JPS5822000B2 - コ−ン形ハニカム状振動板 - Google Patents
コ−ン形ハニカム状振動板Info
- Publication number
- JPS5822000B2 JPS5822000B2 JP10646977A JP10646977A JPS5822000B2 JP S5822000 B2 JPS5822000 B2 JP S5822000B2 JP 10646977 A JP10646977 A JP 10646977A JP 10646977 A JP10646977 A JP 10646977A JP S5822000 B2 JPS5822000 B2 JP S5822000B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cone
- diaphragm
- shaped honeycomb
- thickness
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R7/00—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
- H04R7/02—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones characterised by the construction
- H04R7/12—Non-planar diaphragms or cones
- H04R7/122—Non-planar diaphragms or cones comprising a plurality of sections or layers
- H04R7/125—Non-planar diaphragms or cones comprising a plurality of sections or layers comprising a plurality of superposed layers in contact
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスピーカ用コーン形ハニカム状振動板に関する
ものである。
ものである。
一般に、スピーカの振動板は軽くて比弾性率E/ρ(E
:ヤング率、ρ:密度)が大きく、且つ適度な内部損失
tanδを持つことが要求される。
:ヤング率、ρ:密度)が大きく、且つ適度な内部損失
tanδを持つことが要求される。
とくにコーン形振動板においては内周部(ボイスづ■コ
イル側)はボイスコイルボビンの振動を忠実に伝播しな
ければならないことから、大きな比弾性率が要求される
。
イル側)はボイスコイルボビンの振動を忠実に伝播しな
ければならないことから、大きな比弾性率が要求される
。
一方、外周部(エツジ側)はエツジからの反射振動を吸
収しなければならない、すなわち、内部損失tanδの
適度に大きいのが理想的である。
収しなければならない、すなわち、内部損失tanδの
適度に大きいのが理想的である。
しかしながら、従来のコーン形ハニカム状振動板は第1
図に示すように内周部、外周部とも同一の厚みのスキン
材と同一形状のコア材から構成さ2れているため、内周
部と外周部のE/ρ、 janδ値がまったく同じ値で
あり、しかもE/ρとtanδの値は一般に反比例の関
係にあることから上記スピーカ用振動板としての要求特
性を十分溝たすことは不可能であった。
図に示すように内周部、外周部とも同一の厚みのスキン
材と同一形状のコア材から構成さ2れているため、内周
部と外周部のE/ρ、 janδ値がまったく同じ値で
あり、しかもE/ρとtanδの値は一般に反比例の関
係にあることから上記スピーカ用振動板としての要求特
性を十分溝たすことは不可能であった。
i 本発明は均質な状態にあるシート材のE/ρは厚み
に比例し、一方、tanδは厚みに逆比例することを応
用して、コーン形ハニカム状振動板のスキン材の厚みを
第2図のように内周部よりも外周部を薄くすることによ
って外周部のtanδを大きνくし、しかも全体の重量
を低減しようとするもの−である。
に比例し、一方、tanδは厚みに逆比例することを応
用して、コーン形ハニカム状振動板のスキン材の厚みを
第2図のように内周部よりも外周部を薄くすることによ
って外周部のtanδを大きνくし、しかも全体の重量
を低減しようとするもの−である。
゛ 例えば、エポキシ樹脂に対してガラス繊維を体積比
で0.27になるよう均質に配合硬化させ、それぞれの
厚みに作製した強化プラスチック(FRP)1シートを
振動リード法によってE/ρ、 tanδを求めると第
1表のようになる。
で0.27になるよう均質に配合硬化させ、それぞれの
厚みに作製した強化プラスチック(FRP)1シートを
振動リード法によってE/ρ、 tanδを求めると第
1表のようになる。
スキン材として上記のガラス繊維強化プラスチックを用
い、内周端部の厚みが0.40 vn1外周端部の厚み
が0.13wとなるように成形したシートを用い、コア
材として厚みO,’ 18 m、セルサイズが4.8u
で、高さが0.3藺のアルミニウム箔からなるコーン形
ハニカム状振動板の音圧周波数特性は第3図の破線5の
ようになる。
い、内周端部の厚みが0.40 vn1外周端部の厚み
が0.13wとなるように成形したシートを用い、コア
材として厚みO,’ 18 m、セルサイズが4.8u
