JPH02155400A - 圧電形受話器 - Google Patents

圧電形受話器

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JPH02155400A
JPH02155400A JP30876088A JP30876088A JPH02155400A JP H02155400 A JPH02155400 A JP H02155400A JP 30876088 A JP30876088 A JP 30876088A JP 30876088 A JP30876088 A JP 30876088A JP H02155400 A JPH02155400 A JP H02155400A
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JP
Japan
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piezoelectric
diaphragm
piezoelectric diaphragm
frequency
volume
Prior art date
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Pending
Application number
JP30876088A
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English (en)
Inventor
Akira Teratani
章 寺谷
Mitsuo Masuda
増田 光雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセラミック圧電体を利用した圧電形受話器に関
し、特に電話機用として好適な高感度の圧電形受話器に
関するものである。
〔従来の技術〕
近年、電話機用受話器としてセラミック圧電体を利用し
た圧電形のものが用いられるようになっておシ、従来か
ら種々の構造を有するものが多数提案されている。その
−例を第7図を用いて説明すると、この圧電形受話器は
、その概略構造を第7図に示すように1セラミック圧電
体21&を黄銅板等の金属基板21b上に貼着等で設け
てなる圧電振動板21と、その前面側を覆うことで圧電
振動板21との間に第1前気室22を形成するとともに
放音孔23aが穿設された前部カバー23と、その背面
側を覆うことで振動板21との間に第1背気室24を形
成するとともに制動穴25が穿設されているプリント基
板を兼ねる背面板26と、この背面板26からその下面
側に引出される前記セラミック圧電体21&の各電極部
に接続される金属板材から成る一対の端子片28.29
等で構成されている。なお、図中26a 、 26bは
合成樹脂材等の非導電材によシ一体成形される背面板2
6の下面側に印刷配線された導電層で、一方の導電層2
6aは、前記端子片28を背面板26に穿設したリード
穴30を貫通して配設されるリード片31によシ前記セ
ラミック圧電体21JLO+側電極部に電気的に接続し
、また他方の導電層26bは、背面板26の側縁部側に
導かれ、前部カバー23あるいは背面板26端面に形成
した導電層(図示せず)。
さらに金属基板2Ib上の導電部などを介してセラミッ
ク圧電体21&の一側電極部に電気的に接続される。
また、前記背面板26に穿設された制動穴25は、圧電
振動板21のもつ共振周波数が高周波帯において部分的
に高いととに起因し、これを第1背気室24からの音の
放散等で調整し可聴範囲内での周波数特性を得るための
もので、メツシュ等による制動膜27を背面板26の上
面側に接着材等で接着固定するものとなっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このような圧電形受話器においてその感度を
増加させる方法としては、端子間の供給電圧を上げるか
、あるいは振動板の静電容量を増加させることなどが考
えられるが、一般的に電話機の通話回路においては供給
電圧に制限があり、通常は振動板の静電容量を増加させ
る方法がとられている。この場合、構造を同じにして、
静電容量のみを増加させている。ところが、電話機での
音声帯域0.3 KHz 〜3.4 KHzにおいて高
塚側(2KHz〜3.4KHz)で低インピーダンスに
なるため(1/ωC)、高域側感度が得られず、また周
波数感度の平坦化が困難である等の問題があった。
本発明は以上の点に鑑み、かかる問題点を解消するため
になされたもので、周波数感度の平坦化を実現した高感
度の圧電形受話器を提供することを目的とする。
〔詳題を解決するだめの手段〕
上記の目的を達成するため、本発明の圧電形受話器は、
セラミック圧電体を有する圧電振動板と、この圧mW動
板の前面側を覆って該振動板との間に第1前気室を形成
する前部カバーと、前記圧電振動板の背面側を覆って該
振動板との間に第1背気室を形成する背面板と、この背
面板に設けた制動穴とを具備し、前記圧電振動板の静電
容量を80nF〜120nFにすると共に、前記第1背
気室の容積をIcc〜1.4eeにし、かつ音響系の基
本共振周波数を約1.3〜1.5KHzにしたものであ
る。
〔作用〕
したがって、本発明によれば、音響系において第1背気
室の容積を大きくしてそのダンパ効果を緩め、さらに圧
電振動板の基本共振周波数を高めることによシ、高域側
に音圧エネルギーを移行させ、感度の平坦化を図ること
が可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図および第2図は本発明に係る圧電形受話器の一実
施例を示す側面断面図およびその■−■線断面図である
。これらの図において、1はセラミック圧電体1aを黄
銅板等の金属基板1bに貼着等で設けてなる圧電振動板
、2はこの圧電振動板1の前面側を覆って該振動板1と
の間に前気室つまシ第1前気室3を形成するとともに放
音孔2aが穿設されたドーム状の前部カバー、4は圧電
振動板1の背面側においてその振動板1との間に背気室
つまυ第1背気室5を形成するとともに、彼達する端子
板の端子片8を貫通させて保持する背面板としての端子
保持板、6はこの端子保持板4の上部に配置され前記セ
ラミック圧電体1aの一側電極部に電気的に接続される
外部接続用の端子片8を有する金属板材から成る端子板
である。そして、前記端子保持板4の一部つまシ平坦な
段部4aには、圧電振動板1の振動を制動するための制
動穴9が穿設されるとともに、この端子保持板4上で制
