JPS6025079B2 - 潤滑油用の新規な高アルカリ度金属系清浄分散剤の製造法 - Google Patents
潤滑油用の新規な高アルカリ度金属系清浄分散剤の製造法Info
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- JPS6025079B2 JPS6025079B2 JP58112999A JP11299983A JPS6025079B2 JP S6025079 B2 JPS6025079 B2 JP S6025079B2 JP 58112999 A JP58112999 A JP 58112999A JP 11299983 A JP11299983 A JP 11299983A JP S6025079 B2 JPS6025079 B2 JP S6025079B2
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Description
本発明は、潤滑油用の高アルカリ度の新規金属系清浄分
散添加剤の製造法を目的とする。 本発明者は、少なくとも225のTBNを示し、3.8
重量%以上のマグネシウム及び一般に2〜3重量%程度
のカルシウム含有する清浄分散剤であって、清浄分散特
性の他に耐摩耗性のような良好な活性を付与するような
ものを見出した。 本発明の目的をなす新規添加剤は、
散添加剤の製造法を目的とする。 本発明者は、少なくとも225のTBNを示し、3.8
重量%以上のマグネシウム及び一般に2〜3重量%程度
のカルシウム含有する清浄分散剤であって、清浄分散特
性の他に耐摩耗性のような良好な活性を付与するような
ものを見出した。 本発明の目的をなす新規添加剤は、
【1’ 20以下のTBNのアルキルベンゼンスルホン
酸マグネシウム、200までになり得るTBNの硫化カ
ルシウムア,ルキルフェナート及び希釈用油 よりなる反応煤質を、活性酸化マグネシウム、エチレン
グリコールのようなアルキレングリコール及びアミンの
混合物よりなる「マグネシア乳」の存在下に炭酸化し、
【21 水及びグリコールを除去し、{3} 炉過して
沈降物を除去する ことからなる方法によって得られることを特徴とする。 ここで、「アルキルベンゼンスルホン酸マグネシウム」
とは、25〜8の重量%、好ましくは30〜70重量%
のアルキルベンゼンスルホン酸マグネシウムを希釈用油
中に含む全ての溶液を意味し、そしてこの希釈用油は新
規添加剤を製造するのに用いたものと同じでも異なって
いてもよい。用いることのできるアルキルベンゼンスル
ホン酸マグネシウムとしては、C,5〜C3oのオレフ
イン又はオレフィンの重合体から議導されるアルキルベ
ンゼンをスルホン化することによって得られるスルホン
酸のマグネシウム塩をあげることができる。 用いることのできる希釈用油としては、ニートラル10
0オイルのようなパラフィン系の油が好ましくはあげら
れる。 ナフテン系又は混合系油も−般に好ましい。用いること
のできる希釈用油の量は、最終製品中に含まれる油の量
(出発時のアルキルベンゼンスルホン酸マグネシウムか
ら釆るものも含めて)が最終製品の20〜6の重量%、
好ましくは25〜55重量%、特に30〜45重量%を
占めるような量である。「硫化カルシウムアルキルフェ
ナート」とは、25〜7の重量%、好ましくは30〜5
5重量%の硫化カルシウムアルキルフェナートを希釈用
油中に含む全ての溶液を意味する。 この希釈用油は本発明の新規添加剤を製造するのに用い
られるものと同一でも又は異なっていてもよい。用いる
ことのできる硫化カルシウムアルキルフェナートとして
は、好ましくは1個又はそれ以上のC9〜C3。 (好ましくはC9〜C22)アルキル置換基を有する硫
化フェノール、例えば硫化(続いて炭酸化を行った)ノ
ニル−、デシルー、ドデシル−又はテトラデシルフェノ
ールなどに石灰を作用させて得られるもの;好ましくは
1個又はそれ以上のC9〜C3o(好ましくはC9〜C
22)ァルキル瞳換基を有するアルキルフェノールを石
