JPS60250100A - 固形洗浄剤 - Google Patents

固形洗浄剤

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JPS60250100A
JPS60250100A JP10618484A JP10618484A JPS60250100A JP S60250100 A JPS60250100 A JP S60250100A JP 10618484 A JP10618484 A JP 10618484A JP 10618484 A JP10618484 A JP 10618484A JP S60250100 A JPS60250100 A JP S60250100A
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中澤 博
神鳥 敝可
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明配合された油分の安定性が良好でかつ表面のベト
ッキのない固形洗浄剤に関するものである。
〔従来技術〕
一般に、固形洗浄剤例えば、固形石けんには、着香のた
めに香料油や、皮フ保護のためにオリーブ油、小麦胚芽
油、アボガド油等の各種油分が添加されている。このよ
うな油分は、混線工程において、石けん基剤に対して添
加されるが、この場合、油分はその混線により乳化して
しまうため、石けん基剤中の遊離アルカリ等の影響を受
け、長期間安定に保つことは困難であった。また、この
ような油分と石けん基剤とはもともと相溶性の悪いもの
であるため、油分の石けん表面への浸出が起り、石けん
表面にベトッキが生じ、消費者が石けんにされった場合
、その木費者に不快感を与えるという欠点がある。さら
に、この油分の浸出は、使用に際して、持続的かつ効果
的な油分の放出の確保を困難にした。
〔目 的〕
本発明は、従来の油分含有石けん等に見られる前記欠点
を克服し、油分の安定保持にすぐれると共に、表面への
油分の浸出がなく、使用に際して油分を持続的かつ効果
的に放出し得る油分含有固形洗浄剤を提供することを目
的とする。
〔構 成〕
本発明は、油分を含有する固形洗浄剤において、該油分
は、平均粒径0.1〜50μm、吸油量2〜10+nQ
/gの花弁状シリカに含浸されていることを特徴とする
固形洗浄剤を提供するものである。
本発明においては、油分はシリカに含浸されていること
を特徴とするが、この場合、シリカとしては、平均粒径
が0.1〜50μm、吸油量2〜10+Q/gの花弁状
シリカが用いられる。このような花弁状シリカは従来公
知であり、例えば、合成法により得られた花弁状のカル
シウムシリケート(2CaO・3Si02 ・n5i0
2 ・mH20m1(20、但し、n、 mは正の数で
、nは通常、0.1〜10である)を鉱酸と接触させて
カルシウムイオンを溶出させることによって得ることが
できる。このようにして得られる粒子は、花弁状のいわ
ゆる形骸シリカ粒子であり、その製造法についての詳細
は、特開昭54−118399号に記載されている。
本発明で用いる花弁状シリカにおいて、その平均粒径は
0.1〜50μm、好ましくは10μm以下にする。花
弁状シリカの粒径がこの範囲より大きくなると、得られ
る固形洗浄剤の肌に対する感触が悪くなる上、混線装置
を摩耗させる割合も大きくなり、そして、この摩耗によ
り生じた金属粉は固形洗浄剤中に混入し、悪影響を与え
る。花弁状シリカの吸油量は、一般に10m Q /g
以下である。吸油量が1m Q /g以下の小さい花弁
状シリカの場合、油分保持力を充分でないために油分の
固形洗浄剤表面への浸出が起り、ベトッキが生じるよう
になるので好ましくない。従って、本発明では、吸油量
2〜Low Q /gの花弁状シリカが用いられる。特
に好ましい油分保持力を有し、かつ使用時の均一な放出
性を得るためには、吸油量2〜6m Q /gのものを
使用するのが好ましい。又、花弁状シリカの量は固形洗
浄剤全量に対し0.01〜20重量%の範囲で使用され
る。20重量%を超えると使用感が劣ってくる。より好
ましくは配合量は0.1〜10重量%である。
本発明においては、前記花弁状シリカに対して油分を含
浸させるが、この場合の油分の含浸は、常温又は加温条
件下で、花弁状シリカに油分を滴下混合したり、スプレ
ーしたり、あるいは油分中に花弁状シリカを浸漬したり
する等の各種の方法により行うことができる。油分は、
固体状あるいは液状のものが用いられる。これら油分と
しては天然系の動植物油や、種々の合成油が単独又は混
合物の形で採用され、その種類は特に制約されないが、
固形洗浄剤使用時の油分の適度な放出性の点から好まし
くは2000cp(25℃)以下、特に好ましくは10
00cp以下の粘度のものが使われる。又、固体状油の
場合、低粘度油(例えばテレピン油等)を配合すること
により、粘度を2000cp以下に低下させると、有利
である。
次に、油分の具体的種類を示すと次の様なものがある。
