JPS60256300A

JPS60256300A - 圧電形電気音響変換器

Info

Publication number: JPS60256300A
Application number: JP11339684A
Authority: JP
Inventors: Teruo Kobayashi; 小林　照生; Kazuki Ura; 浦　和貴; Kozo Kawasaki; 川崎　幸三
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-06-01
Filing date: 1984-06-01
Publication date: 1985-12-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は電話機やインターホンなどの受話器に用いられ
る電気音響変換器の中でも圧電体をトランスジ１−ザと
して用いた圧電形電気音響変換器に関する。

−１− 従来例の構成とその問題貞Ｅ画形電気音響変換器は、従来から【？ラミツ／７ＦＦ
電体を金属振動板に貼付した振動子が多く用いられてい
る。圧電体への入力は前記金属振動板を介して行われる
ことが多い。入力の一方番よルミ体表面に形成された銀
電極面上に直接リード線を半田付レプする等により行う
ことができるが、入力の他方は製造■稈の簡略化のため
に振動子を収納するケースに金属を用い、圧電体のもう
一方の銀電極面は前記金属振動板をケースに収納する時
に電気的に接触により接続されることにより行われてい
る。

第１Ｎは従来の［［画形電気６響変換器を示１Ｊ。

１は振動子で、金属振動板２にセラミック圧電体３を貼
り合往である。４は前気室、５は金ｍｖｌの前気室板で
、振動子１と背気室板９を収納するケースも兼ねている
。前気室板５には放合孔６どΔ響漏洩孔７を備えている
。前気室板５の周辺の段差部分８は金属振動板２ど直接
に接して電気的に導通している。背気室板９は振動子１
との間に背−２− 気室１４を形成し、背気室板９にはｎ響漏洩孔１０と入
力端子１１を設けており、入力端子１１は廿ラミック圧
電体３の一方の銀電極とリード線１２で結ばれている。

セラミック圧電体３の他方の銀電極は振動板２どのＩｉ
＠によって振動板２と電気的に接続されており、もう一
方の入力端子１３はケースと振動板２を介してセラミッ
ク圧電体３の他方の銀電極に導通している。

このように電気音響変換器の入力端子はケース部分とセ
ラミック圧電体の一方の電極面からリード線を介して導
き出された端子１１とによって行われる。最近ではこの
入力端子に集積回路が直接に接続されることが多い。

第２図は第１図のように構成された従来の圧°セ形電気
音響変換器２３を？！ｌｌｉ！１ｌｌｌｌｌやインター
ホンのハンドセット２１に装着した例を示している。２
２はハンドセット２１の受話孔、２４は受話器２３を固
定する押え部材、２５．２６は集積回路２７と結ぶリー
ド線、２８は電話回線である。

乾燥した地域でこのような電話機やインターホー　〇　
− ンが使用されると次のような開題が発ぞしする。つまり
、衣服やじゅうたんなどの化学繊維の摩擦によって発生
する静電気は人体に蓄積され、イの植は１０数ＫＶにも
達する。この状態で電話機やインターホンの屋内部分の
ハンドセット２１を持ち１げて耳に当てると、耳とハン
ドセラ１へ内の受話器の金属性ケースとの間に放電をイ
１じ、利用者に不快感を与えたり、リード線２６を介し
て放′Ｉ１１電流が流れて集積回路２７を破壊したつづ
る。集積回路２７が破壊されると電話機やインターホン
の機能が損われるため、防護策が講じられているが、放
電防１１の対策は何ら行われていないため、利用者の不
快感の解Ｗ１にはなっていない。このため受話器そのも
のに放電防止対策を取ることが要求されているが圧電形
電気音響変換器については完全なものはない。

発明の目的本発明は電話機やインターホンなどの受話器の放電防止
を達成できる圧電形電気音響変換器を提供することを目
的とする。

−４− 発明の構成本発明の圧電形電気音響変換器は、セラミック汗°踵体
を金属振動板に貼付した振動子と、電気絶縁体から成り
前記振動子との間に前気室を形成するよう局部に段差が
形成された前気室板と、前記振動子との間に背気室を形
成するよう局部に段差が形成された背気室板と、前記金
属振動板に直接または微小な空間を介して固定された電
気絶縁フィルムとを設け、受話孔を有するハンドセット
受話部内側のリング状凸部体に密着して取付けたことを
特徴とする・。

実施例の説明以下、本発明の実施例を第３図〜第７図に基づいて説明
する。

第３図は本発明の第１の実施例を示す。３１は振動子で
、金属振動板３２の一方の面にセラミック圧電体３３を
貼り合Ｕである。金属振動板３２の他方の面には電気絶
縁フィルム４５が熱融着などの手段で接着しである。金
属振動板３２は電気的接続を得るため舌状突起３８が外
周を固定する保持リング４６に−５− 挟み込まれている。なお、舌状突ｄｉ；３８部分には電
気絶縁フィルム４５は設けられていない。３４１ま前気
室で、前気室板３５と振動子３１との間に形成される。