灰とグリコールとの存在下に硫黄により硫化させ、続い
て必要ならば炭酸化を行って得られるものがあげられる
。新規添加剤を製造するのに用いられる好ましい実施方
法によれば、0.2〜2.与好ましくは0.4〜2の石
灰/アルキルフェノールのモル比並びに1.1〜2.2
、好ましくは1.3〜1.8の硫黄/アルキルフェノー
ルのモル比を特徴とする硫化カルシウムアルキルフェナ
ートを用いることができる。また、「活性酸化マグネシ
ウム」とは、80の/タ以上、例えば100〜170〆
/夕の比表面積を持つ酸化マグネシウムMg0を意味す
る。 例としては、メルク社製のほぼ140れ/夕の比表面積
を持つ「マグライトDE(Magli企DE)やローヌ
・プーラン社製のほぼ160〆′夕の比表面積を持つ「
フェルマグ(Femmag)」をあげることができる。
用いることのできるアミンとしては、ポリエチレンアミ
ン、特にエチレンジアミンのようなポリアルキレンアミ
ン;エーテルアミン、特にトリス(3ーオキサー6ーア
ミノヘキシル)アミンなどをあげることができる。用い
られるアミンは、炭酸化操作の開始直後に又はその途中
で「マグネシア乳」中に存在させることができる。 新規添加剤の製造を可能にする方法の好適な実施は、ア
ルキルベンゼソスルホン酸のモル数で表わしたアルキル
ベンゼンスルホン酸マグネシウムの量対アルキルフェノ
ールのモル数で表わした硫化カルシウムアルキルフェナ
ートの量の比が0.15〜5.ふ好ましくは0.25〜
2であり、活性Mg0の量が5〜14好ましくは7〜1
1の「塩基比」、即ち、アルキルベンゼンスルホン酸に
結合しなかった塩基性マグネシウムのモル数/アルキル
ベンゼンスルホン酸に結合した非塩基性マグネシウムの
モル数の比に相当し、グリコールの量が0.1〜0.7
、好ましくは0.3〜0.65のM蚊/グリコールのモ
ル比に相当し、アミンの量が0.01〜0.4、好まし
くは0.04〜0.25のアミンのモル数/塩基性マグ
ネシウムのモル数の比に相当するような反応体の量を用
いて達成される。 炭酸化操作は、好ましくは、アルキルベンゼンスルホン
酸マグネシウム、硫化カルシウムアルキルフェナート及
び希釈用油を含む煤質へ「マグネシ7乳」を1又はそれ
以上の段階で導入しながら90〜140qo、好ましく
は110〜14000になり得る温度で1又はそれ以上
の段階で行われ、そして「マグネシァ乳」のそれぞれの
導入段階の後に炭酸化段階が行われる。 この炭酸化操作は、沈降率が安定化するまで行われる。
炭酸化の終了時近くで0.1〜0.9の日20/Mg○
の重量比に相当する量の水の添加が本法の良好な進行に
対して好ましいことがわかった。 本発明の新規添加剤の製造を可能にする別法は、炭酸化
操作に先立って、アルキルベンゼンスルホン酸マグネシ
ウム、硫化カルシウムアルキルフェナート及び希釈用油
よりなる反応煤質の予備炭酸化工程をグリコール及び随
意としての硫黄の存在下に行うことからなる。 この予備炭酸化は、望ましくは、150〜180℃、好
ましくは160〜175qoの温度で、そして0.15
〜0.77、好ましくは0.2〜0.6のカルシウム/
グリコールのモル比に相当する量のグリコール、0〜1
.与好ましくは0〜1の硫黄/カルシウムのモル比に相
当する量の硫黄、及び0.2〜0.8好ましくは0.4
〜0.65のC02/カルシウムのモル比に相当する量
のC02の存在下に行われる。 本発明の目的をなす新規添加剤は、粘稲な油と完全に相
容性であり、低い沈降率を有し、そしてわずかに粘性で
あるという利点が与える。 また、本発明は、潤滑油の清浄、分散及び耐摩耗特性を
向上させるために新規添加剤を使用することを目的とす
る。 使用すべき添加剤の量は、潤滑油の将来の使用に左右さ
れる。 しかして、ガソリンエンジン用オイルとしては、添加剤
の添加量は一般に1〜3.5%である。ジーゼルエンジ
ン用オイルに対しては、一般に】.8〜5%であり、船
舶エンジン用オイルに対しては25%までになろう。本
発明の添加剤で向上させることのできる潤滑油は、非常
