JPS60255685A - 鶏ふんの発酵方法 - Google Patents
鶏ふんの発酵方法Info
- Publication number
- JPS60255685A JPS60255685A JP59110544A JP11054484A JPS60255685A JP S60255685 A JPS60255685 A JP S60255685A JP 59110544 A JP59110544 A JP 59110544A JP 11054484 A JP11054484 A JP 11054484A JP S60255685 A JPS60255685 A JP S60255685A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fermentation
- temperature
- chicken manure
- powder
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、鶏ふんの発酵方法に関する。更に詳しくは、
鶏ふんに合成ウオレストナイト及び濃硫酸を添加、混合
し、混合物を粒状化する処理方法(特公昭55−300
6号)によって得た処理物の水分、…、温度を調整し1
、該粒状物に潜在する微生物、酵素によって発酵を開始
させ、発酵を続行、完了させる鶏ふんの発酵方法に関す
るものである。
鶏ふんに合成ウオレストナイト及び濃硫酸を添加、混合
し、混合物を粒状化する処理方法(特公昭55−300
6号)によって得た処理物の水分、…、温度を調整し1
、該粒状物に潜在する微生物、酵素によって発酵を開始
させ、発酵を続行、完了させる鶏ふんの発酵方法に関す
るものである。
以下、上記特公昭55−3006号に記載の鶏ふんの処
理方法をSK処理法、処理物をSK処理物と称する。ま
た本方法に関連のある合成ウオレストナイトよりケイ酸
カルシウム系デル状物質の製造方法(特公昭55−23
764号)によって生成されるケイ酸ゾルを単に活性ケ
イ酸ゾルと称する。
理方法をSK処理法、処理物をSK処理物と称する。ま
た本方法に関連のある合成ウオレストナイトよりケイ酸
カルシウム系デル状物質の製造方法(特公昭55−23
764号)によって生成されるケイ酸ゾルを単に活性ケ
イ酸ゾルと称する。
8に処理物中には多孔質の凝集粒体が生成すすることは
特公昭55−3006号公報に開示されているが、その
後、SK処理物を発酵処理することによって、次の新事
実を見いだした。すなわち、多孔質の凝集粒体が生成さ
れるとき、鶏ふん中の有機物と中和反応熱40〜60℃
及び濃硫酸に耐えた好熱菌、耐酸性菌などの微生物並び
に酵素、有機物がゲストとして、ホストとなる多孔質凝
集体に潜在することである。既に濃硫酸と中和反応熱に
よって鶏ふん中の雑菌、腐敗菌、病原菌、害虫、雑草の
種子は消滅されていて、sK処理物は、多孔質凝集体に
潜在する微生物にとって好適な環境となっている。また
鶏ふん中の有機物は濃硫酸によって分解され、糖化され
ており、かつ鶏が未消化のま\排泄したふん中の未消化
物も分解されて再び家畜の餌にした場合、消化されやす
い状態にある。したがって、微生物にと、つても養分が
豊富であるといえる。更にSK処理中に生成した活性ケ
イ酸ゾルは超微細粒子で界面活性が大きく、雑菌などの
混入を防いで微生物の増殖代謝の選択性を左右させるよ
うである。多孔質凝集粒体は、SK処理物中に偏在する
ことなく均一に分散されていて、その断熱的性質は過度
の発酵熱を抑制し、有機物の炭化を防止する。すなわち
鶏ふん中に含まれる植物の成長に役立つ窒素、リン酸、
カリウムの肥料成分をはじめ微生物が物質変換を行いう
る有機物は炭化、消失をまぬがれる。このようにSK処
理物は微生物にとっては最適な環境を備えた培地なので
ある。SK処理後24〜48時間、なるべく雑菌が混入
しないよう放冷した処理物は乾燥性がよいので短時間で
水分が調整され、また通気性、保温性は発酵に好適な状
態にアシ、温度25〜65°C水分率65〜78.5チ
pH6,0〜7.85に調整し、発酵を開始させる。発
酵を続行させると、1〜7日で温度はピーク約70℃と
なシ、その後温度は一時低下する。この期間の発酵を便
