JPS60254151A - 静電荷像現像用トナ− - Google Patents

静電荷像現像用トナ−

Info

Publication number
JPS60254151A
JPS60254151A JP59109542A JP10954284A JPS60254151A JP S60254151 A JPS60254151 A JP S60254151A JP 59109542 A JP59109542 A JP 59109542A JP 10954284 A JP10954284 A JP 10954284A JP S60254151 A JPS60254151 A JP S60254151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
wax
monomer
acid
vinyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59109542A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Takahashi
高橋 次朗
Hiroyuki Takagiwa
高際 裕幸
Akizo Shirase
明三 白勢
Kunio Akimoto
秋本 国夫
Masafumi Uchida
雅文 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP59109542A priority Critical patent/JPS60254151A/ja
Publication of JPS60254151A publication Critical patent/JPS60254151A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08775Natural macromolecular compounds or derivatives thereof
    • G03G9/08782Waxes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08784Macromolecular material not specially provided for in a single one of groups G03G9/08702 - G03G9/08775
    • G03G9/08786Graft polymers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08784Macromolecular material not specially provided for in a single one of groups G03G9/08702 - G03G9/08775
    • G03G9/08788Block polymers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真法、静電印刷法、静電記録法などに
おいて形成される静電荷像を現像するためのトナーに関
するものである。
〔従来技術〕
例えば電子写真法においては、通常、光導電性感光体よ
シなる静電荷像支持体に帯電、露光によ)静電ra像を
形成し、ついでこの静電潜像を、バインダー樹脂よシな
る微粒子体中に着色剤などを含有せしめて形成されるト
ナーによって現像し、得られたトナー像を転写紙等の支
持体に転写した後、加熱、加圧などによって定着して可
視画像を形成する。
このような静電荷像を経由する可視画像の形成はもちろ
ん高速で達成されることが好ましく、この点から従来に
おいては定着プロセスにおいて熱効率が高くて他の方式
に比して有利な熱ローラ定着方式が広く採用されている
しかるに最近においては、更に一層の高速化が強く要請
されておシ、これを達成するためには、トナー像の定着
を高速化することが必須の条件である。
しかして、熱ローラ定着方式においてトナー像の定着を
高速で行うためには、現像に供されるトナーが良好な低
温定着性を有することが要求され、そのためにはトナー
を構成するバインダー樹脂の軟化点を低下させる必要が
ある。しかしながら、トナーのバインダー樹脂の軟化点
を低下させると、定着時に像を構成するトナーの一部が
熱ロー20表面に転移し、これが次に送られて来る転写
紙等に再転移して画像を汚す、いわゆるオフセット現象
を生じやすくなる傾向がある。
以上のオフセット現象の発生を防止するために、従来種
々の提案がなされ、一部実用化されている。
その一つは、熱ローラの表面にシリコンオイル等の離型
油を塗布しながら定着を行なうものであり、他はトナー
それ自体に離型性を付与してオフセット防止性能を有せ
しめるものである。後者の手段は、シリコンオイル塗布
機構等が不要であるために定着器の構造が簡単となり、
シリコンオイルの補給等のメンテナンスも不要である等
の点で優れている。そして、トナーそれ自体にオフセッ
ト防止性能を有せしめる手段としては、(イ)トナーの
バインダー樹脂として高分子量の重合体を用いる方法、
(ロ)トナー中に離型性を有するワックスを含有せしめ
る方法などが知られている。
しかしながら上記(イ)の高分子量の重合体を用いる方
法においては、トナーの非オフセット性は向上するが、
