JPS60256273A - フアクシミリ信号伝送方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明はファクシミリ信号伝送方法および装置に関し、
特に伝送誤りが集中して発生する伝送路を用いてファク
シミリ装置間で符号データの伝送を行うファクシミリ信
号伝送方法および装置に関する。

〔従来技術〕

高速ファクシミリ装置におい１は、一般に画像データの
ディジタル伝送を行っており、その送信機は原画情報の
冗長度圧縮符号化（以下、符号化と称す）を行って画像
データを送信し、その受信機は符号化された画像データ
を受信して復号・記録を行っている。

すなわち、送信機は原画を所定数の各主走査ラインで走
査・続増りを行い、各主走査ラインについて白「０」、
黒「１」の２値化画素データに変換した後、それぞれの
連続するビット数に応じて予め割当てられている所定の
符号に順次変換しラインデータＬＤ（１ライン分の符号
化画データ）とする。

次に、各ラインデータＬＤの頭に同期符号ＥＯＬを、１
画面に対する最終ラインデータＬＤに続いて、ページの
終シを示す制御復帰信号ＲＴＣ（例えば、連続した６個
の同期符号ＥＯＬと同一の符号）を付加して画像データ
を構成し、これを伝送路に送出する。

なお、同期符号ＥＯＬは、通常の有効なラインデータＬ
Ｄ中には発生しえ危い固有の特定パターンの符号が用い
られ、各主走査ラインの区切りを示すものである。

受信機は伝送路からの画像データを周知のように受信し
、画像データから各同期符号ＥＯＬを検出することＫよ
り、各ラインデータＬＤを識別し、これをラインごとに
２値化画信号に復号化する。

その際、各ラインデータＬＤごとにそのランレングス値
が示す画素データの数が、予め設定する所定値と一致す
ることを確めた後に記録を行い、制御復帰信号ＲＴＣが
検出されたとき通信を終了する。

ここで、ラインデータＬＤに対するランレングス値が示
す画素データ数が上記所定値に一致したときは、その符
号ｗＡシの理論的確率が極めて小さいので、実用上その
ラインデータＬＤには誤りがないものとみなすことがで
きる。

誤ｐのないラインデータＬＤはそのｉま記録されるが、
誤シのあるラインデータＬＤは、通常、その直前または
直後の正常なラインデータＬＤが代りに記録される内捜
法によって、そのｖ４シのあるラインに対する記碌画の
補正が行われる。

しかしながら、１ペ一ジ分の画像データの送受信におい
て、受信した画像データ中に連続して複数ラインが′ｆ
Ａｂを発生した場合、ラインデータＬＤとともに同期符
号ＥＯＬも誤ったときは、誤りのない次の同期符号）ｉ
ｆＯＬが検出されるまでの数ライン分のラインデータＬ
Ｄを１ライン分のデータ誤シと判定することになる。

このように、同期符号ＥＯＬまでも含めて誤ることは、
例えば、移動無線回線のようＫ、フェージング現象によ
シ伝送誤シが集中して発生する回線では、比較的しばし
ば発生し易い。

５− すなわち、従来のファクシミリ信号伝送方法および装置
では、伝送路の瞬断やバースト饋りによって、１画面中
に複数ラインに互って符号ｖＡ９を発生し、記鐘画が判
続不能に碌るという欠点がおる。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、複数ラインに互る符号誤ｐを画面全体
に拡散させて、記鈴画が判続不能になることを防止でき
るファクシミリ信号伝送方法および装置を提供すること
にある。

〔発明の構成〕

本発明における第１の発明のファクシミリ信号伝送方法
は、ファクシミリ信号を所定の符号化法で符号化し、符
号化されたラインごとのラインデータそれぞれにライン
配列順のライン番号を付加して画データを構成し、該画
データを１ブロツクとして複数の前記画データそれぞれ
の前記ライン配列順を予め定める規則にしたがって組替
えて伝送データを作成し、該伝送データを変調して伝送
路を送出し、伝送された被変調伝送データを受信６− 復調し、前記伝送データを構成する前記画データそれぞ
れを元の前記ライン配列順に組直し、前記符号化法に対
応する復号化法で復号化するように構成される。

本発明における第２の発明のファクシミリ信号伝送装置
は、ファクシミリ信号を所定の符号化法で符号化する符
号化手段と、符号化されたラインごとのラインデータそ
れぞれにライン配列順にライン番号を付加するライン番
号付加手段と、それぞれの前記ラインデータと対応する
それぞれの前記ライン番号とで構成される画データそれ
ぞれを１ブｐツクとして複数の前記画データの前記ライ
ン配列順を予め定める規則にしたがって組替えて伝送デ
ータを出力するライン配列変換手段と、該伝送データを
変調して伝送路に送出する送信手段と、伝送された被変
ｍ伝送データを受信復調する受信手段と、前記伝送デー
タを構成する前記画データそれぞれを元の前記配列順に
組直し前記ライン配列順にそれぞれの前記画データを出
力するライン配列復旧手段と、該ライン配列復旧手段か
らの出力データを前記符号化法に対応する復号化法で復
号化する復号化手段とを含んで構成される。

