JP2787528B2 - コンクリート充填鋼枠セグメント - Google Patents
コンクリート充填鋼枠セグメントInfo
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Description
め固めをしなくとも鋼枠内にムラなく密実に充填するこ
とができる、コンクリート充填鋼枠セグメントに関す
る。
て仕様が決定されていた。 コンクリートの打設作業性の指標はスランプ値で示
されている。 コンクリートの配合設計では施工性によりスランプ
値が決定される。 スランプ値は細骨材率(s/a)が一定であれば単
位水量により決まる。 コンクリート強度は水/セメント比(W/C)で決
まる。
値を大きくすると水量(W)が多くなり、また必要なコ
ンクリート強度を確保するためにセメント量(C)が多
くなる。水、セメント(ペースト分)が多くなると、骨
材が分離しやすくなる(同一強度とした場合)のに加
え、収縮率が大きくなり、ひび割れが生ずるなどの問題
が発生する。一方、スランプ値を大きくすれば材料分離
を起こす。
るようなコンクリートの場合、最大骨材寸法は最小鉄筋
間隔の2/3以下で、空気量は4.0%程度であったの
で、これを鋼枠に充填する場合には、締め固めをしない
と鋼枠内に充分に充填できず、締め固めが過剰となると
材料分離が生ずるとかブリージング率が高いとか気泡の
発生が多いとか、特に鋼材に孔があるとその回りで分離
した骨材が凝集するなどという問題があった。
としては特開平3−45544号公報に開示のものがあ
る。これは、増粘剤、高性能減水剤、AE剤を添加する
ことにより、水/セメント比(W/C)をほとんど変え
ずに流動性を高め、スランプフロー値を45cm〜65
cmとし、また増粘剤及びAE剤の影響による空気量の
増加を抑えるため、消泡剤を添加して空気量を4〜6%
としたものである。
る。 (1) コンクリートの配合の考えは普通コンクリートに準
じ、施工性を高めるための手段として多量の増粘剤、高
性能減水剤、AE剤を用いただけで、強度上は普通コン
クリートとほぼ同じである。
上と大きいため、コンクリートの収縮性は従来のコンク
リートと同様である。
要な高強度(400Kgf/cm2 以上)のコンクリー
トが作れない。
の合成構造では鋼材面に空気層が発生し不良となり、ま
た地下の深い場所でのコンクリートの打設では空気が圧
縮されて体積が減少する。
ため、その影響によりコンクリートの凝結時間が長い。
は、コンクリートを振動締め固めしなくとも、鋼枠の鋼
材間、鋼材のかぶり部分及び隅々まで万遍なくかつ密実
に充填することができるに加え、充分なコンクリート強
度を発現でき、しかもブリージングや材料分離や空気に
よる影響などが少ないコンクリート充填鋼枠セグメント
を提供することにある。
填鋼枠セグメントで用いるコンクリートは、振動締め固
めしなくとも鋼枠内に充填できるようにするため、最大
骨材寸法が鋼枠の鋼材間隔又は鋼材のかぶり厚さの1/
3ないし1/5(但し、20mmを越えたときは20m
m)で、水、セメント、細骨材、粗骨材、混和剤及び微
粉末の混和材を、次のようになるように配合したもので
ある。
〜3.0%、水/セメント比50%以下とする。 スランプフロー保持時間を調整するため微量のセル
ロース系増粘剤を添加する。 細骨材率を45〜55%とする。 水/(セメント+混和材)比を25〜35%とす
る。 単位水量を175Kg/m3以下とする。
め固めることなくしかも充填性良く充填することを意図
しているもので、そのため、最小充填幅に対する最大骨
材寸法を実験結果から次のように決定した。すなわち、
図1に示すように鋼枠の鋼材1と鋼材1との間隔L1を
基準とする場合には、最大骨材寸法D1はその1/3、
図2に示すように鋼材2のかぶり厚さL2を基準とする
場合にはその1/5に決め、これ以下の寸法の骨材を使
用する。但し、鋼材間隔L1又は鋼材のかぶり厚さL2
より求めた最大骨材寸法が20mmを越えたときは、最
大骨材寸法を20mmとする。
粉末の混和材を使用する。すなわち、微粉末の混和材を
使用することにより、水/セメント比(W/C)を変化
させないで(50%以下)、見掛けのW/C、つまり水
/(セメント+混和材)比を小さくしてコンクリートに