同時に軟化点の上昇によって低温定着を達成することが
困難となる。
ところで、軟化点の低いバインダー樹脂としてポリエス
テル樹脂が注目されている。ポリエステル樹脂は、低分
子量のものを比較的容易に得ることができるので、これ
をバインダーとして用いて軟化点の低いトナーを得るこ
とができ、また、例えばバインダーとして多用されでい
るビニル系重合体をバインダーとしたトナーに比して、
溶融したときの転写紙等の支持体に対する「濡れ」が良
く、はぼ等しい軟化点を有するビニル系重合体によるト
ナーに比して、よシ低い温度で十分な定着を行なうこと
ができるなどの利点を有する。
一方、前記(ロ)のワックスをトナーに含有せしめる方
法としては、特公昭52−3304号公報および特公昭
52−3305号公報に開示されているように、ワック
スとしてポリプロピレンワックス、ポリエチレンワック
ス等のポリオレフィンワックスヲ使用する方法が提案さ
れている。このようなワックスを用いることは有効では
あるが、非オフセット性 ゛ が大きくて十分広い実用
定着、温度域を有するトナーとするためには、当該ワッ
クスのトナーにおける含有割合を相当大きくしなければ
ならない。
しかしながら、トナーにおけるワックスの含有割合が大
きくなると、これに伴って粉体としてのトナーの流動性
が低下するようにな9、この結果、定着性能は満足され
ても良好な現像が困難となって一般に高い画像濃度が得
られなくなる。
また、ポリオレフィンワックスを含有するトナーを用い
る場合には、現像すべき静電荷像を支持する光導電性感
光体等の静電荷像支持体、現像器の現像スリーブ、二成
分系現像剤として用いられる場合におけるキャリア等の
特性が比較的早期に劣化し、長い有効使用寿命を得るこ
とができない欠点がある。これは、トナーにおけるワッ
クス成分が付着するいわゆるフィルミング現象を生ずる
からであシ、その原因は、ワックスの添加による効果を
確実に得るためには当該ワックスの含有割合を相当に大
きくする必要がある上、トナーのバインダー樹脂におけ
るワックスの分散性が低くてトナーにおけるワックスの
ドメインが大きいことによって、トナー粒子においてワ
ックスがいわば相分離の状態で存在するからであると考
えられる。
〔発明の目的〕
本発明は以上のよう゛な背景のもとになされたものであ
って、その目的は、十分な非オフセット性を有し、最低
定着温度が低く、シかも流動性及び非凝集性が高く、長
期間に亘って常に安定して良好な可視画像を形成するこ
とができ、高速定着に好適な静電荷像現像用トナーを提
供するにある。
〔発明の構成〕
以上の目的は、(a)エーテル化ビスフェノール単量体
、ジカルボン酸単量体ならびに3価以上の多価アルコー
ル単量体および/または3価以上の多価カルボン酸単量
体を含む単量体成分よシ得られる非線状共重合体でちっ
て、その側鎖に炭素数3〜22の脂肪族炭化水素基を有
するポリエステル樹脂と、(b)芳香族とニルモノマー
によりブロック共重合若しくはグラフト共重合せしめた
ポリオレフィンよ構成るワックスとを含有することを特
徴とする静電荷像現像用トナーに、よって達成される。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の静電荷像現像用トナーは、エーテル化ビスフェ
ノールとジカルボン酸とのエステル構造を基本骨格に有
する非線状共重合体であって、側鎖に炭素数3〜22の
飽和もしくは不飽和の脂肪族炭化水素基を有するポリエ
ステル樹脂をバインダー樹脂として用い、その粒子中に
、着色剤、その他必要に応じて添加されるトナー成分と
ともに、芳香族ビニルモノマーによりブロック共重合若
しくはグラフト共重合せしめたポリオレフィンよ構成る
ワックスを含有せしめて構成される。
ここに前記ワックスの含有割合はバインダー樹脂に対し
て1〜20重量%の範囲内とされ、好ましくは1〜10
重量%の範囲内である。この割合が1重量%未満では、
当該ワックスの離型剤としての効果が発揮されず従って
トナーの非オフセット性が改善されず、一方20重量%
を越えると、トナーの流動性が低下するようになシ、こ
のため現像性及び転写性が低下して良好な可視画像が形
成されず、また現像スリーブ或いは静電荷像支持体に当
該ワックスが付着して皮膜を形成し、その機能を阻害す
るようになる。
本発明においてバインダーを構成するポリエステル樹脂
0ト線状共重合体)の合成に用いられる単量体成分は、 (イ)共重合体の基本骨格を構成する成分としての、エ
ーテル化ビスフェノールを主体とする2価のアルコール
単量体および2価のカルボン酸単量体、(ロ)共重合体
の非線状化、すなわちブランチ化ないしは網状化に関与
する3価以上の多価アルコール単量体および/または3
価以上の多価カルボン酸単量体、 e)共重合体の側鎖、すなわち基本骨格(主鎖)に結合
しているブランチ状の原子鎖として炭素数3〜22の飽
和もしくは不飽和の脂肪族炭化水素基を導入するための
、当該炭化水素基を有する2価以上のアルコール単量体
および/または当該炭化水素基を有する2価以上のカル
ボン酸単量体、よ多構成され、必要に応じ他の単量体を
含むことができる。
上記(イ)のエーテル化ビスフェノールとしては、ポリ
オキシプロピレン(2,2) −2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシエチレンG2
