粒子が荻まれやすし、上、弁支持
体が固液混相流体の流動に大きな障害となるため、使用
することができない。本発明は、弁装置において、被輸
送流体の流通時における開□面積を実質的に大きくする
ことができ、また、被輸送流体の流れ方向の変化が小さ
くて流動抵抗を小さくすることができるとともに、屈曲
部や屈曲線の部分に被輸送流体の固形分が噛み込まない
ようにできるようにすることを目的とする。上記目的を
蓬成るために、本発明は、 ■ 弁箱の流通孔に、中心部にほぼ四角形の口部を形成
し、かつ上記口部の第1対角線の延長線上に二つの屈曲
部を配して上記屈曲部で屈曲自在に連結された剛体より
なる2個の半体を、上記流通孔を横切るようにして屈曲
部に設けた取付け部材で取り付け、■ 剛体よりなる4
個の屈曲開閉板を、上記口部の上記第1対角線に交差す
る第2対角線上に底辺を構成する口緑をそれぞれ配しか
つ斜辺を上記半体の内縁に屈曲自在に連結するとともに
上記第1対角線上に位置して相互に隣接する垂直辺同志
を屈曲自在に連結して設け、■ 柔軟材料よりなる第1
筒体を、その長さ方向を上記屈曲開閉板の開閉方向に一
致させ、かつ内側の口端を上記屈曲開閉板の口縁に、ま
た外側の口端を流通孔の一方の閉口端の内周面に液密的
にそれぞれ止着して屈曲開閉板の開閉を自由にして設け
「■ 柔軟材料よりなる第2箇体を、その長さ方向を上
記屈曲開閉板の開閉方向に一致させ、かつ内側の口端を
上記屈曲開閉板の口緑に、また外側の口端を流通孔の他
方の開□端の内周面に液密的にそれそれ止着して屈曲開
閉板の開閉を自由にして設け〜■ 屈曲板を構成する半
体を平板状に展開させると屈曲開閉板が口緑を相互に接
して口部を閉じ、また半体を屈曲部で屈曲させると、屈
曲開閉板が内縁と斜辺及び垂直辺の部分で屈曲して口緑
を相互に分離し口部を開放する構成を有する。
本発明は、上記構成により、剛体よりなる2個の半体を
屈曲部で屈曲自在に連結した屈曲板の四角形の口部に、
やはり岡山体よりなる4個の屈曲開閉板が取り付けられ
、屈曲板の屈曲に伴って4個の屈曲開閉板が口部の中心
を中心に屈曲して口部を開放し、また閉塞するようにな
っているので、流路の中心にボールが存在するボールバ
ルブなどと違って、実質的に閉口面積を大きくすること
ができるとともに、被輸送流体の流れ方向の変化がほと
んどなくて流動抵抗が小さい。
したがって本発明によれば、実質的に閉口面積が大きく
、その上流勤抵抗の小さい弁装置を容易に得ることがで
きる。
また、2個の半体と4個の屈曲開閉板とはともに剛体よ
りなるため、可榛性の弁体に剛構造の弁支持体が並設さ
れ、小さい逆止力しか得られないとともに可操性弁体と
剛構造の弁支持体との間に固形分がはさみ込まれやすい
前記の特殊弁と違って、大きい逆止力が得られまた固形
分のかみ込みもない。
また、柔軟材料よりなる第1の筒体が、その長さ方向を
上記屈曲開閉板の開閉方向に一致させ、かつ内側の口端
を上記屈曲開閉板の口縁に、また外側の口端を流通孔の
一方の閉口端の内周面に液密的にそれぞれ止着して屈曲
開閉板の開閉を自由にして設けられ、さらに、柔軟材料
よりなる第2筒体が、その長さ方向を上記屈曲開閉板の
開閉方向に一致させ、かつ内側の口端を上記屈曲開閉板
の口緑に、また外側の口端を流通孔の他方の閉口端の内
周面に液密的にそれそれ止着して屈曲開閉板の開閉を自
由にして設けられているので、弁本体の屈曲部や屈曲線
の部分に被輸送流体の固形分が噛み込んで、屈曲板や開
閉板の円滑な屈曲を阻害したり、液洩れを生じたりする
ことがない。
以下本発明の−実施例について図面を参照して詳細に説
明する。図中1は弁箱である。この弁箱1は被輸送流体
の輸送路2,4に所要の手段で取り付けられるもので、
その中央部に球状をなす被輸送流体の流通孔3を有し、
その流通孔3に弁本体5を保持している。弁本体5は、
2個の半体6,6が中心部にほぼ四角形の口部9を形成
しかつ上記口部9の第1対角線L,の延長線上に二つの
屈曲部7,7を配して上記屈曲部7,7で屈曲自在に連
結された屈曲板8と、上記口部9の上記第1対角線L,
に交差する第2対角線L2上に底辺Tを構成する口緑1
3をそれぞれ配しかつ斜辺Rを上記半体6の内縁6aに
屈曲自在に連結するとともに上記第1対角線L,上に位
置して相互に隣接する垂直辺S,S同志を屈曲自在に連
結して設けられた4個の屈曲開閉板10とから成り、半
