JPS60254999A - 音響変換器用コイルボビン - Google Patents
音響変換器用コイルボビンInfo
- Publication number
- JPS60254999A JPS60254999A JP11245184A JP11245184A JPS60254999A JP S60254999 A JPS60254999 A JP S60254999A JP 11245184 A JP11245184 A JP 11245184A JP 11245184 A JP11245184 A JP 11245184A JP S60254999 A JPS60254999 A JP S60254999A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil bobbin
- fiber
- resin
- rigidity
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/02—Details
- H04R9/04—Construction, mounting, or centering of coil
- H04R9/046—Construction
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］この発明はスピーカ、マイクロホ
ン等の音響変換器に使用するコイルボビンの改良に関す
る。
ン等の音響変換器に使用するコイルボビンの改良に関す
る。
［従来の技％］従来のこの種コイルボビンは、樹脂含浸
紙、アルミニウム等の軽金属箔、芳香族ポリアミド樹脂
等の耐熱合成樹脂を材料とし、テープ状の前記材料を円
筒状に巻きその継ぎ”目部分に補強紙を巻いたコイルボ
ビン、又はスパイラル巻きした円筒紙を所定長に切断し
たコイルボビンが多用されている。
紙、アルミニウム等の軽金属箔、芳香族ポリアミド樹脂
等の耐熱合成樹脂を材料とし、テープ状の前記材料を円
筒状に巻きその継ぎ”目部分に補強紙を巻いたコイルボ
ビン、又はスパイラル巻きした円筒紙を所定長に切断し
たコイルボビンが多用されている。
一方、コイルボビンとして要求される諸特性として、＆
）釣鐘撮動等の異常振動の発生を抑制するため高剛性で
あること、ｂ）ボイスコイルが発生するジュール熱によ
り軟化変形しないように耐熱性が高いこと、Ｃ）ボイス
コイルの振動を速みやかに且忠実に振動板に伝達するた
め音速が高いこと等である。
）釣鐘撮動等の異常振動の発生を抑制するため高剛性で
あること、ｂ）ボイスコイルが発生するジュール熱によ
り軟化変形しないように耐熱性が高いこと、Ｃ）ボイス
コイルの振動を速みやかに且忠実に振動板に伝達するた
め音速が高いこと等である。
［発明の解決すべき問題点］上記要求される諸特性から
従来のコイルボビンを検討すると、材料面から見ると、
樹脂含浸紙やスパイラル紙においては、密度が小である
ことからコイルボビンの厚みを大にすることにより剛性
を高めることができるが、磁気空隙を広くしなければな
らず磁気能率が低下するとともに音速および耐熱性が小
である問題がある。
従来のコイルボビンを検討すると、材料面から見ると、
樹脂含浸紙やスパイラル紙においては、密度が小である
ことからコイルボビンの厚みを大にすることにより剛性
を高めることができるが、磁気空隙を広くしなければな
らず磁気能率が低下するとともに音速および耐熱性が小
である問題がある。
芳香族ポリアミド樹脂は音速が小さい、軽金属は音速、
耐熱性共に比較的に良好であるが剛性が小さい問題点を
有する。
耐熱性共に比較的に良好であるが剛性が小さい問題点を
有する。
つまり前記軽金属は材料自体のヤング率は比較的高いが
円筒の継ぎ目において著しく剛性が損なわれる結果全体
として充分な剛性が得られないのである。
円筒の継ぎ目において著しく剛性が損なわれる結果全体
として充分な剛性が得られないのである。
［問題点を解決するための手段］この発明はポリエーテ
ルスルホン樹脂にカーボン繊維を混合した繊維強化合成
樹脂を継ぎ目無しの円筒状に成形した音響変換器用コイ
ルボビンである。
ルスルホン樹脂にカーボン繊維を混合した繊維強化合成
樹脂を継ぎ目無しの円筒状に成形した音響変換器用コイ
ルボビンである。
［作用］この発明は上記構成により、材質的にも又構造
的にも上記要求を充分に満足することができるものであ
る。
的にも上記要求を充分に満足することができるものであ
る。
［実施例］ポリエーテルスルホン樹脂に３０ ｗ ｔ％
のカーボン短繊維を混合した射出グレードの繊維強化樹
脂を公知の射出成形方法、すなわちノズル温度３５０〜
３８０℃、金型温度１４０〜１６０℃、射出圧力１５０
０〜１６００Ｋｇ／ｃｍの条件により射出成形し内径７
６ｍｍ、高さ４０ｍｍ、厚み０．３５ｍｍ、重量４．９
ｇの継ぎ目の無い円筒状コイルボビンを得た。
のカーボン短繊維を混合した射出グレードの繊維強化樹
脂を公知の射出成形方法、すなわちノズル温度３５０〜
３８０℃、金型温度１４０〜１６０℃、射出圧力１５０
０〜１６００Ｋｇ／ｃｍの条件により射出成形し内径７
６ｍｍ、高さ４０ｍｍ、厚み０．３５ｍｍ、重量４．９
ｇの継ぎ目の無い円筒状コイルボビンを得た。
［発明の効果］従来の材料で同寸法に成形、但し厚みは
同一重量になるように調整したコイルボビンと、上記こ
の発明実施例のコイルボビンの諸物性の比較を第１表に
示する。
同一重量になるように調整したコイルボビンと、上記こ
の発明実施例のコイルボビンの諸物性の比較を第１表に
示する。
第 ｌ 表