宜上第1発酵段階′と呼ぶ。この段階では、SK処理物
中の多孔質凝集粒体に潜在していた微生物の増殖代謝に
よる物質変換が行われる。続いて温度はピーク68°C
前後に再上昇し、また再び温度は低下し、それを繰返し
て発酵は継続される。大体14日以降は、温度の起伏は
小さくなる。8日以降の発酵を第2発酵段階と呼ぶ。こ
の段階では第1段階で活性全発揮した微生物に代って共
存する微生物の増殖代謝による物質変換が行われる。顕
微鏡によって放線菌、酵母などが検知できる。SK処理
物の水分率は8日目では’、”50%、8日目以降で2
0〜30チになることがあって、熟成させるのに水分補
給の必要なこともある。水分を補給しても全く腐敗しな
い。これも本方法の特徴である。
特公昭55−3006号公報に開示されているが、その
後、SK処理物を発酵処理することによって、次の新事
実を見いだした。すなわち、多孔質の凝集粒体が生成さ
れるとき、鶏ふん中の有機物と中和反応熱40〜60℃
及び濃硫酸に耐えた好熱菌、耐酸性菌などの微生物並び
に酵素、有機物がゲストとして、ホストとなる多孔質凝
集体に潜在することである。既に濃硫酸と中和反応熱に
よって鶏ふん中の雑菌、腐敗菌、病原菌、害虫、雑草の
種子は消滅されていて、sK処理物は、多孔質凝集体に
潜在する微生物にとって好適な環境となっている。また
鶏ふん中の有機物は濃硫酸によって分解され、糖化され
ており、かつ鶏が未消化のま\排泄したふん中の未消化
物も分解されて再び家畜の餌にした場合、消化されやす
い状態にある。したがって、微生物にと、つても養分が
豊富であるといえる。更にSK処理中に生成した活性ケ
イ酸ゾルは超微細粒子で界面活性が大きく、雑菌などの
混入を防いで微生物の増殖代謝の選択性を左右させるよ
うである。多孔質凝集粒体は、SK処理物中に偏在する
ことなく均一に分散されていて、その断熱的性質は過度
の発酵熱を抑制し、有機物の炭化を防止する。すなわち
鶏ふん中に含まれる植物の成長に役立つ窒素、リン酸、
カリウムの肥料成分をはじめ微生物が物質変換を行いう
る有機物は炭化、消失をまぬがれる。このようにSK処
理物は微生物にとっては最適な環境を備えた培地なので
ある。SK処理後24〜48時間、なるべく雑菌が混入
しないよう放冷した処理物は乾燥性がよいので短時間で
水分が調整され、また通気性、保温性は発酵に好適な状
態にアシ、温度25〜65°C水分率65〜78.5チ
pH6,0〜7.85に調整し、発酵を開始させる。発
酵を続行させると、1〜7日で温度はピーク約70℃と
なシ、その後温度は一時低下する。この期間の発酵を便
宜上第1発酵段階′と呼ぶ。この段階では、SK処理物
中の多孔質凝集粒体に潜在していた微生物の増殖代謝に
よる物質変換が行われる。続いて温度はピーク68°C
前後に再上昇し、また再び温度は低下し、それを繰返し
て発酵は継続される。大体14日以降は、温度の起伏は
小さくなる。8日以降の発酵を第2発酵段階と呼ぶ。こ
の段階では第1段階で活性全発揮した微生物に代って共
存する微生物の増殖代謝による物質変換が行われる。顕
微鏡によって放線菌、酵母などが検知できる。SK処理
物の水分率は8日目では’、”50%、8日目以降で2
0〜30チになることがあって、熟成させるのに水分補
給の必要なこともある。水分を補給しても全く腐敗しな
い。これも本方法の特徴である。
約25日間の発酵を経て得た粉体は、茶褐色の幾分甘っ
たるい快い土の香9のするパサパサした粉体になる。こ
のように、sK処理物は短期間に微生物によって、有機
物が分解され、発酵は進むのである。その粉体の分析結
果を第1表に掲げる。
たるい快い土の香9のするパサパサした粉体になる。こ
のように、sK処理物は短期間に微生物によって、有機
物が分解され、発酵は進むのである。その粉体の分析結
果を第1表に掲げる。
第1表 SK処理物を本発明方法に
よって発酵させて得た粉体の成分
鶏ふんが原料であるから、鶏ふん中に含有されている窒
素、リン酸、カリウムの肥効分は、ぞのま\存在するが
、微生物の増殖代謝によって生成されたアミノ酸が10
〜15%、レプロン酸、乳酸、酪酸、核酸、クエン酸、
フロン酸、7ミン酸などの土壌有機酸が5〜15チ、糖
度が6〜6チであjQ、SK処理中に生成した活性ケイ
