JPS6025103A - 絶縁ゴム組成物 - Google Patents
絶縁ゴム組成物Info
- Publication number
- JPS6025103A JPS6025103A JP13347883A JP13347883A JPS6025103A JP S6025103 A JPS6025103 A JP S6025103A JP 13347883 A JP13347883 A JP 13347883A JP 13347883 A JP13347883 A JP 13347883A JP S6025103 A JPS6025103 A JP S6025103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating rubber
- rubber composition
- alumina
- magnesium silicate
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の背景と目的〕
本発明は、絶縁ゴム糸11成物の改良に関するものであ
る。
る。
一般に、炭素と水素とから合成された合成ゴムのゴム組
成物は、ケーブルなどの絶縁材として広く使用されてい
る。しかし、高電圧使用中に、塩類、粉塵及びイオン性
汚損物を含んだ水分などが絶縁体表面に利殖すると漏れ
電流が生じる。
成物は、ケーブルなどの絶縁材として広く使用されてい
る。しかし、高電圧使用中に、塩類、粉塵及びイオン性
汚損物を含んだ水分などが絶縁体表面に利殖すると漏れ
電流が生じる。
そして、漏れ電流による発熱のため絶縁体表面が温度上
昇してついには有機物質は炭化してし捷う。
昇してついには有機物質は炭化してし捷う。
この炭化はトラック状に生じることからトラッキング現
象として知られており、炭化が増加するとついには絶縁
性が損われ使用が制限される。
象として知られており、炭化が増加するとついには絶縁
性が損われ使用が制限される。
この耐トラツキング性を向上させる方法としては、水利
アルミナを充填することが最も効果的であることは当業
界において広く知られている技術である。水和アルミナ
は、通常60〜60市量係、多い場合は80重量%充填
される。しかし、水利アルミナを高充填すると機械的特
性の低下、加工性などの問題を生じるため、高度な耐ト
ラツキング性と機械的特性を必要とする場合には限界が
あった。そのため、表面処理による改良研究も行われて
いる。しかし、きわめて限られた特殊な高価な表面処理
剤を用いる必要があると共に、その効果は必ずしも満足
すべきものが得られ々いと云う欠点があった。
アルミナを充填することが最も効果的であることは当業
界において広く知られている技術である。水和アルミナ
は、通常60〜60市量係、多い場合は80重量%充填
される。しかし、水利アルミナを高充填すると機械的特
性の低下、加工性などの問題を生じるため、高度な耐ト
ラツキング性と機械的特性を必要とする場合には限界が
あった。そのため、表面処理による改良研究も行われて
いる。しかし、きわめて限られた特殊な高価な表面処理
剤を用いる必要があると共に、その効果は必ずしも満足
すべきものが得られ々いと云う欠点があった。
本発明は上記の状況に鑑みなされたものであり、経済性
を備えると共に高度の耐トラツキング性と機械的特性を
有する絶縁ゴム組成物を提供することを目的としたもの
である。
を備えると共に高度の耐トラツキング性と機械的特性を
有する絶縁ゴム組成物を提供することを目的としたもの
である。
本発明の絶縁ゴム組成物は、炭素と水素から合成された
合成ゴムに、水利アルミナと珪酸マグネシウムとの一方
が、2より大きいかまたは等しく他方が8より小さいか
等しく、かつ、上記水和アルミナと上記珪酸マグネシウ
ムとのaが10からなる比率の該水利アルミナ及び該珪
酸マグネシウムを、組成物全重量の40〜72重量%の
範囲で含ませてなるものである。
合成ゴムに、水利アルミナと珪酸マグネシウムとの一方
が、2より大きいかまたは等しく他方が8より小さいか
等しく、かつ、上記水和アルミナと上記珪酸マグネシウ
ムとのaが10からなる比率の該水利アルミナ及び該珪
酸マグネシウムを、組成物全重量の40〜72重量%の
範囲で含ませてなるものである。
以下本発明を実施例をg1表により説明する。
6−
第 1 表
第1表の組成で直径1ONn、長さ150胴の円柱状の
加硫絶縁ゴムを作り、長さ方向に1001+1+n間隔
に銅線を巻き付は電極とし、6KVの交流電圧を印加し
ながら、食塩0.2チ、界面活性剤0.1係の汚損水溶
液を、1分間に2回10秒づつ1000回噴霧して促進
トラッキング試験を行々つた。
加硫絶縁ゴムを作り、長さ方向に1001+1+n間隔
に銅線を巻き付は電極とし、6KVの交流電圧を印加し
ながら、食塩0.2チ、界面活性剤0.1係の汚損水溶
液を、1分間に2回10秒づつ1000回噴霧して促進
トラッキング試験を行々つた。
そして、上記電極間でトラッキングを発生させ、絶縁体
の侵食深さから耐トラツキング性を比較した。一方、2
■の加硫シートをつくり引張強さ及び200チモジユラ
スを測定した。
の侵食深さから耐トラツキング性を比較した。一方、2
■の加硫シートをつくり引張強さ及び200チモジユラ
スを測定した。
結果は第1表に示した如くであり、実施例の扁1〜扁5
においては、水利アルミナとりん片状タルク(珪酸マグ
ネシウム)の併用比率を変えである。これらは、水利ア
ルミナ単独を同量充填した扁6(比較例)に比べ侵食深
さが小さく、引張強さも著しく改善されていることがわ
かる。より好ましくは、水和アルミナとりん片状タルク