但し 資料ｌ：フェノール含浸紙
資料２：ジュラルミン箔
資料３：芳香族ポリアミド樹脂
ヤング率：Ｘ１０ｄｙｎ／ｃｍ
密 度：ｇ／ｃｍ
音 速：、／’ｉｒフ′ｉ
厚 み二ｍｍ
変形温度：℃
以上のごとくこの発明実施例のコイルボビンは従来のコ
イルボビンに比べて剛性を著しく増加でき、その割合に
音速の低下が少ない利点を有し、熱変形温度も現在２０
０℃以上の耐熱性が要求されていることからすれば充分
な特性を有する。
イルボビンに比べて剛性を著しく増加でき、その割合に
音速の低下が少ない利点を有し、熱変形温度も現在２０
０℃以上の耐熱性が要求されていることからすれば充分
な特性を有する。
次にこの発明の剛性の高さを立証するため（１）前記実
施例で説明した方法で内径７６ｍｍ、高さ４０ｍｍ、厚
さ０．０５ｍ’ｍ、重量７．１ｇのコイルボビンおよび
（２）厚み０．０２５ｍｍのジュラルミン箔を内径７６
Ｉｎ ｍ ｓ高さ４０ｍｍの円筒状に巻き、その外周
に継ぎ目を含むようにフェノール含浸紙を接着し重量７
．０５ｇのコイルボビンを得た。
施例で説明した方法で内径７６ｍｍ、高さ４０ｍｍ、厚
さ０．０５ｍ’ｍ、重量７．１ｇのコイルボビンおよび
（２）厚み０．０２５ｍｍのジュラルミン箔を内径７６
Ｉｎ ｍ ｓ高さ４０ｍｍの円筒状に巻き、その外周
に継ぎ目を含むようにフェノール含浸紙を接着し重量７
．０５ｇのコイルボビンを得た。
そして、当該それぞれのコイルボビンに所定のボイスコ
イルを巻回し、磁気回路内にダンパーで支持して配置し
、それぞれの最低共振周波数（ｆＯ）の正弦波を入力し
て、ストロボスコープにてコイルボビンが異常変形をし
始める入力電力を測定し第２表を得た。
イルを巻回し、磁気回路内にダンパーで支持して配置し
、それぞれの最低共振周波数（ｆＯ）の正弦波を入力し
て、ストロボスコープにてコイルボビンが異常変形をし
始める入力電力を測定し第２表を得た。
第 ２ 表
上記の表から°明らかなように、この発明のコイルボビ
ンは耐人力性を著しく改善することができた。
ンは耐人力性を著しく改善することができた。
特許出願人 オン午ヨー株式会社
Claims (1)
- ポリエーテルスルホン樹脂にカーボン繊維を混合した繊
維強化合成樹脂を継ぎ目無しの円筒状に成形してなるこ
とを特徴とする音響変換器用コイルボビン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11245184A JPS60254999A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 音響変換器用コイルボビン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11245184A JPS60254999A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 音響変換器用コイルボビン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60254999A true JPS60254999A (ja) | 1985-12-16 |
Family
ID=14586957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11245184A Pending JPS60254999A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 音響変換器用コイルボビン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60254999A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0675667A2 (en) * | 1994-03-31 | 1995-10-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | A loudspeaker and a method for producing the same |
| WO2021022948A1 (zh) * | 2019-08-02 | 2021-02-11 | 歌尔股份有限公司 | 一种振动板以及发声装置 |
-
1984
- 1984-05-31 JP JP11245184A patent/JPS60254999A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0675667A2 (en) * | 1994-03-31 | 1995-10-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | A loudspeaker and a method for producing the same |
| EP0675667A3 (en) * | 1994-03-31 | 2003-02-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | A loudspeaker and a method for producing the same |
| WO2021022948A1 (zh) * | 2019-08-02 | 2021-02-11 | 歌尔股份有限公司 | 一种振动板以及发声装置 |
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