に種々の潤滑油、例えばナフテン基、パラフィン基及び
混合基系の潤滑油、その他の炭化水素系潤滑油、例えば
石炭製品から誘導される潤滑油、そして合成油、例えば
アルキレン重合体、アルキレンオキシド型重合体及びそ
れらの誘導体(アルキレンオキシドを水又はエチルアル
コールのようなアルコールの存在下で重合させることに
よって製造されるアルキレンオキシド重合体も含む)、
ジカルボン酸ヱステル、りんの酸の液状ェステル、アル
キルベンゼン、ジアルキルベンゼン、ポリフエニル、ア
ルキルジフエニルヱーナル、けし、素系重合体のうちか
ら選ぶことができる。 また、本発明の新規添加剤の他に補助添加剤を潤滑油に
存在させることができる。 例えば、酸化防止剤、腐蝕防止剤、無灰分の分散剤など
をあげることができる。下記の例は、本発明を例示する
もので、これを何ら制限しない。 例1〜9 凶 TBN=3のアルキルベンゼンスルホン酸マグネシ
ウムの製造3そのフラスコに、 分子量約470(ナトリウム塩の分子量)のスルホン酸
を10州希釈油に溶解した約70%溶液、ニュートラル
100オイル を菱入する。 80qoに加熱し、次いで約3のTBNのアルキルベン
ゼンスルホン酸マグネシウムを得るように「マグラィト
DE」を導入し、次いで5分間でエチレングリコールを
導入する。 反応媒質を大気圧下に110q0に3び分間、次いで真
空下に30分間加熱して反応水を蒸留する。 試料をとって沈降率を測定する。‘B} 硫化カルシウ
ムアルキルフェナートの製造上で製造した生成物に11
0qoで、約】1重量%の硫黄を含む硫化ドデシルフェ
ノール(DDP)、消石灰。 グリコール を5分間で菱入する。 12000に2時間(大気圧下に1時間30分、120
・1ぴPaの真空下に30分間)加熱し、次いで真空を
解く。 に} 炭酸化 ビーカーにおいて活性酸化マグネシウム、グリコール及
びアミンをかきまぜながら混合することによってマグネ
シア乳を製造する。 これを三等分する。次いで、フラスコに 11000でマグネシア乳の第一の部分、次いでC02
を、2時間後にマグネシァ乳の第二の部分及びC02を
、そして 第二部分の導入の2時間後にマグネシア乳の第三の部分
及び水を導入する。 炭酸化操作を2時間続ける。 醐 グリコールの除去 炭酸化を停止した後、フラスコを漸次真空(40・1ぴ
Pa)にし、次いで200qCに2時間加熱する。 【E)炉過 生成物の特性 沈降率の測定 沈降物の%は、ASTM D−2273−67に従い、
ただし下記の疹正、即ち、遠心機の回転速度600仇p
m、 相対的遠心力10000 分析すべき生成物はガソリンE(essenceE)に
1/4まで希釈(25ccの被分析生成物+75ccの
ガソリンE)、遠心時間10分間 を適用して測定する。 相客性試験 No.I この試験は、10重量%の被検生成物を錫油SAE30
に添加し、得られた溶液を2000で1ケ月間貯蔵し、
溶液の外観を時間の関数として検査することにより行う
。 透明で且つ光沢のある生成物に対して1、非常にわずか
に混濁した生成物に対して2、混濁した生成物に対して
3の評価を与える。 最終生成物をパラフィン系のSAF50オイルに対して
125ミリモルのカルシウムとマグネシウムを含有する
溶液を得るように添加する。 この溶液を2岬時間貯蔵し、次いで次の条件、回転速度
600仇Pm相対的猿心力 10000 遠心時間 ,1時間 で遠心処理し、次いで沈降率を測定する。 各種の工程で用いた反応体の量を表1及び0に示す。 また得られた結果を表U‘こ示す。清浄分散性試験15
W40のグレードを有する鍵油混合物に例4の生成物(
鉱油について0.04$重量%のCa及び0.071重
量%に相当する量)、亜鉛ジチオホスフェート(滋油に
ついて0.114重量%のZnに相当する量、 ポリィソブテニルモノスクシンイミド(雛油について0
.012重量%のNに相当する量)を添加することによ
って潤滑油組成物を調製する。 この潤滑油組成物をエンジン試験「キャタピフー 1一
比」に480時間付して付着物の蓄積に対する潤滑油組