適切な粘性を与えることで、強度を低下させずに流動性
及び鋼枠への充填性を確保する。そして、該混和材と
水、セメント、細骨材、粗骨材、混和剤との配合比を、
次のような配合設計手法及び手順に従って決定する。
施工に必要なスランプを確保するために、先ず単位水量
が決められ、設計コンクリート強度を達成するに必要な
W/Cの関係からセメント量を決定していた。
ンクリートと記す)の場合には、図3に示すコンクリー
ト強度σとC/Wとの関係から、設計強度に対応するC
/Wを求め、単位水量Wと単位セメント量Cを決定す
る。すなわち、本コンクリートでは、後述のように混和
剤によって必要なスランプフロー値を決定するため、ス
ランプフローに関係なく単位水量を決定する。例えば、
単位水量W=160〜175Kg/m3程度とする。
分離抵抗性を保持するため、混和材としてブレーン比表
面積2500cm2 /g以上の微粉末を添加する。その
混和材の添加量は、図4に示すようなL形ボックスを使
用した次のような充填性試験(以下、L形ボックス試験
と記す)から決定する。L形ボックス3は、上面が開口
した垂直ボックス4及び水平ボックス5とをL形に連設
し、これら両ボックス4・5の連通口6に鉄筋を模した
複数本の邪魔棒7を、充填対象の構造物から選定した所
定の間隔(例えば50mm) で垂直又は水平に設け、該
連通口6を堰板7a で開閉できるようにしたものであ
る。
を閉じた状態で垂直ボックス4内にコンクリートを入れ
てから堰板7a を開き、コンクリートを自重により連通
口6を通じて水平ボックス5へ移動させる。充分な充填
性能を有するコンクリートであれば、垂直ボックス4か
ら水平ボックス5へ全て移動するが、硬いコンクリート
や軟らかい分離し易いコンクリートでは、邪魔棒7の部
分でコンクリートが閉塞する。垂直ボックス4内にコン
クリートが残った場合には、そのコンクリート面と垂直
ボックス4の上面との間の高さをもって指標値とする。
従って、最適値は、垂直ボックス4内のコンクリート面
と水平ボックス5へ移動したコンクリート面とが同じ高
さで面一となる場合である。
ト+混和材)比との関係は次のとおりである。いま、設
計強度からW/Cが決定されたと考えると、そのW/C
のコンクリートで、混和剤によりスランプフローを所定
の範囲(例えば60〜70mm)に調整したコンクリー
トに対し、L形ボックス試験を実施し、邪魔棒7の隙間
を全通すれば、条件を満足することになる。L形ボック
ス試験の指標値と水/(セメント+混和材)比との関係
は実験から図5に示す如くで、水/(セメント+混和
材)比が25〜35%の範囲内にL形ボックス試験の最
適値が存在する。
Cが25〜35%の範囲では一般のコンクリートでも圧
縮強度600〜1000Kgf/cm2 程度の強度が得
られるが、このような高強度の必要がない場合に、多量
のセメントを使用することは不経済であるばかりでな
く、温度ひび割れなどの問題が生ずる。
つまり見掛けのW/Cを例えば50以下の範囲に維持し
たまま、微粉末の混和材を使用して粘性を調整する。例
えば、設計強度が240Kgf/cm2 のコンクリート
を考えた場合、これに対応するW/Cのコンクリートを
スランプフロー値60cmとすると、材料分離を生じ、
またL形ボックス試験でも閉塞を生ずる。この現象は、
流動性に必要なスランプフローに対してモルタル部の粘
性が不足することにより発生する。そこで、本発明は、
W/Cは変化させずに、見掛けのW/C、つまり水/
(セメント+混和材)比を小さくして適切な粘性を与え
る手段として、微粉末の混和材を使用するものである。
度により異なることになる。換言すると、従来において
混和材を使用する場合には、セメント重量に対する比率
で混和材の添加率を決めていたのに対し、本発明では、
強度とは別に粘性の面から見掛けのW/Cを下げる目的
で混和材の添加量を決定する。
きく関係する。L形ボックス試験の指標値とs/aの関
係は図6に示すようになる。最適なs/aは骨材の産地
などにより変化するが、45〜55%の範囲内にある。
る高性能AE減水剤を用いる。混和剤の添加量とスラン
プフローの関係は一つの実験によれば図7に示すように
なった。この関係は、セメントの種類や混和剤の材質な
どにより異なるので、使用するセメントと混和剤の組み