(a)動植物油脂 アボガド油、小麦胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油、アー
モンド油、カカオ脂、タードル油、大豆油、綿実油、落
花生油、ビタミン類等。
(b)ロウ類 ホホバ油、ラノリン、ミツロウ等。
、(C)炭化水素 流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、セレシン等。
(d)合成エステル カルボン酸とアルコールから得られる脂肪族系、脂環族
系及び芳香族系の種々のエステル等。
(e)シリコーン油及び変性シリコーン油等のシリコー
ン誘導体。
(f)香料 オレンジオイル、レモンオイル、ローズオイル、ジャス
ミンオイル、カルダルウッドオイル、クローブオイル、
ラベンダーオイル、ペパーミントオイル、スペアミント
オイル等の天然精油、炭化水素系、アルコール系、アル
デヒド系、エステル系の合成香料。
これら油分の添加量は、固形洗浄剤全量に対し0.00
1〜15重量%が適当で、0.01〜lO重量%特に好
ましくは1〜IO重量%である。又、花弁状シリカに対
する油分の添加割合は、花弁状シリカ100重量部に対
し、10〜1000重量部であり、花弁状シリカの飽和
吸油量以下に規定するのが望ましい。
油分の添加量が花弁状シリカの飽和吸油量を大きく超え
るようになると、油分の一部を固形洗浄剤に直接添加し
た場合と同様の結果を与えるので好ましくない。尚、ご
く僅かの超過は、本発明の効果を発現する範囲でゆるさ
れうる。また、一般に、油分の添加量が花弁状シリカ1
00重量部に対し10重量部より低くなると、油分がシ
リカ粒子に強く吸着され、使用時に油分の放出されがた
くなるので好ましくない。本発明の場合、油分の添加量
は、花弁状シリカ100重量部に対し、200〜600
重量部の割合にするのが特によい。
本発明の固形洗浄剤は、例えば前記の油分含有花弁状シ
リカを洗浄剤基剤と均一に混練することによって得るこ
とができる。この場合、洗浄剤基材はチップ状で用い、
この石けん基材のチップと油分含有シリカをあらかじめ
混合ミキサーにより攪拌して均一の混合物とするのが特
に効果的であり、以後は通常の方法により混練される。
本発明で用いる固形洗浄剤の洗浄成分は一般に知られて
いるものでその種類は特に制約されず、動植物油脂より
誘導される高級脂肪酸塩を活性剤とするいわゆる石けん
や、他の固形洗浄剤成分。
例えば、アルファオレフィンのスルホン化物の塩、アル
キルアリルスルホン酸塩、アルキルアルコール硫酸エス
テルあるいはその塩、イセチオン酸ナトリウム、ザルコ
シン等が挙げられる。
〔効 果〕
本発明においては、前記のように、油分は特定の花弁状
シリカに含浸保持された形で固形洗浄剤中に含まれるこ
とから、油分を直接固形洗浄剤基剤と混練して得られる
従来品に見られるような不都合は一挙に解決することが
できる上、多量の油分を安定に含有させることができる
ので、使用感にすぐれた製品とすることができる。殊に
、従来技術の場合、油分の添加量を多くすると、固形洗
浄剤基剤と油分の混和性が劣り、混線ロールの滑りや、
型打工程において、金型からの固形洗浄剤の剥離が悪く
なり、生産性の著しい低下の問題が生じたが、本発明の
場合、このような問題は起らない。本発明の固形洗浄剤
は、使用に際し、水や温湯に接触すると、シリカ粒子か
ら油分が均一に放出され、その油分に基づく種々の効果
を得ることができる。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 無機微粒子5重量部に油分を5重量部含浸させ、この含
浸物を、牛脂/ヤシ油= 80/20からなる油脂から
得られたナトリウム石けん乾燥チップ90重量部(水分
12%)に配合し、混合ミキサーを用いて混合した後、
混線ロールで2〜3回混練を繰返し、得られた混線物を
押出機で棒状に押出し、1個90〜100gに切断し、
この切断物を石けん金型に入れ、型打した。
次に、このようにして得られた石けんについて、その製
造性、安定性及び使用感を評価した。
評価項目: (1)製造性 石けん混線時のロールの滑りのなさを目視にて評価。
(2)安定性 石けんを包装した状態において、45℃恒温槽で1力月
間保存した後、着色の有無及び油分の浸み出しの有無を
目視にて評価。
(3)使用感 石けんを手にとったときのベトッキのなさ及び水又は温
湯で手を洗った時のざらつきのなさを官能により評価。
なお、前記において、無機微粒子としては、下記成分組
成を有する花弁状シリカ(徳山曹達■製、フローライト
700)の他、比較のために珪藻土及びタルクを用い、
また、油分としては、香料(ジャスミン系香料)、アボ
ガド油、小麦胚芽油を用いた。この場合、使用した無機
微粒子の平均粒径はいずれも10μm以下である。
花弁状シリカの物性 (1)外観:白色微粉末 (2)5〜6m Q /g (3)粒径:5μm以下 (4)化学組成: Si0288−90%、CaOO,
1%、(重量%)八〇 zo30.4%、Fe2O30
,01%、揮発分9〜10%。
また1表−1に示した評価基準は次の通り、である。