成物の作用を決定する。 清浄分散性能はT.G.F.(トップリング溝の摩擦−
第一リング溝)の結果及びW.T.D.(総添加量(重
量)のマイナス効果)の結果によって示される。 T.○.F.=34 W.T.D.=138 例 10 例1に記載の操作を、16.5夕のエチレンジアミンに
代えて8夕のトrリス(3ーオキサ−6ーアミノヘキシ
ル)アミン(TOA)を用いることにより繰り返す。 結果は、例1のものと同じであった。 例11 例1に記載の操作を、炭酸化工程の開始を110℃に代
えて13000で行うことにより繰り返す。 結果は例1のものと同じであった。例 12 風 TBN=18のアルキルベンゼンスルホン酸マグネ
シウムの製造3そのフラスコに、 分子量470のスルホン酸をニュートラル100オイル
に溶解してなる50Mの約70%溶液、615夕のニュ
ートラル100オイル、25夕の活性酸化マグネシウム
・ 7夕の約5の重量%塩化カルシウム水溶液を袋入する。 11000に加熱し、112夕のエチレングリコールを
1時間で装入する。 160ooまで加熱し続ける。 ‘B)硫化カルシウムアルキルフェナートの製造約10
%の硫黄を含む411夕の硫化ドデシルフェノール、1
00夕の石灰及び45夕の硫黄を装入する。 反応器を真空に置く。 加熱し続けながら100夕のグリコールを1時間で導入
する。 345・1びPaの圧力下に165qoで1時間放置す
る。 {q 予備炭酸化 真空を解き、加熱を止め、0.5夕/mjnの流量で1
時間炭酸化する。 励 炭酸化 ビーカーにおいて129夕のMg0と349夕のグリコ
ールとの混合物を作り、この混合物を反応器に5分間で
導入する。 C02を媒質に導入する。 2時間後に16.5夕のエチレンジアミンを導入し、次
いでさらに2時間後に85夕の水を加え、次いで炭酸化
をさらに2時間続ける。 6時間の炭酸化の間にC02の流量は、C02の弱い噴
射を得るように調節する。 ‘0 蒸留 煤質を40・MPaの圧力下に20ぴCで2時間蒸留す
る。 粗大沈降物%は2.3であった。 【F} 炉過 得られた生成物の分析 %Ca 3%Mg
4.4%沈降物
0.06粘度 100
00 35比StTBN
266相溶性
試験1 1試験2
遠心後に0.0%の沈降物例12一A例12に
記載の操作をエチレンジアミンの不存在下に繰り返す。 得られた結果は次の通りである。 粗大沈降物%は05である。 %Ca 2.9
%Mg 3.2
炉過後の%沈降物 0.1粘度
32比StTBN
210相
客性試験1 2試験2
1.5表 1表 U
酸マグネシウム、200までになり得るTBNの硫化カ
ルシウムア,ルキルフェナート及び希釈用油 よりなる反応煤質を、活性酸化マグネシウム、エチレン
グリコールのようなアルキレングリコール及びアミンの
混合物よりなる「マグネシア乳」の存在下に炭酸化し、
【21 水及びグリコールを除去し、{3} 炉過して
沈降物を除去する ことからなる方法によって得られることを特徴とする。 ここで、「アルキルベンゼンスルホン酸マグネシウム」
とは、25〜8の重量%、好ましくは30〜70重量%
のアルキルベンゼンスルホン酸マグネシウムを希釈用油
中に含む全ての溶液を意味し、そしてこの希釈用油は新
規添加剤を製造するのに用いたものと同じでも異なって
いてもよい。用いることのできるアルキルベンゼンスル
ホン酸マグネシウムとしては、C,5〜C3oのオレフ
イン又はオレフィンの重合体から議導されるアルキルベ
ンゼンをスルホン化することによって得られるスルホン
酸のマグネシウム塩をあげることができる。 用いることのできる希釈用油としては、ニートラル10
0オイルのようなパラフィン系の油が好ましくはあげら
れる。 ナフテン系又は混合系油も−般に好ましい。用いること
のできる希釈用油の量は、最終製品中に含まれる油の量
(出発時のアルキルベンゼンスルホン酸マグネシウムか
ら釆るものも含めて)が最終製品の20〜6の重量%、
好ましくは25〜55重量%、特に30〜45重量%を
