JPS602557B2 - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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Publication number
JPS602557B2
JPS602557B2 JP10225677A JP10225677A JPS602557B2 JP S602557 B2 JPS602557 B2 JP S602557B2 JP 10225677 A JP10225677 A JP 10225677A JP 10225677 A JP10225677 A JP 10225677A JP S602557 B2 JPS602557 B2 JP S602557B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
solenoid
core
fixed
spool
Prior art date
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Expired
Application number
JP10225677A
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English (en)
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JPS5436623A (en
Inventor
和宏 穂積
茂男 玉木
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Kuroda Precision Industries Ltd
Original Assignee
Kuroda Precision Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Kuroda Precision Industries Ltd filed Critical Kuroda Precision Industries Ltd
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Publication of JPS5436623A publication Critical patent/JPS5436623A/ja
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  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プランジャ形ソレノィドを有する電磁弁の構
造に関するものである。
(従来技術) 従来、プランジャ形ソレノィド特に1形ソレノィドを用
いた電磁弁においては、ソレノィド部と切換弁部を組み
合わせた形で用いられており、例えば、三方弁を構成す
るには、第1図に示すように弁座イを有する弁本体口と
、両側に弁シート部ハ、二を装着した可動鉄心木と、関
口部へを有する固定鉄心卜と組み合わせるなどして構成
していた。
しかしこのような構成においては、三方弁までは構成が
容易であるが、それ以上の多方向弁を構成するには、弁
本体側で多方向弁を構成し、ソレ/ィドと組み合わせる
事により行なっており、即ち、弁本体側にスプール等に
より多方向弁を構成し、該スプールをソレノィドで作動
させて行なっているもので、その構造上、小型化を図る
上で限界があった。そのために英国特許第9斑205号
に示されるように、全体の小型化を図るために切襖弁横
成部分をソレノイド内に収容した電磁弁も発明されてい
るが、これも切換弁構造がソレノィドを構成する可動鉄
心に内蔵されているために、内部にゴミ等が混入して弁
の作動に支障を来たすと、ソレノィドも同様に作動不良
となってしまい、場合によってはウナリやソレノィド焼
損などの故障原因となる恐れがあるなどの欠点を有する
ものであった。
(発明の目的)本発明は以上の点に鑑みて、かかる従来
構造の電磁弁が有している欠点を解消した電磁弁を提供
することを目的とするものである。
(発明の構成と作用効果) 上記目的を達成するために本発明は、 多万向切襖弁横造の各ボートをいずれもプランジャ形ソ
レノィドの固定鉄心の一方端面に閉口させると共に、内
部に各配管用通路を形成したベースを前記固定鉄心の一
方の端面に隣接配備し、該各配管用通路に前記多方向切
襖弁構造の各ボートの関口を運速せしめて成る電磁弁に
おいて、前記多方向切換弁構造を前記固定鉄Dの内部に
設け、かつ、コイルの作動により該多方向切襖弁構造を
作動する可動銑○を前記固定鉄0の他方側に配備したも
のである。
即ち、切換弁構造を固定鉄心の内部に設けたことにより
、ソレノィド上端部に排気口を有し、弁本体(ベース)
に供給弁座を有した従釆の3ボート電磁弁に比して、ベ
ース側に弁座を必要としないため、電磁弁全体として小
型化が可能となるばかりでなく、ベース側は単に配管台
としての役目を果たせば十分であるから、マニホルド化
など応用も容易に行なえるものである。
更に、切換弁構造を固定鉄心の内部に設け、該切換弁構
造を作動する可動鉄心を、前記固定鉄心の一方側に配備
したことにより、弁部の作動不良に対して、可動鉄Dの
