JPS60253660A - コンクリ−トポンプ振動工法 - Google Patents

コンクリ−トポンプ振動工法

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JPS60253660A
JPS60253660A JP10764484A JP10764484A JPS60253660A JP S60253660 A JPS60253660 A JP S60253660A JP 10764484 A JP10764484 A JP 10764484A JP 10764484 A JP10764484 A JP 10764484A JP S60253660 A JPS60253660 A JP S60253660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
pumping
frequency
vibration
vibrator
Prior art date
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Pending
Application number
JP10764484A
Other languages
English (en)
Inventor
全布 坂本
洋 山口
利治 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS60253660A publication Critical patent/JPS60253660A/ja
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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンクリートポンプ振動工法に関するものであ
る。
[発明の目的コ 〈イ〉産業上の利用分野 土木、建築業界等 〈口〉従来技術 従来のコンクリート圧送方法はホッパの底部に位置する
コンクリート圧送用ピストンの往復動によってコンクリ
ート等を押し出し、このコンクリートポンプに接続する
圧送管に案内させてコンクリート打設規場まで圧送する
方法である。
〈ハ〉本発明が解決しようとする問題点前記従来の圧送
方法には、次のような未解決の問題が残されている。
(1)圧送管が曲折する箇所や直線で長距離の場合には
圧送管内でコンクリートが閉塞したりコンクリートの分
離を起こしやすい。
特に、単位セメント量771−少なくスランプが小さい
コンクリート程閉塞を発生しやすい。
(2)コンクリートの流動性を向−トさせるとある程度
閉塞は防止できるが、要求される以上のセメント量を使
用することになり不経済である。
(3)圧送管内でコンクリートが閉塞すると、閉塞して
いるコンクリートを取り除くため、その間圧送作業を中
断しなければならない。
また、閉塞箇所の発見に多くの時間と労力を要する。
(4)コンクリートの閉塞を阻止する方法として高圧で
圧送する事が考えられるが、高圧で圧送するとその高圧
によってコンクリートの品質が変化するといった問題が
ある。
〈二〉発明の目的 本発明は以上のような問題点を解決するために成された
もので、圧送管内でコンクリ−1−等が閉塞せずに、か
つ、−コンクリートの品質を低下させずにスムーズで効
率的な圧送を行えるコンクリートポンプ振′動工法を提
供する事を目的どする。
[発明の構成] 〈イ〉問題点を解決するだめの手段 本発明は圧送ポンプに接続する圧送管2の途上に後述す
るある範囲の振動を発生する振動機3を装備することに
よって、前記問題点の解決を図るものである。
以下本発明を図面を参照しながら説明する。
(1)圧送ポンプ 第1図に示した圧送ポンプ1は公知の油圧式コンクリー
トポンプである。
この圧送ポンプ1には一定長さの圧送管2を複数本接続
して打設現場まで配管する。
途中圧送管2を曲折しな(ブればならない部分にはベン
ト管等を介して接続する。
なお、圧送ポンプ2は油圧式の他に機械式や絞り出し式
のコンクリートポンプを使用することもできる。
(2)振動機の選定 一般に振動機3は打設したコンクリートに高い周波数の
振動を与え、内部の空隙を排除して密実なコンクリート
にするよう締固めを行う機械として使用されているが、
本発明では圧送管2の内壁面とコンクリートの摩擦抵抗
を減少ざUることを目的として使用する。
すなわち、本発明には低周波振動機と高周波振動機の二
種類の振動機3を使用すると効果的な圧送が可能となる
低周波振動機の一例:振動数2850vpm遠心力 2
5’Okgf 高周波振動機の一例:振動数6000 vpm遠心力 