合わせにより実験から求める。同図の場合、混和剤はス
ランプフロー値が60〜70cmの範囲になるように選
定する。なお、同図において横軸の混和剤量は(セメン
ト+混和材)に対する重量%を示す。
に打設するまでの時間)を調整するため、第2の混和剤
として微量のセルロース系増粘剤を添加する。セルロー
ス系増粘剤は従来の水中不分離性コンクリートでも、ま
た前出の特開平3−45544号公報に開示のコンクリ
ートでも用いられているが、本発明では使用の目的が異
なる。すなわち、水中不分離性コンクリートではコンク
リート1m3 に対し2.0Kgf〜3.0Kgf、特開
平3−45544号公報では400〜750g /m3 の
多量の増粘剤を用いることにより、材料分離抵抗性を付
加している。
は上記のように微粉末の混和材で確保するため、セルロ
ース系増粘剤はスランプフロー保持時間を調整する目的
のみから使用する。そのため添加量も0〜100g/m
3 と微量とし、図8に示す関係からその添加量を決定す
る。なお、この関係は、セメントや混和材やセルロース
系増粘剤の種類により違うので、各材料の組み合わせに
より試験で求める。
びその性能を従来例と比較しながら説明する。表1は本
実施例で使用した材料を示す。この表において、低発熱
セメント(3成分系)は、本実施例と後述のように比較
するため使用した超流動コンクリートのための材料であ
る。
このうちからまでが本発明の実施例で、は比較の
ための超流動コンクリートの一般的な配合、は普通コ
ンクリートの一般的配合を示す。
の本実施例のコンクリートの流動保持特性を確認する
ため、の超流動コンクリートと同様の試験練りを行
い、経過時間とスランプフローの関係を求めた。図9に
その関係を示す。この結果、次のことを確認した。 (1) 本実施例では、練り上り時のスランプフローは全て
55cm〜75cmの目標範囲内であった。 (2) 本実施例では、1時間30分程度まではスランプフ
ロー60cmを保持した。
施例のコンクリートとの超流動コンクリート及びの
一般的な普通コンクリートについて圧縮強度試験を行っ
た。図10にその試験結果を示す。この結果から次のこ
とを確認した。 (1) 本実施例の場合、セメント量が同程度であれば、
及びに比較して早期に強度が発現し、しかも最終強度
も高く、の普通コンクリートに比べて50%以上の高
強度を示した。
グ試験は、練り上ったコンクリートの加圧ブリージング
率を測定することにより、ポンプ圧送や加圧時における
コンクリートの脱水による施工性の低下を知ることがで
きると同時に、コンクリート中の余剰水も知ることがで
きる。この試験によりコンクリートの材料分離抵抗性を
想定することができる。すなわち、加圧ブリージング率
が大きいと、ポンプ圧送や加圧時の材料分離が生じ施工
性が低下する。
及びとして普通コンクリートに流動化剤を添加した一
般的な流動化コンクリート(表2にその配合を示す)の
加圧ブリージング試験結果を示す。この結果から次のこ
とが確認された。 (1) の流動化コンクリートに比較して本実施例のコン
クリートの加圧ブリージング率は1/3程度に改良さ
れ、コンクリート打設時の材料分離抵抗性は改善されて
いる。従って、ブリージングによるコンクリート表面の
あばたの発生が少なくなるため、鋼材との付着性を大き
く改善できる。 (2) 本実施例のコンクリートはの超流動コンクリート
と比較しても同程度の加圧ブリージング率であった。
はその試験状態を示す図である。また、図13はスラン
プフローの試験状態を示す図である。このような試験の
結果、本実施例のコンクリートは、材料の分離が無くし
かもコンクリートの流動によって鋼枠に良好に充填でき
ることが確認された。
ート、及び〜の本実施例のコンクリートについて空
気量を測定した。その測定結果を表3に示す。この結
果、本実施例は目標空気量1.5〜3.0%の範囲内で
あることを確認した。
る本発明の鋼枠セグメントについて説明する。 <シールドトンネル覆工用鋼枠セグメントへの適用例> 図14及び図15はシールドトンネル覆工用鋼枠セグメ
ントを製作するため、湾曲した鋼枠8内にコンクリート
を充填する状態を示す。この鋼枠8は、湾曲した外面を
鋼板で閉じ、内面を開口させたものである。実験例とし
て、充填厚さが中央部で132mm、端部で100m