体6,6を平板状に展開させると屈曲開閉板10が口緑
13,13を相互に接して口部9を閉じ、また半体6,
6を屈曲部7で屈曲させると、内縁6aと斜辺Rが連結
された第1屈曲線11の部分及び垂直辺S,S同志が連
結された第2屈曲線12の部分で屈曲開閉板10が屈曲
して口縁13,13を相互に分離し口部9を開放するよ
うになっている。上記のように構成された弁本体5は、
‐その外形形状を弁箱1の流通孔3と等しいか、若しく
はこれよりも少し小さく形成され、流通孔3内にこれを
横切るように入れられて屈曲部7に設けた取付け部材1
4により弁箱1に取り付けられている。
なお、弁本体5は、図面では1枚のシート状部材から成
るように描かれているが、強度等の関係で、実際には、
多数の部材を屈曲部7と屈曲線11,12の部分でヒン
ジ結合して製造される。一方、流体流通方向(第2図の
白抜き矢印参照)に対する屈曲開閉板10の前後には、
一対の筒体15,16が、その長さ方向を上記屈曲開閉
板10の開閉方向に一致させて設けられている。すなわ
ち、第1箇体15は内側の口端15aを上記屈曲開閉板
10の口緑13に、また外側の口端15bを流通孔3の
一方の開□端3aの内周面に接着その他の手段で液密的
にそれぞれ止着して設けられ、また第2筒体16は内側
の口端16aを上記屈曲開閉板10の口緑13に、また
外側の口端15bを流通孔3の他方の閉口端3bの内周
面に接着その他の手段で液密的にそれそれ止着して設け
られている。筒体15,16は耐塵性、と屈曲性に優れ
た柔軟材料よりなり、上記屈曲開閉板10の開閉を自由
にしている。屈曲開閉板10の口緑13と筒体15,1
6の内側の口端15a,16aの部分には耐摩性と耐衝
撃性に優れたシール部材17が取り付けられ、また弁箱
1に設けられた流通孔3と上記筒体15,16の間には
グリー等の液体18が充填されている。上記シール部材
17は屈曲開閉板10の口緑13の部分を保護するとと
もに屈曲開閉板10の密閉性を良好にするものであり、
また上記の液体18は被輸送流体の圧力を間接的に受け
ることによって筒体15,16の変形を適度に抑えてこ
れを保護するものである。なお、液体18は弁本体5の
開閉に伴って、弁本体5と弁箱1間の隙間、或いは弁本
体5自体が持つ隙間から第2図において弁本体5の左右
に流動する。なお、また、半体6と屈曲開閉板10とは
剛体よりなることはいうまでもない。次に上記のように
構成された本発明に係る弁装置の作用を説明する。第2
図は左から右に被輸送流体が輸送されはじめた状態を示
すもので、時間の経過につれて屈曲板8と屈曲開閉板1
0は、被輸送流体の圧力、或いは他の開閉駆動機構(図
示せず)によって更に屈曲して口部9を開放し被輸送流
体を自由に右方に流通させる。
この場合、上流側の筒体15は伸長し、また下流側の箇
体16はひだ折りされて収縮して被輸送流体を通過させ
る。この際、筒体15,16と弁箱1の間に充填された
液体は前に述べたように被輸送流体の圧力を間接的に受
けて筒体15,16の過剰な変形を防止する。弁本体5
の屈曲開放状態において、被輸送流体の輸送が止められ
、被輸送流体の逆流圧力、或いは図示されていない開閉
駆動機構によって屈曲板8と屈曲開閉板1川こ第2図で
右から左に向う力が加えられると、それまで下流側に屈
曲して口部9を開いていた屈曲板8と屈曲開閉板10と
は屈曲状態から上流側に展開して平板状になる。
したがって口部9が閉じられ被輸送流体の逆流が阻止さ
れる。この場合、屈曲開閉板10,10は口緑13,1
3のシ−ル部材17を互いに接して口部9を閉じ、また
、上流側の筒体15が収縮するとともに下流側の筒体1
6が伸長する。この場合においても液体18が筒体15
,16の過変形を防止する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
に係る弁装置の閉塞状態を示す正面図、第2図は開放状
態の縦断面図、第3図は第2図に示された節体の外観図
、第4図は開状態の弁本体の外観図である。 1・・・・・・弁箱、3・・・・・・流通孔、3a,3
b・・・・・・閉口端、5・・・弁本体、6・・・・・
・半体、6a・・・・・・内縁、7…・・・屈曲部、8
・・・・・・屈曲板、9・・・・・・口部、10・・・
・・・屈曲開閉板、13・・・・・・口縁、14・・・
・・・取付け部村、15,16・・・・・・筒体、15
a,15b,16a,16b・・・・・・口端、L.・