占めるような量である。「硫化カルシウムアルキルフェ
ナート」とは、25〜7の重量%、好ましくは30〜5
5重量%の硫化カルシウムアルキルフェナートを希釈用
油中に含む全ての溶液を意味する。 この希釈用油は本発明の新規添加剤を製造するのに用い
られるものと同一でも又は異なっていてもよい。用いる
ことのできる硫化カルシウムアルキルフェナートとして
は、好ましくは1個又はそれ以上のC9〜C3。 (好ましくはC9〜C22)アルキル置換基を有する硫
化フェノール、例えば硫化(続いて炭酸化を行った)ノ
ニル−、デシルー、ドデシル−又はテトラデシルフェノ
ールなどに石灰を作用させて得られるもの;好ましくは
1個又はそれ以上のC9〜C3o(好ましくはC9〜C
22)ァルキル瞳換基を有するアルキルフェノールを石
灰とグリコールとの存在下に硫黄により硫化させ、続い
て必要ならば炭酸化を行って得られるものがあげられる
。新規添加剤を製造するのに用いられる好ましい実施方
法によれば、0.2〜2.与好ましくは0.4〜2の石
灰/アルキルフェノールのモル比並びに1.1〜2.2
、好ましくは1.3〜1.8の硫黄/アルキルフェノー
ルのモル比を特徴とする硫化カルシウムアルキルフェナ
ートを用いることができる。また、「活性酸化マグネシ
ウム」とは、80の/タ以上、例えば100〜170〆
/夕の比表面積を持つ酸化マグネシウムMg0を意味す
る。 例としては、メルク社製のほぼ140れ/夕の比表面積
を持つ「マグライトDE(Magli企DE)やローヌ
・プーラン社製のほぼ160〆′夕の比表面積を持つ「
フェルマグ(Femmag)」をあげることができる。
用いることのできるアミンとしては、ポリエチレンアミ
ン、特にエチレンジアミンのようなポリアルキレンアミ
ン;エーテルアミン、特にトリス(3ーオキサー6ーア
ミノヘキシル)アミンなどをあげることができる。用い
られるアミンは、炭酸化操作の開始直後に又はその途中
で「マグネシア乳」中に存在させることができる。 新規添加剤の製造を可能にする方法の好適な実施は、ア
ルキルベンゼソスルホン酸のモル数で表わしたアルキル
ベンゼンスルホン酸マグネシウムの量対アルキルフェノ
ールのモル数で表わした硫化カルシウムアルキルフェナ
ートの量の比が0.15〜5.ふ好ましくは0.25〜
2であり、活性Mg0の量が5〜14好ましくは7〜1
1の「塩基比」、即ち、アルキルベンゼンスルホン酸に
結合しなかった塩基性マグネシウムのモル数/アルキル
ベンゼンスルホン酸に結合した非塩基性マグネシウムの
モル数の比に相当し、グリコールの量が0.1〜0.7
、好ましくは0.3〜0.65のM蚊/グリコールのモ
ル比に相当し、アミンの量が0.01〜0.4、好まし
くは0.04〜0.25のアミンのモル数/塩基性マグ
ネシウムのモル数の比に相当するような反応体の量を用
いて達成される。 炭酸化操作は、好ましくは、アルキルベンゼンスルホン
酸マグネシウム、硫化カルシウムアルキルフェナート及
び希釈用油を含む煤質へ「マグネシ7乳」を1又はそれ
以上の段階で導入しながら90〜140qo、好ましく
は110〜14000になり得る温度で1又はそれ以上
の段階で行われ、そして「マグネシァ乳」のそれぞれの
導入段階の後に炭酸化段階が行われる。 この炭酸化操作は、沈降率が安定化するまで行われる。
炭酸化の終了時近くで0.1〜0.9の日20/Mg○
の重量比に相当する量の水の添加が本法の良好な進行に
対して好ましいことがわかった。 本発明の新規添加剤の製造を可能にする別法は、炭酸化
操作に先立って、アルキルベンゼンスルホン酸マグネシ
ウム、硫化カルシウムアルキルフェナート及び希釈用油
よりなる反応煤質の予備炭酸化工程をグリコール及び随
意としての硫黄の存在下に行うことからなる。 この予備炭酸化は、望ましくは、150〜180℃、好
ましくは160〜175qoの温度で、そして0.15
〜0.77、好ましくは0.2〜0.6のカルシウム/
グリコールのモル比に相当する量のグリコール、0〜1
.与好ましくは0〜1の硫黄/カルシウムのモル比に相