0・・・優れている Δ・・・やや劣る X・・・劣っている 実施例2 油分として香料を含浸させた花弁状シリカ(実施例1で
示したものと同じ)を種々の貴石けん基剤に配合した以
外は実施例1と同様にして、石けん製造すると共に、そ
の製造性、安定性及び使用感について同様に評価した。
その結果を表−2に示す。
なお、表−2に示す評価基準は次の通りである。
O・・・優れている Δ・・・やや劣っている ×・・・劣っている。
表−2 実施例3 下記に示すシンプツトバータイプの固形洗浄剤を実施例
1と同様の方法で調整した。このものは、製造性、安定
性、使用感とも、油をを直接洗浄基剤中に添加したもの
に比べ優れていた。
イセチオン酸ナトリウム 60重量部 牛脂石けん 14〃 アボガド油含浸花弁状シリカ 10〃 (アボガド油lシリカ= 500/100)ステアリン
酸 10〃 酸化チタン 0.1〃 E DTA −2N a O,1// トリクロロカルバニリド 0.1〃 水 分 残 全 実施例4 下記に示すアルファオレフィンのスルホン化物のナトリ
ウム塩を主成分とする固形洗浄剤を実施例1と同様の方
法で調製した。このものは、形造性、安定性、使用感と
も、油分を直接洗浄剤基剤中に添加したものに比べ優れ
ていた。
Cxa−22AOS−N a 50重量部牛脂石けん 
23〃 ヤシ油石けん 4 〃 ステアリン酸 5 〃 小麦胚芽油含浸花弁状シリカ g n (小麦胚芽油/シリカ= 400/190)酸化チタン
 0.1〃 E D TA −2N a O,1//トリクロサン 
0.l〃 水 分 残 余 年 続 補 正 書 昭和59年7月70日 1、事件の表示 昭和59年特許願第106184号 2、発明の名称 固形洗浄剤 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都墨田区本所−丁目3番7号氏 名 (6
76) ライオン株式会社代表者 小 林 敦 4、代理人〒151 住 所 東京都渋谷区代々木1丁目58番10号5、補
正命令の日付 自発 6、補正により増加する発明の数 0 7、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄8、補
正の内容 本願明細書中において、次の通り補正を行います。
(1)第6頁第14行のro、oot〜15重量%」を
、ro、001〜20重量%」に訂正します。
(2)第6頁第14行の「適当で、」とro、ol−1
0重量%」との間に、「好ましくは」を挿入します。
(3)第14頁下から第3行の「形造」を、「製造」に
訂正します。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)油分を含有する固形洗浄剤において、該油分は、
    平均粒径0.1〜50μ■、吸油量2〜10m Q /
    gの花弁状シリカに含浸されていることを特徴とする固
    形洗浄剤。
JP10618484A 1984-05-25 1984-05-25 固形洗浄剤 Granted JPS60250100A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10618484A JPS60250100A (ja) 1984-05-25 1984-05-25 固形洗浄剤

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JPS60250100A true JPS60250100A (ja) 1985-12-10
JPS6126573B2 JPS6126573B2 (ja) 1986-06-21

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ID=14427125

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001019950A1 (de) * 1999-09-10 2001-03-22 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Reinigungsmittelkomponente mit feinteiligen feststoffen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001019950A1 (de) * 1999-09-10 2001-03-22 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Reinigungsmittelkomponente mit feinteiligen feststoffen

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JPS6126573B2 (ja) 1986-06-21

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