・・・・・第1対角線、L2・・・・・・第2対角線、
R・・・・・・斜辺、S・・・・・・垂直辺、T...
・・・底辺。 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 流通孔3を有する弁箱1と、剛体よりなる2個の半
    体6,6が中心部にほぼ四角形の口部9を形成しかつ上
    記口部9の第1対角線L_1の延長線上に二つの屈曲部
    7,7を配して上記屈曲部7,7で屈曲自在に連結され
    るとともに上記流通孔3を横切るようにして上記弁箱1
    内に収められ屈曲部7,7に設けた取付け部材14,1
    4で弁箱1に取り付けられた屈曲板8と、上記口部9の
    上記第1対角線L_1に交差する第2対角線L_2上に
    底辺Tを構成する口縁13をそれぞれ配しかつ斜辺Rを
    上記半体6の内縁6aに屈曲自在に連結するとともに上
    記第1対角線L_1上に位置して相互に隣接する垂直辺
    S,S同支を屈曲自在に連結して設けられた剛体よりな
    る4個の屈曲開閉板10と、長さ方向を上記屈曲開閉板
    10の開閉方向に一致させ、かつ内側の口端15aを上
    記屈曲開閉板10の口縁13に液密的に止着し、また外
    側の口端15bを流通孔3の一方の開口端3aの内周面
    に液密的に止着して屈曲開閉板10の開閉を自由にして
    設けられた柔軟材料よりなる第1筒体15と、長さ方向
    を上記屈曲開閉板10の開閉方向に一致させ、かつ内側
    の口端16aを上記屈曲開閉板10の口縁13に液密的
    に止着し、また外側の口端16bを流通孔3の他方の開
    口端3bの内周面に液密的に止着して屈曲開閉板10の
    開閉を自由にして設けられた柔軟材料よりなる第2筒体
    16とを具備して成り、屈曲板8を構成する半体6,6
    を平板状に展開させると屈曲開閉板10が口縁13,1
    3を相互に接して口部9を閉じ、また半体6,6を屈曲
    部7で屈曲させると屈曲開閉板10が内縁6aと斜辺R
    及び垂直辺S,Sの部分で屈曲して口縁13,13を相
    互に分離し口部9を開放するように構成されて成ること
    を特徴とする弁装置。
JP54081746A 1979-06-28 1979-06-28 弁装置 Expired JPS6025674B2 (ja)

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JP54081746A JPS6025674B2 (ja) 1979-06-28 1979-06-28 弁装置

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JP54081746A JPS6025674B2 (ja) 1979-06-28 1979-06-28 弁装置

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JPS566965A JPS566965A (en) 1981-01-24
JPS6025674B2 true JPS6025674B2 (ja) 1985-06-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2785308B2 (ja) * 1989-03-27 1998-08-13 株式会社デンソー 排出弁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2822819A (en) * 1953-08-07 1958-02-11 Geeraert Corp Cuspate check valve

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US2822819A (en) * 1953-08-07 1958-02-11 Geeraert Corp Cuspate check valve

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JPS566965A (en) 1981-01-24

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