酸ゾルは50000 p、p−m昼下、ケイ酸カルシウ
ム、硫酸カルシウムを含有する。SK処理物を本発明方
法によって発酵させて得た粉体■(第1図参照)゛に6
倍量の水を加えてエキスを抽出する。その抽出エキスの
成分、物性を第2表に示す。
素、リン酸、カリウムの肥効分は、ぞのま\存在するが
、微生物の増殖代謝によって生成されたアミノ酸が10
〜15%、レプロン酸、乳酸、酪酸、核酸、クエン酸、
フロン酸、7ミン酸などの土壌有機酸が5〜15チ、糖
度が6〜6チであjQ、SK処理中に生成した活性ケイ
酸ゾルは50000 p、p−m昼下、ケイ酸カルシウ
ム、硫酸カルシウムを含有する。SK処理物を本発明方
法によって発酵させて得た粉体■(第1図参照)゛に6
倍量の水を加えてエキスを抽出する。その抽出エキスの
成分、物性を第2表に示す。
第2表 抽出エキスの成分、物性
この抽出エキスはアミノ酸量が多く、土壌有機酸は野田
醤油■検定によるアミノ酸及び土壌有機酸量のクロマト
グラフィー分析曲線(第2図)に見られるとおシ、レゾ
ロン酸が特に多く、乳酸、所の強制通気発酵方式(研究
酸&53−5、堆肥製造の機械化に関する研究による)
を用いて発酵させたときのアミノ酸、土壌有機酸量を第
6図のクロマドグシフイー分析曲線に示したが、アミノ
酸量も土壌有機酸量も少ない。更に一般の発酵鶏ふんか
らの抽出エキスは鶏ふんの水分調整に添加されたオガク
ズ、パークなどのリグニン分解液と鶏ふんの嫌気的な分
解による真黒い液で微生物の増殖代謝によるアミノ酸、
土壌有機酸の生成もなければ、活性ケイ酸ゾルもない。
醤油■検定によるアミノ酸及び土壌有機酸量のクロマト
グラフィー分析曲線(第2図)に見られるとおシ、レゾ
ロン酸が特に多く、乳酸、所の強制通気発酵方式(研究
酸&53−5、堆肥製造の機械化に関する研究による)
を用いて発酵させたときのアミノ酸、土壌有機酸量を第
6図のクロマドグシフイー分析曲線に示したが、アミノ
酸量も土壌有機酸量も少ない。更に一般の発酵鶏ふんか
らの抽出エキスは鶏ふんの水分調整に添加されたオガク
ズ、パークなどのリグニン分解液と鶏ふんの嫌気的な分
解による真黒い液で微生物の増殖代謝によるアミノ酸、
土壌有機酸の生成もなければ、活性ケイ酸ゾルもない。
本発明方法によって抽出したエキスの成分、物性は植物
が必要とする養分が豊富であり、表面張力が小さいので
植物の液肥並びに葉面からの養分補給に役立つことが考
えられる。第1図にはSK処理物を本発明方法によって
発酵処理して得られる粉体の利用面を示した。第1図の
■はSK処理物を本発明の方法で発酵処理して得た粉体
で、■の土質改良材としての用途がある。粉体■へ水分
補給をしながら更に20〜65日間熟成すると粉体A中
の放線菌、酵母が更に増殖して種菌としての用途がある
。粉体■に水を加え固液分離した抽出エキスの用途は上
述したとおシであるが、分離残分は培養土としての用途
がある。第3表に粉体■と発酵鶏ふん粉体ミノルユウキ
(商品名)との小松菜の発芽テストの比較を示した。発
芽率、生育調査とも粉体■が優れていることが分かる。
が必要とする養分が豊富であり、表面張力が小さいので
植物の液肥並びに葉面からの養分補給に役立つことが考
えられる。第1図にはSK処理物を本発明方法によって
発酵処理して得られる粉体の利用面を示した。第1図の
■はSK処理物を本発明の方法で発酵処理して得た粉体
で、■の土質改良材としての用途がある。粉体■へ水分
補給をしながら更に20〜65日間熟成すると粉体A中
の放線菌、酵母が更に増殖して種菌としての用途がある
。粉体■に水を加え固液分離した抽出エキスの用途は上
述したとおシであるが、分離残分は培養土としての用途
がある。第3表に粉体■と発酵鶏ふん粉体ミノルユウキ
(商品名)との小松菜の発芽テストの比較を示した。発
芽率、生育調査とも粉体■が優れていることが分かる。
実施例1
水分含有率85チの生鶏ふん(排泄後1週間以内のもの
)を使用し、SK処理を行い、処理物を発酵させた。
)を使用し、SK処理を行い、処理物を発酵させた。
8に処理をするためのかきまぜ槽は、容量50ゆの昭和
56年3月通産省中小企業技術補助金の交付によシ牧野
鉄工所で開発した1枚羽根、90r、p、m、周速90
m/分のもので、鶏ふんは粘度が高いので、添加剤との
