JPS60252199A - ポンプの羽根車取付装置 - Google Patents
ポンプの羽根車取付装置Info
- Publication number
- JPS60252199A JPS60252199A JP10839584A JP10839584A JPS60252199A JP S60252199 A JPS60252199 A JP S60252199A JP 10839584 A JP10839584 A JP 10839584A JP 10839584 A JP10839584 A JP 10839584A JP S60252199 A JPS60252199 A JP S60252199A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- rotating shaft
- cap nut
- pump
- rotary shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はポンプの羽根車取付装置に関する。
框体と案内羽根の間に形成されるポンプ室と、前記框体
を貫通して前記ポンプ室内に突出する回転軸と、この回
転軸の端部に取付けられて回転軸とともに前記ポンプ室
内で回転する羽根車とを備えたポンプにおいて、回転軸
に対する羽根車の取付けおよび位置決めは、回転軸のね
じ部を羽根車嵌合部より小径として段差部を形成し、螺
着時に羽根車の嵌合穴の小径段差部を前記回転軸の段差
部に当接して行っているのが普通である。
を貫通して前記ポンプ室内に突出する回転軸と、この回
転軸の端部に取付けられて回転軸とともに前記ポンプ室
内で回転する羽根車とを備えたポンプにおいて、回転軸
に対する羽根車の取付けおよび位置決めは、回転軸のね
じ部を羽根車嵌合部より小径として段差部を形成し、螺
着時に羽根車の嵌合穴の小径段差部を前記回転軸の段差
部に当接して行っているのが普通である。
しかし、このような羽根車取付構造では、ポンプの運転
に伴う回転トルク伝達のために生ずる前記段差部の当接
力の増大が、回転軸の段差部を径方向に膨出変形させ、
羽根車の嵌合穴と回転軸との嵌合度合をきつくして羽根
屯を着脱困難にする場合がある。壕だ、羽根車を合成樹
脂で構成する場合には、羽根車の嵌合穴周壁や段差部の
強度が不足するだめ、これらの部分には補強用の埋込金
具が必要となり、生産性や寸法精度が低下する欠点があ
った。
に伴う回転トルク伝達のために生ずる前記段差部の当接
力の増大が、回転軸の段差部を径方向に膨出変形させ、
羽根車の嵌合穴と回転軸との嵌合度合をきつくして羽根
屯を着脱困難にする場合がある。壕だ、羽根車を合成樹
脂で構成する場合には、羽根車の嵌合穴周壁や段差部の
強度が不足するだめ、これらの部分には補強用の埋込金
具が必要となり、生産性や寸法精度が低下する欠点があ
った。
本発明の目的は、回転軸に対する羽根車の着脱が容易な
メンテナンス性に優れたポンプの羽根車取付構造を提供
することにある。
メンテナンス性に優れたポンプの羽根車取付構造を提供
することにある。
この目的を達成するため、本発明は、回転軸と嵌合する
羽根車のボス部に、回転軸に沿って軸方向に延びる筒状
突起と、軸方向位置決め面とを形成し、回転軸端部に、
羽根車のボス部が嵌合する嵌合領域と、との嵌合領域よ
り先端側にあり且つこの嵌合領域より小径のねじ領域と
、とのねじ領域より先端側にアシ且つこのねじ領域より
小径の当接部とを形成し、前記ねじ領域に螺着される袋
ナツトに、前記当接部に当接してこの袋ナツトを軸方向
に位置決めする底部と、前記羽根車の筒状突起の外周を
包囲して前記回転軸との相対回転を規制する保合内面と
、前記羽根車の軸方向位部決め面に当接して羽根車の軸
方向移動を受止める端面とを形成し、前記羽根車をメカ
ニカルシール機構の押圧力によって前記袋ナツトに押接
したことを特徴とする。
羽根車のボス部に、回転軸に沿って軸方向に延びる筒状
突起と、軸方向位置決め面とを形成し、回転軸端部に、
羽根車のボス部が嵌合する嵌合領域と、との嵌合領域よ
り先端側にあり且つこの嵌合領域より小径のねじ領域と
、とのねじ領域より先端側にアシ且つこのねじ領域より
小径の当接部とを形成し、前記ねじ領域に螺着される袋
ナツトに、前記当接部に当接してこの袋ナツトを軸方向
に位置決めする底部と、前記羽根車の筒状突起の外周を
包囲して前記回転軸との相対回転を規制する保合内面と
、前記羽根車の軸方向位部決め面に当接して羽根車の軸
方向移動を受止める端面とを形成し、前記羽根車をメカ
ニカルシール機構の押圧力によって前記袋ナツトに押接
したことを特徴とする。
これにより、羽根車への回転トルクの伝達はこの羽根車
の筒状突起の外周面と袋ナツトの保合内面との間で行な
われるため、回転軸の羽根車嵌合領域での膨出変形が防
止され、羽根車着脱に際しての不都合は生じない。また
、回転軸から袋ナツトへの回転トルク伝達によって生ず
る推力により軸端の当接部がつぶれてもこの当接部はね
じ領域よシ小径であるので、袋ナツトの着脱に支障はな
り、シたがって、メンテナンス性に優れたものとなる。
の筒状突起の外周面と袋ナツトの保合内面との間で行な
われるため、回転軸の羽根車嵌合領域での膨出変形が防
止され、羽根車着脱に際しての不都合は生じない。また
、回転軸から袋ナツトへの回転トルク伝達によって生ず