)2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フロパン、
ポリオキシプロピレン(6) −2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)フロパン、ポリオキシプロピレン(
1,3)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フ
ロパン、等全例示することができる。その他の2価のア
ルコール単量体としては、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、トリエチレンクリコール、1,2−プ
ロピレングリコール、1.3−プロピレングリコール、
114−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1
,4−ブチンジオール等のジオール類、1.4−ビス(
ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、及びビスフェノー
ルA1水素添加ビスフエノールA等を例示するととがで
きる。
また、2価のカルボン酸単量体としては、マレイン酸、
フマール酸、メサコン酸、シトラコン酸、イタコン酸、
グルタコン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸
、シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、アシヒン酸
、セパチン酸、マロン酸、これらの酸の無水物、低級ア
ルキルエステルとリルイン酸の二量体、その他の2価の
有機酸単量体等を例示することができる。これら2価の
カルボン酸単量体の使用量は、酸成分全体に対し10〜
90モルチ、モルしくは20〜60モルチ含モルれる。
上記←)の3価以上の多価アルコール単量体としては、
例えばンルビトール、1,2,3,6−ヘキサンテトロ
ール、1.4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジ
ペンタエリスリトール、トリヘンタエリスリトール、蔗
糖、1,2.4−ブタントリオール、1.2.5−ペン
タントリオール、グリセC1−/L/、2−.7’ f
ルプロパントリオー/l/、2−メチル−1,2,4−
ブタントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロ
ールプロパン、1,3.5−トリヒドロキシメチルベン
ゼン、その他を挙げることができる。これら多価アルコ
ールの使用量チを越えるとトナーの定着性が不十分とな
シ、5モルチ未満では共重合体の非線状化が不足してト
ナーの非オフセット性が不充分となる。
また、3価以上の多価カルボン酸単量体としては、例え
ば1,2.4−ベンゼントリカルボン酸、1.2.5−
ベンゼントリカルボン酸、1,2.4−シクロヘキサン
トリカルボン酸、2,5.7−ナフタレントリカルボン
酸、1,2.4−ナフタレントリカルボン酸、1,2.
4−ブタントリカルボン酸、1.2.5−ヘキサントリ
カルボン酸、t、a−ジカルボキシル−2−メチル−2
−メチレンカルボキシルプロパン、テトラ(メチレンカ
ルボキシル)メタン、1,2,7.8−オクタンテトラ
カルボン酸、エンポール三量体酸、及びとれらの酸無水
物、その他を挙げることができる。これらの多価カルボ
ン酸単量体の使用量は、酸成分全体に対し5〜50モル
チモルましくは10〜40モルチでモル。使用量が50
モノンチを越えるとトナーの定着性が不十分とな勺、使
用量が5モルチ未満では共重合体の非線状化が不足して
トナーの非オフセット性が不十分となる。
上記Qうの炭素数3〜22の飽和もしくは不飽和の炭化
水素置換基を有する2価以上のアルコール単量体ならび
に2価以上のカルボン酸単量体としては、上述した(イ
)および(ロ)におけるものを用いることができ、特に
n−ドデセニルこはく酸、イソドデセニルこはく酸、n
−ドデシルこはく酸、イソ−ドデシルこはく酸、イソ−
オクチルこはく酸、n−オクチルこはく酸、n−ブチル
こはく酸等を好適なものとして例示することができる。
これら炭化水素置換基を有する2価以上のアルコール単
量体および2価以上のカルボン酸単量体の使用量は両者
の合計で単量体成分全体に対し1〜50モルチモルまし
くは10〜30モルチでモル。使用量が50モモルを越
えるとトナーの非凝集性が不十分となシ、使用量が1モ
ルチ未満であるとトナーの低温定着性が不十分となる。
本発明トナーに含有されるワックスとして用ゆられる変
性ポリオレフィンのポリオレフィン成分ハ、単一のオレ
フィンモノマーよル得られるホモポリマー型或いはオレ
フィンモノマーをこれと共重合可能な他のモノマーと共
重合させて得られるコポリマー型の何れの型のものであ
ってもよい。
前記オレフィンモノマーには、例えばエチレン、プロピ
レン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプ
テン−1、オクテン−1、ノネン−1、デセン−1、及
び不飽和結合の位置を異にするそれらの異性体、並びに
例えば3−メチル−1−ブテン、3−メチル−2−ペン