当する量の硫黄、及び0.2〜0.8好ましくは0.4
〜0.65のC02/カルシウムのモル比に相当する量
のC02の存在下に行われる。 本発明の目的をなす新規添加剤は、粘稲な油と完全に相
容性であり、低い沈降率を有し、そしてわずかに粘性で
あるという利点が与える。 また、本発明は、潤滑油の清浄、分散及び耐摩耗特性を
向上させるために新規添加剤を使用することを目的とす
る。 使用すべき添加剤の量は、潤滑油の将来の使用に左右さ
れる。 しかして、ガソリンエンジン用オイルとしては、添加剤
の添加量は一般に1〜3.5%である。ジーゼルエンジ
ン用オイルに対しては、一般に】.8〜5%であり、船
舶エンジン用オイルに対しては25%までになろう。本
発明の添加剤で向上させることのできる潤滑油は、非常
に種々の潤滑油、例えばナフテン基、パラフィン基及び
混合基系の潤滑油、その他の炭化水素系潤滑油、例えば
石炭製品から誘導される潤滑油、そして合成油、例えば
アルキレン重合体、アルキレンオキシド型重合体及びそ
れらの誘導体(アルキレンオキシドを水又はエチルアル
コールのようなアルコールの存在下で重合させることに
よって製造されるアルキレンオキシド重合体も含む)、
ジカルボン酸ヱステル、りんの酸の液状ェステル、アル
キルベンゼン、ジアルキルベンゼン、ポリフエニル、ア
ルキルジフエニルヱーナル、けし、素系重合体のうちか
ら選ぶことができる。 また、本発明の新規添加剤の他に補助添加剤を潤滑油に
存在させることができる。 例えば、酸化防止剤、腐蝕防止剤、無灰分の分散剤など
をあげることができる。下記の例は、本発明を例示する
もので、これを何ら制限しない。 例1〜9 凶 TBN=3のアルキルベンゼンスルホン酸マグネシ
ウムの製造3そのフラスコに、 分子量約470(ナトリウム塩の分子量)のスルホン酸
を10州希釈油に溶解した約70%溶液、ニュートラル
100オイル を菱入する。 80qoに加熱し、次いで約3のTBNのアルキルベン
ゼンスルホン酸マグネシウムを得るように「マグラィト
DE」を導入し、次いで5分間でエチレングリコールを
導入する。 反応媒質を大気圧下に110q0に3び分間、次いで真
空下に30分間加熱して反応水を蒸留する。 試料をとって沈降率を測定する。‘B} 硫化カルシウ
ムアルキルフェナートの製造上で製造した生成物に11
0qoで、約】1重量%の硫黄を含む硫化ドデシルフェ
ノール(DDP)、消石灰。 グリコール を5分間で菱入する。 12000に2時間(大気圧下に1時間30分、120
・1ぴPaの真空下に30分間)加熱し、次いで真空を
解く。 に} 炭酸化 ビーカーにおいて活性酸化マグネシウム、グリコール及
びアミンをかきまぜながら混合することによってマグネ
シア乳を製造する。 これを三等分する。次いで、フラスコに 11000でマグネシア乳の第一の部分、次いでC02
を、2時間後にマグネシァ乳の第二の部分及びC02を
、そして 第二部分の導入の2時間後にマグネシア乳の第三の部分
及び水を導入する。 炭酸化操作を2時間続ける。 醐 グリコールの除去 炭酸化を停止した後、フラスコを漸次真空(40・1ぴ
Pa)にし、次いで200qCに2時間加熱する。 【E)炉過 生成物の特性 沈降率の測定 沈降物の%は、ASTM D−2273−67に従い、
ただし下記の疹正、即ち、遠心機の回転速度600仇p
m、 相対的遠心力10000 分析すべき生成物はガソリンE(essenceE)に
1/4まで希釈(25ccの被分析生成物+75ccの
ガソリンE)、遠心時間10分間 を適用して測定する。 相客性試験 No.I この試験は、10重量%の被検生成物を錫油SAE30
に添加し、得られた溶液を2000で1ケ月間貯蔵し、
溶液の外観を時間の関数として検査することにより行う
。 透明で且つ光沢のある生成物に対して1、非常にわずか
に混濁した生成物に対して2、混濁した生成物に対して
3の評価を与える。 最終生成物をパラフィン系のSAF50オイルに対して
125ミリモルのカルシウムとマグネシウムを含有する