みは正常に動作(吸引)して、ソレノィド‘こ電気的故
障を発生させないための機構(オーバートラベル機構)
を、可動鉄Dに設けることが容易になるものである。
また、予め弁緩造を内蔵した固定鉄心を用意しておくこ
とにより、3ボートあるいは4ボートへの組立、絹変え
が容易になるものである。(実施例) 本発明の一実施例を図面について説明すると「第2図は
、本発明による3ボート形電磁弁の断面図を示しており
、本構造において、ソレ/イド部は、従来と同じく、ボ
ビンに巻勘かれたコイル1と、コイルボビン中を控動可
能な、可動鉄心2と、コイルの電磁吸引力によって可動
鉄心2が当接する固定鉄心3及びカバー5から構成され
ている。
本構造における固定鉄心3には、中央長手方向に貫通口
6が設けられ、該貫通口6のほぼ中央に隣接固定された
両側に弁座を形成したスリーフ7と、該スリーブ7の両
側に弁シート部を有するスプール8とから成る3ボート
弁が内蔵されている。固定鉄心に内蔵された3ボート弁
の構造について更に詳細に説明すると、第3図の拡大説
明図の如く、固定鉄心3の中央長手方向に設けられた貫
通口6のほぼ中程には、環状のスリーブ7が接着固定さ
れており、その両端には弁座9,10が形成されている
。スプール8はスプール端部村11,12と各々のスプ
ール端部材に装着された弾性の弁シート部13,14と
間隔を置いて両スプール端部材を接着などにより一体化
したスプールガィド15とから構成され、弁シート部1
3と該スリーブの弁座9とで一対のポベット弁を構成し
、弁シート部14と弁座10とで同様にポベット弁を構
成する。スプール端部材1 1,12は、各々貫通口6
内において、断面L形状を有する環状部材と0リンクと
を組み合わせたシール部材16により支持されている。
貫通口65一端(下側)には溝形の部材17が接着固定
されている。前記スプール8のスプール端部材12は穴
18を有しており、この穴18内と該溝形部村内底面と
の間に装着される圧縮ばね19により前記スプ−ル8は
上方へ押され、弁シート部14と弁座10は密閉状態に
ある。貫通口6の他端側にはブッシュ20が装着固定さ
れている。貫通口6内部に構成された弁室21,22,
23は各々固定鉄心3内部の薄口24,25,26を通
って、第4図の如く底面へ閉口している。以上のように
構成したソレノイドの下側には、ガスケツト27を介し
てベース28がねじ(図示せず)などにより装着されて
いる。該ベース28には第2図の如く、前述の固定鉄心
3の通口24,25,26と蓮適する開□部29,30
,31が各々側面部へ開口している。従ってベース28
は従来の如く弁構造の一部として作用するのではなく、
弁の構成部品以外のもの、例えば配管台として作用する
ものといえる。第2図において可動鉄心2は従来有して
いるようなロッド32、ピン33、圧縮1まね34によ
るオーバートラベル機構を有している。符号35は手動
操作部を示している。以上、本発明に係る3ボート形電
磁弁構造について説明をしてきたが、その動作について
説明する。
第2図はソレノィド非通電時を示しており、固定鉄心内
部の3ボート弁部においては、圧縮ばね(戻りばね)1
9によりスプール8は上方へ押圧され「弁シート部14
がスリーブ7の弁座10へ当俵し、通□24と通□25
を閉止し、通口25と通□26とが蓮適している。ここ
で通口24を供V給口、25を接続口(シリンダ等アク
チュェータへの)、26を排出口とすると、接続口25
と排出口26とが連通し、アクチュェータ内の流体が排
出されている状態にある。次にソレノィドに通電すると
、第5図に示すように可動鉄心2はコイル1の吸引力に
より下方へ移動し、固定鉄03の上端より突き出ている
スプール端部村11を含むスプール8を圧縮ばね19に
抗して下方へ押し下げ、該固定鉄心3の上端へ当接する
。従ってこの動作によりスプール8とスリーブ7による
3ボート弁は切換わる。つまり弁シート部13と弁座9
が当接して、通□25と薄口26が閉止され、弁シート
部14が弁座10から離れて通口24と通口25を蓮通
させ、供給口から流体が接続口へ流入しアクチュェータ
を駆動させることになる。また、本発明は第6図の如く
4ボート弁以上についても実施できるものである。
第二実施例の固定鉄QIO川ま、中央貫通口内に間隔を
置いた接着固定され且つ両端に弁座を形成したスリーブ
101,102と、第一実施例と同様の組立式のスプー
ル103と、該スプールの両端を支持するシール部材1
04と、スプール下端側に装着した戻りばね105を有
すると共に、該固定鉄心の貫通口内に各々位置をずらせ
て5つの薄口すなわち供給ロー06、2つの接続口10
7,108、2つの排出ロー09,110を備えている
。これらの通□は各々固定鉄心100の底面へ開〇し、
ガスケツト1 1 1を介してベース1 12の側面へ
通じている。尚固定鉄心100底面へ開口している通○
のうち、排出ロー09,1101ま同じ1つの薄口11
3となって閉口しており、開□位置は第7図の如く等間
隔に設けられている。第6図においては、スプール10
3が戻りばね105により上方に移動し、スプールの弁
シート部114と、スリーブ102下側弁座、及び弁シ
ート部115上面とスリーブ101下端弁座間を密封し
、供聯合口106は接続口107と運通し、接続口10