テン、3−7’ロビルー5−メチル−2−ヘキセン等の
それらにアルキル基よ9成る分岐鎖を有するもの、その
他のすべてのオレフィンモノマーが含まれる。
また、オレフィンモノマーと共重合可能な他のモノマー
としては、他のオレフィンモノマーのほか、例えばビニ
ルメチルエーテル、ビニル−n −ブチルエーテル、ビ
ニルフェニルエーテル等のビニルエーテル類、例、tば
ビニルアセテート、ビニルブチレート等のビニルエステ
ル類、例えば弗化ビニル、弗化ヒニリデン、テトラフル
オロエチレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、テトラク
ロロエチレン等のハロオレフィン類、例えばメチルアク
リレート、エチルアクリレート、n−ブチルアクリレー
ト、メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレート
、n−ブチルメタアクリレート、ステアリルメタアクリ
レート、N、N−ジメチルアミノエチルメタアクリレー
ト、t−ブチルアミノエチルメタアクリレート等のアク
リル酸エステル類若しくはメタアクリル酸エステル類、
例えばアクリロニトリル、N、N−ジメチルアクリルア
ミド等のアクリル酸誘導体、例えばアクリル酸、メタア
クリル酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸等の有
機酸類、ジエチルフマレート、β−ピネン等種々のもの
を挙げることができる。
従って、前記ポリオレフィン成分をコポリマー型のもの
とする場合においては、上記の如きオレフィンモノマー
の少なくとも2種以上を共重合させて得られるオレフィ
ンコポリマー型のもの、例えばエチレン−プロピレン共
重合体、エチレン−ブテン共重合体、エチレン−ペンテ
ン共重合体、プロピレン−ブテン共重合体、フロピレン
−ペンテン共重合体、エチレン−3−メチル−1,−ブ
テン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン共重合体
などのコポリマー型のもの、又は上記の如きオレフィン
モノマーの少なくとも1種と上記の如きオレフィンモノ
マー以外のモノマーの少なくとも1種とを共重合させて
得られるオレフィンコポリマー型のもの、例えばエチレ
ン−ビニルアセテ)”A 重合体、エチレン−ビニルメ
チルエーテル共重合体、エチレン−塩化ビニル共重合体
、エチレン−メチルアクリレート共重合体、エチレン−
メチルメタアクリレート共重合体、エチレン−アクリル
酸共重合体、プロピレン−ビニルアセテート共重合体、
フロピレン−ビニルエチルエーテル共重合体、プロピレ
ン−エチルアクリレート共重合体、フロピレンーメタア
クリル酸共重合体、ブテン−ビニルメチルエーテル共重
合体、ブテン−メチルメタアクリレート共重合体、ベン
テン−ビニフッアセテート共重合体、ヘキセン−ビニル
ブチレート共重合体、エチレン−プロピレン−ビニルア
セテート共重合体、エチレン−ビニルアセテート−ビニ
ルメチルエーテル共重合体などのコポリマー型のものと
することができる。
オレフィンモノマー以外のモノマーを用いてコポリマー
型のものとする場合においては、当該ポリオレフィン成
分中のオレフィンモノマーによるオレフィン部分の割合
が例えば50モ)v %以上であるようなコポリマー型
とするととが好ましい。
オレフィン部分の割合が小さくなると、トナーの定着性
向上の効果が十分に発揮されなく々るからである。
前記変性ポリオレフィンは、上述の如きポリオレフィン
成分と変性成分とよ多酸シ、変性成分はポリオレフィン
成分に対してブロック化またはグ′シフト化される。
この変性成分としては芳香族ビニルモノマーが用いられ
、その具体例とし、では、例えば1−フェニルプロペン
、スチレン、0−メチルスチレン、m−メチルスチレン
、p−メチルスチレン、α、−メチルスチレン、p−エ
チルスチレン、2.4−ジメチルスチレン、p−n−7
’チルスチレン、p−tert−7”チルスチレン、0
−n−へキシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、
p−n−ノニルスチレン、p−n−−y’シルスチレン
、p−n−ドデシルスチレン、p−メトキシスチレン、
p−フェニルスチレン、p−クロルスチレン、3.4−
ジクロルスチレン等を挙げることができる。これらの変
性成分は、置換基としてアルキル基またはアルコキシ基
を有することが、バインダー樹脂との相溶性を高めるう
えで好ましい。
以上の如き芳香族ビニルモノマーと、既述のポリオレフ
ィンとを用い、通常の方法及び条件に従ってブロック共
重合またはグラフト共重合を行なうことによって、変性
ポリオレフィンよ9成るワックス、を得ることができる
。ここに変性ポリオレフィンにおける変性成分の割合は
0.1〜50重量%、特に1〜80重量−の範囲内が好
ましい。この割合が過小であればトナーの流動性の低下
が甚だしいものとなル、過大であればトナーの最低定着
温度が高くなる。
また斯かる変性ポリオレフィンはそれ自体が低い軟化点
を有するものであることが望ましく、例えばJISK2
531−1960に規定される環球法によシ測定したと
きの軟化点が80〜180℃、好ましくは90〜160
℃であることが望ましい。
本発明トナーは、既述のバインダー中に着色剤及び既述