均質な混合ができないので、羽根の形状を特に工夫した
ものを使用した。
56年3月通産省中小企業技術補助金の交付によシ牧野
鉄工所で開発した1枚羽根、90r、p、m、周速90
m/分のもので、鶏ふんは粘度が高いので、添加剤との
均質な混合ができないので、羽根の形状を特に工夫した
ものを使用した。
このかきまぜ槽に生鶏ふん25kg(水分含有率90%
)を入れ、濃硫酸1.51史(生鶏ふんに対して6チ)
と合成ウオレストナイト2.5 kg(生鶏ふんに対し
て10チ)を添加して約20分間かきまぜ、かきまぜ槽
から取ル出し、放冷した。この処理を40回繰シ返し、
計1tの処理物を製造した。
)を入れ、濃硫酸1.51史(生鶏ふんに対して6チ)
と合成ウオレストナイト2.5 kg(生鶏ふんに対し
て10チ)を添加して約20分間かきまぜ、かきまぜ槽
から取ル出し、放冷した。この処理を40回繰シ返し、
計1tの処理物を製造した。
生鶏ふんの含有水分が95チ以上の場合は、濃硫酸量並
び−合成ウオレストナイト量を1〜2チ増量すればよい
し、生鶏ふんの排泄後の経過日数が長く腐敗し、−が8
〜9になっている場合は、濃硫酸を増量すればよい。ま
た乾きすぎた生鶏ふんの場合は、水を補給して含有水分
率を80−程度にした方がよい。いずれにしてもかきま
ぜ槽中で、濃硫酸を加えられた生鶏ふんがかきまぜられ
ると−は1〜2となり、合成ウオレストナイトを加えて
かきまぜると、川は4〜4.5に上昇する。
び−合成ウオレストナイト量を1〜2チ増量すればよい
し、生鶏ふんの排泄後の経過日数が長く腐敗し、−が8
〜9になっている場合は、濃硫酸を増量すればよい。ま
た乾きすぎた生鶏ふんの場合は、水を補給して含有水分
率を80−程度にした方がよい。いずれにしてもかきま
ぜ槽中で、濃硫酸を加えられた生鶏ふんがかきまぜられ
ると−は1〜2となり、合成ウオレストナイトを加えて
かきまぜると、川は4〜4.5に上昇する。
中和反応温度は40〜60℃であった。かきまぜ後、取
p出したSK処理物は24〜48時間放冷すると含有水
分率78.5%、pH7,72、温度25℃の発酵開始
条件に調整することができた。ただし生鶏ふん量、濃硫
酸量、合成ウオレストナイト量の配合比、混合時間、か
きまぜ条件を満たさないと、SK処理物の発酵開始条件
を調整し難い。
p出したSK処理物は24〜48時間放冷すると含有水
分率78.5%、pH7,72、温度25℃の発酵開始
条件に調整することができた。ただし生鶏ふん量、濃硫
酸量、合成ウオレストナイト量の配合比、混合時間、か
きまぜ条件を満たさないと、SK処理物の発酵開始条件
を調整し難い。
以上のようにしてSK処理をした処理物1t、t−1第
4図に示した断面を有する幅1m)長さ6mの発酵槽に
高さ約80mK堆積して発酵させた、発酵槽の両側は放
熱を防ぐために発泡スチロール付きスレート板を使用し
た。処理物の発酵が嫌気的発酵あるいは好気的発酵に偏
ることを防ぐために処理物の上部と下部との天地返しを
毎日行った。
4図に示した断面を有する幅1m)長さ6mの発酵槽に
高さ約80mK堆積して発酵させた、発酵槽の両側は放
熱を防ぐために発泡スチロール付きスレート板を使用し
た。処理物の発酵が嫌気的発酵あるいは好気的発酵に偏
ることを防ぐために処理物の上部と下部との天地返しを
毎日行った。
発酵温度の測定は第4図に示すように発酵槽のほぼ中央
部で行った。
部で行った。
第1発酵段階でのピーク温度は70℃まで上昇し、天地
返しを行うと15〜25℃程度、温度が低下して、再び
上昇する。これを繰り返すが、発酵開始7日目で天地返
した後の温度低下が60°Cを超し、処理物の温度は4
0℃以下になるが、再び上昇し、最高、最低の温度差2
0〜25℃を繰返しながらピーク温度も徐々に下がシ、
温度差も縮小しながら、第2発酵段階が続行される。
返しを行うと15〜25℃程度、温度が低下して、再び
上昇する。これを繰り返すが、発酵開始7日目で天地返
した後の温度低下が60°Cを超し、処理物の温度は4
0℃以下になるが、再び上昇し、最高、最低の温度差2
0〜25℃を繰返しながらピーク温度も徐々に下がシ、
温度差も縮小しながら、第2発酵段階が続行される。
処理物の物性は発酵初期の導電率6.20 ms/(3