〔実施例の説明〕

本発明は、送信側では原画の１画面を走査した主走査ラ
インごとのラインデータのライン配列順を所定の規則に
したがって組替えて送出し、受信側では元のライン配列
順に戻して、１画面中に複数ラインに互る符号誤りが集
中して発生したとき、それらのｙＡリラインを画面全体
に分散することによシ、記録面が判読不能になることを
防止するファクシミリ信号伝送方法および装置を実現す
るものである。

以下に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に
説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図でファクシ
ミリ信号伝送装置は符号化回路１１と、ライン番号付加
回路１２と、インタリーブ回路１３と、送信回路１４と
、受信回路２１と、デインタリーブ回路２２と、復号化
回路２３と、ライン検出回路２４と、スイッチ回路２５
と、内捜回路２６と、誤シ検出回路２７とを含む。

以下に、ｗ！Ｊ１図に示す実施例の動作について第２図
ａ、ｂ乃至第４図を参照して詳細に説明する。

第２図ａ、ｂはそれぞれインタリーブ回路の動作を説明
するための概念図、第３図はラインごとの画データ構成
の一例を示す説明図、第４図はラインごとの画データ構
成の他の例を示す説明図である。

第１図に示すように、図示しない走査回路からの白およ
び黒の２億情報をもつ画素ごとの画素データＤＡは符号
化回路１１に供給される。

符号化回路１１は、画素データＤＡをラインごとに白お
よび黒の連続長を示すランレングス情報に変換したのち
、所定の符号化を行いラインごとのラインデータＬＤを
発生する。符号化法は特に限定されないが、例えば、Ｃ
ＣＩ’ＴＴ勧告Ｔ・４に規定される１次元符号化方式（
ＭＨ方式）および２次元符号化方式（ＭＲ方式）などが
ある。

さらに、符号化回路１１けライン番号付加回路１２から
供給されるライン番号Ｂと、１ラインの９一 区切シを示す前述した同期符号ＥＯＬとを２インデータ
ＬＤそれぞれに付加して、第３図にその一例を示すライ
ンごとの画データＰＤを出力する。

ライン番号付加回路１２はカウンタで、１主走査ライン
ごとの位相信号ＰＨを計数し、計数結果にしたがって歩
進するライン番号Ｂを発生する。

インタリーブ回路１３＃ｉランダムアクセスメモリで、
符号化回路１１からの画データＰＤを１画面分層次格納
する。格納された画データＰＤは、予め定める規則にし
たがったライン番号順に読出される。

すなわち、ｔＩｇ２図ａは符号化回路１１からの出力の
画データＰＤの配列順を、第２図すはインタリーブ回路
１３からの画データＰＤの配列順を示すもので、インタ
リーブ回路１３Ｆｉライン単位で予め定める規則にした
がって、ライン配列順を組替える。

インタリーブ回路１３からの配列替えされた画データＰ
Ｄで構成される伝送データＴＤは、送信回路１４で所要
の変調を行ったのち、例えば、自１０− 動車移動無線回線などの伝送路に送出される。

伝送された被変調伝送データは、第１図に示すように、
受信部２１で受信後復調されてゲインクリープ回路２２
に供給される。

一方、復調された伝送データＴＤはライン検出回路２４
に供給される。ライン検出回路２４は伝送データＴＤか
ら同期符号ＥＯＬおよびライン番号Ｂｔ−検出し、検出
結果にもとづきゲインクリープ回路２２に画データｌ’
　Ｄの１込みを指示する。

ゲインクリープ回路２２はランダムアクセスメモリで、
前述したインターリーブ回路１３で組替えられたライン
配列順を元に戻すための回路でおる。ゲインクリープ回
路２２はライン検出回路２４からの指示にしたがって、
画データＴＤを所定のアドレスに１画面分格納し、復号
化回路２３からの胱出し指示に応じて、ラインごとに順
次読出し復号化回路２３に供給する。

このように、同期符号ＥＯＬとライン番号Ｂとの組合せ
でライン検出を行うことにより、符号誤、ＯＫ対するラ
イン検出能力を向上することができる。

復号化回路２３は、前述した符号化法に対応する復号化
法で、画データＰＤにおけるラインデータＬＤの復号化
を行い、白および黒の連続長を示すランレングス情報へ
の変換過程を経て、白および黒の２値化情報からなる記
録データＲＤに復号し、スイッチ回路２５を経て図示し
ない記録回路に供給する。

一方、復号化回路２３からの記録データＲＤは内接回路
２６に供給される。内接回路２６は画データＰＤ’に符
号誤シがあるとき、その画データＰＤ’に対応する記録
データＲＤ’の代りに、その直前の記録データＲＤを用
いるための回路である。