のワックスを含有し、更に必要に応じて加えられる特性
改良剤を含有して成シ、磁性トナーとなす場合には、着
色剤と共に、或いは着色剤の代シに磁性体が含有せしめ
られる。
着色剤としては、カーボンブラック、ニグロシン染料(
C,1,屋50415B)、アニリンブルー(C。
1、A30405)、カルコオイルブルー(C,1,A
azoec Blue 3 )、クロムイx o −(
’C81,A14090 )、ウルトラマリンブルー(
C,1,A77103 )、デュポンオイルレッド(C
,I、A26105 )、キノリ7 ’(エロー (C
,L12.47005)、メチレンブルークロライド(
C,1,A32015 )、フタロシアニンブルー(C
−1,A74160 )、マ?カイトグリーンオクサL
/ −) (C,1,A 42000)、ランプブラッ
ク(C,1,A 77266 )、ローズベンガル(C
,1,A 45435 )、これらの混合物、その他を
挙げることができる。これら着色剤は、十分な濃度の可
視像が形成されるに十分な割合で含有されることが必要
であり、通常バインダー100重量部に対して1〜20
重量部程度の割合とされる。
前記磁性体としては、フェライト、マグネタイトを始め
とする鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性を示す金属
若しくは合金またはこれらの元素を含む化合物、或いは
強磁性元素を含まないが適当な熱処理を施すことによっ
て強磁性を示すようになる合金、例えばマンガン−銅−
アルミニウム、マンガン−銅−錫 などのマンガンと銅
とを含むホイスラー合金と呼ばれる種類の合金、葦たは
二酸化クロム、その他を挙げることができる。これらの
磁性体は平均粒径0.1〜1ミクロンの微粉末の形でバ
インダー中に均一に分散される。そしてその含有量は、
トナー100重量部当920〜70重量部、好ましくは
40〜70重量部である。
前記特性改良剤は、トナーの流動性、非フィルミング性
即ちキャリアまたは静電荷像の表面にトナーの一部が付
着して生ずるフィルミングを起さない特性、粉砕性、帯
電性等の特性を改良する目的で含有されるものであって
、これには樹脂が含まれる。好ましく用いられる樹脂は
、例えば未架橋の重合体であってクロロホルム不溶分を
含有しないものであり、例えばスチレン、パラクロルス
チレンなどのスチレン類、ビニルナフタレン、例えば塩
化ビニル、臭化ビニル、フッ化ビニル、酢酸ビニル、フ
ロピオン酸ビニル、ベンジェ酸ビニル、酪酸ビニルなど
のビニルエステル類、例えばアクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブ
チル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸n−オクチル、
アクリル22−クロルエチル、アクリル酸フェニル、α
−クロルアクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸ブチルなどのメチレン脂
肪族カルボン酸エステル類、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル、アクリルア、ミド、例エバビニルメチル
エーテル、ビニルイソブチルエーテル、ビニルエチルエ
ーテルなどのビニルエーテル類、物見ばビニルメチルケ
トン、ビニルヘキシルケトンなどのビニルケトン類、例
えばN −ビニルビロール、N−ビニルカルバソール、
N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドンなどのN
−ビニル化合物類、その他の単量体を重合せしめて得ら
れるホモポリマーまたはこれらの単量体の2種以上を組
み合せて共重合せしめて得られるコポリマー筬いはそれ
らの混合物、または例えばロジン変性フェノールホルマ
リン樹脂、油変性エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、セ
ルローズ樹脂、ポリエーテル樹脂などの非ビニル系熱可
塑性樹脂などの非ビニル系樹脂、或いはそれらと上述の
ビニル系樹脂との混合物を挙げることができる。
これらの樹脂は、本発明による効果を阻害しない範囲で
、バインダーの30重量−以下の含有割合で含有せしめ
ることができる。
〔発明の効果〕
本発明の静電荷像現像用トナーは、特定の構造を有する
ポリエステル樹脂をバインダーとして用い、しかも芳香
族ビニルモノマーによシ変性された特定のポリオレフィ
ンワックスを含有してなシ、両者の相乗的作用によ)以
下のような作用効果を有する。
(1)優れた低温定着性ならびに非オフセット性を有し
、広い実用定着温度域を有する。
その理由としては、以下の点が考えられる。
fl)バインI” −樹脂力、エーテル化ビスフェノ−
ビレとジカルボン酸とのエステル構造を骨格とする非線
状共重合体よシ構成され、側鎖に特定の脂肪族炭化水素
基を含んでいて低い軟化点を有するポリエステル樹脂で
あって、それ自体非オフセット性を有する低温定着可能
な樹脂であること。
(ロ)ワックス成分が、芳香族ビニルモノマーにょシ変
性された特定のポリオレフィンワックスよシなシ、これ
によってトナーに優れた離型性が付与され、十分な非オ
フセット性カ得られるとともに、このワックスはポリオ