m、幅が705mm、外周長が1410mmの鋼枠8を
作り、その開口面を鋼製蓋板9で閉じ、コンクリート充
填用ホッパ10から蓋板9の充填口11を通じて表4に
示すような本発明の実施例のコンクリートを自重による
流動圧力で鋼枠8内に充填した。図16はその充填状態
を示す図、図17はこのようにコンクリート充填して得
られたシールドトンネル覆工用鋼枠セグメントを示す。
ブレータを使用してコンクリートを振動により締め固め
ながら充填する状態を示し、図19は振動締め固め充填
して得られたシールドトンネル覆工用鋼枠セグメントを
示す。このような比較実験結果から、次のことを確認し
た。
落下のみで鋼枠内に良好に流動充填でき、バイブレータ
による締め固めは不要であった。 (2) 従来の普通コンクリートでは、自然充填が困難で、
人力により打設した場合には仕上げ作業が必要であり、
またバイブレータで振動締め固めした場合には、図19
に示すように表面があばた状になったが、本実施例のコ
ンクリートを流動充填した場合には、図17に示すよう
に表面仕上がりが極めて良好であった。この結果、従来
は人力により行われていたコンクリート打設作業の機械
化・自動化が可能となる。
工法への適用例>図20に示すような覆工用鋼枠12を
使用する。この鋼枠12は、H型鋼で矩形枠の四辺を構
成し、その内側面(トンネル内面側)を鋼製止水プレー
ト13で閉じ、該止水プレート13にコンクリート充填
孔14を設け、また枠内に補強部材14を設けたもので
ある。この鋼枠12の多数個を図21に示すようにシー
ルド掘進機15のテール部内で円形に組み立て、鋼枠1
2の1個1個について、コンクリート充填孔14から本
実施例のコンクリートを注入充填し、図22に示すよう
に鋼材とコンクリートとが合成されたトンネル覆工構造
とするものである。図23から図25にその充填例を示
す。
のテール部内で鋼枠12を組み立て、図24に示すよう
にコンクリート打設孔14を通じてコンクリートポンプ
から表4に示したコンクリートを充填した。この場合、
充填最小厚さは100mmであったので、コンクリート
の最大骨材寸法を20mmとした。また、図25に示す
ように、シールド掘進機15の掘進に伴い発生するテー
ルボイドに、シールド掘進機15の推進と並行して、表
5に示すコンクリートを充填孔16を通じてコンクリー
トポンプ16から加圧充填した。この場合、テールボイ
ドの最小厚さが25mmであったので、最大骨材寸法を
25×(1/5)=5mmとした。図26はかかる実験
例において、シールド掘進機の内部を示し、図27はテ
ールボイドへの充填状態を示す。
ブと鋼製壁板とによる連壁用鋼枠内に表4に示したコン
クリートを充填した。図30及び図31はそのコンクリ
ート硬化後の状態を示す。
によれば次のような特長があることが確認できた。 充填性能試験、スランプフロー試験及び実証試験の
結果から、鋼材と鋼材の間、及び鋼材のかぶり部分に、
振動締め固めしなくとも、しかも隅々まで万遍なくかつ
密実に充填することができる。
の普通コンクリートの1.5倍以上の強度を発現でき
る。 設計強度が同じであれば、従来の普通コンクリート
に比較して単位セメント量を20〜30%削減すること
ができ、経済的である。
リートが50%以上であるのに対し、本発明では見掛け
の水/セメント比を25〜35%程度にしている。この
結果、加圧ブリージング率が小さく、収縮の小さいコン
クリートにできる。 加圧ブリージング率が小さいため、ポンプ圧送や加
圧時における施工性が良好である。
圧ブリージング率及び空気量が共に小さいので、あばた
の発生が非常に少なくなり、鋼材との付着性能を大きく
改善できるとともに、表面仕上がりも良く、仕上げ作業
の削減により作業性も改善される。
を決めるに当たり、鋼枠の鋼材と鋼材との間隔を基準と
することを示す図である。
り、鋼材のかぶり厚さを基準とすることを示す図であ
る。
すグラフである。
ある。
混和材)比との関係を示すグラフである。
示すグラフである。
グラフである。
保持時間の関係を示すグラフである。
リートとのスランプフローの経時変化の試験結果を示す
グラフである。
る。
る。
る。
例のコンクリートを自重充填する状態を示す一部切欠し
た側面図である。
態を示す斜視図である。