を1;2と2=1の範囲で用いるとよい。さらに、比較
例のA7の水利アルミナの高充填配合はすぐれた耐トラ
ツキング性を示すものの加工が困難であった。
においては、水利アルミナとりん片状タルク(珪酸マグ
ネシウム)の併用比率を変えである。これらは、水利ア
ルミナ単独を同量充填した扁6(比較例)に比べ侵食深
さが小さく、引張強さも著しく改善されていることがわ
かる。より好ましくは、水和アルミナとりん片状タルク
を1;2と2=1の範囲で用いるとよい。さらに、比較
例のA7の水利アルミナの高充填配合はすぐれた耐トラ
ツキング性を示すものの加工が困難であった。
また、比較例のA8は、加工性及び引張強さともすぐれ
ていたが、促進トラッキング試験におい4− て著しい絶縁体の侵食を生じ短絡したため60回で試験
を中止した。尚、水利アルミナとりん片状タルクとをそ
れぞれがAまたはBとし、A:BがA十B=10、A≧
2、B≦8の任意の値の比率で合計して、ゴム組成物全
重量の40重量多未満では耐トラツキング性が不充分で
あり、73チ以上では加工が困難となるために、40〜
72重量%の範囲に充填すべきである。
ていたが、促進トラッキング試験におい4− て著しい絶縁体の侵食を生じ短絡したため60回で試験
を中止した。尚、水利アルミナとりん片状タルクとをそ
れぞれがAまたはBとし、A:BがA十B=10、A≧
2、B≦8の任意の値の比率で合計して、ゴム組成物全
重量の40重量多未満では耐トラツキング性が不充分で
あり、73チ以上では加工が困難となるために、40〜
72重量%の範囲に充填すべきである。
このように本実施例絶縁ゴム組成物は水利アルミナにり
ん片状タルク(珪酸マグネシウム)を併用することによ
って、安価で高度な耐トラツキングと機械的特性を備え
ることができる。
ん片状タルク(珪酸マグネシウム)を併用することによ
って、安価で高度な耐トラツキングと機械的特性を備え
ることができる。
尚、組成物には必要に応じて、プロセスオイル、老化防
止剤、加硫剤等を任意に加えてよい。また、プロピレン
ゴム以外に、ブチルゴム、スチレンブタジェンゴムなど
を用いても作用効果は同じである。
止剤、加硫剤等を任意に加えてよい。また、プロピレン
ゴム以外に、ブチルゴム、スチレンブタジェンゴムなど
を用いても作用効果は同じである。
以上記述した如く本発明の絶縁ゴム組成物は、経済性を
備えると共に高度の耐トラツキング性と機械的特性を有
する効果を有するものである。
備えると共に高度の耐トラツキング性と機械的特性を有
する効果を有するものである。
=7−
Claims (1)
- (1)炭素と水素とから合成された合成ゴムに、水和ア
ルミナと珪酸マグネシウムとの一方が、2より大きいか
または等しく他方が8より小さいか等しく、かつ、上記
水和アルミナと上記珪酸マグネシウムとの第1が10か
らなる比率の該水利アルミナ及び該珪酸マグネシウムを
、組成物全重量の40〜72市量係のN1α囲で含ませ
てなることを特徴とする絶縁ゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13347883A JPS6025103A (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 絶縁ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13347883A JPS6025103A (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 絶縁ゴム組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6025103A true JPS6025103A (ja) | 1985-02-07 |
JPH0126124B2 JPH0126124B2 (ja) | 1989-05-22 |
Family
ID=15105712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13347883A Granted JPS6025103A (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 絶縁ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025103A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61185814A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-19 | 藤倉ゴム工業株式会社 | ケ−ブル保護用難燃性テ−プ |
-
1983
- 1983-07-21 JP JP13347883A patent/JPS6025103A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61185814A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-19 | 藤倉ゴム工業株式会社 | ケ−ブル保護用難燃性テ−プ |
JPH0576726B2 (ja) * | 1985-02-14 | 1993-10-25 | Fujikura Rubber Works Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0126124B2 (ja) | 1989-05-22 |
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