レフィンを主体とし、比較的低い軟化点を有するもので
あっでトナーの低温定着化に大きく寄与すること。
(2)優れた流動性を有する。
その理由としては、バインダー樹脂がエーテル化ビスフ
ェノールを骨格とする有極性のポリエステル樹脂であっ
て、しかもワックスがこの樹脂と高い親和性を有する有
極性の変性ポリオレフィンワックスであるので、バイン
ダー樹脂に対するワックスの分散性が良好であシ、その
ためトナーにおけるワックスのドメインが小さくてワッ
クスが相分離の状態で存在することがなく、ワックスに
よるトナーの流動性の低下が抑止されることが考えられ
る。
そして、本発明のトナーは上述のように優れた流動性を
有するため、必要な流動性を得るために疎水性シリカ微
粉末などの流動性向上剤の添加が不要となシ或いは添加
が必要とされる場合であってもその添加量が僅少量で十
分でアシ、従って疎水性シリカ微粉末を多量に添加する
ことによる弊害、例えば硬度の大きいシリカ微粉末によ
る静電荷像支持体の損傷、クリーニングブレードの摩耗
などの問題を回避することができる。
(3)高い非フィルミング性を有する。
すなわち、本発明のトナーにおいては、上述したように
ワックスの分散性が高く、その成分が相分離の状態で存
在することがないため、当該ワックス成分が静電荷像支
持体、現像器の現像スリーブ、二成分系現像剤として用
いられる場合におけるキャリア等に付着することが抑止
される。
以上のように、本発明のトナーは、高い流動性および非
凝集性を有することから良好な現像を達成することがで
きるとともに、優れた低温定着性ならびに非オフセット
性を有することから熱ローラ定着による良好な高速定着
を達成することができ、この結果、画像濃度が高くて優
れ九可視画像を、常に安定してしかも高速で形成するこ
とができる。加えて、本発明トナーは最低定着温度が低
いものであるので定着時にトナー像支持体である紙を高
温に曝すことが回避され、このためシワの発生が抑制さ
れるので当該支持体の両面にトナーによる可視画像を形
成する仁とが実用上十分に可能となる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例について説明するが、本発明がこれ
らに限定されるものではない。なお、「部」は重量部を
表わす。
バインダー樹脂の製造 1)バインダー樹脂A ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン 7001フマル酸 1
5(1 n−ドデセニル無水こはく酸 55.4fハイドロキノ
ン 0.1t 以上の物質を、温度計、ステンレススチーtvg攪拌器
、ガラス製窒素ガス導入管及び流下式コンデンサを備え
走容量1tの丸底フラスコ内に人へこのフラスコをマン
トルヒーターにセットし、窒素ガス導入管よシ窒素ガス
を導入してフラスコ内を不活性雰囲気に保った状態で温
度250℃に昇温せしめ、攪拌下において反応を行なっ
た。反応によシ生成する水が流出し々くなった時点で酸
価を測定すると1.5であった。
さらに、1,2.4−ベンゼントリカルボン酸の無水物
65.4tを加えて約8時間にわたって反応させ、酸価
が20になった時点で反応を終了させた。
このようにして得られたポリエステル樹脂の環球法(J
ISK2531−1960 〕方法による。以下におい
て同じ。)による軟化点は120Cであった。このポリ
エステル樹脂を「バインダー樹脂A」とする。
2)バインダー樹脂B ポリオキシエチレン(2)−2,2−ビス(4−ヒトロ
キシフエニル)フロパー’ 6501フマル酸 120
f インドデセニル無水こはく酸 55.4r以上の物質を
、樹脂Aの場合と同様の装置を用いて温度220℃にお
いて反応せしめた。反応により生成する水が流出しなく
なった時点で酸価を測定すると1.5であった。
さらに、1,2.4−ベンゼントリカルボン酸の無水物
79fを加え、温度200℃において反応させ、環球法
による軟化点が120℃に達した時点で反応を終了させ
た。このようにして得られたポリエステル樹脂を「バイ
ンダー樹脂B」とする。
3)バインダー樹脂C(比較用) ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン 211fテレフタル酸
 299t ペンタエリスリトール 82部 以上の物質を、樹脂Aの場合と同様の装置を用いて昇温
し、さらにジプチル錫オキシド0.05 tを加えて温
度200℃において反応せしめ、環球法による軟化点が
131℃に達した時点で反応を終了させた。このように
して得られたポリエステル樹脂を「バインダー樹脂C」
とする。
ワックス 1)ワックスa 1−フェニルプロペンによジグラフト共重合せしめたポ
リエチレンワックス(1−フェニルプロペン含有割合2
0重量%、軟化点115℃)2)ワックスb 1−フェニルプロペンによジブロック共重合せシメたポ
リエチレンワックス(1−フェニルプロペン含有割合2
5重量%、軟化点118℃)3)ワックスC スチレンによジグラフト共重合せしめたポリエチレンワ
ックス(スチレン含有割合20重量%、軟化点113℃
) 4)ワックスd p−エチルスチレンによジブロック共重合せしメタポリ
エチレンワックス(])−エチルスチレン成分含有割合
20重量%、軟化点120℃)5)ワックスe(比較用