゜−は7.72、水分率78.5%、温度25℃であっ
たが、おおむね発酵条件を満たして第1発酵段階を終わ
る8日目では、導電率が14 m5A−IILs pH
7,125、水分率は50%、温度は50〜70℃であ
った。第2段階の中間、15日目の処理物の物性は、導
電率18.5 ms/cWL1pH7,35、水分率4
6.0チ、温度40〜65℃と変化し、25日目の発酵
を終了した粉体の物性は、導電率22.0ms/cII
L、 pH7,35、温度40℃、水分率38.01と
なった。
゜−は7.72、水分率78.5%、温度25℃であっ
たが、おおむね発酵条件を満たして第1発酵段階を終わ
る8日目では、導電率が14 m5A−IILs pH
7,125、水分率は50%、温度は50〜70℃であ
った。第2段階の中間、15日目の処理物の物性は、導
電率18.5 ms/cWL1pH7,35、水分率4
6.0チ、温度40〜65℃と変化し、25日目の発酵
を終了した粉体の物性は、導電率22.0ms/cII
L、 pH7,35、温度40℃、水分率38.01と
なった。
、水分含有率80〜90チの生鶏ふん100から生成さ
れた水分含有率40チの粉体の収率は60であった。水
分含有率40%の粉体は腐敗しない。
れた水分含有率40チの粉体の収率は60であった。水
分含有率40%の粉体は腐敗しない。
これも本方法の特徴の一つである。
実施例2
実施例1におけると同様に水分含有率85−の発酵を行
わせた。発酵温度は実施例1と同様に第5図に示したよ
うに発酵槽の中央部で行った。ただし、本実施例では、
天地返しを毎日行わず、物質変換がどのように変化する
かを確めるために、天地返しの間隔をあけて発酵を行わ
せた。実施例1におけると同様に、第1発酵段階でのピ
ーク温度は70℃まで上昇し、天地返しを行うと15〜
25℃程度低下し、再び上昇する。これを繰シ返す。天
地返しを行わない過程では温度の上下もゆるくなるが、
発酵は進行した。25日目の発酵を終了した粉体の物性
は、導電率22.0、pH7,35、温度40℃、水分
含有率40チでめった。
わせた。発酵温度は実施例1と同様に第5図に示したよ
うに発酵槽の中央部で行った。ただし、本実施例では、
天地返しを毎日行わず、物質変換がどのように変化する
かを確めるために、天地返しの間隔をあけて発酵を行わ
せた。実施例1におけると同様に、第1発酵段階でのピ
ーク温度は70℃まで上昇し、天地返しを行うと15〜
25℃程度低下し、再び上昇する。これを繰シ返す。天
地返しを行わない過程では温度の上下もゆるくなるが、
発酵は進行した。25日目の発酵を終了した粉体の物性
は、導電率22.0、pH7,35、温度40℃、水分
含有率40チでめった。
実施例1と実施例2の場合とを比較すると、両者の天地
返しの間隔の差が、発酵経過日数と物性変化に大きな差
異を与えるとは考えられない。発酵処理の準備過程、す
なわち、SK処理で生鶏ふんと濃硫酸、合成ウォレスト
ナイトの配合比を規準通シとし、均質な′混合忙よって
発酵条件を調整すれば、発酵段階での物性変化は大きな
バラツキもなく行われることが分かった。したがって品
質管理がしやすく、均質な粉体が生成できることも分か
った。
返しの間隔の差が、発酵経過日数と物性変化に大きな差
異を与えるとは考えられない。発酵処理の準備過程、す
なわち、SK処理で生鶏ふんと濃硫酸、合成ウォレスト
ナイトの配合比を規準通シとし、均質な′混合忙よって
発酵条件を調整すれば、発酵段階での物性変化は大きな
バラツキもなく行われることが分かった。したがって品
質管理がしやすく、均質な粉体が生成できることも分か
った。
第1図はSK処理物を本発明方法による発酵処理して得
られる粉体の利用面を示す系統図。 第2図はSK処理物を本発明方法で発酵処理して得られ
た粉体の抽出エキスのアミノ酸、土壌有機酸量検出クロ
マトグラフィーi線〔野田醤油■検定〕。 第6図はSK処理物を農業機械化研究所の強制通気方法
で発酵処理して得られた粉体の抽出エキスのアミノ酸、
土壌有機酸量検出クロマトグラフィー曲線〔野田醤油■
、検定〕。 第4図は実施例1における発酵経過日数と処理物の物性
変化を示す曲線と数値表。 第5図は実施yQ2における発酵経過日数と処理物の物