前気室板３５は電気的には絶縁体で、例えばへＢＳ樹脂
、ボリア［タールなどのプラスチック１４で作られてい
る。前気室板３５には放音孔３６とｎ響漏洩孔３７が形
成されている。４２は振動子３１と背気室板４０との間
に形成されている背気室で、背気室板４０には音響漏洩
孔４１と入力端子４３が設けられており、入力端子４３
はセラミック圧電体３３の銀ｉｌｌ極面にリード線４４
で電気的に接続されている。前記電気絶縁フィルム４５
は、ポリエチレンテレフタレ−１・やポリイミドなど電
気絶縁耐圧の高いフィルムが１〕い。金属振動板３２と
の接着には例えばナイロン系の熱融着フィルムを介した
り、■ボキシ系接着剤、アクリル系接着剤などを用いる
ことができる。電気絶縁フィルム４５の厚さは、電気絶
縁耐圧が約１０ＫＶ以上あれば良い。例えば、ポリエチ
レンプレフタレートフィルムの場合には電気絶縁耐圧は
約３００ＫＶ／ａｍであるから３０μｍ程度以上の厚さ
で−６− あれば良い。

第４図は第３図構成の圧電形電気音響変換器５３を電話
機のハンドセットへ装着した例を示づ。５１はハンドセ
ットの受話部分、５２は受話孔、５４は押え部材で、受
話器５３をハンドセラ１〜受話部分５１に固定すると技
に、保持リング４Ｇと乱状突起３８を介して金属振動板
３２にリード線５６を接続するものである。５５は入力
端子４３に接続されたリード線、５７は集積回路、５８
は電話回線、５９はリング状ゴム体で、受話器５３をハ
ンド［ットの受話部分５１に固定する場合に保持リング
４６を通じて放電するのを防１１するために前気室板３
５の表面と受話部分５１のリング状凸部６０との間に介
装されている。ゴム体５９は、シリコンゴム、クロロブ
レンゴ１８などが適している。音響漏洩孔３７はゴム体
５９の外形より外側に位置している。

第１の実施例では金属振動板３２に電気絶縁フィルム４
５を接着したが、これは第５図に示す第２の実施例のよ
うに接着せずに電気絶縁フィルム４５を前気室板３５と
金属振動板３２との間に挟み固定して−７− もＪ、り、または、第６Ｎに示す第３の実施例のように
、電気絶縁フィルム４５１まリング状のスペーサ６１を
挟んで金属振動板３２に接着し、金属振動板３２ととも
に前気室板３５にて挟み固定してしよい。スベー１す６
１は振動板３２ど電気絶縁フィルム４５どの聞に薄い密
閉された空気層を形成するため、電気絶縁フィルム４５
は振動子３１の動きと一体どなって振動づる。スペーサ
６１の厚さは１闇以下が適当である。

第７図は第４の実施例を示す。第１の実施例ど賃むる点
を記すと、金属振動板３２は凹状に成形されており、そ
の凹状底部の外側にセラミックバ／、１８体３３が接着
されている。電気絶縁フィルム４５１ま凹状のくぼみ部
分を覆い密閉空間を形成ＭるＪ、うに前気室板３５で挟
み固定されている。金属振動板３２の凹状部分のくぼみ
の深さは１＃１１＋＋Ｉス下が適当である。

４Ｔお、第２、第３、第４の実施例どし第１の実施例と
同様にしてハンドセットの受話部分５１に装着される。

−８− 発明の詳細な説明のように本発明の圧電形電気音響変換器によると
、前気室板を電気絶縁体で形成し、振動板の前気室側の
表面を電気絶縁フィルムで直接または薄い空気層を介し
て覆う構成にし、受話孔を有するハンドセット受話部内
側のリング状凸部に密着させて取付ｌプたため、電話機
やインターホン等を利用する人が、たとえ高電圧で帯電
している状態でハンドセラＩ−を取り、受話孔に耳を付
けても放電することはなく、利用者に不快感を与えるこ
とがない。また、受話器の駆動用集積回路を破壊するこ
ともない。更に、振動板の表面を電気絶縁性フィルムが
全面的に覆うために防錆効果も傳られる。従って、極め
て信頼性の高い圧電形電気音響変換器を提供することが
できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の圧電形電気音響変換器の断面図、第２図
は従来の圧電形電気音響変換器を電話機のハンドセット
に＠着した断面図、第３図〜第７図は本発明の実施例を
示し、第３図と第４図は木発−９− 明の第１の実施例の断面図、第５図、第６図番ま第２、
第３の実施例の断面図、第７図は第４の実施例の断面図
である。３１・・・振動子、３２・・・金属振動板、３３・・・
１７ラミツク圧電体、３４・・・前気室、３５・・・前
気室板、３６・・・放音孔、３７・・・音管漏洩孔、４
０・・・背気室板、４２・・・背気室、４５）・・・電
気絶縁フィルム、５１・・・ハンドセットの受話部分、
５２・・・受話孔、５３・・・受話器、５４・・・押え
部材１５９・・・リング状ゴム体、６０・・・リング状
凸部、６１・・・スペーサ代理人　森　本　義　弘１０− 第１図第２図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

１、セラミック圧電体を金属振動板に貼ＩＩ　ｕた振動
子ど、電気絶縁体から成り前記振動子との間に前気室を
形成するよう局部に段差が形成された前気室板と、前記
振動子との間に背気室を形成するよう局部に段差が形成
されＩＣ背気室板と、前記金属振動板に直接また１ま微
小な空間を介して固定された電気絶縁フィル１１とを設
け、受話孔を有するハンドセット受話部内側のリング状
凸部体に密着して取付１ノ／、：　Ｊｒ　７１１　１＋
５　’４　’！　？’ｔ　Ｗ　ｅ　ＩＩＡｎ　。