一般に、ファクシミリ信号は互に隣接するライン間の信
号の相関が高いため、この内接操作は符号誤りラインの
補正に極めて有効である。

円捜を行うか否かの判定、すなわち該当する画データＰ
Ｄに符号誤ｐがわるか否かの検出は誤シ検出回路２７が
行う。誤ｐ検出回路２７はカウンタで、ランレングス情
報化されたラインデータＬＤを計数して、計数結果が予
め設定した値と一紋したときそのラインデータＬＤには
符号誤シなしと判定し、一致しないときは誤りありと判
定する。

誤り検出回路２７が符号誤シな検出すると、スイッチ回
路２５は内接回路２６の出力を選択して、その誤シライ
ンの直前の記録データＲＤを出力する。

次に、第４図は画データ構成の他の例を示す説明図で、
画データＰＤＦｉラインデータＬＤごとに同期符号ＥＯ
Ｌおよびライン番号Ｂのほかに１ｔ１４ｃ検出符号Ｅを
付加して構成される。

このように、誤り検出符号Ｅを付加したときはその符号
に対する固有の誤り検出方法が用いられる。この場合、
ラインデータＬＤに対するランレングス情報の計数を併
用してもよい。

また、送信側では、ライン番号Ｂと誤り検出符号Ｅとの
ラインデータごとの画素対応のビット数の和が一定にな
るよう設定して、ライン番号Ｂと誤υ検出符号Ｅとをラ
ンレングス情報化してライ１３− ンデータＬＤに付加し、受信側では、ラインデータＬＤ
に対するランレングス情報に含めて計数することにより
、誤シ検出能力を向上することができる。

いま、第２図すにおいて、ライン番号２，６゜１０に対
応する画データＰＤ’に連続して符号誤シが発生したと
する。

これらの画データＰＤ’は、受信側では、ゲインクリー
プ回路２２によシ、第２図ａに示すように分散した配置
になるので、内接手段が有効に作用して、！ｉＡＤの影
響を実用上無祈できる範囲まで改善できる。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明のファクシミＩＪ信号伝送方
法および装置はライン番号付加手段と、ライン配列変換
手段と、ライン配列復旧手段とを追加して、送信側では
、符号化された１ラインに対応する画データを１ブロツ
クとしてライン配列順を組替えて送出し、受信側では、
元のライン配列順に戻すことにより、１画面中に複数ラ
インに互１４− って符号娯りが発生したときそれらの誤シシインを１ｉ
１１面全体に分散盲せて記録面が判読不能になることを
防止できるので、画質の省化を防止しかつ再送率を低減
して通信効率を向上できるという効果がわる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図８
およびｂはそれぞれインタリープ回路の動作を説明する
だめの概念図、第３図はラインごとの画データ構成の一
例を示す説明図、第４図はラインごとの画データ構成の
他の例を示す説明図である。 図において、１１・・・・・・符号化回路、１２・・・
・・・ライン番号付加回路、１３・・・・・・インタリ
ーブ回路、１４・・・・・・送信回路、２１・・・・・
・受信回路、２２・・・・・・デインタリーブ回路、２
３・・・・・・復号化回路、２４・・・・・・ライン検
出回路、Ｌ　Ｄ・・・・・・ラインデータ、ＰＤ・・・
・・・画データ、ＴＤ・・・・・・伝送データ。 ニア１’ＡＩｊ考　七ンイ↓シ改１号 ａ　ｂ 茅　２　閏

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）７アクシリミリ信号を所定の符号化法で符号化し
   、符号化されたラインごとのラインデータそれぞれにラ
   イン配列順のライン番号を付加して画データを構成し、
   該画データを１ブロツクとして複数の前記画データそれ
   ぞれの前記ライン配列順を予め定める規則にしたがって
   組替えて伝送データを作成し、該伝送データを変調して
   伝送路に送出し、伝送された被変調伝送データを受信復
   調し、前記伝送データを構成する前記画データそれぞれ
   を元の前記ライン配列順に組直し、前記符号化法に対応
   する復号化法で復号化することを特徴とするファクシミ
   リ信号伝送方法。
2. （２）ファクシミリ信号を所定の符号化法で符号化法で
   符号化する符号化手段と、符号化されたラインごとのラ
   インデータそれぞれにライン配列順にライン番号を付加
   するライン番号付加手段と、それぞれの前記ラインデー
   タと対応するそれぞれの前記ライン番号とで構成される
   画データそれぞれを１ブロツクとして複数の前記画デー
   タの前記ライン配列順を予め定める規則にしたがつて組
   替えて伝送データを出力するライン配列変換手段と、該
   伝送データを変調して伝送路に送出する送信手段と、伝
   送された被変調伝送データを受信復調する受信手段と、
   前記伝送データを構成する前記画データそれぞれを元の
   前記ライン配列順に組直し前記ライン配列順にそれぞれ
   の前記画データを出力するライン配列復旧手段と、該ツ
   イン配列復旧手段からの出力データを前記符号化法に対
   応する復号化法で復号化手段とを含むことを特徴とする
   ファクシミリ信号伝送装置。