性変化を示す曲線と数値表。 代理人 浅 村 皓 牙2図 抽出エキスの頁機酸捜出タイマー 牙3図 抽出正午スの有機酸検出タイマー
られる粉体の利用面を示す系統図。 第2図はSK処理物を本発明方法で発酵処理して得られ
た粉体の抽出エキスのアミノ酸、土壌有機酸量検出クロ
マトグラフィーi線〔野田醤油■検定〕。 第6図はSK処理物を農業機械化研究所の強制通気方法
で発酵処理して得られた粉体の抽出エキスのアミノ酸、
土壌有機酸量検出クロマトグラフィー曲線〔野田醤油■
、検定〕。 第4図は実施例1における発酵経過日数と処理物の物性
変化を示す曲線と数値表。 第5図は実施yQ2における発酵経過日数と処理物の物
性変化を示す曲線と数値表。 代理人 浅 村 皓 牙2図 抽出エキスの頁機酸捜出タイマー 牙3図 抽出正午スの有機酸検出タイマー
Claims (1)
- 鶏ふんに合成ウオレストナイト及び濃硫酸を添加、混合
し、混合物を凝集粒状化させた粒状物を放冷し、PH6
,0〜7.85、水分率を65〜78.5チにし温度を
25〜65℃に調整し、該粒状物に潜在する微生物、酵
素忙よって発酵を開始させ、発酵を続行、完了させるこ
とを特徴とする鶏ふんの発酵方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59110544A JPS60255685A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 鶏ふんの発酵方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59110544A JPS60255685A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 鶏ふんの発酵方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60255685A true JPS60255685A (ja) | 1985-12-17 |
JPS6256119B2 JPS6256119B2 (ja) | 1987-11-24 |
Family
ID=14538509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59110544A Granted JPS60255685A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 鶏ふんの発酵方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60255685A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005080296A1 (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-01 | Kazutoshi Noguchi | 堆肥、及びその製造方法及び製造装置 |
JP2017001942A (ja) * | 2015-06-04 | 2017-01-05 | 株式会社リオン | 天然アミノ酸肥料及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-05-30 JP JP59110544A patent/JPS60255685A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005080296A1 (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-01 | Kazutoshi Noguchi | 堆肥、及びその製造方法及び製造装置 |
JP2017001942A (ja) * | 2015-06-04 | 2017-01-05 | 株式会社リオン | 天然アミノ酸肥料及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6256119B2 (ja) | 1987-11-24 |
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