800 kgf 次に実際の配管に於いて上記振動機3を複数設置した場
合の「コンクリートの圧送量と圧送管1m当りの管内圧
力の損失の関係」を調べるために以下の要領で試験を行
い、その試験結果を第2図に示す。
単位セメンflf2 : 250kg、′yn3スラン
プ :5cm 空気量 :4% 配管径 : 5B <125A) 配管長 :150m その試験結果について検討すると、高周波振動機の方が
低周波振動機よりもやや良好な圧送性が得られる。
低周波振動機を配備した場合には、無振動の場合に比べ
て約20%(スランプで8cm)程度圧送性が向上する
従って、低周波および高周波振動機を配備すると十分に
圧送性の改善が期待できる。
試験に際しでは偏心質量回転式の振動機を圧送管2の上
部に設置し、この圧送管2に一定の回転数(285Or
pm)で遠心力を変化させて圧送を行った。
その実験結果を表−1に示す。
なお、表−1に於いて圧送効果は最も良好な圧送効果の
得られた遠心力が30 Q kgfを基準に1OOとし
た指数で表示した。
表−1 表−1によれば遠心力が500kgfを越えるとそれま
で良好だったコンクリートが分離することが分る。
また、遠心力が150kgf以下の場合には振動を与え
ただけの良好な圧送効果が期待できない事も分った。
従ってこの実験の結果、良好な圧送効果を得るには、遠
心力が150〜500kgfの範囲内で振動を与えれば
良いことが分った。
〈ハ〉振動数の選定 次に圧送性を調べるために第3図に示すような配置を行
い、コンクリートの配合(粗骨拐最大寸法20龍、40
都、単位セメント量250.300.400 kg /
rn”、スランプ5.10.15.18cm)を変化さ
せて振動数の選定を行った。
すなわち、試験用管4(直径150mm、全長10m)
の中央に高周波振動機(HKM40LH8)を搭載し、
この管4の両端には振幅測定器をそれぞれ配置し、そし
C管4内にコンクリートを充填させた後この管4に30
秒間振動を与えて試験を行なった。
その試験結果を表−2に示す。
なお、同表に於いてコンクリートの振動効率は排出され
たコンクリート量を測定して基準値を100%で表示し
た。
表−2から振動数の選定はコンクリートのスランプに影
響されて、スランプが小さくなると振動数が大きいほう
が適している。
またコンクリートのスランプが大きくなると振動数は小
さくて済む。
例えばコンクリートのスランプが18CI11の場合に
は6000 vpmの振動数でコンクリートが分離する
ので4000vp、m程度が好適である。
この試験の結果、高周波振動機の振動数はスランプ5〜
10cmの場合には4500v++m (155kgf
 )〜6000vpm (275kgf )が好適であ
り、またスランプが”j 5 cm〜18CI11の場
合の振動数は3000VI)III (1”OOkgf
 ) 〜4500vpm(155kgf)が適している
前記振動数の選定を理論的に解析づ”ることは極めて困
難であるが、ここではコンクリートの圧送性に影響を与
える要因について横開する。
被振動体(圧送管2および圧送管2内のコンクリート)
、に与える振動の影響範囲は振動機の遠心力により異な
るが、振幅はマスモーメントが一定である以上、振動数
が変化しても理論上は一定である。
従って、圧送性に最も影響を与えるのは振動数であると
考えられる。
[その他の実施例コ 前記実施例は圧送管2に振動を与えてコンクリートの圧
送性を向上させたが、本実施例では第4図に示すように
ホッパ5部分に振動機を配備した場合にもコンクリート
の圧送性の向上が期待できる。
一般にホッパ5内に投入されたコンクリートは大小人き
さの異なる細骨材や粗骨材およびセメント、水、空気泡
等まったく異質な複合物であるため、投入時の衝撃によ
って分離する。
上記複合物がホッパ5内で分離状態で存在すると、落下
するはずの骨材同士が噛み合ってホッパ5の底部を閉塞
してコンクリートの圧送を阻害していた。
そこで、本実施例ではコンクリートの配合やシリンダ6
内への吸引力が大きいコンクリートポンプの機種に変更
することなく、ホッパ5からシリンダ6内への吸入効率
を改善することによってコンクリートの圧送性を向上で
きるよう、ホッパ5に振動を与えた。
ホッパ5に振動を与える手段としては例えば、ホッパ5
の下部もしくは横部もしくは上部等に振動機3を単数も
しくは複数配備する方法が考えられる。
また、ホッパ内の攪拌羽根7の軸上に振動機3を配備し
たり、ホッパ5内に振動機3′を挿入するとコンクリー
トの圧送を改善する効果がある事が以下の試験によって
確認された。
〈イ〉試験例 第4図に示すように高周波振動機3をホッパ5の側部、
上部、および攪拌軸51上にそれぞれ配備し、さらに、