) 未変性ポリプロピレンワックス「ビスコール660PJ
 (三洋化成社製) 6)ワックスf(比較用) 未変性ポリエチレンワックス「ハイワックス220P 
J (軟化点113℃、三井石油化学社製)各実施例及
び比較例においては、示された処方の材料を、溶融、混
線、冷却、粉砕及び分級の工程による通常の方法によシ
、平均粒径10μの粒子よ多酸るトナーを製造した。
実施例1 バインダー樹脂A 100部 ワックスa 3部 カーボンブラック「モーガルLJ 10部(キャボット
社製) 実施例2 バインダー樹脂A 100部 ワックスb 3部 カーボンブラック[モーガルLJ lo部実施例3 バインダー樹脂B 100部 ワックス0 3部 カーボンブラック「モーガルL」 1部部実施例4 バインダー樹脂B 100部 ワックスd 3部 カーボンブラック「モーガルL」 10部実施例5 バインダー樹脂A 48部 ワックスa 3部 磁性体微粉末r BL−100J 52部(チタン工業
社製) ニグロシン染料「ニグロシンベースFiXJ(オリエン
ト化学社製) 1部 比較例1 バインダー4立1月iiA 100部 ワックスe 3部 カーボンブラック「モーガルL」 10部比較例2 バインダー樹脂A 100部 ワックスf 3部 カーボンブラック「モーガルL」 10部比較例3 バイングー樹脂0 100部 ワックスa 3部 カーボンブラック「モーガルLJ 10!5以上の実施
例1〜実施例5で得られたトナーをそれぞれ「トナー1
」〜「トナー5」とし、比較例1〜比較例3で得られた
トナーをそれぞれ「、比較トナー1」〜「比較トナー3
」とし、これらのトナーの各々について流動性を調べた
。即ち、流動性の高い粉粒体はど圧縮度が小さいことを
利用して粉体圧縮度試験器「タップデンサー」(セイシ
ン企業社製)によシ圧縮度を測定した。具体的には直径
28鱈、容積100ゴの容器に上方からlOOメツシュ
の篩を通して試料を疎充填し、重量を測定して靜カサ密
度Aをめ、次に容器に同径の蓋をした上タッピング装置
により落下高さ5mmの条件で600回タップを行なっ
たときの試料の容積をめ、先にめた重量をこの容積値で
除して固めカサ密度Pをめ、次式によシ圧縮度Cを算出
した。
またトナー5以外の合計7種のトナーの各々と、樹脂被
覆が施された鉄粉よ多酸るキャリアとを混合してトナー
浸度が2重量%でトナー帯電量が20±1マイクロクー
ロン/lとなる現像剤を調製し、その各々4によシ、ト
ナーのリサイクルシステムを有する電子写真複写機「U
−Bix 4500 J(小西六写真工業社製)を用い
て静電荷像の現像、転写紙へのトナー像の転写及びトナ
ー像の熱ローラ定着器による定着を行ない、感光体ドラ
ム表面へのトナーの一次付着量、転写紙への転写率及び
得られた複写画像の画像濃度を測定した。とこにトナー
の一次付着量は、いわゆるベタ黒電位が800■の個所
における単位面積当シのトナー付着量である。
更にすべ1のトナーの各々について、その最低定着温度
、オフセット発生温度をめ、また保存性について評価を
行なった。
最低定着温度については、表層がテフロン(デュポン1
1ポリテトラフルオロエチレン)で形成した熱ローラと
、表層を、シリコンゴムrKE−1300RTV J 
(信越化学工業社製)で形成した圧着ローラとよ多酸る
定着器によ’) 、64 y /−2の転写紙に転写せ
しめた試料トナーによるトナー像を線速度200■/秒
で定着せしめる操作を1、勢ローラの設定温度を100
℃よシ5℃づつ段階的に高くした各温度において繰シ返
し、形成された定着画像に対してキムワイプ摺擦を施し
、十分な耐摺擦性を示す定着画像に係る最低の設定温度
をもって最低定着温度とした。なおここに用いた定着器
はシリコンオイル供給機構を有さぬものである。
またオフセット発生温度の測定は、最低定着温度の測定
に準じて、トナー像を転写して上述の定着器によシ定着
処理を行ない、次いで白紙の転写紙を同様の条件下で定
着器に送ってこれにトナー汚れが生ずるか否かを観察す
る操作を、前記定着器の熱ローラの設定温度を順次上昇
させた状態で繰り返すことによシ行い、トナー汚れの生
じた最低の設定温度をもってオフセット発生温度とした
また保存性については、各試料を温度55℃、相対湿度
40%の条件下に48時間放置したときの凝集の発生の
有無及びその程度を評価した。
以上の結果を第1表に示す。
第1表の結果から明らかなように、本発明のトナーによ
れば、評価項目の全般にわたって良好な結果が得られた
が、比較例においてはいずれかの評価項目において不十
分な結果が得られた。すなわち、比較トナー1および比
較トナー2においては、ワックスとして未変性ポリオレ
フィンを使・用しているため、圧縮度が大きくて流動性
に劣シ、−次付着量、転写率ならびに画像濃度のいずれ
の値も低く、また最低定着温度が高く、さらに保存性も
劣るなど、特性の全般において不十分であった。比較ト
ナー3においては、バインダー樹脂が特に最低定着温度
が高い。
またトナー1〜トナー4の各々により電子写真複写機r
 U −Bix 4500Jを用い、トナー5によ一シ
電子写真複写機rU−BixTJ(小西六写真工業社製
)を用いて50000回に亘る連続複写テストを行なっ
たところ、何れのトナーによる場合にも、最後まで鮮明
で良好な複写画像が形成され、感光体のトナー汚れも僅
かであった。