で、高さが0.3藺のアルミニウム箔からなるコーン形
ハニカム状振動板の音圧周波数特性は第3図の破線5の
ようになる。
外周部も内周部もスキン材の厚みが同じ014711J
の従来のハニカム状振動板の音圧周波数特性(第3図の
実線4)に比べて、本発明による振動板は高周波域のピ
ークディップが小さく、すぐれた特性を示す。
の従来のハニカム状振動板の音圧周波数特性(第3図の
実線4)に比べて、本発明による振動板は高周波域のピ
ークディップが小さく、すぐれた特性を示す。
本発明のスキン材を製造するには、成形したシートを所
定の形状に切断した後に外周部を暫定の厚みに削り取る
か、あるいは、シート製造時に内周部に対して外周部を
薄くした成形用型でシートを成形することによって容易
に製造することができる。
定の形状に切断した後に外周部を暫定の厚みに削り取る
か、あるいは、シート製造時に内周部に対して外周部を
薄くした成形用型でシートを成形することによって容易
に製造することができる。
以上のように、本発明はスキン材の厚みを内周部゛より
も外周部を薄くすることによって、外周部の内部損失t
anδを犬きくシ、シかも全体の音量を低減することに
より、すぐれた音響特性を持つコーン形ハニカム状振動
板を提供するものである。
も外周部を薄くすることによって、外周部の内部損失t
anδを犬きくシ、シかも全体の音量を低減することに
より、すぐれた音響特性を持つコーン形ハニカム状振動
板を提供するものである。
第1図は従来のコーン形ハニカム状振動板の断面図、第
2図は本発明によるコーン形ハニカム状振動板の断面図
、第3図は音圧周波数特性図であり、2はコア材、3は
本発明のスキン材を示す。
2図は本発明によるコーン形ハニカム状振動板の断面図
、第3図は音圧周波数特性図であり、2はコア材、3は
本発明のスキン材を示す。
Claims (1)
- 1 スキン材の厚みが内周部よりも外周部を薄くしたこ
とを特徴とするコーン形ハモカム替振動板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10646977A JPS5822000B2 (ja) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | コ−ン形ハニカム状振動板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10646977A JPS5822000B2 (ja) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | コ−ン形ハニカム状振動板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5439626A JPS5439626A (en) | 1979-03-27 |
JPS5822000B2 true JPS5822000B2 (ja) | 1983-05-06 |
Family
ID=14434391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10646977A Expired JPS5822000B2 (ja) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | コ−ン形ハニカム状振動板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822000B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6019199U (ja) * | 1983-07-16 | 1985-02-08 | 株式会社村田製作所 | 静電気除去器 |
JPH03113630U (ja) * | 1990-03-07 | 1991-11-20 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55140397A (en) * | 1979-04-18 | 1980-11-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Diaphragm |
JPS59178098A (ja) * | 1983-03-29 | 1984-10-09 | Mitsubishi Electric Corp | スピ−カ−のハニカム振動板 |
JP2729421B2 (ja) * | 1991-04-15 | 1998-03-18 | 株式会社テイエルブイ | 減圧気化冷却装置 |
-
1977
- 1977-09-05 JP JP10646977A patent/JPS5822000B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6019199U (ja) * | 1983-07-16 | 1985-02-08 | 株式会社村田製作所 | 静電気除去器 |
JPH03113630U (ja) * | 1990-03-07 | 1991-11-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5439626A (en) | 1979-03-27 |
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