工用鋼枠セグメントを示す斜視図である。
を使用して振動により締め固めながら充填する状態を示
す斜視図である。
ネル覆工用鋼枠セグメントを示す斜視図である。
ある。
用してシールド掘進機によりシールドトンネルを施工す
る状態を示す斜視図である。
み立て状態を示す図である。
図である。
トの加圧充填状態を示す図である。
内を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
の状態を示す側面図である。
態を示す上面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】鋼枠内にコンクリートを充填するコンクリ
ート充填鋼枠セグメントにおいて、上記コンクリート
が、水、セメント、細骨材、粗骨材、混和剤及び微粉末
の混和材を原料とし、細骨材率が45〜55%、水/
(セメント+混和材)比が25〜35%、スランプフロ
ーが55cm〜75cm、空気量が1.5〜3.0%と
なるように配合したもので、最大骨材寸法が鋼枠の鋼材
間隔又は鋼材のかぶり厚さの1/3ないし1/5(但
し、20mmを越えたときは20mm)であることを特
徴とするコンクリート充填鋼枠セグメント。 - 【請求項2】コンクリートには、スランプフロー保持時
間を調整するため微量のセルロース系増粘剤が添加され
ていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート
充填鋼枠セグメント。 - 【請求項3】コンクリートの単位水量が175Kg/m
3以下である請求項1又は2に記載のコンクリート充填
鋼枠セグメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4301550A JP2787528B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | コンクリート充填鋼枠セグメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4301550A JP2787528B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | コンクリート充填鋼枠セグメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06128006A JPH06128006A (ja) | 1994-05-10 |
JP2787528B2 true JP2787528B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=17898292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4301550A Expired - Lifetime JP2787528B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | コンクリート充填鋼枠セグメント |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2787528B2 (ja) |
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CN103485797A (zh) * | 2013-09-06 | 2014-01-01 | 中国矿业大学(北京) | 钢管混凝土支架的注浆口与排气孔的补强结构 |
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CN109736852A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-05-10 | 中建四局第三建筑工程有限公司 | 一种隧道仰拱一次浇筑成型装置及方法 |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP4301550A patent/JP2787528B2/ja not_active Expired - Lifetime
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