る推力により軸端の当接部がつぶれてもこの当接部はね
じ領域よシ小径であるので、袋ナツトの着脱に支障はな
り、シたがって、メンテナンス性に優れたものとなる。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例に係るポンプの縦断側面図、
第2図は羽根車取付部の拡大図、第3図は第2図のm−
m断面図である。
第2図は羽根車取付部の拡大図、第3図は第2図のm−
m断面図である。
第1図において、框体1を貫通する回転軸2の端部には
、この貫通部を水密にするだめのメカニカルシール機構
3の押圧力と袋ナツト4によって羽根車5が取付けられ
ている。案内羽根6はボルト(図示せず)によって框体
1に固定されて、この框体1との間に羽根車5を収容す
るポンプ室7を形成する。バッキング8により水蜜とな
るようにボルト9で框体1に固定されたカバー10は、
バッキング11を介して水密となるように案内羽根6に
当接され、吸込側水路と吐出側水路を区分している。
、この貫通部を水密にするだめのメカニカルシール機構
3の押圧力と袋ナツト4によって羽根車5が取付けられ
ている。案内羽根6はボルト(図示せず)によって框体
1に固定されて、この框体1との間に羽根車5を収容す
るポンプ室7を形成する。バッキング8により水蜜とな
るようにボルト9で框体1に固定されたカバー10は、
バッキング11を介して水密となるように案内羽根6に
当接され、吸込側水路と吐出側水路を区分している。
回転軸2と羽根車5の取付部の詳細構造を第2図および
第3図に示す一回転軸2には、羽瀞M 5のボス部5a
の嵌合穴5bが嵌合する嵌合領域2aと、この嵌合領域
2aより先端側にあシ且っこの嵌合領域2aより小径の
ねじ領域2bと、このねじ領域2bよシ先端側にあり且
つこのねじ領域2bより小径の当接部2cとが形成され
る。ねじ領域2bに螺着される袋ナツト4には、ねじ部
4aと、当接部2Cに当接してこの袋ナツト4の軸方向
位置決めを行なう底部4bと、羽根車5のボス部5aに
回転軸2に沿って形成された外周が六角形の筒状突起5
Cの外周を包囲して回転トルクを伝達する六角形の保合
内面4Cと、羽根車5のボス部5aに形成された位置決
め面5dに当接してこの羽根車5の軸方向位置決めを行
なう端面4dとが形成される。また、羽根車5には、袋
ナツト4の係合内面4C部分が径方向に広がるのを押え
るために、袋ナツト4の外周面4eを押える円筒外壁5
eが形成される。そして、メカニカルシール機構3のコ
イルばね3aは羽根車5を袋ナツト4に当接するだめの
軸方向押圧力を羽根車5に与える。
第3図に示す一回転軸2には、羽瀞M 5のボス部5a
の嵌合穴5bが嵌合する嵌合領域2aと、この嵌合領域
2aより先端側にあシ且っこの嵌合領域2aより小径の
ねじ領域2bと、このねじ領域2bよシ先端側にあり且
つこのねじ領域2bより小径の当接部2cとが形成され
る。ねじ領域2bに螺着される袋ナツト4には、ねじ部
4aと、当接部2Cに当接してこの袋ナツト4の軸方向
位置決めを行なう底部4bと、羽根車5のボス部5aに
回転軸2に沿って形成された外周が六角形の筒状突起5
Cの外周を包囲して回転トルクを伝達する六角形の保合
内面4Cと、羽根車5のボス部5aに形成された位置決
め面5dに当接してこの羽根車5の軸方向位置決めを行
なう端面4dとが形成される。また、羽根車5には、袋
ナツト4の係合内面4C部分が径方向に広がるのを押え
るために、袋ナツト4の外周面4eを押える円筒外壁5
eが形成される。そして、メカニカルシール機構3のコ
イルばね3aは羽根車5を袋ナツト4に当接するだめの
軸方向押圧力を羽根車5に与える。
以上のような回転軸2に対する羽根車5の取付けは、回
転軸2にメカニカルシール機構3を嵌着した後に、袋ナ
ツト4の係合内面4Cに羽根車5の筒状突起5Cを嵌着
した状態で、回転軸2に羽根車5および袋ナツト4を嵌
合、螺着して行なわれる。
転軸2にメカニカルシール機構3を嵌着した後に、袋ナ
ツト4の係合内面4Cに羽根車5の筒状突起5Cを嵌着
した状態で、回転軸2に羽根車5および袋ナツト4を嵌
合、螺着して行なわれる。
第4図は回転軸2と羽根車5の取付部の変形例を示す。
この例は、袋ナツト4を高剛性材料で形成することによ
り羽根車5との係合部が広がり変形するのを防ぐように
したもので、これにより前述の例における広がり変形防
止用の円筒外壁5eを省略することができる。
り羽根車5との係合部が広がり変形するのを防ぐように
したもので、これにより前述の例における広がり変形防
止用の円筒外壁5eを省略することができる。
以上説明したように、本発明によれば、回転軸から羽根
車への回転トルクの伝達と、この回転軸に螺着しだ袋ナ
ンドの係合内面と羽根車の筒状突起で行なったので、回
転軸の羽根車嵌合領域の膨出変形を防止し、羽根車の着
脱を容易に行なうことができる。址だ、袋ナツトを位置
決めするため咳、袋ナツトの底部に回転軸の当接部を白
抜しているが、この当接部がつぶれても、この当接部は
ねじ領域より小径であるため、袋ナツトの着脱に支障を
きたすことはなく、シたがってメンテナンス性に優れた
ものとなる。さらに、羽根車に極部的に無理な力が作用
することがないので、この羽根車を合成樹脂で成形する
場合にも埋込金具を省略することが可能となる。
車への回転トルクの伝達と、この回転軸に螺着しだ袋ナ