動穴9周縁部分に圧接される挾み込み片6aが端子板6
の一部に一体く設けられており、この挾み込み片6aと
端子保持板4との間には、制動穴9を覆う制動膜10が
介在されて固定されている。
また、6bは挾み込み片6a上で制動穴9に対向して穿
設された穴部、7aは端子保持板4の底部に保持される
もう一方の端子片7をセラミック圧電体1aの+側電極
部に接続するためのリード線であシ、前記各圧電振動板
1.端子板60環状導電部および端子保持板4を、前部
カバー2周縁のかしめ部2bによ#)積層状態で一体的
に組立てることによシ、図示する構造の圧電形受話器が
形成されている。
かかる実施例構成の圧電形受話器において、入力端子と
しての両端子片7,8に信号を加えると、圧電振動板1
は信号に応じた振動をして音波を発生する。ここで、厚
み0.1 III +外径23I11のセラミックス圧
電体(#=約3000以上)1&と厚み0゜1酊、外径
32f11の金属基板(黄銅)1bとから成る圧電振動
板1を用い、その圧電振動板1の静電容量Cを80nF
〜120nF 、第1背気室5の容fAvを1cc〜1
.4 c cにし、さらに音響系の基本共振周波数を約
1.3〜1.5KHzにした場合、第3図に示すような
感度−周波数特性が得られた。
これについて第4図に示す従来品の感度−周波数特性と
対比して述べる。ただし、第4図の従来品のものは、圧
電振動板の寸法を本実施例品と同じにし、そのセラミッ
ク圧電体の誘を率εが約1800、圧電振動板の静電容
量Cが約60nFで、第1背気室の容3vが約0.5e
eである。第3図および第4図は測定条件として径0.
4ケーブルに対して損失7dBとした時の周波数特性を
示したものであり、同図中1点鎖線は周波数特性におけ
る許容範囲を表わす曲線を示す。
しかして、従来のものでは、電話機での音声帯域0.3
 KHz 〜3.4 KHzにおいて、2〜3.4 K
Hzの高域側において低インピーダンスになるため、高
域側感度が低下し、また周波数感度の平坦化が損なわれ
ていた。これに対し、本発明によるものは、圧電振動板
1の静電容i−Cを80nF〜120nFとし、その音
響系において第1背気室5の容積(Vw 1 cc〜1
.4 c c )を大きくしてダンパ効果を緩め(ダン
パ係数−α・S/V、α:振動板変位、S:振動板面積
)、さらに振動系の基本共振周波数を高めることにより
、高域側に音圧エネルギーが移行して、第3図に示す如
く、周波数感度の平坦化が実現できると共に、第4図の
従来例のものに比べて受話感度で約6dB向上させるこ
とができた。
ただし、本実施例における圧電振動板1に蓄えられるエ
ネルギーと周波数の関係を示す特性の一例を第5図に示
す。同図中実線■は、圧電振動板の静電容量が56nF
のときのエネルギー・周波数特性で、点線■は圧1!振
動板の静電容量が110nFのときのエネルギー・周波
数特性である。また第6図は、本実施例の圧電形受話器
と従来品(TPZ−R1)をそれぞれハンドセットに組
み込み、測定条件として60発信機、線路損失ゼロ及び
IECカップラを用いて測定したときの感度−周波数特
性図である。
なお、本発明は上述の実施例にのみ限定されるものでは
なく19%許請求の範囲に記載された範囲内において種
々変更し得るものであることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の圧電形受話器によれば、従来のも
のに比べて受話感度で約6dBの向上が可能になυ、か
つその周波数感度の平坦化が実現できるなどの効果を有
し、実用上の効果は頗る大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る圧電形受話器の一実施例を示す側
断面図、第2図はその■−■線断面図、第3図および第
4図はそれぞれ上記実施例と従来例の感度−周波数特性
図、第5図は上記実施例の説明に供する圧電振動板に蓄
えられるエネルギーと周波数の関係を示す特性図、第6
図は上記実施例と従来例の感度−周波数特性図、第7図
は従来の一例を示す概略断面図である。 1・・・・圧電振動板、1mや・・・セラミック圧電体
、1b・・・・金属基板、2・・・・前部カバー、3・
・・・第1前気室、4・・・・端子保持板(背面板)、
5・・・・第1背気室、6・・・・端子板、7,8・・
・・端子片、9e・ms制動穴、10・−・・制動膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  セラミック圧電体を有する圧電振動板と、この圧電振
    動板の前面側を覆つて該振動板との間に第1前気室を形
    成する前部カバーと、前記圧電振動板の背面側を覆つて
    該振動板との間に第1背気室を形成する背面板と、この
    背面板に設けた制動穴とを具備し、前記圧電振動板の静
    電容量を80nF〜120nFにすると共に、前記第1
    背気室の容積を1cc〜1.4ccにし、かつ音響系の
    基本共振周波数を約1.3〜1.5KHzにしたことを
    特徴とする圧電形受話器。
JP30876088A 1988-12-08 1988-12-08 圧電形受話器 Pending JPH02155400A (ja)

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JP30876088A JPH02155400A (ja) 1988-12-08 1988-12-08 圧電形受話器

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JP30876088A Pending JPH02155400A (ja) 1988-12-08 1988-12-08 圧電形受話器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022222315A1 (zh) * 2021-04-23 2022-10-27 深圳市韶音科技有限公司 一种传感装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61245800A (ja) * 1985-04-24 1986-11-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧電形変換器の周波数特性の調整方法

Patent Citations (1)

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