ホッパ5内に公知構造の棒状振動機3−(低周波振動機
)を挿入する。
コンクリートは骨材最大寸法25111111.セメン
ト単位量300 kg / rn3、スランプ8cmと
する。
そして振動機3.3−を駆動させながら圧送し、振動機
の適切な配置位置と圧送性を調べた。
その試験結果を第5〜7図に示す。
第5図はコンクリートポンプ主油圧と吐出量の関係を示
し、第6図は攪拌油圧と吐出量の関係を示し、さらに第
7図は圧送管2内圧力と測定位置の関係を示す。
以上の試験結果から明らかなようにホッパ部分に振動を
与えると圧送性が改善されることが確認できた。
またコンクリートポンプ1内の圧損が無振動の場合より
も著しく優れている事も確認することができた。
このことは粗骨材の最大寸法が大きくなった場合にもそ
の効果がより有効になることが容易に推察できる。
[発明の効果] 本発明は以上説明したようになるから次のような効果を
期待することができる。
〈イ〉圧送中の摩擦抵抗を減少できる振動数を選択して
圧送管等に与えると、コンクリ−1〜による閉塞、およ
び骨材分離が発生しにくくなるので、低スランプのコン
クリートや、単位セメント量の少ないコンクリートの圧
送が可能となる。
〈口〉振動数を選択する事によって圧送管内でのコンク
リートの流動性を向上させることができるので、特別な
流動化剤等の混和材を使用する必要がない。
その結果圧送に要する圧送力を減少させることができる
〈ハ〉圧送力を減少さUることができるので圧送中にコ
ンクリートの品質を変化させることがなく、高品質を維
持しながら圧送できる。
く二〉コンクリートと圧送管の間における摩擦抵抗を減
少できるので、圧送距離の大幅延長が可能となる。
くホ〉ホッパ部分に振動を与えた場合には、閉塞を防止
できるのでホッパ底部に位置するシリンダ内l\の吸入
効率が良好となり、スムーズな圧送が期待できる。
くべ〉圧送管に配備刃る振動機は、コンクリートの性状
に応じて、配備間隔、設置数を決定して配備すると、圧
送性の大幅な改善が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1N:本発明の一実施例の説明図 第2図:圧送管1m当りの管内圧力損失と圧送量の関係
を示す図表 第3図:試験用管に振動機を配備して行う試験の説明図 第4N:ホッパに振動機を配備した状態の説明図第5〜
7図:第4図における試験結果を示す図表1=コンクリ
ートポンプ 2:圧送管 3.3−二振動機 4:試験円管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンクリートやモルタル等を圧送するポンプ工法
    に於いて、 コンクリ−1へ等を案内運搬するパイプに低周波振動機
    または高周波振動機もしくは両者を配備して、 コンクリートとの摩擦抵抗を減少させて圧送する事を特
    徴とする、 コンクリートポンプ振動工法
  2. (2)振動数が2800 vpmで、遠心力が150〜
    400+cgfの範囲の性能を有する低周波振動機を配
    備して振動を与えることを特徴とする特許請求の範囲(
    1)記載のコンクリートポンプ振動工法
  3. (3)振動数が2000〜7200VI)IIIの範囲
    で遠心力が100−′−400kgfの範囲の性能を有
    する高周波振動機を配備して振動を与えることを特徴と
    する特許 ートポンプ振動工法
JP10764484A 1984-05-29 1984-05-29 コンクリ−トポンプ振動工法 Pending JPS60253660A (ja)

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JPS60253660A true JPS60253660A (ja) 1985-12-14

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020066915A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 前田建設工業株式会社 コンクリートの打設方法
JP2021516734A (ja) * 2018-03-22 2021-07-08 プツマイスター エンジニアリング ゲーエムベーハーPutzmeister Engineering Gmbh コンクリートポンプのディストリビュータブームのための先端ホースホルダ、先端ホースホルダを備えたコンクリートポンプ、および先端ホースホルダを取り付けるための方法

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