ンドの係合内面と羽根車の筒状突起で行なったので、回
転軸の羽根車嵌合領域の膨出変形を防止し、羽根車の着
脱を容易に行なうことができる。址だ、袋ナツトを位置
決めするため咳、袋ナツトの底部に回転軸の当接部を白
抜しているが、この当接部がつぶれても、この当接部は
ねじ領域より小径であるため、袋ナツトの着脱に支障を
きたすことはなく、シたがってメンテナンス性に優れた
ものとなる。さらに、羽根車に極部的に無理な力が作用
することがないので、この羽根車を合成樹脂で成形する
場合にも埋込金具を省略することが可能となる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はポンプの
縦断側面図、第2図は羽根車取付部の拡大図、第3図は
第2図のm−m断面図、第4図は羽根車取付部の変形例
を示す縦断側面図である。 1・・・框体、2・・・回転軸、2a・・・嵌合領域、
2b・・・ネジ領域、2C・・・当接部、3・・・メカ
ニカルシール機構、4・・・袋ナツト、4a・・・ねじ
部、4b・・・底部、4C・・・保合内面、4d・・・
端面、5・・・羽根車、5a・・・ボス部、5b・・・
嵌合穴、5C・・・筒状突起、5d絶1口 翳2区 ≠3酉
縦断側面図、第2図は羽根車取付部の拡大図、第3図は
第2図のm−m断面図、第4図は羽根車取付部の変形例
を示す縦断側面図である。 1・・・框体、2・・・回転軸、2a・・・嵌合領域、
2b・・・ネジ領域、2C・・・当接部、3・・・メカ
ニカルシール機構、4・・・袋ナツト、4a・・・ねじ
部、4b・・・底部、4C・・・保合内面、4d・・・
端面、5・・・羽根車、5a・・・ボス部、5b・・・
嵌合穴、5C・・・筒状突起、5d絶1口 翳2区 ≠3酉
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、框体と案内羽根の間に形成されるポンプ室と、前記
框体を貫通して前記ポンプ室内に突出する回転軸ど、こ
の回転軸の端部に嵌着されて回転軸とともに前記ポンプ
室内で回転する羽根車とを備えたものにおいて、前記羽
根車のボス部に、回転軸に沿って軸方向に延びる筒状突
起と、軸方向位置決め面とを形成し、前記回転軸の端部
に、前記羽根車のボス部が嵌合する嵌合領域と、この嵌
合領域より先端側にあり且つとの嵌合領域より小径のね
じ領域と、とのねじ領域より先端側にあり且つとのねじ
領域より小径の当接部とを形成し、前記ねじ領域に螺着
される袋ナツトに、前記当接部に当接し2てこの袋ナン
ドを軸方向に位置決めする底部と、前記羽根車の筒状突
起の外周を包囲して前記回転軸との相対回転を規制する
係合内面と、前記羽根車の軸方向位置決め面に当接して
羽根車の軸方向移動を受IEめる端面とを形成し、前記
羽根車を前記框体と回転軸間のメカニカルシール機構の
押圧力によって前記袋ナツトに押接したことを特徴とす
るポンプの羽根車取付装置。 2、特許請求の範囲第1項において、前記羽根車は、合
成樹脂で構成され、前記袋ナツトは、金属で組成されて
いることを特徴とするポンプの羽根取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10839584A JPS60252199A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | ポンプの羽根車取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10839584A JPS60252199A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | ポンプの羽根車取付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60252199A true JPS60252199A (ja) | 1985-12-12 |
Family
ID=14483670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10839584A Pending JPS60252199A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | ポンプの羽根車取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60252199A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012202295A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Nidec Sankyo Corp | インペラとモータの連結構造 |
-
1984
- 1984-05-30 JP JP10839584A patent/JPS60252199A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012202295A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Nidec Sankyo Corp | インペラとモータの連結構造 |
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