また、比較トナー1〜比較トナー3によシミ子写真複写
機r U−Bix 4500Jを用いて同様に5000
0回に亘る連続複写テストを行なったところ、比較トナ
ーlについては2万回で、比較トナー2については1万
回で、比較トナー3については2万回で画像の荒れが生
じた。
以上の結果から明かなように、本発明によるトナーは、
優れた非オフセット性を有すると共に最低定着温度が非
常に低く、従来のワックスを含有するトナーに比して実
用定着温度域が広く、その上、流動性が高くて流動性向
上剤が添加されなくても十分に実用に供することができ
、現像性及び転写性も優れておシ、常に安定して良好な
可視画像を形成することができ、熱ローラを用いた高速
定着に好適に使用される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ”) (a)エーテル化ビスフェノール単量体、ジ
    カルボン酸単量体ならびに3価以上の多価アルコール単
    量体および/iたは3価以上の多価カルボイ酸単量体を
    含む単量体成分より得られる非線状共重合体であって、
    その側鎖に炭素数3〜22の脂肪族炭化水素基を有する
    ポリエステル樹脂と、Φ)芳香族ビニルモノマーにより
    ブロック共重合若しくはグラフト共重合せしめたポリオ
    レフィンよ9成るワックスとを含有することを特徴とす
    る静電荷像現像用トナー。 2)前記ワックスの含有割合が1〜20重量%である特
    許請求の範囲第1項記載の静電荷像現像用トナー。
JP59109542A 1984-05-31 1984-05-31 静電荷像現像用トナ− Pending JPS60254151A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59109542A JPS60254151A (ja) 1984-05-31 1984-05-31 静電荷像現像用トナ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59109542A JPS60254151A (ja) 1984-05-31 1984-05-31 静電荷像現像用トナ−

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60254151A true JPS60254151A (ja) 1985-12-14

Family

ID=14512888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59109542A Pending JPS60254151A (ja) 1984-05-31 1984-05-31 静電荷像現像用トナ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60254151A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01241566A (ja) * 1988-03-23 1989-09-26 Canon Inc 二成分現像剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01241566A (ja) * 1988-03-23 1989-09-26 Canon Inc 二成分現像剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4118498B2 (ja) 静電荷現像用トナー、トナー収納容器および画像形成装置
US5514511A (en) Toner for developing latent electrostatic images
JPS58215659A (ja) 静電荷像現像用トナ−
EP0164257B1 (en) Toner for developing electrostatic latent image
US5908727A (en) Binder and toner for developing electrostatic image containing the same
JPH0354347B2 (ja)
JPS6093456A (ja) 静電荷像現像用トナ−
JPS60254149A (ja) 静電荷像現像用トナ−
JP2879563B2 (ja) トナー
JPS6278568A (ja) 静電像現像用トナ−
JP3018089B2 (ja) 電子写真用現像剤組成物
JPS60254151A (ja) 静電荷像現像用トナ−
JPH0355821B2 (ja)
JPH0234031B2 (ja)
JP3006054B2 (ja) フルカラー用乾式カラートナー
JPH023178B2 (ja)
JPH0430579B2 (ja)
JPS60254155A (ja) 静電荷像現像用トナ−
JPS60254153A (ja) 静電荷像現像用トナ−
JPS59174856A (ja) 熱ローラ定着用静電荷像現像用トナー
JPS60254150A (ja) 静電荷像現像用トナ−
JP3008461B2 (ja) 静電荷像現像用トナー
JPH0326831B2 (ja)
JPH0354345B2 (ja)
JPH10246983A (ja) 静電潜像現像用トナー