溶液を得るように添加する。 この溶液を2岬時間貯蔵し、次いで次の条件、回転速度
600仇Pm相対的猿心力 10000 遠心時間 ,1時間 で遠心処理し、次いで沈降率を測定する。 各種の工程で用いた反応体の量を表1及び0に示す。 また得られた結果を表U‘こ示す。清浄分散性試験15
W40のグレードを有する鍵油混合物に例4の生成物(
鉱油について0.04$重量%のCa及び0.071重
量%に相当する量)、亜鉛ジチオホスフェート(滋油に
ついて0.114重量%のZnに相当する量、 ポリィソブテニルモノスクシンイミド(雛油について0
.012重量%のNに相当する量)を添加することによ
って潤滑油組成物を調製する。 この潤滑油組成物をエンジン試験「キャタピフー 1一
比」に480時間付して付着物の蓄積に対する潤滑油組
成物の作用を決定する。 清浄分散性能はT.G.F.(トップリング溝の摩擦−
第一リング溝)の結果及びW.T.D.(総添加量(重
量)のマイナス効果)の結果によって示される。 T.○.F.=34 W.T.D.=138 例 10 例1に記載の操作を、16.5夕のエチレンジアミンに
代えて8夕のトrリス(3ーオキサ−6ーアミノヘキシ
ル)アミン(TOA)を用いることにより繰り返す。 結果は、例1のものと同じであった。 例11 例1に記載の操作を、炭酸化工程の開始を110℃に代
えて13000で行うことにより繰り返す。 結果は例1のものと同じであった。例 12 風 TBN=18のアルキルベンゼンスルホン酸マグネ
シウムの製造3そのフラスコに、 分子量470のスルホン酸をニュートラル100オイル
に溶解してなる50Mの約70%溶液、615夕のニュ
ートラル100オイル、25夕の活性酸化マグネシウム
・ 7夕の約5の重量%塩化カルシウム水溶液を袋入する。 11000に加熱し、112夕のエチレングリコールを
1時間で装入する。 160ooまで加熱し続ける。 ‘B)硫化カルシウムアルキルフェナートの製造約10
%の硫黄を含む411夕の硫化ドデシルフェノール、1
00夕の石灰及び45夕の硫黄を装入する。 反応器を真空に置く。 加熱し続けながら100夕のグリコールを1時間で導入
する。 345・1びPaの圧力下に165qoで1時間放置す
る。 {q 予備炭酸化 真空を解き、加熱を止め、0.5夕/mjnの流量で1
時間炭酸化する。 励 炭酸化 ビーカーにおいて129夕のMg0と349夕のグリコ
ールとの混合物を作り、この混合物を反応器に5分間で
導入する。 C02を媒質に導入する。 2時間後に16.5夕のエチレンジアミンを導入し、次
いでさらに2時間後に85夕の水を加え、次いで炭酸化
をさらに2時間続ける。 6時間の炭酸化の間にC02の流量は、C02の弱い噴
射を得るように調節する。 ‘0 蒸留 煤質を40・MPaの圧力下に20ぴCで2時間蒸留す
る。 粗大沈降物%は2.3であった。 【F} 炉過 得られた生成物の分析 %Ca 3%Mg
4.4%沈降物
0.06粘度 100
00 35比StTBN
266相溶性
試験1 1試験2
遠心後に0.0%の沈降物例12一A例12に
記載の操作をエチレンジアミンの不存在下に繰り返す。 得られた結果は次の通りである。 粗大沈降物%は05である。 %Ca 2.9
%Mg 3.2
炉過後の%沈降物 0.1粘度
32比StTBN
210相
客性試験1 2試験2
1.5表 1表 U
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 20以下のTBMを有するアルキルベンゼ
ンスルホン酸マグネシウム、 200までのTBNを有
し且つ0.2〜2.5の石灰/アルキルフエノールのモ
ル比及び1.1〜2.2の硫黄/アルキルフエノールの
モル比に相当する硫化カルシウムアルキルフエナート、
及び 希釈用油 よりなる反応混合物を、活性酸化マグネシウム、グリコ
ール及びアミンを含有する「マグネシア乳」の存在下に
90〜140℃の温度で炭酸化し、その際反応体の使用
量は、 アルキルベンゼンスルホン酸のモル数で表わし