8は排出ロー10と運通している。従って、第一実施例
と同様に、ソレノィド通電時には、コイル吸引力により
可動鉄心がスプールを押圧し、4ボート弁を切換えるこ
とができるものである。以上3ボート及び4ボート弁を
固定鉄心内へ内蔵した実施例について説明したが、両実
施例のスプールは従来と同様に、長手方向中央に対し左
右を対称に形成し圧力バランスを保つていると共に、コ
イルの吸引力が直接スプールへ加わらないよう圧縮‘ま
ねを用いている。(発明の効果) 以上のように本発明は、切換弁構造を固定鉄心の内部に
設け、該切換弁構造を作動する可動鉄心を、前記固定鉄
心の一方側に配備したことにより従来構造の電磁弁に比
して、小型化が可能となるばかりでなく、ベース側は単
に配管台としての役目を果たせば十分であるから、マニ
ホルド化など応用も容易に行なえ、さらには、弁部の作
動不良に対して、可動鉄心のみは正常に動作(吸引)し
て、ソレノィド‘こ電気的故障を発生させないための機
構(オーバートラベル機構)を、可動鉄心に設けること
が容易になり、また、予め弁構造を内蔵した固定鉄心を
用意しておくことにより、3ボートあるいは4ボートへ
の組立、組変えが容易になるものであるなどの効果を有
するものである。
なお本発明の実施例をポベット弁について説明したが、
本発明はポベット弁のみに限定されるものではなく、他
の弁構造にも実施できるものである。図面の簡単な説明
第1図は従来例を示す断面図、第2図は本発明の第一実
施例を示す断面図、第3図は第2図における固定鉄心部
の拡大断面図、第4図は第2図のW−W断面図、第5図
は第2図の動作後を示す断面図、第6図は本発明の第二
実施例を示す断面図、第7図は第6図のW−の断面図で
ある。
主要部品の符号の説明 1・・・コイル、2・・・可動
鉄心、3・・・固定鉄心、5・・・カバー、7,101
,102…スリーブ、8,103…スプール、9,10
・・・弁座、11,12・・・スブール端部材、13,
14…弁シート部、15…スプールガィド、16・・・
シール部材、17・・・溝形部材、19・・・圧縮ばね
、20…ブッシュ。第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多方向切換弁構造の各ポートをいずれもプランジヤ
    形ソレノイドの固定鉄心の一方端面に開口させると共に
    、内部に各配管用通路を形成したベースを前記固定鉄心
    の一方の端面に隣接配備し、該各配管用通路に前記多方
    向切換弁構造の各ポートの開口を連通せしめて成る電磁
    弁において、前記多方向切換弁構造を前記固定鉄心の内
    部に設け、かつ、コイルの作動により該多方向切換弁構
    造を作動する可動鉄心を前記固定鉄心の他方側に配備し
    て成ることを特徴とする電磁弁。
JP10225677A 1977-08-26 1977-08-26 電磁弁 Expired JPS602557B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10225677A JPS602557B2 (ja) 1977-08-26 1977-08-26 電磁弁

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JP10225677A JPS602557B2 (ja) 1977-08-26 1977-08-26 電磁弁

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Publication Number Publication Date
JPS5436623A JPS5436623A (en) 1979-03-17
JPS602557B2 true JPS602557B2 (ja) 1985-01-22

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ID=14322502

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JP10225677A Expired JPS602557B2 (ja) 1977-08-26 1977-08-26 電磁弁

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6235503Y2 (ja) * 1983-06-28 1987-09-09

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JPS5940615Y2 (ja) * 1981-06-09 1984-11-19 株式会社トキメック パイロツト式電磁弁

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JPS6235503Y2 (ja) * 1983-06-28 1987-09-09

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JPS5436623A (en) 1979-03-17

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