たアルキルベンゼルスルホン酸マグネシウムの量対アル
キルフエノールのモル数で表わした硫化カルシウムアル
キルフエナートの量の比が0.15〜5.5であり、
活性MgOの量が5〜14の「塩基比」に相当し、 グ
リコールの量が0.1〜0.7のMgO/グリコールの
モル比に相当し、 アミンの量が0.01〜0.4のア
ミンのモル数/塩基性マグネシウムのモル数の比に相当
するような量であるようにし、 (b) 水及びグリコールを除去し、 (c) 濾過して沈降物を除去する ことからなる潤滑油用添加剤の製造方法。 2 硫化カルシウムアルキルフエナートが0.4〜2の
石灰/アルキルフエノールのモル比及び1.3〜1.8
の硫黄/アルキルフエノールのモル比を示すことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 用いられるアミンがポリエチレンアミンであること
を特徴とする特許請求の範囲第1又は2項のいずれかに
記載の方法。 4 アミンがエチレンジアミンであることを特徴とする
特許請求の範囲第3項記載の方法。 5 アミンがエーテルアミンであることを特徴とする特
許請求の範囲第1又は2項のいずれかに記載の方法。 6 エーテルアミンがトリス(3−オキサ−6−アミノ
ヘキシル)アミンであることを特徴とする特許請求の範
囲第5項記載の方法。 7 反応体の量が、 アルキルベンゼンスルホン酸のモル数で表わしたアル
キルベンゼンスルホン酸マグネシウムの量対アルキルフ
エノールのモル数で表わした硫化カルシウムアルキルフ
エナートの量の比が0.25〜2であり、 活性MgO
の量が7〜11の「塩基比」に相当し、グリコールの量
が0.3〜0.65のMgO/グリコールのモル比に相
当し、 アミンの量が0.04〜0.25のアミンのモ
ル数/塩基性マグネシウムのモル数の比に相当するよう
な量であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の方法。 8 炭酸化操作が、アルキルベンゼンスルホン酸マグネ
シウム、硫化カルシウムアルキルフエナート及び希釈油
を含有する媒質への「マグネシア乳」の1又はそれ以上
の段階での導入を伴なつて90〜140℃の温度で1又
はそれ以上の段階で行われ、そして「マグネシア乳」の
それぞれの導入段階の後に炭酸化段階が行われることを
特徴とする特許請求の範囲第1〜7項のいずれかに記載
の方法。 9 アミンが炭酸化操作の開始直後に又はその途中で「
マグネシア乳」中に存在することを特徴とする特許請求
の範囲第1〜8項のいずれかに記載の方法。 10 0.1〜0.9のH_2O/MgOの重量比に相
当する量の水が炭酸化終了時近くで導入されることを特
徴とする特許請求の範囲第1〜9項のいずれかに記載の
方法。 11 炭酸化操作に先立つて、アルキルベンゼンスルホ
ン酸マグネシウム、硫化カルシウムアルキルフエナート
及び希釈用油よりなる反応媒質の予備炭酸化工程がグリ
コール及び随意としての硫黄の存在下に行われることを
特徴とする特許請求の範囲第1〜10項のいずれかに記
載の方法。 12 予備炭酸化操作が150〜180℃の温度で行わ
れることを特徴とする特許請求の範囲第11項記載の方
法。 13 予備炭酸化工程が、 0.15〜0.77のカルシウム/グリコールのモル
比に相当する量のグリコール、 0〜1.5の硫黄/カ
ルシウムのモル比に相当する量の硫黄、 0.2〜0.
8のCO_2/カルシウムのモル比に相当する量のCO
^2の存在下で行われることを特徴とする特許請求の範
囲第1〜12項のいずれかに記載の方法。 14 予備炭酸化工程が、 0.2〜0.6のカルシウム/グリコールのモル比に
相当する量のグリコール、 0〜1の硫黄/カルシウム
のモル比に相当する量の硫黄、 0.4〜0.65のC
O_2/カルシウムのモル比に相当する量のCO_2の
存在下で行われることを特徴とする特許請求の範囲第1
3項記載の方法。
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